ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 いろいろ

 ちょっとバタバタしているので、覚書程度に、先週のことを書いておきます。
印象に残ったドラマ
1.神はサイコロを振らない
ヤス子と山本太郎氏扮する哲也のやりとりの部分に、実はとてもドキドキしつつ見ています。ふたりにヤス子の弟くん(武田くん)が入った3人のシーンも好きです。「ドラマの中の現実」はもちろん非現実的なのですが、突然彼氏より10歳年上になってしまったヤス子のせつなさが心に沁みます。そんなこと全く意に介さず、自然体で包容力抜群の哲也氏を見ているとキュンキュンします。こういうタイプのまっすぐな男性、ドラマで久しぶりに見た気がします。「80才のわたしを想像して」という辺りの会話、何度もまき戻して見てしまいました。ああせつない(笑)
 ちなみに、このドラマと同じくらい楽しみにしている「時効警察」は先週はちょっとトーンダウン?!あんまりわたし的ツボはなかったです。一話完結なので、来週に期待します。
2.N’sあおい
「あおい」が「失敗を繰り返しながら成長する新人ナース」という、ありがちな設定ではなくて、てきぱき働き、正しいことを正しいと言い、わき目もふらず真摯にまっすぐに仕事に打ち込んでいる・・・当たり前のようだけど、最近は当たり前のことが当たり前に評価されない世の中のような感じがしているので、個人的にとても好きです。
 もっとわかりやすい勧善懲悪な話なのかと思っていたら、ちょっと方向が違うのかな?と思わされる展開もありました。もしかして想像していたよりもずっと深い話になるのかしらん?そうならもちろん大歓迎です。
3.功名が辻
1話目の最初の方ですごく哀しい目にあって、両親を亡くした千代ですが、その後の幸運っぷりには目をみはるものがあります。将来のお姑さんには幼い時から娘同然にかわいがられ、美濃に渡れば渡ったで叔父や叔母には本当の娘のように大切にされる。想い続けた人には数々の障害にもかかわらず、いろいろな人に助けられ嫁ぐことができる。今回までの一連の流れを見ていると、ホントに幸せな人だなあと思います。
白夜行」の雪穂と亮司のふたりにも、千代の燦燦とふりそそぐおひさまのようなしあわせを、ちょっとでいいから分けてあげられたらいいのに・・・なんて、なぜかそんなことを思ってしまいました。ああ世の中って不公平。
 他のドラマは、まだHDDの中です。常に病人がいて、おちおちテレビを見ていられなかったので。今週中には追いつけたらいいのですが。
4.堂本兄弟 若槻ちーちゃん
「正直しんどい」ではお馴染みの若槻さん、頭の回転は早いし、グラビアアイドルなのに庶民的だし、「いい子だなあ」とつくづく思いました。オトートの嫁にほしいくらいです(笑)茶化して「計算です」なんて言っていたけれど、多分それは照れ隠し?競馬ノートもお料理ノートも細やかで実はとっても女の子。「さくら」も素直できれいな声質で、久しぶりに(失礼!)音楽部分も気持ちよく聞けました。彼女が選んだバラードは、わたしもみんな好き・・珍しくゲストのことがとても印象に残った回でした。
 いつもは警戒心ありありなKinKi Kidsが早々に打ち解けて、言いたい放題になってました。気になる女の子のスカートをめくっている小学生みたいになっている光一さんが、とってもかわいかったです。対するつよしさんも、鼻声でぽわんぽわんしつつ、でもやっぱり突っ込みどころははずしません。ふたりに思う存分もてあそばれた彼女ですが、多分それは彼らに気に入られたってことだと思います。女の子に心を開くのがとっても遅いKinKi Kidsですから(笑)・・・うらやましいなあチナッティー(笑)

