ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  あけましておめでとうございます。

今年もふぇるまーた共々、どうぞよろしくお願いいたします。

気がつけば5日になってしまいました。
本当にあっという間過ぎてびっくりしています。

そしてやっとやっと新しいパソコンをセットアップしたのが夕べ。

30日からピアノが休みではありましたが、すでにきのう、4日から普通にレッスンがスタートしているし、筋トレにも行ってるしで、なんだか普通の土日が終わったような不思議な感覚に陥ってます。

年末年始は、今年は久しぶりにライブがなかったので、ここ数年、なかなかできなかったことで、今年できることはなんでもしようと思い。

久しぶりにおせちもたくさん手作りしました。

両親が今年7月にいざという時には介護もしてもらえるマンションに引っ越すので、今のように家族みんなで集まれるお正月はこれが最後かも?と言っていて。

今年は両親とわたしたち家族と妹たち家族が全部揃ってお正月をするということが、いつもに増して大事なことだとみんな薄々思っていたので、そんな年にがっつりお正月に家族の方を向いていられたことはとてもありがたいことでもありました。

いつものように、とんでもなく寝不足でもなく(笑)コンサートの余韻にどっぷり浸っていて、どこか上の空でもなく(笑)
しかもライブそのものは、1週間前にすでに経験しているから、レポを読んだだけで、だいたいどんな感じが容易に想像がつくし。
夜にレポを読む楽しみがあるというだけで、昼間の時間もなんとなく華やいでしあわせで。
いいお正月を過ごせたなぁと振り返っています。

お休みに入った30日には妹と予定を合わせて実家へ行きました。

小学生のレインちゃんといもうとちゃんがまるで「お手伝い」という風情で野菜の皮をむいたり、下ごしらえを手伝ったり、お煮染めを煮たりしたのですが・・・

母の段取りのいいこと。

お料理のマルチタスクが本当に上手で、自分が「まだまだよのう!!」というのを徹底的に実感しました(笑)

あっという間に何品も同時進行で作ってしまうし、しゃべっている間にも、知らないうちに次に使うしいたけが戻されていたり、元旦の夕飯用のビーフシチュー用の肉が圧力鍋にかかっていたりして。

あれ?いつの間に?という場面の多かったこと。

もっと独身時代とか、子供の頃に本気でお手伝いしておけばよかった!ともつくづくしみじみと思った50代の娘なのでありました(笑)

この日の帰り道、ちょうど沈みかけの太陽をバックに富士山がとてもよく見えて、空のグラデーションが美しかったこと。
うちから見ると西側になるので、富士山の方はまだ日が完全には暮れていないので水色の空が見えて。
その下にピンク色の夕焼け。
そして富士山の雪の白がとても美しいのですが・・・

もうちょっと手前に視線を移すと、今急行でひた走っている辺りはすでに暮れなずんでいて。
マンションやビルに灯がともり。
夜の景色になりかけている薄暮の景色が広がっていて。
とてもとても不思議な光景でした。


大晦日は今度は我が家のおせちと奮闘していて。
というのは、今年がとても暖かかったからで。
早めに作ったらきっと正月が終わる前におせちがダメになるかも?と思ったから。
(実際思いのほか暖かいお正月でありました。)

紅白までに我が家のおせちを完了させたいと朝からお料理三昧でしたが、これもまた楽し!!

いろいろと母のレシピも毎年メモっているのですが、前日にやってるのでさすがに同じレシピで作るのは飽きていて、結局自己流になるのもいつものこと。

くるみと一緒にから煎りしていたごまめを焦がしてみたり(笑)
お煮染めの味を決めようとして、なんだか甘いんだか辛いんだか、わけわからなくなったり(笑)
裏ごしサツマイモのボウルに少しずつ入れるのが面倒で一気に栗の瓶のシロップを入れたらちゃぷちゃぷしちゃって、芋を足したり(笑)

小さな失敗は多々あれど(笑)

