先日の福島遠征で、とても印象が残ったもののひとつに白河ラーメンがあります。
出かける前に福島在住の仲良しさんが「とら食堂」がオススメですよ~とおっしゃっていて。
それならぜひ!とかなり早めに家を出て、張り切って行ってみたのですが、残念ながら長期休み中。
残念(涙)
ということで、急遽ガイドブックに載っていたここ↓手打ち中華「よしだ」さんに行きました。
その時にお店からツイートしたのがこれです。
来た!!!
— レイン (@raintalk) 2022年5月20日
まずは腹ごしらえ。
向かいの夫のTシャツで目がチカチカしてる😵
白河ラーメン🍜
超美味〜♪♪ pic.twitter.com/jZGr6ZM37y
久しぶりにとてもおいしいラーメンを食べて大満足だったのでありました!!
きっとライブが終わるまで何も食べられないなと思ったので、いつもならなるべくシンプルなラーメンを選ぶところ、思いきって「特製手打ち中華」という「さまざまな具全部乗せ」みたいなボリューミーなものを頼んだのですが、大正解でした。
このお店はチャーシューが特徴的なのだそうで、一枚一枚全部部位が違って何種類も乗っていることにびっくりしたり。
煮卵やワンタンもとてもていねいに作られていて、さまざまな味がします。
そして手打ち麺がスープによく絡んでおいしいことと言ったら♡
おいしいね~しあわせだね~と言い合いながらあっという間にラーメンを堪能して。
帰り際、外へ出てみると通りを越えて向こう側に大きな木がありました。
道を渡って近くまで行くと、転寝(うたたね)の森という立て看板がありました。
見渡す限り続く田んぼの中に、ポツンと大きな木があります。
近づいてみると一本の木ではなくて、何種類かの木が絡まるように、肩を寄せ合うように並んでました。
慌てて撮ったので、決していい画像ではないですが、雰囲気は伝わるかな?
ちょっと気になる木たちでしょ?
そして近づいてみるとこんな立て看板がありました。
どんなことが書いてあったかざっと紹介すると…
「江戸時代後期に完成した白河風土記によれば、源義家が陸奥に下った際、林の下でしばらく休み、うたた寝をしたことからこの名前がついた」
「かつては林だったのが白河風土記が編纂される頃には杉が2本と桜の若木二株が残っているのみだったそう。」
根元にある石碑には阿部正方の
「いにしえのもの見の杉も跡たえて、名のみぞのこる うたたねの森」
の歌が刻まれているのだそう。
この地でうたた寝をした義家は平安時代後期1039年の生まれの武将で。
その後この句を詠んだ阿部正方は1848年生まれと言われていて、江戸後期の大名です。
そしてそこからさらに170年後。
たまたま通りすがったわたしたちが、阿部正方と同じ気持ちで「かつての森」だったところに残る木を眺めている不思議。
なんという長い歴史でしょう!!!
短い時間でしたが「あれなんだろう?」に導かれて、偶然に出会えた大きな木。
心に残る出来事でした。
他にも白河旅の思い出はたくさんあって、どこでも地元の方々がとても細やかに親切にしてくださって、いい思い出しかないのですけれど。
とりわけこのラーメンやこの景色がとても心に残ったので、おみやげに白河ラーメンのセットを買って帰りました。
そして。
賞味期限をみながら、家族全員が揃う日曜日の夜をにらみつつ、少し前から準備を進めて、無事昨晩を迎えました。
その記録画像たちをInstagramに貼ったので、記録として残しておきます。
焼豚は「よしだ」さんのように、さすがに何種類もの部位は無理としても、せめて複数種類をと思い、豚バラと肩ロースを500gずつ買ってきて、オーブンで焼きました。
「よしだ」さんのチャーシューはスモークだったのかな?
