ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 こりゃ大変!

 ミントの糖尿病の件はすでに書きましたが、ケアを始めて、4日目。大騒動になっています。
 まず、毎朝晩薬を飲まさなくてはなりません。バロンならソーセージかなにかに埋め込めば楽勝で食べてくれるし、ルナならば抵抗はするけれどまあまあ簡単。しかし、ミントとなるとそうはいきません。コイツはとても賢いし用心深い猫なので、そう簡単には騙せません。昨日なんてアネと二人がかりで万全の構えで飲ませたら、知らん顔して階段を下りて行き、途中でペッと階下に吐き捨てました。なんという奴。飲んだふり、フェイクをしていたのです。
 とはいえ薬を飲み始めてから、明らかに水を飲む量が減っているところをみると、効いているに違いないので、こちらも知恵を総動員させてがんばらなくては。
 もうひとつの大問題が餌です。初日、珍しさもあってか糖を制限する餌を完食したミントですが、2日目からはやはり前の餌が良いと思ったらしく、新しい餌を拒否しています。
ルナだけにその餌をあげようとすると、なんとかして自分も食べようと走ってやって来ます。
 ルナはというと、ミントが嫌がるその餌を食べてみたくて仕方がありません。でも彼女には食べさせるわけにはいかないのです。ルナはルナで尿道結石にならないような配合になっている今までの餌でなくては健康が損なわれると病院の先生に釘をさされているので。
 そうこうしているうちに、ハンガーストライキに入ったミントは、バロンの餌を狙っていて、油断がなりません。
 次なる手は・・・と今日はそっぽを向いてふくれているミントになんとか新しい餌を食べさせようと、かつぶしをまぶしてみました。(もちろんルナが外へ行ったのを確認してからです)一見この作戦は大成功したようにみえ、ミントも早々と半分くらい食べたのですが、そこで悪いことに電話のベルがなりました。
 振り向いて電話を取って視線を戻すとすでにミントはどこかに行ってしまい、バロンがミント用のふりかけ糖尿病食をむさぼり食っているではありませんか。アンタが食べてどうするよ・・・・
 誰がどの餌を食べ、誰がすでに食べ終わっているんだか混乱の極みです。いっそのこと、餌に色分けしてあるとか、食べ終わるとお腹がグリーンに変わる仕掛けとかあったらいいのに・・・なんて思うこの頃です。