ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

Mコンサート−Memories&Moments 12/30&1/1 セットリストに沿った感想 その4

前のエントリーにも書きましたけど、あれからさらにWIFIがつながりにくくなり…ほとんどネット落ち状態で暮らしてました。
途中、あちこちのサポートに電話して聞いたり、PCのドック的な会社の人を呼んでみてもらったりもしましたが、原因はわからず。

腹が立つのは、修理の人を呼ぶと一瞬だけ症状が治まったり、なんの問題もない状況になること(笑)
で「何の問題もありませんよ」と言われて帰っていただくと、またつながらなくなるという…まったくびっくりですよ!びっくり!

そして、何もしてないですが、今朝から今日は調子がいいので、レッスンの合間に手直ししたものを、やっとアップするに至りました。
もうさすがに、巷では着々とソロモードに切り替わっているし、誰よりわたしも切り替わりつつあるので(笑)これは何がなんでもパソコンの調子がいいうちに仕上げてしまわなくてはなりません!!(笑)
もう需要があるかどうかすら定かではありませんが、これを途中でやめてしまうのは自分的にとっても不本意なので、がんばって進めます(笑)

その3を書いたあと、拍手コメントやメールで、とっても喜んでくださったことをわざわざ伝えてくださったみなさま、とってもありがたく思いました。
こんな自己満足な感想文ですが「読んでしあわせな気持ちになりましたよ!」とか「ありがとう!」とか「参加できなかったけど、したような気になりました!」なんて言っていただくと、本当に書いてよかったと思います。

ものすご〜く私的な感想なので「みんながそう思った」ということではないし、感じ方や受け止め方も人によって千差万別。
「こんな風に感じた人もいるのね!」くらいのゆる〜い気持ちで読んでいただけたらと思います。

そもそもが無意識につよしさんを追いかけちゃう体質な上に、ドームは広いから離れちゃうと二人をいっぺんに見れないという状況もあって、つよしさんについて書いてるところが多いかも?

でも先を読んでいただくとわかりますが、今回特に、コウイチさんの印象的な発言や、心に残ったことも多くて、やっぱりわたしはどっちも好き。
まったく同じ比率ではないけれども、どちらにも愛情も愛着ももってます。

そもそもがこんなに長く追いかけてると、もう身内的な感覚になって、多分彼らが絶好調であろうが絶不調であろうが、どちらにも「情」みたいな感覚が強くあって、わたしの場合、どっちがけなされててもしゃっきりせず、そのときは平気な顔をしていても、あとでじわじわと堪えてきて、シュンとしてしまったり(笑)

「この気持ちはなんだろう〜♪」です。(これは歌詞で、合唱曲「春に」の冒頭部分です、笑)

ネットの大海原には、本当にたくさんのサイト、いろんな考え方、いろんなスタンスの方がいらっしゃるから、どれが正解ということでもないし、ふぇるまーたに限らず、ぴったりと感覚が合うサイトさんを探してみるのも楽しいんじゃないかなと思います。

もちろん気に入って時々のぞいてくださるみなさま方には、いつもありがとう!今後ともどうぞよろしく!という気持ちをこめて。
今はとりあえずこれにかかりっきりになっちゃってますが(泣笑)これからもマイペースでいろんなジャンルで更新して行けたらと思っています。

さて。
やっとゴールがちょっとだけ見えてきました(笑)
次行ってみよう♪
〜メドレー〜
そしてここからがバクステで歌われたところです。

硝子の少年
ここでまた衣装チェンジ!というか、雑誌群を見ると、上にまたジャケットを着たということなのかな?
水色のジャケットの下から、二人とも赤い前の衣装がのぞいてますね!

関西のライブを見たみなさんのレポには、ここで特効とは書いてなかったのですが、なんとなく習慣的に「ここ」というところで反射的に耳を手でふさいで身構えたら、やっぱり「どっかーん!」ときて、ほら〜っ!やっぱり来たじゃな〜い!!と案の定怖がったのが30日(笑)

どうやら大阪と東京の両方のライブを見た皆さま方のツイートによると、ここの特効は東京から増えたんですって。むふふ。

そして元旦には余裕を持ってあらかじめ身構えていたら、ショコラ嬢に、ほんとにどこで特効がくるのか完璧に把握してるんですね〜っと笑われました(笑)
だって怖いんだも〜ん!

