ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 堂本剛LIVE【FUNK詩謡夏私乱】2014.10.3 東京フォーラムAホール その1

いつもたくさんの拍手やら拍手コメントやら、ありがとうございます。
とてもうれしく読ませていただいてます。

このつよしさんライブの感想を終えたら、お返事祭りさせてくださいね。
わざわざひと手間掛けていろいろと反応くださるみなさま方の存在にとてもとても励まされてます。
心からの感謝を込めて。

さて。
この文章は、FUNK詩謡夏私乱ツアー、最終日の記録です。
なにぶんにも、レポじゃなくて、個人の主観的な感想なので、あんまり信じ過ぎないように、ニュアンスで読んでくださいね。

今回、一部、デリケートなMCネタ、それからちょっとオトナな?(笑)ネタも含みます。

いつもならコウイチさん、つよしさんのソロワークについて書く時、また、まったく関係ないアーチストさんのライブの感想などを書くとき、KinKiさんトークとごっちゃにしないように気をつけているのですが、今回はあえてそこも入ってます。

なぜならそこをはずしちゃうと「ネタ」としてとっても片手落ちで、文章そのものがつまらなくなっちゃうと感じたので。

それゆえ、オトナな反応がとてもムリと思われる方はどうぞここで遠慮なく引き返してくださいね。

言葉は言葉通り、ネタはネタとして、自分の好みの話題とはちょっと違うかなぁ?と思っても、華麗にするっと読み飛ばすくらいの心意気がおありであれば、もちろんウエルカムです。遠慮なくどうぞ。

「オトナネタ」の方はPANTIESあたりついて書いてある部分をまるっと飛ばせば大丈夫なはずです。
(小さいお子さんがここを読まれることはまずないと思いますが、念のため!)

ふぇるまーたに日頃からいらしてくださっているみなさまには、この注意書きはほぼ必要ないと思っているのですが、たまたま通りすがった方々もいらっしゃるかと思い、一応書かせていただきました。

とはいえ、もちろんこの文章に関してのすべての責任はわたくしレインです。
誰であれ、言及するご本人たちに読まれても恥ずかしくない文章を、そして、彼や彼らを好きな人たちを悲しませるような文章は書いてはならないと思っているし、誤解を生まないように全力は尽くしたつもりです。

それ以外にも記憶違い、この話を忘れてませんか?というツッコミ、追記は大歓迎ですので、気がつかれた方はどうぞよろしくお願いします。

つよしさんのソロライブとしては初めての東京フォーラムは、総じてとっても音が良かったです。

このホールAはわたしにとっては結構お馴染みのところで、今までも玉置さんや安全地帯、マッキー、Earth, Wind & Fire押尾コータローさんなど、様々な方のライブに参戦しています。

そしてつよしさんの声をここで聴くのは初めてではありません。

豪太さんとフミヤさんの七夕フェス「Voices meets Romantic Beat-Pray for Stars-」以来です。
あれっていつだった?と思って記憶を辿ったら、なんと2011年の7月でした。
思ったよりも前でしたねぇ〜びっくりです。

ちなみにこの時の感想はこちら

そうそう、わたしにとっては初めてタイジさんのギターや歌声に触れたのもこの時でした。

あの時つよしさんもいつかここでやらないかなぁと思っていた夢が、3年越しで今回叶いました。すごくうれしかったです。


わたしたちの席は、1階の真ん中よりも少し後ろ目。
音響さんのモニターがずらっと並ぶブースよりも数列後ろでした。

渋谷がすっごく前、名古屋が3階でとっても後ろだったので、ここ1階のやや後ろという場所は、客席が見渡せて一体感も味わえる、オーラスで経験するには理想的なところだね!!ととても喜んでいました。

そして実際、右からも左からも、もちろんセンターからもバランスよく音が飛んできて、後ろまでちゃんと段差があるので、見えないということもなく。
ふっかふかの椅子は座り心地もよくて(MCが多かったのでね、結構座ってましたよ!)大満足。

さらに何が始まってもたちまち耳を、ハートを奪われて沸騰していく客席がつぶさに見えて、その中の一人なんだなぁという一体感がすごかったです。

これは前過ぎてもわからない感覚なのですよね〜。

この席を譲ってくださったSさまには、本当に心からの感謝を伝えさせてくださいね。ありがとうございました。

今年は東京でも5公演あって、いつもだったら、見つけてでも全部行きたいと意気込んだかもしれませんが、今年は家の中の人たちがみんな職に就いたばかりで、なんとなくあんまり家を空けてはいけない気がして、自重して3公演に絞りました。

それでもあんまりさびしい気持ちにならなかったのは、参加したどの公演もとってもとっても満足度が高かったからだと思います。
1回分で5回分くらいの満足度でした。

どの場所からでも存分に楽しめたし、ホールのツアーはなんといってもストレスレスないい音が聴けて、どんなに遠くても、ほぼステージのみなさんのお顔まではっきり見えるしで、とってもhappyでした。

