ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

[ドラマ] 2006年 レイン的ベストヒットドラマ(まだまだ旧暦仕様です、笑)

 今更ですが・・・自分用の覚書き。2006年のわが家的ベストヒットドラマを書いておこうと思います。言うまでもありませんが、視聴率とかまわりの評判とか一切こだわらず、勝手に好きだったものを並べています。
1.下北サンデース
文句なく我が家ではNo.1ドラマの位置づけです。ゆいかちゃん役の上戸彩ちゃん、すご〜く女優さんとして好きだし、この役柄の「ゆいか」もかわいらしくって健気で大好きでした。
 最終回を迎えるだいぶ前に、既に下北サンデーズのメンバー全員が、個性的で大好きになりました。フミヤくんをはじめ脇を固めた豪華な方々が、隅々までツボで、楽しかったです。ラーメン屋のミュージシャンたちとか、牛乳おじさんとか、そもそもの設定がすごく楽しかったし、カンニングの竹山氏とか、森三中みゆきちゃんとか、すご〜くよかったです。
2.僕の歩く道
役者草薙剛氏は本当にすごい!との思いを強くした番組でした。ドラマがスタートする直前に草薙くんを生で見たのですが、トップアイドルでありながら、謙虚で良い意味で素人っぽさを残したかわいらしい人という印象だったのに、ドラマでは堂々と自閉症役を好演していて、まるでテルが乗り移ったかのよう。すごいなあとため息をつきました。
 このドラマには悪者が誰もいなくて、そんなところも好きでした。テルに会った人は誰でも、最初は戸惑いおびえ敬遠するのですが、だんだんに彼を知るにつれて、自分も気がつけばポジティブに変わって行くのがとっても素敵でした。最後も、あんまり感動話に仕立て上げず、淡々と終わったのも、とっても好ましく思いました。
3.のだめカンタービレ
コミックファンの期待を裏切ることがない、本当に原作に忠実なドラマでした。「ここは映像で見てみたい」と思っていた名シーンの数々を本当に実写で見ることができてうれしかったです。
 役者さんたちの素敵な化けっぷりも毎回楽しかったです。特に印象的だったのは、真澄ちゃん役の小出恵介くん。なりきっていて素敵でした。わたしのまわりの韓流ファンのおばさま方は、ただ今玉木くんに夢中(笑)そりゃ確かに千秋はカッコよかったですが(笑)
4.結婚できない男
 阿部ちゃん扮する主人公の男が、これでもかっていうくらい偏屈で、主役がこんなにやな奴でいいの?と思いつつ、面白くて面白くてはまりました。犬の「ケン」のかわいかったこと。
 夏川結衣さん、高島礼子さんと阿部ちゃんの中年3人組と、塚本高史くん国仲涼子ちゃんの若い子世代が、ずっと混ざり合って話が動いて行く感じがすごく好きでした。世代が混ざり合って化学反応が起きるドラマという奴が本当に好きです。
5.Ns’あおい
清々しくて、まっすぐで、時々まっすぐすぎて危険なあおいでしたが、まわりの大人、ベテランたちがとっても温かく見守り育てていて、そんなところがとっても好きなドラマでした。婦長役の片平さんとあおいのシーンがとても心に残りました。女優杉田かおるさんもやっぱりプロ!と思ったドラマです。
6.アンフェア
最後の最後まで犯人がわからなくて、すっかり騙されていたわたしは、最終回が本当に面白くてわくわくしました。役者「瑛太くん」はこのドラマといい、のだめといい、今年とってもいい役者さんだなあと思いました(笑)
7.ギャルサー
日常では接点が薄いギャルたち、その摩訶不思議な女の子たちが、なぜかかわいいとすら思ってしまったドラマです(笑)進之助役の藤木くんのへんてこインディアンもなんだか憎めず、いまどき誰もやらないような正攻法でギャルに道を説き、彼女たちの心にするりと入って行くのがツボでした。戸田恵梨香ちゃんがとてもかわいかったです。
8.我輩は主婦である
昼メロ枠を最後まで見たのは始めてかも(笑)
今年、最も文句なく笑ったドラマはこれ(笑)コメディー好きのわたしには楽しすぎるドラマでした。ミッチーと斉藤由貴さんのコンビ、それからお母さま役の竹下景子さん。みんながとっても好演していて、しかも歌ったり踊ったり。もう大好き。クドカン万歳!特に斉藤さんが我輩とママを行ったり来たりするシーンが本当に芸達者で痺れました。
追記:読み直してみたら、「今年」とか書いていてびっくり。「旧暦仕様なので、実質まだ年をまたいでいないの」と冗談で言い過ぎて、感覚がおかしくなったらしいです(笑)
9.神はサイコロを振らない
これも、不思議なドラマでしたが、わたしは好き。リアリティーを感じるかどうかよりも、単純に面白いかどうかが、興味を惹かれるかどうかがわたしにとっては重要なのです。
 手放しに面白いとまでは言えなかったのですが、それを補ってあまりある印象的なシーンがいっぱいあって、余韻が残るドラマでした。小林聡美さんはやっぱり素晴らしかったし、ともさかりえさんはやっぱり好き。山本太郎氏も、意外にもとっても好青年役が似合ってました(笑)主人公3人の心に寄り添って楽しくもせつなくなりながら、「最後の日」を一緒に迎えた感じです。
10.マイ★ボス マイ★ヒーロー
長瀬くんの真樹夫くん、最高でした。百面相のようなアイドルらしからぬ変顔に、役者魂を見ました。「彼は役者として、はまり役を得たよね」とはオットの弁。わたしは舎弟役の田中くんにとってもはまりました(笑)主題歌の宙船も含めてすごく好きなドラマでした。

次点で「時効警察」と「弁護士のくず」「医龍」「Dr.コトー診療所2006」あたりを。
時効警察は、小ネタ満載で確かに面白かったですが、ネットを巡っていて「最高最高!」という声が余りに回を追うごとに多すぎて、天邪鬼なわたしはそんなに礼賛するほどおもしろいかなあ?なんてだんだん疑惑を感じ始めてしまいました。ひねくれ者でごめんなさい!自分もおもしろい、おもしろい言ってた癖に(笑)
弁護士のくず」は面白かったのですが、途中で1話録り忘れて、最後まで行き着けなかったので、語りきれません。コトー先生は変わらず大好きだったのですが、泣かされすぎだったのと、あの美しい海や空がすべてを飲み込んでしまうほど美しくて、どうかするとその他のことはどうでもよくなってしまうようで(笑)やっぱり天邪鬼(笑)最後の方の「来ちゃった〜!」(あやかさんの手術先の病院へ現われたとき)という台詞がとっても心に残ってしみじみ好きでした。
 医龍もすごく好きなドラマでした。「チームバチスタ」が出来上がって行く過程がホントにおもしろかったです。特に小池くんとか夏木マリさんとか阿部サダヲ氏とか水川あさみちゃんとか、脇を固める方々がとっても魅力的に見えたドラマでした。