[日記] また来た!A型

 そうなのです。今度はアネがインフルエンザにかかりました。今年は大当たりです。なんとか無事にオットは機上の人となりましたが、果たして大丈夫だったのか?今後インドネシアで発症したりしないのか?と、ちょっと心配しています。
 実は昨年、予防接種はしたのにオトートがかかったので、予防接種って効果あるの?という気持ちになり、今年は子供たちの分をケチって注射をしませんでした。きっとそのバチが当たったに違いないです。予防接種をした大人二人が今のところ元気なところをみると、やっぱりいくらかは効果があるのかも。来年は兄弟2人とも進路を決める大切な年なので、今から次回は予防接種をするぞ・・・と意気込んでいます。
 ところで、昨日バロンの散歩に行ったら、いつもの広場にはたくさんの犬が集まっていました。ここのところ関東地方はとても暖かいので、陽気に誘われていっぱいいたのだと思われます。なんだか違和感があったのは、犬たちがみんなみんな洋服を着ているのです。そっちが優勢だとなんだかバロンが変みたい・・なんて思ったりして。
 我が家のバロンがミニチュアダックスにしてはかなり大きいので、洋服のサイズを合わせるのが面倒なのもあり、ほとんど服を着せることはありません。
 そんなことを思っていたら知らないおばちゃんがそばに来て、バロンを見るなりなにか言いたげな顔をしています。そして一言「あらいやだ、この犬まるはだかじゃないの?!」ですって。「!!!」その方はかなりご高齢だったし、悪気はなさそう、思ったままを口にした感じだったのですが(笑)、なんだかわたしが「まるはだか」と言われたような恥ずかしい気持ちになりました。
 帰ってきたあとで、「うちのバロンは高級毛皮のコートを着てるんで大丈夫なんですのよ・・・お〜ほっほ」なんてひとこと言い返しておけばよかったかも、なんて思ったのですが、とっさに言葉が出ませんでした・・・残念(笑)それにしても「まるはだか」。なんだか動揺を誘う響きです(笑)

[仕事] ぼろぼろくまのこ

 なに、それ?!という感じですが、正しくは「あめふりくまのこ」。子どもたちが大好きなナンバーなので、この曲の伴奏は目をつぶっていても弾ける・・・はずなのですが、先週のレッスンで歌いながら弾いていたらぼろぼろになりました。「ちゃららら〜んちゃ、ちゃららら〜んちゃ、ぼろぼろ、更にぼろぼろ、がっちゃ〜ん!!」(音符で言うとミファ#ソシシ|シド#レララ|ソソファ#ミレのとこ)体操で言えば、「着地でちょっとバランスを崩した」というレベルではなく、何歩もよろよろした挙句に尻餅をついた」みたいな感じ。ごまかすのも不可能。カッコ悪いことこの上なし。面目丸つぶれです(笑)
 この時のレッスンは、ここ数ヶ月どうもうまくコミュニケーションが取れない、中2のうぜーよちゃんのおねえちゃんのNちゃん。保育士になりたいという夢を持って中1からピアノを始めたのですが、どうもうまくいかないと思っているらしいです。1年たってバイエルの後半に入った彼女、決して遅いペースではありません。むしろ早いくらいです。それなのに、同時に始めた妹のうぜーよちゃんがお受験の時の特訓の成果でものすごく上手になってしまい、実質抜かされそうな気配になってきたので、イジケ気味です。ましてや同じ学年の友達はだいたいみんなソナチネあたりだし、余計に気が滅入っているみたいです。「どうせ、先生は上手な子が好きなんでしょ」と伏目がちに言われたことがあります。そこは誓って「違うよ」と言ったのですが、証明する手だてがありません。脳みそをかち割って見せてあげられたらいいのにな。不平不満やあせりの気持ちを吐き出してくれる子なら、その折々にいくらでも時間を割いて話ができるし、大丈夫だよ・・となぐさめることもできますが、でも、内にこもってしまわれると手の打ちようがありません。そんなこんなでここ2ヶ月ほど、ずっと彼女のことが頭の隅っこにずっと引っかかりながら、苦しい思いを抱えたままレッスンをしていたわけです。
 さて、昨日レッスンにやって来た彼女は、どこかが違っていました。明らかにいつもよりフレンドリー。なんでだろう??と思っていたら、彼女のひとこと。「先週の『あめふりくまのこ』、おもしろかったね〜!先生にもあんなにボロボロになることがあるんだね。なんだか安心しちゃった。」と。
 どうやら、わたしが大間違いをさらしたことで、彼女は前よりわたしに親しみを持ってくれたらしいです。先生としては、こんなに不名誉な話はないわけですが(笑)それで、彼女と仲良くなれたのなら、ま、いいかっていう感じ。それにしてもカッコ悪い。
 さ、リベンジだ!来週また行くぞ!「あめふりくまのこ」。