ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 寝ても覚めても!

 今日は音楽会でした。今年の初コンサートはクラシックのコンサート。もちろん学生時代近辺ではそんなことあたりまえだったわけですが(笑)ここ数年を考えると非常に珍しいパターンです。場所が都心で街路樹も美しく、小綺麗で美しい小さめのホールだったので尚のこと心躍りつつ、数々の演奏を心から楽しんできました。
 例によって場所や人物が特定されてしまうと必然的にわたしも特定される恐れがあってヤバイので(笑)詳しくは書けないのですが、わたしがこれまで生演奏のみならず、CDで出会ってきた数々のピアニストの中で、最も好きな演奏家の部類に入る方です。技術的に素晴らしいのはもちろん、表現がとても好き。今まで「こういうのがピアノだ」「こういう弾き方がベストだ」と思ってやってきたものがここ数年でずいぶんくつがえされました。目からウロコとはまさしくこういうことだなあと思います。
 たまたま先生を知るきっかけになった「張り紙」を見た時にはまだ先生の演奏を聞いたことがなかったことを考えると、こんなに相性がいい先生と出会えたことは奇跡的な出来事だと思ったり。
 先生はわたしよりかなり年下ですが、この方と同じ時代に生まれ接点ができ、直接に教えていただけるということはしあわせなことだなあと思ったのです。今まで受験期も含め、何人もの先生方に教えていただいてきましたが、中にはどんなに素晴らしい先生であっても演奏の相性やスタイルが合わないこともありましたし、本当に信頼していた先生が突然亡くなられたこともありました。
 もちろん学生時代や高校生くらいの時に先生に巡り合えればもっともっとよかったに違いないわけですが、多分当時の先生はまだ小学生?!しょせん無理な話なわけで(笑)今出会ってこそ!の出会いだったわけなのです(笑)
 いろいろな「たまたま」が数多く重なって、いろいろな経験をたくさん積んで、そして今の出会いがあるんだなあと思うと、今後についても年を取ることに対しても、なんだか楽しみや希望が持てる気がしてきます。
 ついでに言えば、先週の土曜日は今年初東京ドーム!だったわけですが、こちらもまたライブではなくて「東京国際キルトフェスティバル」。なんだか、珍しいこと続きです(笑)ま、年齢的に言えばこっちの方が余程普通なんでしょうけれど(笑)
 どちらも本当に素晴らしかったので、忘れないうちにその感動を日記に載せたいと思っているのですが、どうも「しるし」ばっかりリピートして、ぽーっとしちゃって(笑)文章を綴ろうという気持ちになりません(笑)
 それでも今日の音楽会は格別に素晴らしかったので、頭の中がラフマニノフやアレンスキー、ストラビンスキーでいっぱいになって、美酒に酔ったような気持で帰ってきたというのに…なのに、なのにですよ。
 とりあえずスーツを脱ごうと部屋に入ったら、部屋のパソコンでオットがひとり、HDDに万が一のトラブルがあったらイヤだと思っておさえに録画してあった「堂本兄弟」を見ているではありませんか!!!
 というわけで、ま〜た見てしまいました。ええ。立ったまま、最後まで(笑)
 そうしたら必然的にまた「しるし」リピートに逆戻り(笑)どうしてここまで惹きつけられてやまないのか、ちょっと当惑するくらい聞き倒しているんですけど。この曲を聴いていると、ここのところちょっとご無沙汰しているもうひとりの大好きなアーチスト、244さんにたまらなく会いたくなります。わたしにとってはKinKi KidsE☆Eも同じくらい大切で切実に心が欲するアーチストなのです。
 それはさておき…明日こそ心をちゃんと入れ替えて、音楽会の話やキルトフェスティバルのことを書きたいです。