ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

小喜利 10月31日 浅草公会堂 その3 サプライズゲスト関連(大事な追記ありです!)

休憩後、あらためてスタートした小喜利は、まずは天の声の斎藤さんをお隣に呼んできて

ふたりでファンの方々の回答を選び、発表することからスタートします。

つよしさんは前半は小喜利の「堂」マークの入った濃紺の法被を着ていて。

ロゴマークがとてもかわいくて、似合っているなぁと思っていたのですが


後半では法被を脱いでノースリーブでご登場。


生で見た二の腕の質感がすばらしくって、釘付け@@@@@(笑)

すーてーきーっ!!!(メロメロメロ)


この斎藤さんが出てきたのとほぼ同時に、サプライズゲストとして出てきたのが堂本剛軍団です。


軍団の岸くんは今回、小喜利のチケットは外れたけど、軍団として来ることができたとうれしそうでした。



「軍団」は、小喜利でつよしさんが満点をとる度に「おめでと〜♪」(どうもと〜♪の節で)と出てきては


つよしさんがよくやっている、唇に手をやって客席に向かって「ふいっ!!」っと軽くキスを投げる仕草をまねてました。


軍団の総監督の斎藤さんが出てきた軍団を指して


「びっくりしたでしょ?つよしさん!!」と言いますが。


「いやいやいや。知ってたから。」とつよしさん。

「ああ、来てるんだなぁって思ってた。」

「あんなに大声でリハをやってれば、誰だって(いるんだなぁって)気づく!」

そんな風に言っていたと思います。


そしていつものネタも披露しましたが、ほかにネタはないの?

ということで。

出てきたのが新作ネタで。


それがステージで披露されました。


あちこちで大きな騒ぎになっている軍団のコントの中身は、ざっくり言ってしまうと、つよしさんの言いそうなことを羅列した口真似コントでした。


口真似そのものは他愛もないもので、シチュエーションさえ違えば、そこそこおもしろくもなったと思うのですが・・・


斎藤さんがお坊さんに扮し木魚を叩き、つよしさんの大事な相方の役の人を横たわらせ。

軍団一人一人が、そういう場でつよしさんが言いそうなことを真似しつつ言った・・・というのがコントの全貌です。


たとえばこのコントのシチュエーションが「結婚式」だったら、本当に他愛もなく笑えるコントでした。


たとえば最後のオチが、つよしさんっぽい方々の呼びかけに、横たわっていた人が起き上がり

「生きてたのか!!」みたいなので終わっていれば、げらげら笑っておしまいだったと思います。


でも、オチもなく救いもなく・・・ファン的にはとても微妙なシチュエーション。


しかもKinKi Kidsが片っぽしかいない現場で、見ている人がとても限られている現場で


それをやってしまったのが、最大の失敗だったと思います。


明らかに会場に微妙な空気が流れ・・・それは無理もないことだと思いました。

追記:
書き終えてアップしてから、さっそくご指摘をいただいたのですが…

このコントの最後のところで、つよしさんの小言で生き返り「うるさくて死んでいられない」というオチが付け加えられていたそうです。

正直、まったくそこの部分はわたしは記憶にありませんでした。

これを教えてくださった方は、前方センターで見ていらした方で。

彼女からしても、はっきり聞き取れない感じだったとおっしゃっていたので。

会場の中でも聞こえた方と聞こえなかった方がいるのではないかと思われます。

でも、考えれば考えるほど、ここはとても大事なところだと思ったので、あらためて追記させていただきました。

そんな風に同じものを見ていても、場所や、あのコントのショック状態にもより?

ちゃんと聞こえていた人と聞こえていない人がいて。

いかにこういう場面でのレポートがむずかしいかを痛感させられました。

いろいろ各方面へ、失礼をお詫びするとともに、自戒をこめてちゃんと記しておきたいです。


彼らがつよしさんはもちろん、コウイチさんやKinKi に悪意があって作ったのではないのは当然として。

(彼らを見てまず反応してくれる人達の大多数はKinKiのファンでしょうから、そんなことして彼らになんの得が?ですよね!)


むしろ彼らの、プロとしての圧倒的な経験不足と、考え足らずで『やっちまった感』が強かった軍団コントで。


一足先に問い合わせを受けて「こんなことがあったよ!」とメールで伝えた関西の友人の反応


「あほやなぁ!!!」


この一言に尽きるような気がします。

他に言う言葉がないよ!!という感じ。


少なくともつよしさんの名前がついた軍団を語るなら、ご自分たちもファンだと自認するならば。

ファンとしての「地雷」は重々知っているべきだと思うし。


知らなくったって、ちょっと考えれば、コウイチさんご本人がいない場でそれをやること。

それがどういう反響を生むかはわかりそうなものだと思うのです。


さらに


つよしさんが「知ってたよ!」と言ったことを大きく捉え。


このコントもつよしさんが知りながらやらせたものでは?みたいになっているネット記事もあったそうですが。


「(はじめから)知ってた!」のは多分あくまでも軍団が来ていたという事実で。


「サプライズ登場」という名目で出てきたけど、もう知ってて「ちっともサプライズにはなってなかったよ!」

という意味だとわたしは理解しました。


「コントの中身まで把握し、知りながら、つよしさんが彼らにやらせた!」

なんて常識的に考えてもありえないと思うのです。

繰り返しになりますが、それをして誰に何の得が!?…という話です。


その話がこんなカタチであることないこと表に出て

責任を問われたり、責められるのはつよしさんです。


さらに。

そもそもが小喜利というイベントは、予定調和を好まず。

すべてがあの場で出されたお題、あの場でたまたま起こったこと。

どう転がっていくのか、誰にもわからないというところがウリでおもしろさです。


さまざま起こるハプニングに、我らがつよしさんがどう対応していくのか?