とても香ばしくて食欲をそそるいい匂いだったので、我が家の焼豚は大概圧力なべで作るのですが、今回はあえてオーブンで焼いてみました。
1キロも作ったのは、前日の夕飯にも使いたかったからで、土曜日の夜は焼き立て熱々のチャーシューをチョレギサラダと共に食べたのですが、こちらもまたおいしかったです。
そして昨晩、満を持してラーメン丼の中へ。
ワンタンはスープ付きのインスタントのを買って来ちゃうのが常だったのですが、皮だけ買ってきて、家にあった豚のひき肉100gとネギで簡単にできちゃいました。
つるんとした喉ごし最高!これはあと半分残してあるので、冷凍してあって、次はワンタンスープにしたいです。
メンマもまた、手作りしてみたら意外に簡単でおいしかったこと!!
ビールのつまみにぴったりだね!と好評だったので、来年筍の季節にまた作りたいと思います。
そして味玉は半熟にして3日間漬け込みました。絶品です。
これもまたあと2こずつあるので、今日明日と食べる楽しみを残してます。
そんなこんな、家で作ったラーメンとしては破格に手が込んでいたせいか(笑)
家族も大喜び。
ちぢれ麺がスープにとてもよく絡んで最高のお味でした。
ご馳走さまでした。
ありがとう福島!!!
さて。
もうひとつ。
福島と言えば、ENDRECHERIライブ前にラジオに送られた郡山の方からのお便りで知ったクリームボックスについて少しだけ書きます。
福島でのライブは、少し前に起きた大きな地震のために日延べされて、場所も郡山から白河へ変更になりました。
郡山に行くつもりで楽しみにされていた方々もたくさんいらしたことと思います。
そんな方のおひとりが剛さんのラジオにメールを送り、クリームボックスという郡山のソウルフードを紹介されていました。
「郡山にいらっしゃるなら、ぜひ食べてみてください!」
そんな内容だったと思います。
このお便りがあまりにも心に残っていて。
さらに、わたしの友人も郡山なら行けたのに、白河になったがために行くことが叶わなくなってしまったという事情があって。
その行けなかったみなさまの代わりに、わたしたちの参加が叶ったともいえるわけで。
なんだかとても複雑で哀しい気持ちが心の底に生まれてしまい。
それがどう心の中で変換されたのか
「なんとしてもクリームボックスを手に入れて味わって帰ろう!」
というのが今回の旅の陰のテーマになってしまいました。
しかし。
わたしたちは翌日、絶妙に郡山から少し逸れたところを観光していて、本物クリームボックスにはついぞ出会えず(涙)
そこでせめてもと買って帰ったのが、下のツイートに書いた「クリームボックス」っぽいおみやげの数々でした。
オットも隣で、なんだかわからないけど、妻が結構切実にクリームボックスを探しているらしいと察し、高速の道すがら、サービスエリアのたびに寄ってくれて。
そのたびいろいろ買ってしまいました(笑)
夫婦で福島を全力で堪能、ケリートークに花を咲かせつつ帰宅♪
— レイン (@raintalk) 2022年5月21日
天栄村ドライブや念願の伊佐須美神社も行けて大満足。
しかーし!クリームボックスを探す謎の使命に取り憑かれw
白河猪苗代会津若松で撃沈後、高速のSAごとに執念でかき集めたのがこれら。
真似っこクリームボックス、幸せの味がした♡ pic.twitter.com/wmj5rpm707
そしてそして。
この中のクリームボックスケーキ。
そろそろ賞味期限が近づいてきたことを知り、日曜日のおやつに家族みんなでいただいたら…これがまた、びっくりするほどおいしかったのでした!!
ふわっふわのスポンジケーキの上にクリームボックス風の白いクリームが載っているのですが、甘みも風味も絶妙で、とてもやさしい味。
どこか白河の印象とも似てました。
中途半端だった心の中が、わたしのちょっと変な方向へ行ってしまったクリームボックスへの執着が(笑)
このクリームボックスケーキにより完全に成仏したような気がしました(笑)(笑)(笑)
(BGMは「瞬き~するたび 大切なものが消えてゆく~♪」という剛さんの歌声入りで読んでくださいね、笑。天魔さ~ん!!!)
次回ツアーがある時は、リベンジの郡山開催がありますように。
そして本当に音響がよかったので、白河でもまたENDRECHERIが見たいです。
ということで昨日、我が家では3週間の時を経て、福島まつり第二弾が無事開催されました。
楽しかったなぁ、福島旅!!!