1曲1曲についての感想は散々過去2回で書いているので、今回はMC中心の感想としてまとめたいと思います。

もう記憶がだんだんに怪しくなっていて、すみませんが、箇条書きで失礼します。

入場前やライブ後もとっても楽しかったのですが、この話はまた別途もうちょっと落ち着いたテンションで書きたいと思います。

ここからが感想です。


・客電が落ちてわりとすぐ、わたしたちの真横を関係者とおぼしき人が通り抜けてゆき…
顔はよく見えなかったし、年齢もわからなかったのですが、近くの人が「わぁ〜っ!!」と一瞬沸いていて、ショコラ嬢と「あれ?誰だった?かなりのお偉いさんかなぁ?」と話していたのです。

この方、帰りも客電が付く前にお迎えの係りの方が一人ならずやってきたのが見えて…あっそっか、帰るんだなぁと思ったわけですが、その方はなかなか立ち上がらず。
ほんとに最後の最後、ほぼ客電がつくまで催促されても席を立つ様子がなかったので「よほど楽しかったのかしらね?」「お迎えの人が来るってことは、やっぱりかなりのお偉いさんだったのかなぁ?」なんて話していたのですが、帰りの電車の中でTwitterを見てびっくり。

位置関係からして、わたしたちがこの時見ていた方がまさしく嵐の松本くんだったみたいで!!
そりゃびっくりだ!そりゃ沸くわ!!(笑)

客席に電気がつくまで帰らなかったということは、かなり入り込んで見ていたんだろうなぁと想像しました。
彼の口からどんな風に感じてらしたのか聞いてみたいなぁ。
うちの生徒、うぜーよ姫は松本くんの大ファンなので、彼女からよく松本くん話は聞いているのですが、とっても真面目で勉強熱心な方らしいので、嵐のライブに参考になるかどうかはわからないけど、何かを感じてあっちでも化学反応が起きたら、それはそれですっごく楽しいんじゃないかと思いました。

さて。いつものようにライブが始まって、バンドの皆さんが登場され、ステージが明るくなると、このホールのステージは、天井が高いんだなぁと驚きました。

そして都会の真ん中に建っているので、会場そのものが縦にすご〜く長い感じ。

でも、てっぺんにも座ったことがありますが、音はよ〜く響いて隅々までとても良いのですよね。

まだつよしさんご登場の前から、すでにしてバンドの音がうねってる。
ホーンの音がまっすぐに飛んでくることと言ったら。

わくわくが止まらない。


・この日のバンドのメンバーさんは…

ギターが竹内くんと名越さん。ベースがKenKen。ホーン隊がSASUKEさんとかわ島さんとルイスさん。
コーラスがタイガーさんとオリビアさん。ドラムは豪太さん。パーカッションがスティーヴさん。そしてキーボードがSWING-Oさんでした。

ということは、わたしが見たすべての回、同じメンバーだったことは一度もなかったということで、これってすごいことなんじゃないかとあらためて。

誰と誰が変わっても違和感はまったくなく、質が落ちることもなかったし、あえてアベレージを作って演奏スタイルとか、雰囲気を合わせようという感じでもなく。
同じ人であっても毎回鳴らす音は違っていて…どの日もその日ならではの斬新で心惹かれるパフォーマンス。
なんておもしろいんだろう。と何回も思いました。


・つよしさんのビジュアル等はワイドショーで見たばかりなので、みなさまご存じのことと思いますが、この頃見るたびほっそりしているような。
でも、とっても元気で、やる気満々で、終始楽しそうなつよしさんでした。


・最初のMCで、初っ端からテンションが上がりすぎてBPM(テンポ)が早くなったことをKenKenに指摘された竹内くん。
「え?そうだった?」と最初はびっくりしているようでしたが…

つよしさんも言葉の数が多いブルベリーなど、ブレスがとってもしんどかったと言い(笑)
竹内くん自身、しばし遠い目になってから
そういや前に出てステップを踏むところが、今日は全然できなくて、なんでだろう?と思っていたんだった。原因は俺か!!!!
と膝を打ってました(笑)

ここ、バンドのメンバーさんたちも客席も大爆笑。

つよしさんはこの日の最初のMCまでの曲たちのテンポを「ギャロップ」と表現してました。

「クリック(メトロノーム)を使わない(というより、頼らないとでも言った方がいいのかな?)グルーヴ」とフォーラム2DAYSのマニュピレーターをされた篠崎氏がさらっとツイートされてましたけど、ああ、こういうことなんだなぁと思いました。

いつも判で押したような同じライブは誰も望んでいないということ。

かと言って、みなさん名う手のミュージシャンばかりだから、早かろうが遅かろうがリズムがぐだぐだになることもなく、その日のみんなのグルーヴがそのまんま反映してがんばれちゃうということなのですね。

それはそれで見ている方はとってもおいしいと思うわけです…演奏者たちは大変だったにせよ(笑)

この疾走感の素晴らしかったこと!!テンションが上がった竹内くんに感謝!!むふふ。

ギャロップ部分でしゃべっていたことを、もうちょっと丁寧に拾うと
「(かなり走ってしまった演奏に)かなり軽快やったよ。スキップよりギャロップ。よくいるよね?近所の公園でムダにギャロップしてる子。あれは何なんでしょうね…」

