ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「ぬれねずみ」ならぬ「ずぶぬれネコ」

 いよいよ台風が近づいている気配です。目が覚めたら土砂降りでした。夕べ眠りにつく前に、バロンとルナの寝顔を確認しながら「こんな雨降りの日、家族がみんな家の中でしあわせそうに眠っている姿をみるとしあわせの手触りってこんなのかなあって思うよ」なんてのん気に思ったのでした。
 その時にミントの姿はなかったのですが、彼女は抜け目のない賢いシャムネコなので、まさか外にいるとは夢にも思いませんでした。
 朝起きぬけにめざましTVを見ながらコーヒーを飲んでいたら、網戸を叩くかすかな音。風の音だと思わなかったのは奇跡です。ごめんね〜。なんにも知らずにきゃあきゃあ言いながらテレビ見てて。びしょぬれの体を拭いてもらって、にゃあにゃあひとしきり文句を言った後は、わしわしとご飯を食べてお気に入りの座布団に丸くなりました。