とはいえ、今回のコンサートは意外なところでくる「どっかーん!」は一つもなかったので、そんなに怖がらずに済んだ方かもと振り返ってます(笑)

今まで一番怖かったのは…Φコンの時に、開始直前、ずっとうっすら音楽が鳴ってて不意に「どっかーん!」と特効が来てそれを合図にライブが始まるって言うのがあったのを、みなさん覚えてらっしゃいますか?わたし、あれだな、多分(笑)
そしてそんな時に限って3回ともアリーナ内周だったという運がいいのか不運なのか…なわたしでありました(笑)

さて。

「硝子の少年」は安定の定番曲なのですが、今回、CD Journalだったかな?
コウイチさんがやっぱりなんといっても原点はこの曲みたいに言ってて、すごく大切にしているのが伝わったから、これからもきっと定番曲としてこの曲が君臨していくんだろうなぁと思いました。
そしてよそのコンサートにお邪魔すると、やっぱりこういう定番曲をやるととてもうれしいものだから、そういうことを考えるなら、やっぱり硝子の少年は彼らがいくつになっても、やっぱりKinKiを象徴する曲として大切にされる1曲なんだろうなぁなんてことを考えつつ聴いてました。


愛されるより愛したい
この曲に入る時に…だったと思うのですが、待機していたダンサーさんたちが一挙にわらわら〜っとドームの一番深いところの、後ろのドアから一斉に入ってきてバクステに駆け上がるところが見えて「ほぉ〜っ!!」っとなりました。全速力です!!
よく混乱しないものだと思ったり、ヒールが引っかかったり転んだりしないのはさすがプロと思ったり。

小さいバクステはいつの間にか人でいっぱいになって、その方々が曲が始まると一斉に踊り始める様子は圧巻でした。
あの方々はどこからきたの?って30日、モニターを見て思っていたのですが、元旦に謎が解けた!!(笑)


情熱
そして、この曲はつよしさんのペンライト講座で、30日のMCで「情熱でやろう!」と言う流れになった曲です。

30日は自分たちが前過ぎて、お二人の姿はみじんも見えなかったけど、周り中みんな笑顔になって、新しいペンライトの振り方に夢中!!

普通ペンライトはリズムに乗って縦に振るか、曲によってはゆっくり横に振るかどっちかが多いと思うのですが、両手で横に振り、交差させながら、下へ下ろしていくというちょっと複雑な動きになっていて、遠目に見るとちょっと酔いそうな感じ(笑)やってる方は断然おもしろいんですけども。
ものすご〜く盛り上がりました。た〜のしい♡

「(あふれる想いを〜)君に〜♪」のところでペンライトで指さすようなキメポーズみたいになるのもおもしろかったです。

元旦は、つよしさんがどこからか、Mの字がついた、わたしたちと同じペンライトを取り出して、移動ステージの上で自分考案のその振り付けで振っているではありませんか!!
それも超かわいく振ってるの。ザ、アイドルな感じに!!(笑)
つい二か月前に、ソロでその色気に身悶えさせられた人ととても同じ人とは思えない!!なんというアイドルスキル!!とショコラ嬢と興奮気味に言い合いました。

覚えている限り、ステージの上のKinKiさんがペンライトを振っているところを初めて見た気がします。

そして、ありえないくらい大興奮する客席!
キャーーっ!!という悲鳴がそこかしこから上がってました。

そして情熱の終わりでそのペンライトを客席にポーン!!と超アイドルちっくに投げてました。拾った方いるのかなぁ〜@@@うらやましい(笑)


カナシミブルー
この曲でまた移動し始めて、元旦は徐々にわたしたちの目の前の方へつよしさんが来たので、情熱のペンライトの余韻も相まって、なんだか周り中異常な興奮状態で、おもしろかったですが、あんまり曲や歌のことを覚えてないのが、ちょっと残念。

なんだかとってもしあわせそうな顔をしていて、それを見ただけでこっちまで胸いっぱいという感じ。
歌ってない時は、上まで手を大きく挙げて両手で手を振ったり、振り返ってアリーナの方に小さく手を振ったり。
ファンサービスというよりは、気持ちが高まりと共に、無意識にそこら中のファンに「愛してる」を振りまいている感じで、なんだかじーんとしちゃいました。


