ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 香りとメイク

 きのう、なぜかお隣のおばちゃんに「人数あわせのために来て」と頼まれて、某化粧品のメイクアップ教室なるものに行きました。市の公民館を借りてやった無料の教室です。
 わたしは日頃顔色を整えるくらいで、ファンデーション、口紅、チークくらい、とてもシンプルなお化粧しかしません。眉は濃すぎて整えなくてはならないほどなので、書いたことがないし、アイメイクをするとたぬきか、それとも夕方からご出勤ですか?と言われる姿になってしまうので、本当になにもしません。
 一緒に呼び集められたトモに至っては、全くノーメイクでも平気だし、おばちゃん家の嫁も借り出されていましたが、彼女も若さも手伝ってほとんどすっぴんです。こんなメンバーに60代のおばちゃんとそのお仲間グループいうメンバーでどうなるのだろうと思っていたら、溢れかえるくらい大勢来ていたので、本当にびっくりしました。
 「化粧品の販売はしない」がうたい文句だったので、紹介されたのみでしたが、パンフレットを見ると、わたしが使っている化粧品とは一桁違います。3万円のファンデーション、1万円以上する洗顔料。今から日常の化粧にそんなに投資したら、もうちょっと年をとってどれだけ化粧にお金をかけることになるのかと、ぞっとしながら帰って来ました。
 実際のメイクは確かにステキだし、美しくなるといえばそうかも。でも、何色も組み合わせたり、基礎化粧からステップのたくさんあること・・・これでフルメイクしようと思ったら30分は早起きしなくてはならないことでしょう。絶対無理!!今までどおりでいいやと思ったできごとでした。
 だいたいわたしが日常的に仕事で会うのは、ほとんどが子どもです。洋服もワンピースやスカートではなくて、Tシャツにジーンズがほとんどだし、ゴージャス路線ではなくて、子どもに「先生、今日のTシャツかわいい!あたしもそれ着たい!」な〜んて言われるのが最大の賛辞だと思ってます・・・たとえお世辞だとしても・・ね。
 ところで、メイクはともかく最近秋の「香り」が気になるようになってきました。以前はコロンの香りにくしゃみが止まらなくなって笑われるくらいだったのですが、去年あたりから、急に目覚めたように、香りに惹かれるようになりました。(今でも、あまりに濃厚な香りや、いっぱいつけている人は苦手ですが)ほのかに香る程度につけるのが好きです。
 30代前半にマレーシア在住の頃、「香りは苦手です。」と言ったらニュージーランダーの英語の先生シェリーが、「まだまだね!40も過ぎれば香りがわかる大人の女になるわよ」なんて言っていて、「な〜に言ってんだ!苦手なものは苦手なのよ!」なんて思っていたのに、気がつけば予言どおりになっているではありませんか。(似合うかどうかは別ですが、少なくとも好きです)
 画像は、我が家の香りたち。中でも「one summer」にはこの夏中ずいぶんお世話になりました。そろそろ秋です。秋を感じる香りを身にまといたいと思っています。新しいピアスもほしいし、買い物に行きたくなって来ました。