ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 日にちばかりが過ぎて行く!

 気がつけば27日。なんて早いのでしょう。アネもオトートもバイトに部活で7時半には出かけてしまうので、ほとんど冬休み前と変わらない生活が続いています。今日のレッスンは、午前の大人のレッスンから始まって、夜8時半まで通常営業なので、余計にそう感じるのかもしれません。日記も書かずにほったらかしていたのは、忙しいからではなく、フィギュアスケートに夢中になったり、ドラマの最終回を見たり、やっとパソコンを開いたかと思ったら、あちこちで大阪のコンサートのレポを拾っていたりするのです。「ピアノの森」の11巻と、あさのあつこさんの「バッテリー」の4巻を見つけてしまったこともあります。「博士の愛した数式」も、もうぎゅうぎゅう本を抱きしめてしまいたいくらい、いい話だったし(笑)それぞれの感想を書く時間が取れれば、後ほどゆっくり触れたいと思います。ああ、年の瀬も押し迫っているというのに、なんというお気楽主婦であることよ。
 ところで、サイドバーにぺたぺたといろいろ貼られているものにお気づきでしょうか。これはわたしの手によるものではなく、いろいろなかわいらしいバナーを集めることに夢中になっているアネが、わたしが好きそうなものをついでに貼ってくれたのです。WEB拍手のペンギンさんは、アネとふたり「かわいい!かわいい!」を連発しつつ、しばらくじっと見入ったりしていました。こういうものを探してくることにかけては、彼女の情熱はすごいです。なんたって自由に使える時間が圧倒的に違うのですから、張り合うつもりは毛頭ありません(笑)母としては、ありがたく頂いております。
 ただ今の懸案事項は、新年1回目のレッスンで配る「ファンシー文具」集めです。始まりは、いつもお歳暮をたくさんいただくので、ちょっとだけお返しをと言うことですが、人数が増えるにつれ、年齢層もバラエティーに富むにつれ、大変な作業になっています。この詰め合わせの元は、近所の大型文具店の福袋です。1200円の福袋に6000円分くらい入っていて、これをいくつか購入し、中身をばらして、子どもの大きさや性別などを考慮しつつ、分けて行きます。福袋と言う事は何が入っているか毎年綱渡りだし、袋詰めなど結構大変な作業なのでそろそろおしまい?とも思ったのですが、これを結構子どもたちが楽しみにしているらしいことを耳にし、困りつつもうれしいので継続です。
 今年のセットを開けてみたら、まあまあかわいいもの、実用的なものも多いのですが、まつげをカールするビューラーや、小さなゴミ箱、弁当箱なども入っていて、どうするんだろう?これ?(文房具屋ってそういう店でしたっけ?)まあ、面倒ですが、これも楽しみの一つ。博士の愛した数式」を読んでいて、「子どもには無条件の慈しみを」という博士の姿勢に痛く共感してしまい、このことを何度も思い出しています。愛情をかけると言うことは、高い物を買い与えるとか、子どもに媚びるとかっていうことではなく、「いつも気にかけているよ。大切だよ。あなたが喜ぶ顔を見ることはわたしも幸せでもあるんだ。」とか・・・気持ちが大切なのだなあ・・・と。
 なんでこんなことをくどくど言うかというと、アネが横で「福袋を解体して配るなんてセコイんじゃないの?!」と呆れ顔で見ているから(笑)あのねえ、お金じゃないのよ。一人ひとりの顔を思いながら、ささやかだけど、彼らの喜ぶものを・・・って時間をかけることが大事なんだから、と自分を納得させる母なのでした(笑)