ジェットコースターロマンス
そして、もうひとつ、特筆すべき盛り上がり曲はこれでした。

これも30日のペンライト講座で「新しい振り方」の提案があった曲です。

どんな振り方かと言うと、30日にコンサートを見ていたあやまん嬢ご本人が「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」みたいなヤツって言ってたくらい、あれによく似た感じ。
(つよしさんはあれを意識したわけではなくて偶然だって言ってましたけど、笑)
手を回転させながら、大きく振り上げたり振りおろしたりします。

そもそもKinKiファンは元々うちわを持つ人も少ないし、ペンライトの振り方もすご〜くおとなしい傾向にあるので、大きい振り方自体が新鮮で、情熱といいこれと言い、すご〜く盛り上がって楽しかったので・・・

カウコンでもやったKinKiファンが多かったみたいで、他ファンの方々も「何?なに?なに?」みたいにちょっとした騒動になって(笑)
そしてノリよく、みなさんすぐにその場で真似してくださったのだそうでちょっとしたブームが巻き起こったよ!なんて。
そういうブーム的なものに乗っかることはあっても作り出すタイプじゃないKinKiファンなので、わぁ素敵〜と喜んでいたファンがいっぱいいたわけです。

そうしたら、コウイチさんが元旦のMCで「他のファンがいる場所では恥ずかしいからやめて!!」みたいなことを言い、一気に巻き起こるブーイング(笑)
すぐに言い方に失敗したな!と気づいたコウイチさんが(笑)

「これ(この振り付け)は俺ら(KinKiとKinKiファン)だけのものにしようや〜♡」と言い直し、途端に手のひらを返したようにキャーっとなったファン。

さらに「おまえら、簡単やな」(ニュアンスです、笑)笑顔で毒づくかっこいい人。むふふ。

この振り付けもドーム全体でやるととっても派手で、KinKiさんお二人とも、集団になるとうねるように光が回るみたいなことになって、30日のジェロマの時、ステージ側から見ていたら壮観だったと元旦に話してました。


コウイチさんって言えば、30日は彼がこの曲の時にトロッコで近くに来て、ものすご〜く大きなフリで客席に「もっとやれよ〜っ!!」と煽っていて、まずは自分から…とでも言うように、はりきって振り方通りに手を動かしていたのですが、これがコウイチさんがやると、なぜかさながらオタ芸ちっくで爆笑でした(笑)

そもそもが動作が大きいし、なんだかその表情がね〜という感じなのですが、一方で、ダンスで鍛えた美しい動きが身についてる人ですから、やってることがいくらオタ芸ちっくでも、無駄に腕とか美しくピっ!と伸びてて、妙にかっこよくて…それが余計に笑いを誘うの(笑)

そして超絶カッコイイのになぜかオタ芸ちっくな人に散々煽られたわたしたちは、超がんばっちゃって(笑)周りの方々が、ねぇ〜腕が痛くな〜い?って言ってましたよ(笑)
ちなみにわたしは大丈夫!そのために筋トレやってるからね…(うそ、笑)

でも痛かろうがなんであろうが、近年まれに見る(ごほごほ)客席ごと一体になって盛り上がろうという気満々なコウイチさんがせつないくらいうれしくて、しあわせな瞬間だったなぁと思い出しています。


一方でわたしの元旦は、同じタイミングで、つよしさんがほぼ目の前(とはいえかなり遠いけど)を通ったのですが、この時また、つよしさんがどこからかペンライトを取り出して、30日にはコウイチさんバージョンで見た振り付けを今度はつよしさんが披露、先導してる様子を目の前で見ました(笑)

30日のコウイチさんと同じく超全力ですが、また全然違うのですよね〜この個性の違いこそがKinKiの味。

ペンライトを打ち振るうつよしさんは、なぜかスティックを振り回す魔法少女のようでもあり(なんで少女って言いたくなるのかわからないのですが、ほんとにそういう感じだったの、笑)どうかすると、この人、平和の名のもとに、人類を救うんじゃないの?風にも見えました(笑)

つよしさんってば、か〜な〜り全力で振っていたから、途中で疲れちゃったのか、手が痛そうで、自分で自分の腕を撫でたりしていて、双眼鏡で見てむふふと笑いあうショコラ嬢とわたし(笑)
そんなにがんばらなくてもいいのに〜(笑)
最後の方ではかなりへたってたのも、それはそれでおもしろかったです。
そして超かわいかったです。むふふ。



フラワー
そして、センターステージに戻りながらのこの曲。
ロッコがカラフルなお花模様を映し出していて、これまた全然30日には気がついていなくて、びっくり(笑)
そしてかわいい♪
こんな風になってたのか!!