そこに素の人間性が出るし、彼の地頭の良さが垣間見れる。

それを楽しみに見ているわけです。


そんな場で、ここだけあらかじめ仕込んでいたと思うのが不自然です。


実際、つよしさんもわたしたちと一緒に(多分初見で)彼らのネタを見た後は

「しょーもなっ!!」と言葉少なに言っただけで、コントの中身には最小限にしか触れませんでしたし。


記憶をたどると、確か「ほかにネタはないの?」とも振っていたように思います。


あの微妙な空気は、絶対に軍団や斎藤さんやつよしさんにも伝わっているに違いないから。


今にして思えば、後味を変えて、少しでも悪い印象を払拭させてあげたかったのかな?・・・と。

そんな風にも思えます。


でも、素人目にも、軍団がそんなにたくさんのネタを持っているようにはとても見えず(失礼!笑)

おのおの芸人さんとしての活動の本拠地はほかに持っていて。

軍団としての活動はまだまだ未知数なんだろうなぁと思われ。


目の前で、ほかにネタないの?と振られても、あきらかにおどおど困っている方々が

まるで「いいとも」とかで出てきた、お笑い好きの素人さんたちのような風情にも見えて。

(重ね重ね失礼でごめんなさい!正直、そんな風に見えました!)

舞台の上で、とっても居心地悪そうだな!

どう振舞っていいのか本気で困ってるな!という視線で見てました。


むしろ。


わたしたちがさまざまに心を動かされたのは、その後です。


まずはそれを見た後の、つよしさんのとっさの機転。


そこからが、結果的に・・・ですけど。ファン的には、語りどころになったと思います。


舞台では、つよしさんはあの場の空気を即座に読み、慌てず騒がず、過剰反応せず。


たとえば軍団、たとえばあの日の天の声の斉藤さんなど、誰もワルモノにしないようにフォローをし。


最後の方では、KinKiについても、ふたりとも根っこのところでは同じ考え方で、制作側や視聴者に媚びたり、不誠実なコメントをすることを嫌うところがある。

大きく考えると同じ側に立っている人間だという話もしていて。

同じ日、同じものを見聞きした人で、つよしさんがコウイチさんに常日頃から悪意があるように思った人はいないと思います。

逆もまた然りです。


そんな風に、あちこち、ちゃんとフォローを入れながら。

何より稚拙で浅はかなネタをやってしまった軍団が、KinKiファンを敵に回さないように。

つよしさんも精いっぱいの努力をしているように見えました。



どうしてそんな不愉快なネタをやった人たちを、つよしさんがわざわざ擁護するの?と思う方がいらっしゃるかもだけど。

あくまでも軍団はゲストとして登場しているわけで。


いつだって先輩も後輩も、芸歴などのキャリアも分け隔てなく、相対する相手にちゃんと敬意を払うつよしさんだから。

時間を割いてここに来ているゲストさんに失礼にならないように・・・

彼らにも終始、かなり気を遣ったに違いないと思いました。


そして小喜利は後半戦本編へと突入し。

ここからの後半は、お題がつよしさんお得意の小芝居三昧で。

そもそもは斎藤さんとつよしさんがいれば成立するものですが…


ここでもわざわざ軍団をステージに呼んで、彼らをお芝居本編に巻き込みます。


軍団が不器用に、ここでもつよしさんの物まねで芝居に入って行こうとするのを制し。

「ネタはもういいから、素でやってみてよ!?」

的な提案をしたりもして。


彼らのいいところが少しでもステージで出るように。

自分も汗をかきつつ、とても一生懸命でした。


また、今回のことで、今後の彼らの活動に支障が出ないように。

最善を尽くしているようにも見えました。


小芝居部分については、また全然違う萌え所と、つよしさんの才能が垣間見れる素晴らしさがあったので、別途触れたいと思いますが…


途中、とても真面目に、今後の軍団についてアドバイスをする場面もありました。


「コウイチ軍団も作ったら?」と提案して。

「いやいや、あんなカッコイイ人はなかなかいない」…みたいに返されると


「全部が似てなくてもいいと思うねん。」


「すっごいおじいちゃんやけど、どっかちょっとだけ似てるみたいな…」

な〜んてアドバイスをしてみたり。


つよし、コウイチ、KinKi軍団みたいにしたら、僕らみたいにそれぞれのソロ活動もあって。

時に全員集まって、グループ活動みたいなコントもできるよね?

