ほぼ復活!
昨日はオトートが試合だったので、無理やり7時に起きてお弁当を作って送り出したあとは、ふとんに逆戻り。やっとつらくない状態で寝ていられるようになったので、気持ちよくお昼過ぎまで寝ていました。(本当に具合が悪いときは、寝ていてもつらいんだなあ・・なんて久しぶりに思い出しましたよ。)その後もお布団とキッチンを行ったり来たりしながら、ナルニア国へ2回目の旅をしてました。
カスピアン王子のつのぶえ―ナルニア国ものがたり〈2〉 (岩波少年文庫)
- 作者: C.S.ルイス,ポーリン・ベインズ,C.S. Lewis,瀬田貞二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06/16
- メディア: ペーパーバック
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今、別の読みかけの本のなかで、『現代っ子たちに圧倒的に足りないものは、「経験」であり、その経験を補うために、どれだけ「読書」が大切か』というようなことが書いてあるのですが、この物語を読みながら、つくづくそのとおりだとうなずいています。
学校があって、部活があって、習い事があって、その他に塾もあれば宿題もあり、一週間のほとんどを、スケジュールびっちりに決められてしまっている現代っ子たち。うちの生徒たちも、ぐうたらなわが子たちでさえも例外ではありませんが、彼らに圧倒的に足りないのがいろいろな「経験」というのには、本当に賛成です。遊ぶ時間、子ども会やお祭りに参加する時間も、喧嘩するほど友達と共有する時間も、何もせずぐうたらする時間でさえもが、十分ではありません。日常の中で、様々な経験を積む時間が圧倒的に足りていないのです。
そんな足りない時間のはざまに、ナルニア国のような別の時間が流れる場所があって、「様々な冒険をして帰って来たのに、こちらの時間の中では、ほんの一瞬だった。」な〜んてことができるのだったら、どんなにいいことでしょう。
それができない代わりに、人は本を読むのかもしれません。少なくとも本の世界にならば、一瞬にして入ってゆけるし、パタンと閉じれば現実に戻ってくるのも簡単です。大人も子供もそうやってもっといろいろな本を通して、自分以外の人の気持ちや立場にも心が沿えるようになれたらいいのに・・・そうすれば、もっと世界は平和になるかも・・なんて布団の中で考えていました。
さて、今朝からはほぼ、日常生活が普通に戻りました。今日一日はまだ、誰かにうつしてはいけないので、バロンの散歩に10分弱出た以外は、全く外にも行かず、誰にも会わずでしたが、お洗濯やらアイロンかけやら、家事をちょいちょい片付けたりしました。
レッスンは日曜と月曜がたまたま休みだったので、金、土と二日間だけお休みさせていただいただけで済みました。2日分なら、振替もそんなに大変ではないことと思います。明日から、普通どおりレッスンを再開します。夕べあたりは、だいぶ調子もよかったので、久しぶりに純粋に自分の楽しみだけのために、ピアノを弾いたりもしました。ディズニーの名曲や映画音楽、ショパンのノクターンなんかをゆっくり弾いただけですが、すご〜く気持ちよかったです。
そんなこんなで、わたしもなんとか日常に戻っていけそうです。タイミングよく、本屋さんから、金曜日、寝込む寸前に取り寄せを頼んだ雑誌が来たという連絡をもらいました。病後の初お出かけが、本屋さんに「BARFOUT!」を取りに行くこと・・・なんて、なんともわくわくするではありませんか(笑)
それにしても今年は本当にインフルエンザの当たり年でした。別々に家族3人がかかって、ずっと病人が切れませんでした。ここで終わりにできるといいのですが。どうか「最後の砦」であるところの、オットにはうつりませんように(願!)