僕の背中には羽根がある
この曲では「オレンジ」「意外」とわたしメモ。
なんとなく温かみのあるオレンジや茶系の光がふわっと広がっている中、歌われてました。

この辺りのメドレーは、初めて来られた方にとってはたまらなかったようで、30日に近くにいた方が「こういうのが生で、しかも生バンドで完全生歌で聴けるなんて、ほんと感動!!」って興奮気味に言っていたのがうれしかったです。
そうでしょうとも!すごいのよ、KinKiさんは!!って自慢毛ぼーぼーっ!!

30日と言えば、途中でいきなり歌がなくなって、あれ?って顔を上げたら、「ぽっかーん!!」と音がしそうな顔で呆然としているつよしさんがわりと近いところにいて(笑)
あの顔が気の毒だけど、素の「ぽっかーん」で、小学生みたいにめっちゃかわいくて、メロメロしながらくすくす。
つよしさんには珍しく本気で歌詞を飛ばしてました(笑)

そのことに気がつくや否や、周り中のファンがすぐに声を張り上げて歌い出したのがとてもステキでジーン。
つよしさんが立ち直って(笑)歌い出すや否や自然とフェイドアウトしていくのも息ぴったり。
KinKiファンって素敵だなぁ。

そして「つよしさんが歌詞を飛ばすなんて珍しい〜っ!!」というのは、客席のみならず、コウイチさんも思ったみたいで、30日のアンコールのMCでそのことに言及してましたよ。

その時に「『このまま手をつないで』でも一か所オレのパートも一緒に歌っちゃってたでしょ!?」と暴露するコウイチさん。

「あれ僕歌っちゃいけないとこでした!?」と素直に困惑する剛さん。

それを受けてコウイチさんったら、即座に「いいんだよ!KinKi Kidsなんだもん一緒に歌って!」って。
ここすご〜く自然な流れでしたけど、客席はもちろん聞き逃しませんよ!(笑)

普通やさしく振舞ってるけど、油断してると冷たい面が出ちゃうっていうのが人としてありがちなパターンだと思うのですが、時として彼は逆だなと思います。
目いっぱいシニカルに振舞ってるんだけど、ちょっと油断したらやさしいところが出ちゃって「ハッ!!」みたいな(笑)

思わないことは絶対に言わない、言えない人だからこそ、大事なところで身近な人にこそ、こういう言葉をはっきりと伝えられるコウイチさんがわたしは好きだなぁと思いました。



鍵のない箱
30日は、この曲が流れ始めた瞬間、なんてきらきらしたKinKiらしいいい曲!!と素直にそう思った自分にびっくり。
昨今のシングルは、わりと最初初聴きからはピンと来ないことが多くて、聴くにつれて、ああやっぱりいい曲だなぁと思うパターンが多いのです。
この曲もまさしくそうで、本当の意味でわたしがこの「鍵のない箱」の素敵さに打ち負かされた瞬間は、元旦のラストのほうで流れたときだったかもと振り返っています。

白っぽい照明に包まれて、とっても清潔な感じに始まったこの曲。

しょっぱなと違い、ふたりの水色の衣装がとってもさわやかで美しく、さらにダンサーさんやふぉーゆーがかぶっている真っ白なシルクハットがさわやかさ、清潔さを増しているような気がしました。

そしてあの銀色っぽい紙ふぶきを想像するようなキラキラなイントロ。

実は誘惑に負けてネタバレを見ちゃってたので知っていたのですが、初日に入った方々はこの後の展開は、きっと本気で衝撃だっただろうなぁと思いました。

というのも、すでにみなさまご存じかと思いますが、一番はふっつーにかっこよく歌い上げたあとで、2番になるとダンサーさんがぱーっと二人を取り囲み…
次に二人が現れたときは、突然、「鍵のない箱CDの初回B」の「ズラ(カツラ)バージョン」になっているのです!!

この衝撃ったら!!

