ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 堂本剛 平安神宮LIVE 2015 9月11日&12日 プロローグ

たくさんのみなさまに拍手や拍手コメントをいただきました。
いつも反応してくださるみなさまには、心からの感謝をこめて「ありがとうございました!」を。

日曜日、地元駅から歩いて帰る道すがら、線路脇のいつも咲く場所に数輪の彼岸花が咲いていました。
ああ、もうそんな時期なんだなぁと秋の訪れを感じていたら、翌日、月曜の午後には金木犀の香りがしてきました。
のぞいてみると、金色のお星さまのような小さな花がほんの10輪くらい控えめに咲いてました。
そしてあっという間に数日のうちに、もうむせかえるくらいの香りが漂っています。
今年は秋が早い気がします。
今日は久しぶりに雨降りです。
あまりたくさん降らないで済みますように。
そして先日の雨で地盤が緩んでしまった地域がどうぞ無事でありますように。これ以上被害が広がりませんように。

ついでに・・・咲いたばかりの金木犀が落ちませんように。

さて。
もう巷のムードは「TUライブ」に戻っていて、わたしも夕べはくすくす笑いながら奈良レポを拾ったりもしてましたが(笑)まだまだわたしの平安神宮ライブは終わってません!!
「感想を書き終わるまでがライブです!!」と豪語しておこう(笑)

実際ぎりぎりになって奈良や名古屋のライブにも「チケット回るかもよ!?」とお誘いをいただいたりもしたのですが、あまりに京都からすぐだったので断念。
まだまだ先は長いし、家族にもさすがに言えないし、ちびっこのレッスンは動かしづらいし。
どこかでケジメをつけないと次はない気もして・・・しゃーない!しゃーない!と意外とあっさりあきらめました。

今となってみればムリはしないでよかった気がしています。

まだまだ平安さんを消化しきれていませんし。
思い出し始めると、いろいろな音の記憶や旅の記憶がぐるぐるし始めて、家にいても十分に余韻に浸れるし。
この平安神宮ライブ気分が、時期を待たずして新しい記憶で上書きされちゃうのも、わたし的にはちょっとさびしい気がします。

昨日はちょっとだけ時間があったので、平安神宮ライブ感想の本編部分、一応メモ帳に書いてきたことはすべて解読?して下書きに入れました。
あとは味付けをしたり、あいまいなところの事実確認をしたり、いくつかの部分に関しては調べ物をして、徐々にアップしていこうと思ってます。
一つ目くらいはアップできたらいいなと思っていますが、まずはライブが始まる前までの話を書いておきます。
今回の旅では、なぜか京都のホテルに空きが少なくて、リーズナブルなところがほとんど残っていなかったので、奈良に宿を取りました。
友人もわたしも奈良が大好きなので、これは歓迎すべきこと・・・ということで奈良を経由して、荷物を置いて、かの地で奈良や大阪在住の友人数名と合流、ランチ、そして、ちょろっとだけそぞろ歩き、奈良歩きをしてから平安神宮付近に向かいました。

いつも立ち寄る会場付近の某穴場な場所で、チケット関係でご縁がつながった地元にほど近いPさんと合流。

そしてさらに、いつも素敵レポを書かれる、そして今回もすでに書いていらっしゃる「赤から青に」とっかーた嬢とも合流しました。
(今回彼女が同じ日に入られると知った段階でとっても気楽になりました。ちゃんとしたレポは書いていただけるだろうし、わたしはぽや〜んと参加しても大丈夫だ!なんて、えへへ。)

会場付近にいくと、すでにたくさんの人が集まりつつあるところでした。

一つ目の鳥居をくぐったあたりから、ふと聴こえてくるあの音は!!
shamanippon〜♪ぼくらのスペシャルなグルーヴ♪」
「わぁ、あれやるのね!!」
もうわかってしまいました(笑)

初日ではありますが、野外ライブではそもそもネタバレを避けるというのは不可能なので、それごと楽しんじゃえ!なウキウキムードが加速します。


そして近づくにつれてさらにその存在感を増す、古都のとんでもなく大きな鳥居。

まだ開場にはしばらく時間がありましたが、とても気持ちがいい野外ライブ日和。
わたし的には昨日までの長雨や豪雨の記憶がまだまだ生々しいので、まるで異次元に来たみたい。

「あと少し前進したところに、すでに『彼』がそして『彼ら』がいて、同じ空間にいるんだなぁ」というのをビンビンに意識しつつ(笑)
最後の鳥居のちょっと手前、広場になっているところあたりで、めいめいのんびりと時間を過ごしてました。

特に特別な会話をするでもなく、きのうも会ったかのように世間話なんかをしているわたし達。
耳はやっぱり時折リハの音に持っていかれるわけですが、大好きな人たちが確かに今鳴らしている生音をBGMに、超どうでもいい会話をしてる!なんという贅沢!!!

