ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

[日記]恥のうわぬり

 またやってしまいました。もう穴があったら入りたいです。
 パソコンの帰りに駅の中にある大きな本屋さんに寄るのはほとんど習慣だと思ってもいいくらいなのですが、そこでの出来事です。本をさんざん物色した帰り道、まだまだ食品の買出しなど寄るところがたくさんあるので、お手洗いを済ませておこうと思ったのです。ここのトイレはとてもきれいなので、結構利用しています。
 いつもそうなのですが、わたしってオンとオフがものすごくはっきりしているらしくて、気を抜いているときは、とことん気を抜いているわけです。なので、ぼ〜っとしながらまっすぐにトイレに入って行き、ぼ〜っとしたままで出て手を洗っていたら、続いて男の人が3人入って来ました。「え〜??どゆこと??」動揺を隠し切れないわたし。だってここのトイレはきちんと男女別れているはずなのです。そこで鏡越しに男子用便器を確認したわたし。「Oh! My God!!」男子用トイレじゃない??
 この時のわたしと来たら、今朝ファンヒーターに灯油を入れた時にこぼしてしまったのか、なんだか手が灯油くさい気がしたので、珍しくせっけんをつけて手を洗っていたのです。逃げるように去りたいのは山々ですが、せっけんを落とさないことにはトイレから出ることもできません。「あのね、故意にここに入ってるんじゃないのよ。そういう趣味はないから・・・」なんて心の中では必死に弁解していたのですが、もちろん声に出してなんて言えません。構わず用を足している熟年男性の後ろで、必死に石鹸を落として走って逃げて帰りました。あ〜やだやだ!もういやだ!本屋さんの隣が駅なので、電車に乗っても安心できず、キョロキョロしちゃいました。さっきの皆さんが乗ってないか心配だったのです。ああ恥ずかしかった!!ちなみに、もっと恥ずかしいことに、ここのトイレで男子用と間違えたのは2度目です。よそで間違えたことは断じてないのですが、どうしてここへ来ると吸い寄せられるように男子用に行ってしまうのでしょう。誰か助けて。