主にここ2か月くらい、夏を過ぎた頃から、わたしはどんどんひとり相撲を重ねていて。
そこはかとなくヤバイメンタルでいました。
普段、こんなことになることはめったにない・・・むしろ誰かがそうなったときにどんと構えて「大丈夫」と言う側だと勝手に思ってました(笑)
ところがそうではなかったという話です。
今年KinKi Kidsが20周年だということで、どうしても思い出されるのが10周年の時のこと。
10年前の夏頃、偶然なのですが、その頃付き合っていた友人たちが蜘蛛の子を散らすように、次々と去るという出来事がありました。
ある方はお孫さんが生まれて忙しくなり。
ある方は介護が始まり。
ある方々はTEAM NACSの濃厚なファンになり、去ってゆき。
ある方はジャニーズの別のグループへ。
特にみんなの間でもめごとがあったわけでもなく、ごくごく自然に一人、また一人と去って、気がついたらあれ?ひとり?という状況になっていて。
ちょうど10周年の頃。
39コンサートのチケットも外れ、途方に暮れていたら・・・
チケットを譲ってくださる、やさしい方に出会い。
さらに、コンサート当日にごあいさつしましょう!とお初にお目にかかった方々が、温かく手を広げて受け入れてくださったという経緯があって。
なんらさみしいと感じる暇もなく。
感謝と共にまた新たな楽しいファンライフが始まったので、すっかりとそのことは忘れていて。
よ〜く考えてみると、その時に出会った方々とは、今でもなんら変わりなく続いているのだし。
気がつけばみんないなくなった・・・わけでもなく。
これといって不安材料があるわけでもないのですが…
あれからまた10年が過ぎ。
ちょっとした思い込みと共に・・・
この夏以降、なぜか「また同じことが起こるかも?」という夢を3回くらい続けて見て。
あれ?これってトラウマだった?と気がついたわけです。びっくりです。
怖い夢シリーズの最後の1回は、知らない人が夢に出て来て、わたしを刺そうとしていて。
わたしは必死に「助けて〜」と声を挙げようとするのに、まったく声が出ず…
誰ひとりわたしが置かれている状況に気づかないうちに、刺されてしまい。
薄れゆく意識の中で、もうダメだ〜誰にも気づかれず、死んで行くんだなぁと思っている・・・
というとんでもない悪夢だったのでありました(笑)
気がついたら、真夜中にも関わらず、オットがわたしを覗き込んでいて。
「大丈夫??どしたの?」と困惑顔。
「え?なんか言った?」と聞いたら言ったなんてもんじゃない、何か叫んでたよ?とのこと(笑)
翌朝聞いたら、家族全員、わたしがうなされて変な声を出して怖かったと言っていて。
どうやら、夢では声は出てないと思っていたのですが「怖いのはわたし自身だった!」というオチ!!(笑)
その夢のあとから、さらにいろいろと怖くなって。
「20周年が過ぎたということは、また一人になるかも!?」
というのが、なんだか決定事項のように思えてならず。
どんどん凹んで行ってしまい…
勝手にひとり相撲の迷路に入ってしまってました。
気がつけば、毎日のようにふと口ずさんでいる歌があって。
それは学生時代にとても好きだったオフコース。
「心はなれて」という曲なのですが…
あなたがいたから
立ち上がれたこともあったもう遅すぎる
そこへは戻れない
ですよ(笑)
やがて ひとり
窓の外は雪
ですよ(笑)
どうしちゃったわたし??
悲劇のヒロインごっこ中??
つよしさんやコウイチさんが聞いたら「ええ?いい年して、一人になるのが怖いんかい!!」とせせら笑われそうな気さえしますが(笑)
そして、元々のわたしは、そこまでさみしがり屋のうさぎさんではないと思うのですが…
この時はこういう気持ちにとりつかれていて。
楽しそうな会話が展開していても、自分から楽しそうな友だちの輪の中に入っていくことを一歩引いてためらったり。
沈黙を守ったり。
あえて一人を選んで縮こまったりということを繰り返してました。
時々メールをいただいた友人たちには、うっすらと「ひとり・・・かも??」というようなことを打ち明けてもいたような気がするけど。
誰も「いやいやいや」と笑うばかりで本気に取ってくれず。
そりゃそうでしょう。
わたしの不安はまったく根拠のないもので。
ほんとうにひとり相撲だったので、傍目にも全然そんな風には見えていなかったそうで(複数の友人談!)。
なんで?
