ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

どの「好きルート」を進んでも、なぜか奈良にたどり着く不思議旅 その1

一つ前の日記を書いた直後から、さらに生徒が3人増えて、とんでもなく忙しく、日記どころではなくなってしまいました。

その間につよしさんのお誕生日はあったし、書きたいこともいくらでもあったのですが、まったく自由になる時間がなく。

かろうじてTwitterでつぶやいたり「こんなホットケーキはいやだ」のお題に参加したりはできたので・・・

こんな風にどんなに忙しくても、家に居ながらにして誰でも参加できる、楽しい企画を自らの誕生日に合わせて放ってくれたつよしさんにとても感謝しました。

ふと時間が空いた時に、洗い物や洗濯を干している時に。

「ホットケーキ」を空目しながらとりとめもなく思いを馳せている時間は、とてもとても癒しでした(笑)

あまりおもしろいことは思いつけなかったにしろ(笑)

さらに・・・

GWに入ったところで、旅に出ることに決めていて。

なのに、ギリギリまで振替だ!お試しレッスンだ!と大忙しだったので、まったく何事たりとも考える余裕がなく。奈良旅をしながら、だんだんに自分を取り戻した感じだったのでありました。

出掛ける前は「何でこんなに忙しい時に出かけることにしちゃったかなぁ??…」とすら思っていたのですが、結果的にとてもいいタイミングで神さまにタオルを投げてもらった気がしていて、今は心から行ってよかったと思ってます。

そもそもの始まりは、玉置さんが薬師寺でコンサートをするというファンクラブの案内から。

今年はいつ春の旅をする?とずっとオットに打診されていたのですが、生徒があまりにも増え過ぎたのと。

新中1の子たち、新小1の子、今年から学童保育がなくなる子。

あまりにもとりまく環境に変化が生じる生徒が多いこともあって、ちっとも予定が定まらず。

さらに、なかなかつよしさんの今年の予定も見えずらかったので、今年はムリかもね~と半ばあきらめモードになっていたのでありました。

そんな中、最初、4月28日の「世界遺産コンサート in 薬師寺 玉置浩二×西本智美」のチケットの申し込みが来て。

わぁ~っ!!行きたい!行きたい!!と速攻で思ったものの。

その時はいくらなんでもムリだろうと思いました。

それじゃなくとも今年は特別な年。

10連休のGWに、関東から奈良へ泊りがけで行くのは無謀だろうと思ったのです。

そこで完全に諦めたつもりが・・・

やっぱり「申し込めばよかったね~」「奈良行きたかったよね~」「玉置さんで薬師寺なんだよ?わたしたちが行かなくて誰が行く!!(笑)」と、夫婦で往生際の悪いトークをしていていたら(笑)

しばらくして翌日の4月29日の日の追加公演が出たではありませんか!!

とりあえずホテルが見つけられたらにしよう・・・と。まずはホテルを探したら、歴史ある町家の素泊まりのお宿が空いていて。

チケットが取れたらね!とまた予防線を張ったら意外ととんとんとチケットも取れて。

これはもう行くっきゃない!!とオットと共に覚悟を決めました。

せっかく行くのだし、どうせならもう一晩泊まろうか?

だったらやっぱり我が家的には天川だよね?なんて、遅々ながらオットが片っ端から電話してくれたら、とりあえずひと部屋空いている宿を見つけ。

あれよあれよという間にお出かけ決定!!

とはいうものの、とにかく余裕がなかったので、この日に出かけることが後々どんな意味を持つかもまったく考えておらず(笑)

あとで、これってもしや「奈良で平成と令和を跨ぐ旅」なんじゃないの?と気づいたのは、出かけるほんのちょっと前のことだったのでありました(笑)(笑)

というわけで、まったく予習もせず、どこへ行くかもはっきり決めないまま、極限状態に頭が生徒たちのことでパンパンのまま・・・

4月29日の早朝、埼玉から奈良へと旅立ったら・・・

ありえないほど濃厚なドラマが、これでもかと待っていました。

最初の案内で申し込んで28日に行くことにしていたら、30日には家に戻っていたでしょうし。

玉置さんと西本さんの魅惑のライブで水垢離(水行)のような土砂降り遭うことはなかったにせよ(笑)

ライブの瞬間、合羽のフードに遮られた、狭い視界と風雨で聴こえずらい状況にも関わらず、とんでもなくステージに近かったので、一瞬たりとも音楽から気が逸れる瞬間がなく。

結果として、あんなに純度高く、音楽へ・・・深く深く入り込むこともなかったかもしれないと思うし。

翌日、まだまだ頭の中で鳴り続ける音楽に導かれるように「そこ」へ立ち寄ることもなかったかもしれないし。

翌々日、昨年来ずっとずっとその方のご本に触れ「いつかお目にかかることができたら」と思っていた、そのお方に出会う未来もなかったというわけです。

というわけで、玉置さんと西本さんと音楽と。そしてつよしさんと天河さんに導かれた「転がって~転がって~♪」 (from Six Pack♪)な旅の話を書きます。