ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 2度目のラストパーティー

 下のエントリーで書いた理由で、後ろ髪をひかれるような思いで参加してきたケリーライブですが、参加するからには、その時間は楽しもうと決めていたので、十分に2日間とも楽しんできましたよ。心は時々ちくちくズキズキして、不安がさざ波のように押し寄せてきましたが、それは仕方がないこと。ミントの心配を完全に忘れ去ることはできませんでしたが、その分を差し引いても、ライブは十分に堪能しましたし、参加できて本当にしあわせでした。
 今年になってからのわたしは、楽しくて高揚することと胸がふさがれることが必ず隣り合わせに襲ってきて、心の中が常に「泣いていいのか笑ってもいいのか」状態になってしまう運命にあって、結果泣きもせずはしゃぎすぎもせず、結局感情はすべて音楽に委ねて、家では淡々とやるべきことをやって暮らしているという…いいんだか悪いんだか。
 順を追っていずれ書きたいと思っていますが、いろいろ心配ごとがあって寝不足の極限状態な上に、明日仕事がびっちり詰まっていますので、今日はやめておきます。
 ちょっとだけ今日のことに触れておくとすると、全体にさびしくて悲しくなるかと思ったら、とにかく最後まで楽しくてたまらないままで終わりました。(再追加のことは、もちろん最後の最後まで知らなかったわけですから、2回目のオーラス気分はちゃんと味わってたわたしとしての感想ですよ!)アネもとても楽しかったらしいです。
 最後の最後に追加のそのまた追加話が出て、これは殴られたような衝撃。「もう勘弁」ということではさらさらなくて(わたしに限ってそんなこと、言うわけないじゃないですか、笑)日程とお金と良心(家族に対して。そしてここまで貪欲に通いたがる自分に対して)の問題で…ということです。「ま、とりあえず続きは明日考えよう」…というわけでこの件につきましては、ただ今現実逃避中です。
 今晩の一番のニュースはと言うと何といってもダブルアンコールで「オリカラ」と「街」を聞けたこと。それも前のままではなくてリアレンジされ、いい具合に力が抜けた歌い方で、かなり生まれ変わった曲たちでした。これらの曲を歌うに至った経緯の話は結構深かったので、とっても触れたい気持ちなのですが、いい加減に書いて誤解を招くのは本意ではないので、もう少し記憶を辿るために温めます。
 とりあえず、つよしさん、皆さん。追加ライブ完走、おめでとうございます。いっぱい楽しませてくださってありがとう!ライブに携わったミュージシャン、スタッフ、すべての皆さんが、音楽に対して真摯で、前向きで、こんなに回を重ねても現状に満足せず、「もっとレベルの高いものを・・・もっと素晴らしいものを」と常に走り続けている姿を見れてよかったです。大人になりすぎて忘れかけていたものを、思い起こさせていただいた感じです。そして、最後の2曲を聞きながら、つよしさんのあの声が、表現力が、本当に好きなのだとしみじみ思いました。
 わたしも「音楽って本当に楽しい、楽しい、たのし〜い!」って、4歳から当たり前のように思っていたことを、この年になって徹底的に再確認させていただきました。
 日ごろ毎日のように音楽に触れ、伝えようとしているくせに、「仕事は仕事だからなんてわかったようなことを言って、どこか音楽に対して自分で限界を決めて事務的になってなかった?!自分が楽しんでなきゃ伝わらない!」なんて、深く反省。いい刺激をいっぱいもらったし、わたしもがんばろっと!
 詳しくはもろもろが少し落ち着いてから、追って書きたいと思います。その前に掃除だ!レッスンだ!そして、夏休みをきちんと終わらせなければ!