昨夜はイナズマロックフェスとミラノコレクションのニュースがほぼ同時に流れてきて、とてもハッピーな夜でした。
つよしさん、今年の怒涛のソロ活動、すべて完走、おめでとうございます!!
こんなに異常気象で台風三昧の今年、野外だらけの真夏のライブスケジュールが、中止にならなかったのはもちろんのこと。
どの日も限りなく怪しいお天気だったのに、ライブ中はほとんど雨にも合わなかったのは、ほんと奇跡としか言いようがないような。
昨日もリラックスして笑顔いっぱいだったとレポを読んで、耳もきっとなんとか無事だったのだろうなぁと・・・心底ほっとしました。
ほんとにほんとによかったです。
神仏にもものすご~く守られていたのではないかしら。
これから少しの間でも、つよしさんがお仕事のことを考えず、ゆっくりできる日々がありますように。
本当に心からの「お疲れさまでした。」を捧げたいです。
実は続きからのこの日記は、昨日の夕方5時には途中までじゃなく、最後までほぼ出来上がっていたのです。
ところがところが・・・さぁアップ!とはりきって更新ボタンを押したら・・・
なんと6時間前の下書きに戻ってしまいました。
ガーーーン!!
1万字・・・くらいの単位で消してしまいました(涙)
まるで中学生の夏休みの宿題のように、超集中して、わき目もふらず取り組んだのに(涙)
やさぐれて「もうヤダ!や~めた!!おーしまい!!こんなブログ全部消してやる!」モードになって、階段を降りてきたアネに長い長いお説教をされました。
「うっわ~大人気ない。同じことを何べんやるの!?そもそもそんな長いこと書き続けたら、接続も切れちゃうよ!ちゃんとちょこちょこ保存しろって言ったじゃない!!」
ごもっとも過ぎて言葉もなく(笑)
しばらく家事も手につかず、テレビもつけず、ぼーっとしてましたが、やるっきゃないよね・・・と諦めて、のろのろとちょっとずつ書き直しましたよ。
とはいうものの、同じものは二度と書けない!とても元通りには戻せない!(涙)
必死に書き直ししてますが、明らかに中途半端でごめんなさい。
ほんと面目ないですが、あちこちレポを読み漁っていて・・・つよしさんの今年の努力を考えたら、一万字消したくらいなんだ!めっちゃ小さなこと!と思えてきたので、このまんまアップします。
読みづらいので、半分に分けますが、続きもほどなくアップできると思います。
☆Believe intuition
この曲はスティーヴさんのソロからスタートしました。
息をふーーーっと吐く音。マイクをかなり口元に近づけて鳴らしています。
こういう時、ちゃんとその瞬間の見たいところ、たとえばこの場面では、スティーヴさんの口元が大きくモニターに映るので、とても助かりました。
荒涼とした大地の上で、轟々と木々が鳴る風の音を作っているようでもあり。
もしかしたら、この最初に息で創った音を録音してリピートにしておいて。
その上から音を重ねる・・・みたいな感じだったのかな?と想像したのですが、どうだろう?(スティーヴさんのソロを聴きに行った時に、それを使ってらしたので、あれかな?と妄想してました。)
この音の上に、乾いた太鼓の小気味のいいテンポの速い音と、スティーヴさんのボイパが絡み始め。
全体として、ちょっとアフリカのサバンナっぽいテイスト。
プリミティヴな大地の息吹が感じられ、大きく盛り上がって一旦収束。
この辺から、いろいろな楽器がひそやかに自由に入ってきて。
でも、メロディーを演奏するという感じではなくて、まるで効果音のように?森羅万象を表現しているかのような不思議な音たちでした。
笛の音がしたような気がしたのですが、これはかわ島さんのフルートかな?
いわゆるフルートらしい音ではなくて、まるで和楽器、笙とか龍笛の音のようにも聴こえて素敵。
東儀さんが笙でポップスを弾くのを聴いたことがあります。そりゃそうだ。逆だってできるはず!
そうこうしているうちに次第に、聴き慣れた4つの音の塊の輪郭が。
「ミ↓ド↓シ↓ファ♯~♪」から始まるアレが始まって。
ああ!!「Believe intuition」と気づきます。
この曲は比較的イメージが今年のツアーで披露された時のアレンジと似ていたかも?
