ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 法要

 お盆休みの思い出話シリーズです。
 15日は義母のところにお坊さんを呼んで拝んでいただいたのですが、法要の途中でいきなりお坊さんの携帯が鳴りました。
 鳴ってしまってバツが悪いだろうなあと思いながら、黙殺しようという空気になりかけたのですが…
 なんとお坊さんってば「すいません」と言って法衣から携帯を取り出して、電話に出られたのです。びっくり!!しかも電話の相手はなんとおべんとう屋さん(大声でそのままお話をされたので、話が筒抜けだったのです、笑)
 「明日檀家さんたちの会があって、そのためのお弁当の話なんです!小さい寺ですけど、30人は集まるんですよ。はっはっは。すみませんでした。」となぜか電話の後でしばし世間話をして、何事もなかったかのようにお経に戻って行かれました。
 お坊さんがお帰りになったのち、義兄は「なんじゃありゃ!」と激怒してましたが(もっともだ!)わたしはあまりの展開になんだかおかしくて、笑いをかみ殺してました。
 きっと草葉の陰でおもしろがりの義父も笑いをかみ殺していたに違いないです。
 うちの子どもたちはかなり年を取ってからの孫だったので、義父には本当にかわいがってもらいました。今日はふたりとも連れて行けたし、ひとりを除いて孫も勢ぞろいしていたので、きっと義父も喜んでくれたのではないかと思います。
 旧知のお坊さんに対しては怒っていたかもしれないですが(笑)