ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 だから握力が足りないんだってば!

 おととい、夕べとドラマを見ながら作っていたのがこれ。ひとつひとつのパーツを作るのに、いちいち先を丸ペンチで丸め、計29個作るのですが、この「先を丸める」というなんでもない作業がやっぱり苦手で、握力がほしいとつくづく思うわたしなのでした。途中から、まるで内職のようだわと思ったわたしです(笑)そんなに握力がなくて、ピアノなんて弾けるの?と思われることと思いますが、ピアノの場合は、身体全体の力をうまく使ったり、テコの原理を上手に使ったり、必ずしも力だけで弾いているわけではないのです。ということは、ペンチの扱いにもそういうコツがあって、わたしがまだ知らないだけなのかもしれません。
 なんのドラマを見ていたかというと、金曜日は「女の一代記 向井千秋・夢を宇宙に追いかけた人」、土曜日は「演歌の女王」を見てました。向井さんのドラマの方は、菅野美穂ちゃんがものすごく向井さんの特徴を捉えていて、目をみはりました。元々ふたりのイメージはちっとも似ていないのに、歩き方やちょっとした仕草、表情がそっくりと感じるシーンがたくさんあって、すごい女優魂を感じました。素敵です。
 ご主人役の石黒賢氏がまた、すご〜く上手に演じていい味を出していました。彼の演技を最初に見たのは、それはそれは昔。多分「青が散る」というドラマでだったのでしたが(あの郷ひろみさんの元奥様だった方が主演されたテニスドラマです、笑)、その頃にはこんなに素敵な俳優さんになるとは思っていなかったかも。とっても素敵でした。向井万起男さんという人もまた、包容力があってユニークで、紆余曲折はあるものの、終始穏やかでやさしい気持ちで見れたドラマでした。
 一方の「演歌〜」の方は、どうかなぁ?所々笑えるところもあったけれど、来週は多分裏の「ちゅらさん」を見てしまいそうです。
 実を言うと最近はあんまりドラマを見ていなくて、今期のドラマはまだ未見のものが多いです。最悪だったのが木曜日で10時20分を過ぎるまで、ドラマのことをすっかり忘れていました。なので、仲間さんのドラマは録画さえしなかったし、10時代は「どんなもんや」後から、「拝啓、父上様」を録画しながら「きらきら研修医」をオンタイムで見ました。多分、この枠は「拝啓〜」の方を見てみようと思います。
 その他月9は、ながら見をしながら見ていたせいか、途中で脱落してしまったし、「ハケンの品格」と「「ヒミツの花園」はまだ、HDDの中です。「花より男子2」は1話目のスペシャルの半分くらいまでは見ていて、これは継続して見るつもりです。
 そういえば、年末年始のスペシャルドラマの中で唯一見た「瑠璃の島2007」については感想を書きたいと思っていたのでした。下書きはしたのですが、このドラマに関しては、環境問題とか心の問題とか、デリケートでとても大切ないろいろなことをはらんでいるので、早々簡単に言葉にできないでいたのです。
 一見すると、青い海と美しい景色に目を奪われて、何もかもがどうでもいいかも・・・なんて思ってしまいそうなのですが、根本的に島が抱えている問題はとてつもなく大きいような気がして、考え込んでしまいました。もう少しいろいろなことを考えてから、あらためて書きたいです。
 このドラマで取り上げられていたゴミ処理場の問題について、似たような視点で書かれていた灰谷健次郎氏の児童小説があった気がするのですが、その本のタイトルが思い出せません。「太陽の子」ではなかったし、「兎の眼」かな?それとも別の話だったでしょうか?その本を読んだのは多分20年近く前ですが、その本のことをとっても思い出しつつ見たので、思い出したら、そのことにも触れたいです。
 というわけで、もう少しHDDの中身を整理してから、あらためてドラマたちについてはまた(笑)