そしてにこりともせずに、何かありました?ってな顔で(笑)大真面目にカツラを被って歌う二人。
超シュールな光景です(笑)

初回盤Bと同じく、まだらハゲのカツラをかぶるつよしさん。大きなアフロのカツラをかぶるコウイチさん。

さらに途中でそのズラがポーン!と飛んでいくというワイヤーアクション(笑)
きゃははは!!2回見てもやっぱりそのたび笑いました(笑)
(どこかの雑誌で、ふぉーゆーがつよしさんにワイヤーを仕込むシーンが微妙に写ってましたよね、意外と手が込んでる。笑)

ただし、アフロのカツラが飛んでったあともコウイチさんは二段階、もうひとつハゲずらを被ってて、元旦にはこれに36とでかでか記されておりました(笑)

そしてステージで歌いながら、手鏡をお互いにかざして、髪の毛をセットするというネタをするというお約束。
(この手鏡、実は元旦のMCのときに、一回ステージ下から登場してるんです。コンタクトの調子が悪くなったつよしさんは、コウイチさんに話をつないでもらって、この手鏡を見てコンタクトを入れ直してたんです。思い出の手鏡、笑)

そして、そんなこんな小ネタもはさみつつ、最後のふたりの手でひとつの箱を作るポーズはとても美しく。むふふ。
落差に驚くってば(笑)

ああ、大好き、KinKi Kids!!

この演出がテレビ誌でも言っていた、コウイチさんが考えた「サプライズ」「隠しだま」なのだと思うのですが、こうきたか!!という感じ。
爆笑しつつも、なんだか心の中に温かいものが流れました。

なんていうのかな。今回のライブがわたし的にすご〜く好きだったのは、多分こういう手作りな感じがあちこちにあったからじゃないかと思うのです。
豪華なセットの中に入って王様のように歌うだけじゃなくて、ちゃんとふたりの意志が入った東京ドームというとんでもなく大きな場所なのに、ちゃ〜んとふたりの「心がこもったおもてなし」という感じ。

まったく隙のないショーではなくて、あえて決め事を作り過ぎず「遊び」(アドリブ的なとも言えるし、ハプニング的なとも言える感じの)の部分を残した、ファンと一緒に最後の仕上げをしたような、まさしくその瞬間を楽しもうねというKinKiさんの真の心、いわゆる「まごころ」を感じたのですよね。

このシーンは元々作りこんでると言えばそうですが、この案がいかにもやりそうな(ふふふ)つよしさんじゃなくて、コウイチさんの方から出たというのも、なんだかとってもほっこりポイントのひとつでした。

普段自分のコンサートとかでは、そういう演出はあんまりしなさそうですし。KinKiでもちゃんと本人が楽しんでる感じがよかったんだと思います。

一方つよしさんはテレビ誌でだったかオリスタでだったか「ライブ感を大事にしたものにしたい」と言ってましたが、まさしくそういうものになりましたよね。
ちゃんと有言実行だ!とこれまた尊敬のまなざしに。

こういうふたりのありようも「今回はいつもとちょっと違うぞ!」と思ったポイントだったように思います。

前の日記のコメントでゆきはなさんが「花道を歩く速度とか、そういうのがぴたっと揃う感動」という話をしてくださいましたが、そういう物理的なぴたっとの感覚と、お互いの気持ちの方向性がぴたっ!とな感じの両方が今回あって、だからこんなにいい気持ちで終われたんじゃないかと思いました。


〜ご挨拶〜
ハゲヅラの余韻でざわざわニヤニヤしている場内に響き渡るコウイチさんのご挨拶。
「やっと36(さぶろー)になれた気がします。おかげさまで、素敵な2015年のスタートが切れたんじゃないでしょうか。つよしくんを筆頭に、みなさんに素敵な誕生日を毎年のようにしていただけて、自分はとてもしあわせものだなと感じています。これからもKinKi Kidsよろしくお願いします。

そしてふたりがいっぺんに一瞬モニターに映し出され、会場がオレンジの光に包まれ。
暖かい空気と暖かいイントロが始まります。

ふと見上げると天井にMという文字が大きく浮かび上がっています。

これに気がついて、胸がいっぱいになる経験ができただけでも40ゲート万歳!という気持ちになりました。
なんせ天井はここが一番近いですからね。むふふ。

僕らの未来

その後、モニターに映し出されたのはふたりの演奏、ダンス風景やなんかが映し出されます。

そしてあれっ?モニターに流れている景色は…KinKiさんの背中越しの客席で…そういうことか!とはたと気づきました。
これは、KinKiさんが見ているこちら側の景色なんだということを!!


