ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

手紙

夕べ、久しぶりに手紙を書きました。


相手の人はお世話になっている方ですが、顔を合わせたことはありません。
お礼とおわびが半々の手紙なのですが、日頃の感謝と共に、ちゃんと考えていることを伝えなければと思いました。


やっぱり本気の時は、手書きの手紙かなぁ?と思うのは、年代的なものかもしれないけど。

ちゃんと気持ちが伝わるように。
偉そうにもならず、へりくだりすぎもせず。

皮肉っぽくなったり、意図することと、全然違う風に伝わらないように・・・
細心の注意を払って書かなく てはならない手紙だったので、とても神経を使いました。


わたしは手紙を書くのがとても苦手なので、一人で書いて、そのまんま誰にもチェックしてもらわずに封を閉じるのはとても不安で。
オットに見てもらおうと思ってました。


オットとわたしは、細々とした違うところはたくさんあるものの、大まかに言うと、物事に対する考え方はほぼ一緒で。
非常識だと思うこともほぼ一緒。

本は断然オットの方がたくさん読んでいるし、会社勤めの年季も違うし。

年上な分、わたしよりもきっと常識的なはず。


どうしても見てもらって、大丈夫かどうか確認して欲しかったのです。


とはいえ、オットは翌朝も6時前には出かけるので、あまり遅くまで、書き終わるの待っててよ〜とは言い辛く。

本来なら、オットが帰ってくるまでに書き終わって、ちょっと見てくれる?というパターンが理想的だったわけですが・・・


あいにく、我が家の夜は、いつだって家族が時間差で、次々帰って来ては、ご飯を出さなければならないので、とてもじゃないけれど、ゆっくり手紙を書いている時間はありません。

オットが帰ってきてさあどうぞ!とごはんを出したのが午後10時。

そして、オットが寝る時間はいつもなら11時くらい。

さぁ、この間に、とてもとても大事な手紙が書き終わるのか?


わたしがあまりにも切実な顔をしていたのか、ちょっと手紙を書き終わるまで待っててくれる?と聞いたら、おぉ、わかった!とだけ言って、録画をしていたサッカーを見ながらごはん。

そして、わたしは片付けは後回しにして、もっのすごい集中力で、ひたすらに手紙を書く、書く、書く。

ああ、やればできるんだなぁ(笑)

普段は、集中できないから、テレビが付いてると日記が書けないとか思うのに(呆)


とはいうものの、書きたい内容は決まっているのに、まったく文章が出て来ずで、とてもとても苦労して、何度も書いては消し・・・を繰り返し。

ボールペンで清書を始めたら、さらに失敗が続出して、失敗の紙の山を築きつつ・・・

ざっと書き終えたのは、11時半でした。

よほど殺気だっていたのか、オットは何の文句も言わず、一言も話掛けることもなく・・・

黙ってサッカーを見ていてくれました。


感謝!!


手紙は、便せんにびっしり2枚。

長すぎてもいけないし、短すぎてもいけない手紙だったので、ぎりぎり。

詰め込みすぎてもダメなのですが、どうしても本気が滲むと長くなり・・・闘いながら文章を削り削り書きました。

書き終えて自分で読み返してみても、いいんだか悪いんだか。

傲慢なんだか謙遜しすぎなんだか、さっぱりわからない文章ができあがっていて。

これを読んだ人はどう思うのか途方に暮れたのですが、もう書き直す時間はありません。

オットに手渡したら、速攻読んでくれました。


「OK!よし、これでいけ!!」


また読み返すといろいろ直したくなると思い・・・それを聞いてすぐに、もう開けずに封をして(笑)

オットは速攻おやすみなさい。

(ありがとう!!)


わたしも歯を磨いて、片付けをして・・・

玄関の戸締まりを確認に行ったら・・・


どうしても一文付け加えたいところができてしまい(笑)

結局もう一度封を切って、一枚だけバランスよく書き直したんですけどね(笑)

今朝、無事に渡すべく相手に渡しました。


後は野となれ、山となれ。

やっぱりとても手紙は苦手です。

でも、こういうときのために、少しでも毎日文章を書く練習って大事だなぁと思いました。

ふぇるまーた大事!
ちゃんと書こう!!