なんでそう思うの?
聞かれても、自分ですら答えられず(笑)
ほんとだ!なんでだろ?で会話が終了したり。
わりと感情を表に出さないでいようと思えばいられる方なので、核心には触れずさらっとごまかして通り過ぎてみたり。
そういえば、わたしは人の気持ちや感情に影響を受けやすいところがあって。
母がたまたま引っ越しと人間関係の変化で、疲れてて。
また鬱になるかも?とちょっと怖いことを言ってきて、心配しているうちに母のメンタルに影響されたのかもしれないし。
同じころに、どうもメンタルをやられてる…と言って、1週間家で仕事をしていたアネの鬱々とした気分に影響されたのかもしれないし(笑)
ルナを失くしたことが今頃になって響いてきたのかもしれないし。
自分が作り出した空想?妄想?をふくらませてしまっただけだったのかもしれないけど。
そんなこんな、ひとりうじうじしつつ、日々を過ごしていたら。
我が家の給湯器が前触れもなく突然壊れて、再起不能になり、一刻も早く結論を出さなくてはならないことになり(笑)
同時期に、冬のコンサートの申し込みをきっかけに、必要に迫られてたくさんの友と話さなくてはならないことになり。
びくびくしつつも開き直って、えいやー!であちこち会話しているうちに…
物事は端から端まで、ちっとも複雑ではなく。
実はとっても単純明快。
給湯器はあっという間に買い替えとなり。
人間関係のいろんな心配ごとがことごとくひとり相撲だとつまびらかになり
なんでそんな風に思った?とかなり当惑され、恥ずかしかったけど安心もして。
ここへ来て、やっと自分でも「な〜んだ!!」と思えるようになり。
落ち着きを取り戻しました。
ああ、びっくりした!!
なんだったんだろう???
で。
今朝この日記を書こうとしていたら、某仲良しさんのリツイートでこのニーチェの名言を知りました。
『恐怖心は自分の中から生まれる』
この世の悪の3/4は恐怖心から起きている。
では、恐怖心の正体をしっている?
それは、自分の今の心のありようなんだよ。だから、自分でいかようにも変える事ができるんだよ。だって、自分の心なんだから。
ああ、納得!!
わたしには怖いものがたくさんあって。
つまらないことで言えば
爆発音だったり。
風船だったり。
銃だったり(たとえおもちゃでも。運動会のピストルでも!)。
オトートの告知トラウマからきた健康診断だったり。
両親や家族、バロン、大切な友人たちが、体調を崩すことへの恐怖だったり。
もっと大きなことを言えば日本の、世界の、地球の行く末に対する不安だったり。
日々、いろんな「怖いもの」と知らず知らず闘っていて。
そうそう。自分が弱いということは実は認めたくはなかったけど、心の底では知ってたぞ!?と思ったの(笑)
20周年はたまたま自分の中にあった符号で、この機にぐるぐるして、あらためて自分を知る、いい機会になったかも。
というわけで、なんとなく後ろ向きになっていた気持ちも、台風一過と共におしまい!!
とけじめをつけたかったので、日記にしてみました。
無口になってた間も、返事がつれなくても(失礼しました!)気にせずメールを何通でもくれた友人たち。
今度会った時でいいよ!…と返したメールに「じゃ、その今度はいつにする?」と踏み込んで誘い出してくれた友。
これは困ったぞ!!と心底恐怖した絶妙なタイミングで何かを察して「元気ですか?」とだけDMをくれた、アネよりも若い仲良しさん。
なんでそんなことに?わけわかんない!!とけらけらと笑い飛ばしてくれた友人たちに心からの感謝を!!
元来は、人が好きだし、頼まれごとも好き。ちょっとでも人の役に立てるのがうれしい方だし。
人とかかわりあって生まれるものが大好きだから自分から無鉄砲に飛び込むし。
苗になって出回るのを待つというよりは、自分から種を撒いちゃう方でもあるのだけれど。
まずは自分のメンタルが元気じゃなきゃそういうのも成立しない。
ネガティヴの淵に自分から落っこちちゃダメなんだなぁと、心底思い知りました。
心も台風一過で、今日は違う歌を歌ってます(笑)
みんなひとりじゃない
だからひとりじゃない・・・いつも・・・♪♪♪
です。