元旦には、グッズ売り場とか、外を歩いているファンの映像とかも映し出されて、これはLコンBlu-rayの初っ端とちょっと似た感じ。
こういう映像を見る限りにおいても、今回もBlu-rayは期待できそうです。

そうそう、今回つよしさんだったかが、ライブの途中で「Blu-rayになったら!」という発言をしていたのもすご〜く珍しいけどうれしかったです。

以前にSMAPのコンサートに連れていってもらった時、まだツアー中なのに、DVD発売の告知があって、こうやって出ると決定しているなんて、いいなぁ、うらやましい…とつくづく思ったことがありました。

当時は、KinKiさんはDVDが出るとはかぎらなくて、いつも発売のお知らせが来るまで期待と不安でいっぱいでした。

ここのところ毎年出ているから、多分大丈夫なんじゃないかな?とは思ってましたが、やっぱりご本人たちの口から「出たら」なんて発言が出るのはうれしいことだなぁと思いました。

おっと話が逸れちゃった(笑)

この曲もライブで化けたなあと思った曲のひとつでした。
今まではそんなに気になる曲ではなくて、わりとさらっと聞き流し系だった気がするのですが、ライブで聴いたら、なんていい曲だろうと思いました。

おだやかであたたかな声。派手な演出もかっこいいダンスもないですが、ちゃんと心に響く歌を安定的に聴かせられる歌唱力。

なんといっても「僕らの未来」というタイトルの曲を本編最後にもってきたふたりの真心!

確か11月終盤の小喜利のときに、寝る時間を削ってつよしさんが一生懸命にセットリストを考えてたって言っていたんです。
そしてコウイチさんエピソードも満載だった横浜での小喜利。

つよしさんは、この日のビジョンを一生懸命頭に描いていたのかな?と思うと、なんだかタイムマシーンに乗って、本当におつかれさま。いつも本当に忙しいのにありがとう。感謝してます!と書いてあの、お手紙を入れられる箱に入れて来たい衝動にかられました(笑)

ふたりとも、いろんな仕事をしてる中、いつも楽しいこと、しあわせなことをいっぱい考えてくれてありがとうね。

気持ち的なことは置いておいて…

この曲もライブで化けたなあと思った曲のひとつでした。
今まではそんなに気になる曲ではなくて、わりとさらっと聞き流し系だった気がするのですが、ライブで聴いたら、なんていい曲だろうと思いました。

あとで、仲良しさんと「この曲、いきものがかりが歌いそうだよね〜」なんて話で盛り上がったのですが、なんとなくそういうテイストでもあるような?
こういう歌を歌わせるとほんとにさわやかに歌うなぁ、KinKiさんたち。

この曲が終わってからつよしさんも引き継いでご挨拶します。
「こういう時間がこれからも毎年毎年訪れることを強く願って、強く思って、たくさんの思いをこめてうたいました。またみなさん、KinK Kidsに会いにきてください。そのときはまた愛し合いましょう。」
ここも各テレビ誌に載ってましたけど、かなり簡潔に、言いたいことだけ詰め込んだ感じのご挨拶。

前の感想のところでも触れましたが、個人的な感想ですけれども…コウイチさんの負担も考えてなんじゃないかな、今回元旦のライブでは、つよしさんが時間をムダに引き延ばさないようにすご〜く気をつけていたかのように感じる場面が多々ありました。

そして、二人が最初の鍵のない箱で登場したてっぺんへと階段をあがっていき、またスクリーンの向こう側に消えていきました。

30日は、はけていく瞬間、ステージのトップに立って手を振ったとき、つよしさんの瞳がものすご〜くうるうるしているように見えて、なんだかぎゅっと心を掴まれました。
コウイチさんは元旦のしあわせそうな表情が印象に残ってます。

今回のライブ、あちこちでつよしさんの瞳がうるんでいるように見えました。

30日のライブの時に、ちょっといつもと声の出し方が違う?と思われるところが最初のほうにあって、うるうるしてたのは風邪ひいてたんじゃないの?と言ってた方々もいたけれど。

近くに来た時に、周りをすっごくいい顔で見回して、味わうようにうるっとした瞳をぱちぱちして、そして大きく息を吸って去っていったのをみて、しあわせなんだろうなぁ、今、この瞬間、ライブの時間を心底楽しんでいるのだろうなぁと思いました。

そして、その顔を見ていただけで、こっちまで心底しあわせな気持ちになれました。

さて、次はアンコールからです。あとちょっと。
実はもうできてるのですが、早く推敲してアップしたいです。