そもそもつよしさんのライブは、いつだって間口が狭過ぎて、さらに怒涛の平日攻めだから、なかなかみんなでのんびりと時間を過ごす機会がないのですが、今回は土日も挟んでいるし、京都で5000人規模だし、もう6年目だし、ソロ関係としては比較的取りやすかった方かもしれません。

とはいえ初日はやっぱり金曜日なので、早めに来れる人は少なくて、約束もままならず、あの辺にいてくれればテキトーに合流するから!という方々がほとんど。

そんなこんなで、詳細には連絡も取り合わず、時間の経過と共にあちこちから三々五々、「どこにいる〜!?」なんて声を掛け合いながら、友人たちが集まってきます。

仕事を終えて合流してくる友人たち、遠くからやってきて朝からめいっぱい観光してやってくる方々、家事を終えて、おじいちゃんのお世話をして、ワンコのお散歩を終えて、家族の食事を作り終えて、さまざまに合流してくる方々。

めいめい自分の意思でチケットを取ってやってきて、自分の事情に合わせて動いてる。
そしてムリなく重なり合った時間を、一緒に最大限に楽しみましょうという暗黙の了解。
仲良しの輪が次第に広がっていく楽しさよ!
みんな自由だし、みんなちゃんとオトナだし。
ずいぶん久しぶりの友たちとも、まるできのう会ったかのようなトークが繰り広げられて、なんだかとってもナチュラルな空気。

こういうムードがたまらなく好きでした。

多分つよしさんやKinKiさんに会わなければ一生会うこともなかった方たちと、こんなにも自然に仲良くなって、同じ時間、同じ場所、同じ空気を味わっているわけで。
そんなことをじんわり穏やかに感じながら、みんなしばしば空を仰ぎみる。
センターの方がよく空を見上げているし、もちろん野外のライブだからっていうのもあるでしょうけれど、あちらこちらで空を見上げる人たちがいて。

「いいお天気だね〜」とにこにこ。
青い空にぽっかり浮かんだ白い雲。
つよしさんたちが鳴らしている音が聴こえてる。

こういうご褒美も時々あると思えば、ままならない日常とも折り合いをつけられる。

ああ、ほんとうにしあわせだなぁ。


ふと気づくと「奴さんバック」をリメイクして持っていらっしゃる友人が3名並んでいたので、大喜びで画像を撮らせてもらったのですが、なんせ人がたくさんいて、人を入れずに撮れないし、そもそも腕がこう?なので(笑)どれも上手に撮れなかったのですが、ちょっとだけおすそ分け。


それぞれSNSやweb日記で日ごろからお互いの近況はよく知っているので、お互いの仕事や家族やペットの話とか、核心に迫る話もいきなりみんなで始められちゃうのもまた楽し!

こういうなんでもない時間が、意外と貴重で楽しいのだなぁと思います。

さっきはじめて会った方も、すぐに当然のようにみんなの輪の中に溶け込んでらして、そんなこともとてもうれしく思ったり。

「あのコ、来ないね〜仕事が終わらなかったかなぁ?」「名古屋からどうやってくるんだろう?」「まだ〜?」なんて話してたら、ほっぺを赤く染めて「こんにちは〜♪」と全開の笑顔でやってきた娘くらいの年のお嬢さんも!

年令もほんと様々、独身の人もいて既婚者もいて。普段の仕事も生活もほんとさまざま。
そういうのもおもしろいなぁって思います。

今回特に前の日記で書いたように、わたしはぎりぎりまでそれどころじゃなくて、出かけられるかさえわからなかったし、そんなこんなでネットもほとんどのぞいていなかったし、もちろん友人たちにも全然連絡を入れられなくて。

どうなることかと思ったけれど、どうにかなるもんだなぁ〜なんて思ったり。
そうは言っても当然来るもの、そこに行けば会えるものと思ってくださっていた友人達にも本当に感謝だなぁと思ったり。

いろいろと感慨深いものがありました。

そしてそして、いよいよ開場時間も近づいてきた頃、聴こえてしまったのですよね〜「PINK!!!」
それとわかった瞬間に「聴いちゃったね〜」と最大級のネタバレに顔を見合わせる一同!!(笑)(笑)(笑)

もちろんそれはわたしたちのみならず、あっちでもこっちでも足を止め、固まっている人たち(笑)
そりゃそーだ。そこら中ファンだらけだし。この曲はみんな大好きで、しかもライブでやるのは本当に久々だし。

あたり一帯一瞬は「しん」と空気が止まった気がしましたよ。

そしてまた、ほんのちょっとの沈黙のあと、時計は動き出し、小鳥が鳴き出すように一斉にしゃべり出すみなさん。

おもしろいことになってました。

そんなこんな、平日の開場前の時間はあっという間に過ぎてゆきます。

日が暮れるのも早くなってきたね〜
それでも関東と比べると、ここは日暮れが遅い気がするよ〜なんて話しつつ。


こんな風に画像だけ撮って中に入り、じゃ、またね〜とそれぞれの席へと別れて行きました。

これが翌日になるとさらにたくさんやってきて、関東周辺で普段からよく遊んでいる友人たちと合流したりもして、さらに東西大集結の打ち上げなんかもあったわけですが(笑)その話はまた別途。

こういうのもすべて込みでライブなんだなぁなんて思いつつ。

いよいよライブ開演です。