ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 恒例のニューイヤーコンサート鑑賞

 昨晩、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサート 2006を父と一緒に見ました。今年の指揮者はマリス・ヤンソンス。とっても楽しかったです。
 毎年KinKi Kidsコンが終わり、一日遅れで実家でこのコンサートの録画を見せてもらうということになっています。妹夫婦やわたしたち夫婦と父母と共に、ぐでんぐでんに酔っ払いながらこのコンサートに浸ります(笑)年齢的にも十分に大人な人たちが、とてもリラックスして音楽を楽しんだり、楽しい趣向を凝らしながら演奏したりしているのを見るのが本当に楽しみです。明るくて華やいでいて遊び心たっぷり。クラシックというと日本人は居住まい正して聞かなくてはというイメージがあるみたいですが、そんなことは全然ないのになといつも思います。
 今年はモーツァルトイヤーだそうで、「フィガロの結婚」などいろいろなところにモーツァルトが散りばめられているのがうれしかったです。何より気持ちが高揚したのは、もちろんアンコールの「美しく青きドナウ」と「ラデッキー行進曲」。来る?来る?と期待しつつ待っていて、やっぱりこれが来た時のしあわせったらありません。何度も聞いた昔話の結末を期待しながら待っている時と似た感覚です。
 「『ラデッキー』を聞いた時の高揚感は、わたしにとってはKinKi Kidsコンのダブルアンコールの「フラワー」と一緒なのよ。」と酔っ払った勢いで同じくKinKi Kidsファンの姪っ子に力説していたら、家族が苦笑してました。クラシックファンにもKinKi Kidsファンにも叱られそうですが、そうなのだから仕方ない。こうやっていつもの手順で順番どおりに音楽に浸れるっていうのも、幸せの象徴のような気がしてうれしかったです。