ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

[音楽]クラシック・イン

 これは小学館のCDつきマガジンです。今まで本屋さんでちらちら見ていたのですが食指が動かず、ここのところ節約モードなので買う気はさらさらなかったのですが、「ドボルザーク1」という文字が目に入り、大好きな「新世界」のほかに「スラヴ舞曲の第10番、ホ短調」(この曲を聞けば、あれねって思う方が多いと思います)も入っているではありませんか。その上、「スメタナのわが祖国」(モルダウが入っている奴です)。まるで、わたしのために出されたようなCDじゃん!(ありていに言えば好みってことです。)っと大興奮、降参してレジへ持って行きました。「70分ものCD入りで980円は安い」「そうよ、安いよ」と自分に言い聞かせつつ買ってしまいました。
 クラシックの曲の中では、どちらかと言えばきれいで天国のような音楽より重厚な曲が好きです。わかりやすく言えば、モーツアルトよりベートーベン、シューマンよりブラームス、天使のような少年の歌声よりも黒人霊歌のようなものの方が好きなのです。
 このCDは、聞いてみたら本当によかったです。お勧めです。「家路」を聞いて心穏やかになったり、モルダウやスラブ舞曲で行ったこともないチェコの国、ボヘミアになぜか郷愁のようなものを感じて胸がぎゅーっとしたりしています。本屋さんで買えるっていうところが気軽でいいなあと思います。(買いたければCDショップだって行くくせに。結局言い訳です、笑)