完全に一緒ではないけれども・・・
そしてつよしさん、言うまでもないけど、本当にやわらかないい声。
絶妙に、しつこくない程度にエコーがかかってて、時として語尾がリフレインしたりもして。
風に舞い、ふわっと消えてしまうような自然の中に溶け込む声。
こういうところ、本当に上手いなぁと思うのです。
さらに、コーラスのお二人の声がつよしさんの声にベストマッチで。
包容力があるのに、羽根のように軽くてなめらかなキャンディーボイスだったなぁと思い出します。
浮遊するようなGakushiさんのキーボード。
「Be re born born~♪」辺りから、動き出すグルーヴ。
呼応するように、クレッシェンドしていくバンドの音。
ラストの方で、混沌。ホーンが印象的とメモってました。
ミュートの効いた小澤さんのトランペットがサバンナの鳥の声みたいとも。
ささやくような、風がさざめくようなコーラス隊の声。這いまわるベース。
小さく警告のように鳴るキーボード。リフレインしてゆく楽器たちの音。
(この辺、思ったままにめっちゃメモってました。まだ余裕があったのかも←正しいかどうかは別として、笑)
一方で、セッションら辺からは見るのが忙しくて、全然メモが少ないのです。
そりゃしゃーない!・・・ということで、まんま書き起こしておきますw)
おっと話が逸れちゃった。
う~ん、やっぱりどこかアフリカを思い出させられたのだけれど、奈良って不思議な場所で、そんな雰囲気も確かにある・・・
と思ったのは奈良のイメージとして、アスファルトじゃなく「土」の道が多いこと。
山がちな地形。平城宮跡など、土の広々とした跡地。古墳。
人工的じゃない土の匂いや土の気配をたくさん感じられるからかも?
この曲のテーマ「直感を信じる」ということで思い出したのが、最近読んでる本の一節で、そこの主旨はこうです。
何も「直感力」を磨くというのは、オカルト的な話でもなんでもなくて。
実は生活に直結していて。
ひと昔前の、鎖国を解く前。江戸時代くらいまでの日本人は、たとえば天候の変化などにとても敏感で。
積み荷を濡らしてはいけないお仕事。農夫。洗濯屋さん。職人さんなどなど。
職業上、雨の気配、気温の変化に常に耳を澄まし、気象の変化を瞬時に見抜ける直観力に優れていた・・・というようなとても身近な話で。
そっか、むずかしく考えることはないんだな。
エアコンで自動コントロール完璧な室内にずっといて、スマホで気温も雲の動きも追っているだけでは、直観力はどんどん退化して鈍っていくのだろうなぁという・・・
ねっどこかつよしさんの話と共通しているでしょ?そんな本を読んでます。
読み終わったら感想を書きたいです。
おっとまた、大幅に逸れちゃった。
この曲の終わりで、 やっと 拍手ができるタイミング。でも、すぐに次の曲へ。
☆去な宇宙
つよしさんはベースを弾きます。
この曲がここ奈良で、大仏殿の前で「生で」聴けるしあわせを思いました。
春に旅をした時、天川でも十津川でもイヤホンやカーステで、何度も何度も聴いた曲ですが、やっぱり生は全然違って格別です。
シャボン玉の演出もツアーの時のまま。
レーザー光線がステージ後ろの大仏殿から、中門のところにまで渡っていて。
そのスケールの大きさに溜息。
すべての光は大仏殿の方へと向かい、照らしているのかと思いきや。
中門の屋根にも美しいカラフルな光の模様が創られていて。
時にオーロラみたいに幻想的な光が広がって。
大仏殿へと渡るレーザーとあいまって、幻想的な世界観を醸してました。
前を見たり、後ろを見たり、シャボン玉を見るために空を見上げたり、視覚的にもとても忙しかったです。
シャボン玉はレーザーの光に照らされてキラキラしてとても美しく。
空高く、ふわふわと昇って行くように見えました。
曲の終わりは、ワウギターやホーン隊の音。
シンセサイザーの警告音のような同じ音の繰り返し。
珍しく少しだけ長めに完全に静寂になる時間があって。
その瞬間に遠くの方からかすかに「ゴーン、ゴーン」と鐘の音が聴こえたような気がして、ハッとしました。
ライブが終わってから、あそこでかすかに鐘の音がしたよね?と友人たちもみんな言っていたので、きっとそうだったのだと思います。
後から知ったところによると、東大寺のお寺の鐘は毎日ちょうど午後8時になることになっているそうで。
ちょうどそのタイミングぴったりに音が途切れ、本物の鐘の音が遠くから聞こえてくるような演出を意図していたのかも?
そういえば、多分ここら辺がちょうど8時前・・・だったかも???
お寺の方とこの鐘について、お話をしたという方のツイートを見て、イメージ的にそんな気がしましたよ。
それにしても、たとえ意図していたとしても・・・ですよ。
ばっちり8時きっかりに、曲と曲の切れ目を作り、ちゃんと無音にするってとてもむずかしいと思うのです。
サマソニの時も、ラストで、セッションの終わるタイミングをばっちりモニターのタイムを見ながら、つよしさんが指揮していて・・・時間ジャストでちゃんと〆た!とおっしゃっている友がいて。
つよしさんってやっぱり天才じゃない?と思いました。
その割に・・・ことテレビ番組のMCだったりすると、時間に入りきらず、途中で話が切れちゃったりもするのはなんでなんでしょ?おしゃべりと音楽では、どこかスイッチが違うのかしら?おもしろい。可愛い。不思議(笑)