意外となんとかなるもので、笑いの絶えない台所作業も無事夕方にはさまざまなことが終わり、ゆっくりと紅白を堪能することができました。

例年のごとく、KinKi Kidsと生で逢うのももちろん楽しくてしあわせなことだけど、こんな風にテレビ越しに全国のファンと一緒に盛り上がる紅白もいいな。

紅白はお祭りだから・・・みたいに言われることも多いけど、ふたりが何より「歌」にちゃんと照準を合わせていて。
デビューの頃とはかなり趣の違う、大人の「硝子の少年」をプロの歌手として、きっちりと表現したことが素敵だなぁと感じました。
ああ、こういうところがわたしはふたりが好きな理由なんだなぁと思いつつ・・・

つよしさんのウワサの鶴を背負った衣装と、着こなしの素敵だったこと。
コウイチさんのノーブルだったこと。
まったくファンでもないご近所さんに、初出演とは思えないくらい風格があって。立派に爪痕を残したね〜と言われたのですが、え?そ〜お?なんてのんびり答えつつも、心の中では鼻高々だったのでありました。うひひ、そうでしょ、そうでしょ。

そして欅坂46さんとの衣装かぶりネタのエピソードとかをはじめ、元旦と2日のライブで語られたネタを散々読んだので、まるで見てなくてもエアレポが書けるんじゃ?くらいのテンションになっている自分がとてもおもしろいです(笑)

(いえいえ、レインさん。書くならまずは自分が参加したほうを書きなさいよ!!笑)

それにしてもそれにしても。

久々に見た紅白は、あまりにもネタ的要素満載で、こんなんだったっけか?という感じで当惑したところも多かったですが(笑)どんなにネタで盛り上がっていても、歌になると強引に歌の方を向かせてしまうアーチストもたくさんいて。

かっこいいなぁ!すてきだなぁ!心を奪われるなぁと思う歌もたくさんあって。

イエモンさんのJAMにはほんとにがっちり掴まれたし、大竹しのぶさんの愛の賛歌もPiafが憑依しているかのようで鳥肌ものだったし。
絢香さんの三日月とか、坂本冬美さんの夜桜お七とか、石川さゆりさんの天城越えも、久々に聴いた演歌だったけど、鬼気迫る感じでとてもよかったし。

RADWIMPS前前前世とか、宇多田さんのお母さまを思って作られたという「花束を君に」とか、AIちゃんとか・・・KinKi Kidsと前後だった星野源くんとか。

主婦だから、やっぱりじっと座って見ているわけにはいかなくて、年越しそばを作ったり、何かない?に答えたり、片付けしたり、席をはずすことも多いのですが、何をしていても振り向かされる瞬間というのが確かにあって。
やっぱり音楽っていいなと思わされたし、結果としてとても楽しい夜を過ごしました。

カウントダウンの途中で超朝型のオットが仮眠から起きてきて、「お参りに行くぞ!」というので、近所の氏神さまのところへ。

小さなところなのですが、例年なかなかの行列になって、知人に会ったり生徒のご両親やおじいちゃんに声を掛けられたりしつつ、お参りをして甘酒をもらって。
いつもの年越しをいつものように。

旅に行った際にせっかくだからとご祈祷をお願いしてから、天河神社から時々いろいろな案内が届くようになっていて、12月にも新年用のお札が送られてきて。
これはとてもとてもうれしい出来事でした。

そんなこんなでかの地のことは、ほんとうのふるさとのように感じている今日この頃なのですが、お札が家の玄関のところのオット手作りの神棚もどきに掲げてあるというだけで、なんだかとってもしあわせを感じます。

いつか冬の天川村もバスで行って体感してみたいです。

そしてそして。

二日が我が家的お正月のハイライト。

実家で30日にわたしたちも手伝って作ったおせちを囲んでいつもながらのお正月。

珍しく父が演説をするぞ!と言い出して、乾杯する前にひとしきり「来年からは住宅環境が変わるから、今年までのようにおせちをみんなで囲むことはできないかもしれないから、今年は最後だと思ってしっかりやろうと思っていた。」みたいな話を。

実際には、妹もわたしも、来年もなんらかの形でまたこのメンバーで集まったりしているんじゃないかと思っているのですが、それでもけじめの年となった今年、ちゃんとみんなで集まれてよかったと思いました。

