ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 爪剥離症

 8月の真ん中あたりで、左手の中指の爪に裂け目が出来ているのを発見しました。その時はひっかかって不便だなあと思うくらいで深く考えず、マニュキアでくっつけとけばいいかっというくらいの感覚でした。
 ところが実はこれはプロローグに過ぎなかったのです。それからも、爪が伸びて直りかけると、他の指にいつの間にか裂け目ができ・・・気がつけば指3本くらい、縦方向に割れてきて、場所によっては両側から真ん中くらいまで薄くはがれてきています。先週くらいにネットで調べたら水虫とかカビとか、はたまた内臓疾患とか、ホルモン異常とか、原因もいろいろあるらしいとわかり怖くなって、気分はすっかり重病人(暗示に弱いのです)こりゃいかんということで、皮膚科に行ってきました。 
 ところがこれが大失敗です。ものすごく混んでいて、2時間半も待たされた挙句、上記に記したとおり、爪剥離症という病名はわかったものの、「原因不明」対策は「はがれてきたら深めに切る」ってそれだけでおしまいです。(時間泥棒!)
 しかも、今一番ひどい右手の人差し指の爪を半分くらいニッパーで「バリバリ〜っ」と無理やりむしりとられてしまいました(だから、痛いってば!)「はい、これで大丈夫」先生は自信満々におっしゃいましたが、大丈夫なわけがありません。家事をしようとして、爪のないところに堅いものがさわると激痛。おそるおそるノートパソコンの、薄っぺらいキーボードを叩いてもやっぱり激痛。こりゃ、ピアノヤバイ?と思っていたら、案の定恐ろしいことになってました。気をつけていたって、長年の習慣は恐ろしく無意識に指を立てて弾いてしまうし、鍵盤を叩いている部分は日頃から鍛えてるので案外平気ですが、勢い余ってピアノの壁に指が当たると目から火が出そうな勢いです。こんなことなら、病院に行くのはやめておけばよかったですが、行ってしまったものは仕方ありません。
 なんとか8時半に全部のレッスンを終え、昨日の出来事について日記に記す気満々だったのですが、あきらめました。この痛さには耐えられそうにありません。
 ちなみに昨日は、オトートとオット組、アネとわたし組に分かれて遊びに行きました。男組は、東京ドームへ巨人ヤクルト戦の観戦に。女組は「チャーリーとチョコレート工場」を見に行きました。いろいろと詳しく書きたいところですが、これについてはもう少し、爪がない部分が鍛えられて、痛くなくなってからにします。映画、最高でした(笑)
 そういえば、香水をひとつ買いました。限定版の「SAMURAI WOMAN ONE LOVE」です。どちらかと言うと、わたしが持っているものの中では、ランバンのに似たフルーティーな感じで、チビちゃんたちが好きそうな香りです。柑橘系が入っているので、極端に甘すぎず気に入りました。
 ピンクの本物のスワロフスキー(ビーズの種類。1個いくらという単位で売っている高めのものですが、輝きがとてもきれい。ビーズで何かを作るとき、ポイントによく使います)が瓶の底に沈んでいる(画像参照)のも決め手になったかも。
 秋の気配は身近ではまだありませんが、気持ちが一足先に秋に向かってきているのか、聞きたい音楽がちょっとずつ変ってきました。CMソングで「おー人事!おー人事!」のバックに流れているチャイコフスキーの「弦楽セレナードハ長調、Op.48」、缶コーヒーのFIREのCMで流れるStevie Wonderの「To Feel The FIRE」なんかがかかると耳をすましていて、秋の到来の予感にきゅんとしながら聞いています。チャイコフスキーのCDはとうとう引っ張り出して来ました。
 それにしても指先が痛くて、書きたいことが半分も書けません。爪って大事、きちんと役にたってくれているのね。
 とりあえずここ数日温めていた文章があるので、下に貼り付けて今日はおしまいにしたいと思います。