そんな風になれば、さらに活躍の場面が広がったりもすると思う。


な〜んて結構真面目に提案もしてみたりして。


この辺は芸能界の先輩として、後進に対して、とても真摯なトークだったようにも見えました。

斎藤さんもメモを取りつつ、とっても真剣に聞いてましたよ。



そもそも、あの日のラスト、真面目な話の中にこんなのがありました。


お笑いがどんどん視聴者の苦情や圧力、モンスター的対応により、地上波から追いやられていくという話です。


わたしたちが子どもの頃から、すでにたとえばドリフのコントなどでもPTAの苦情的なものは存在してましたが。

確かに昨今、なんでもかんでも視聴者が言いやすいSNSのような場所もできて。


ある意味、一方的な、時として暴力的な「言いたい放題」が幅をきかせるようにもなっていて。

それを恐れるメディア側が先回りして忖度して、さらに芸人さんを追い込んで。

結果、芸人さんの芸にキレがなくなっていて。


お笑いはどんどんつまらなくなって、視聴者も離れ、お笑いが地上波から追いやられているという話があって。


彼はそれをとても憂ってました。


だから、あの日のつよしさんの話をちゃんと聞き、気持ちを汲んだ人であれば、


微妙な話題を中途半端に表に出すことによって、よけいな誤解を招きたくないし。


ましてや「苦情」が集まるようなことになれば、お笑い界全体にも迷惑がかかりかねないし。


うかつにレポできないと判断して、ほとんどの人が、あの部分に関しては何も発信していなかったのだと思います。


それでも書こうと思うなら、幾重にも慎重に判断して、誤解を招かないやり方で言葉にしなければならない内容だったと思います。


そんなこんなで、わたしも多分ここまで騒ぎが大きくなっていると感じなければ書かなかったと思うのですが。

逆にこれだけたくさんのメールをいただいたりするのであれば。

本気になって、ちゃんとあったことを書いてみようと思いました。

今回、自らのステージで、常日頃から憂っていた事態を起こしてしまったことについて。

つよしさん自身、展開が読めなかったとはいえ、とても責任を感じているのではないかと思ったり。

吉本側に、違う意味で中途半端に苦情の部分だけが伝わって。

やっぱりジャニーズのファンはお笑いがわからない!もう小喜利に芸人を貸すのはやめよう! と思われたら・・・


ここまで孤軍奮闘してきたつよしさんの努力は?

事務所のスタッフの皆様方にも楽しみにされるくらい、いいイベントへ成長させてきたつよしさんのがんばりは?

ファンの大騒ぎも手伝って、すべてが無になってしまうのは、あまりにも残念に思います。


すでにして、複数のネットニュースになっているそうで。

これ以上騒ぎが大きくなれば、どうかすると小喜利事態に影響が出ないとも限りません。

この話が表に流れた経緯が、その場にいた誰かによるものなのか。


それともメールやLINE、もしくは口づてに間接的に聞いた人が

意図していたかにかかわらず、自分の感想も混ぜて流れたものなのかはわかりませんが…


真相とは違う言葉たちが、とんでもなく拡散されてゆくさまはとても怖いものでした。

もちろんプロとしてステージに立っている以上、やっていいネタ、避けるべきネタは絶対にあると思います。


軍団にはなんの落ち度もないとは思いませんが…


少なくともあの場では、誰にもかけらも悪意があるようにはまったく見えませんでした。

テーマの選び方がなんとも幼稚で、浅はかだったなぁとは思いましたけど。


そんなこんなで、たまたま同じ日に入っていた方々がたくさんいたのですが、少なくとも知る限り、過剰反応していた人は誰もおらず。

帰り道でもその後のネットの反応でも、今日も楽しかった!happyだった!が表情や文面からあふれてました。


なにより、あの日の小喜利の「核」はそこではなかったし。

この日もまた、ほかの日にはなかったであろう、唯一無二の素敵がたくさんちりばめられた日でもあって。

そこは声を大にして言いたいです。


この文章も、ここだけ読んで終わりではなくて、ここからも楽しい話満載だし。

つよしさんファンはもちろん、KinKi Kidsファンにとっても、コウイチさんのファンにとっても。

聞けてうれしい話もたくさんあった日だったのでありました。


どうぞ、よかったら続きも読んでくださいね。


人から人への伝聞、特に見ていない人から見ていない人へとさらに広がってゆく伝聞って本当に怖いなぁと思う今日この頃。


発言はいつだって責任を持ってしなくてはならないと肝に銘じました。


読まれる方の自己責任で!なんて文章に出会ってびっくりすることもありますが…

少なくともこの文章については、わたくしレインにすべての責任はあると思っています。


そして、どんなに表面だけをきれいに取り繕って言葉を紡いだとしても

その言葉が信用していただけるかどうかは、わたしの日ごろのふぇるまーたでの言動にもよるわけで。

これを書くということは、自分を晒すことでもあるわけで。

いろいろと覚悟を持って書きました。


万が一とんでもないことになったら、仲良しのみなさま、どうぞ骨は拾ってくださいね!

とても稚拙な文章で恥ずかしいですが…

どうぞここを読んでくださった方々に、真意がまっすぐに伝わりますように。