と言い…

この話はイマイチうけなかったと思ったのか(笑)

「さ、盛り上がってまいりました!いつも以上に何も考えずに喋ってます!」と話を切りました。

あれ?楽しんでますよん。むふふ。


そして音楽ってまさしく「音を楽しむ」なんだなぁというあたりまえのことを、かなり実感的に理解した気がします。
これは「オトナたちの本気の遊び」なのだなぁと。
つよしさんは「本気の悪ふざけ」とも言ってましたけど、まさしく本気で真剣に音で遊んでいるわけです。

それが伝わるからこそ、こっちも心底楽しいのです。
不意に音楽の本質に触れた気がして、鳥肌が立ちました。素敵〜♪


この日のブルーベリーは名越さんと竹内くんとつよしさんが3人並んで実に楽しそうでした。
ステップにそんなに苦労していたとは知らなかったけど(笑)
いい音といい光景。一緒に体感できるしあわせ。

この日は比較的大きな5000人級のホールだったので、濃厚なファンだけじゃなくて、わりと薄めなファンの方や、初参戦の方も結構多くて、それもまた新鮮でした。
tankの頃から決まっている曲ではお馴染みのフリ付けをしている方も、ずっと揺れてる方も、ずっとクラップしている方も、独自のスタイルで踊り狂っている方も、ほんとにさまざまいらっしゃいましたが、自由な感じでそれもまた楽し。

わたしたちの一列置いて前に座っていたのは中学生くらいの男子とおかあさん?とおぼしき方だったのですが、息子さんの方はだんだんに曲目を重ねるごとに動きが大きくなって、ブルーベリーでは親子でピョンピョンしてて、すっごく楽しそう。平和でいい光景だなぁと思いました。

わたしは目が悪くて、さすがにブルーベリーの指の本数まではわからない…と思っていたら、このおかあさんが大きく手を挙げて剛さんの指の本数を出してくださっていることに気がつきました。

なんて親切!
ありがたく思いながら、彼女の指を見てぴょんぴょんさせていただきました。



・長くなるぞ!宣言
僕が信じきっている人たち(バンドのみなさま)と一緒に音を出していきます。
今日は千秋楽なので...ちょっと止まらなくなる可能性がありますが...
OPの感じ見たでしょ?全然この曲終わらんやん!いつまでやってんねん!いくら好きでもこれはないぞ!って思ったかも?(笑)。
でもね『決して損はさせません!』(オトコマエに言いきったよ!)
こんなゆる〜い漫談でファンクやってるアホは他にいないですからね!」
電車の時間とかある人…と聞いたら結構何人かいらっしゃいました。
ごめんなさい。「それじゃっ!」(手を振るふり)と言って抜けてくださいね…みたいに言ってました。
すでにやる気満々。長引かせる気満々!

実際、ライブが終わり会場を出たらすでに10時半くらいでした。
予告、予想を上回る長さでびっくりです(笑)

歌や演奏が素晴らしかったことは言うまでもないですが、それだけじゃなくて、参加されたステージの上のみなさまがみんなお名残り惜しそうで、ひたすら楽しそうで。

そんな光景にジーンとしました。

楽しかったです。本当に。



・昨日は事件が起きました。「最前列の方が僕のファンではなく…関ジャニファンと聞いた途端、歌の調子が悪くなりました!」とつよしさん(笑)

もちろん前日に参加していないわたしのような人たちにとっても、これはワイドショーでめっちゃ知ってるネタなわけで…会場内大爆笑。
そして当然ながら冗談です。
本人その言葉に反して「めっちゃ美味しかったなぁ」という得意顔(笑)

この後、最後の方でこの話に関連して、もうひとつ神がかりなことが起こって爆笑を巻き起こすことになるのですが、それはこの時点ではまだ誰も知りません(笑)


フォーラム一日目のライブ当日の夜に、Twitterにこの関ジャニファンとおぼしき方のツイートがリツイートで回ってきて、「すみません!」「すみません!」ってしきりにあやまってらしたのですが、念のため言っておきますけど…

つよしさんをはじめとして、あの場にいたファンを含め、「なんておいしい展開」と思ってこそいても、「ええーっ!!ひどーい!」なんて思ったファンはほぼいないかと。

こんなにおもしろいネタは作ろうと思ったって簡単に巡り合えるものじゃないし、つよしさんもファンも「おもしろがる」ということにかなりたけた人種なのでね(笑)

その方やお友達の方がふぇるまーたをご覧になるとはとても思えないけど、どこかで回り回ってご本人に伝わることがあるなら、ひとこと「Good!Job!」とご伝言ください。
ファンを代表して感謝状を差し上げたいくらいです。むふふ。


そして、つよしさんってば『彼女はきっと帰って想うでしょう…「これは恋?かな?」と。 そして2日後には部屋中のポスターを(つよしさんに)張り替えるでしょう!!』と、うやうやしく予言者のように語ってて、場内大ウケ!!

「さもありなん」…とファンに本気で思わせちゃうところがつよしさんのスゴイところ。

ええ、ファンですからね。なんとでも言いますとも!!

(続く)