そんなこんなであっという間にお正月休みは終了して、もういつもの生活に戻っているわけですが・・・

なかなかに濃いお正月でありました。

珍しくがっつりオットと一緒だったので、ちょっと雲行きが怪しくなったこともありましたが(笑)たまにはこういう過ごし方もいいかな?という感じ。
いやいや。
もしかして紅白が続くようだと、このパターンが続くこともあるのか・・・

でも、これからはライブ参加がクリスマス前後にずれるなら、それはそれでいいかも?と思ったり。
なんせ主婦にはこの時期やることはいくらでもあるし、何もかも一緒くたになっちゃうのはちょっと残念だと思っていたし。

さらに年を重ね、そのうち、おかあさん暇なんだったらどっか行ってくれば?と言われるくらいになったら、いっそ関西へ出向くも良し??(笑)

今はこのくらいのバランスがベストかも?と思ったお正月でありました。

昨年は総じて言って「足るを知った」一年になったような気がしていて。

老子は「知足者富」(足るを知る者は富む)と言ったそうですが「満足することを知っている者は、心豊かに生きることができるんだよ」と言うこの言葉の肝がわかったような気がしました。

食にしても物にしても、そんなにたくさんいらないかも?
そもそも片付けきれないし、消化しきれないし。

ネットを追いすぎると、またもや情報が押し寄せてきて、あちこち枝葉を追いかけているうちにすぐに時間が経ってしまい、あっぷあっぷしちゃうと思ったので、携帯やパソコンを開く時間もあえて少なめにしてみたら、なにげに快適でありました。

何にせよメリハリって大事だなぁ。

今年は散発的にあちこち顔を出すというよりは、ふぇるまーたを真ん中において、もっとちゃんと活用したいです。

あふれかえったもの(読みたい本とか、行きたいところ、見たいドラマや番組とかも含め、笑)を目の前に、どう片付けていいものやら、どこから手をつけていいものやら、途方に暮れる・・・という状況から脱却しようと思いました。

最小限のものを大事に楽しむ。
これはわたし的、今年の目標です。

たとえば買っただけでろくろく聴いていないCD、一度見ただけのブルーレイ。
読みたくて買ったくせに、読む時間がないと積んであるだけの本。
いつか練習しようと思って、ピアノの脇に置いてある教本たち。

これらにじっくりと取り組んで行きたいです。

そしてそして。

やっと今日から家族が全員会社に行ったので、ここのところずっと語りたくてうずうずしていた、KinKiさん関連のなんやかんやをちょっとずつ語って行きたいと思います。

折しもたった今、これを書いている途中でKinKi Kidsの「Ballad Selection」の通常盤がやってきました。
アマゾンさんのポイントのみで買った初回盤は明日みたいですが、とるもとりあえず針を落としたら、ファンになりたてのころの気持ちがこれでもかと押し寄せてきました。

前にも言ったと思いますが、わたしが初めてオンタイムで買えたCDが「KinKi Single Selection」だったので、ものすご〜く既視感があるのです。

久々にしばらくバラード三昧するのもいいかも。

それにしてもKinKi Kids、いい曲が多いです。

そして、ひとつひとつの曲に自分的思い出もあって。いろんな思い出を辿りながら聴くのもいいな。

そうこうしているうちにつよしさんのソロ情報も来ないかな?
なんだかんだ言って、少し前からソロワーク系の世界観がとんでもなく恋しくなってきました。
KinKi Kidsを存分に堪能できたという実感があるからなのかも?

もちろん来たるべき20周年は、また全力で楽しむ所存ではありますが、それはそれ。これはこれとして・・・

今、CDの方は「Love is」まで来たのですが・・・

これ、本当に好きだったなぁ。この曲にまつわる大事な友人たちとの思い出があるのですが、思い出ごとよみがえってきました。
このエピソードに関わった方々は、今も元気にしてらっしゃるかしら・・・

ちょっと聴き入ってしまい、上の空になってきたので、ひとまず新年のご挨拶はこの辺で(笑)