この日記は、先週からちょいちょい温めてあったものなのですが、あまりにも仕事が忙しくてアップできず。
学校行事、保育園行事、そして風邪・・・といろいろと振替になる要素があって、先週から今週にかけて、ほとんど毎日のように生徒が8時、9時ごろまで家に来ています。
今日も今日とて、夕べ10時前になってことちゃんママからメールがあって、午後6時45分からことちゃんのレッスンをねじ込むことになり、その後、19時30分からは元々うぜーよ姫のレッスンが入っているので、夕方4時くらいから隙間がないことになってしまってます。
木曜と金曜は元々そんな日だし、ここで体調を壊してしまったら大変なので、ちょっと自制しつつ、いろいろと書いて行きたいです。
というわけで、続きを読むからは先週日記です。
もうすでに事情が変わったこともあるのですが、そのまんまアップします。
最後の方は「21日」に書いた日記なので、旅に出る前の話として書いてありますが、実際にはもう旅から戻ってきています。
レッスン話も先週のものです。
火曜日(18日)はオットと一緒に実家へ。
来年の転居のために、今まで使ってきた箪笥を捨てて、新しいのを買うつもりだったのが、ニトリとかで探したら、イマイチ気に入るのがなかったのだそうで。
もう何十年も使ってきた家の和箪笥と洋箪笥を、うまく上下を組み合わせて、半分ずつ持って行こうかな?と思ったのだそうで。
用意周到な父は、すでにメジャーや図面と格闘して、多分いけると想定はしていたそうですが、半信半疑。
とても元気ですが、父はもう80を過ぎているし、母も高齢なので、家具を自分達だけで動かすのは無謀な気がするし、手伝ってくれない?とのこと。
ということで行ってきました。
そもそも別の部屋で使っていた、まったく違う箪笥を二つ組み合わせるなんて、ちょっと考えたらムリそうですが・・・これがぴったり合っちゃった!!
和服を入れる部分だけ外して、洋箪笥の引き出しの部分の上に乗せてみたら、ダボ穴までぴったりジャストに入りました。
同じ家具屋さんで買ったものとはいえ、まさかここまでぴったり合うとは思わなかったと両親もわたしたち夫婦もびっくり。
昔の家具って凄いです。
数十年後にそんなことを考えるとは想定してなかったと思うのですが、まるで組み換え自由の家具みたい。
職人の技に脱帽した出来事でありました。
あまりにもドラマチックな展開に4人で口をあんぐり開けてすご〜い!!としばし自画自賛(笑)
その後も両親とわたしたち夫婦でいろいろな話をしたり、ちょっとした買い物に行ったり。
いい親孝行になりました。
オットがこういうのをイヤがらず手伝ってくれるので、本当に助かります。
気がつけば、オットの趣味が父の趣味と似てきていておもしろいです。
園芸にしてもそうだし、お酒にしてもそうだし、最も遠いと思っていた父が得意な数学にも、近年オットははまってきて、父が「地震の確率というのはそもそもどうやって算出しているんだろう?」みたいな話をしていたとき、目を輝かせてふたりで話しているのを見て、心底驚きました(笑)
さらに、家に帰ってきてからあちこちネットで検索したりして、おもしろい参考サイトを見つけたらしく、紙の束を持ってきて「おとうさんに送ってあげて!」と言ってくれたりして。
こんな日が来るなんて!!
ほんとうにありがたいことだなぁと思います。
これもまた親孝行になるな〜ととてもうれしく思いました。
さて。
ここ数日、本当に寒暖の差が激しくてびっくりです。
生徒が漏れなく喉が痛いと言っていて、咳き込んでいる子もいれば、鼻水ずるずるの子もいて。
インフルエンザの流行もすでに始まったとかで、ドキドキしています。
明日から西へ旅する予定なのに、水曜から今日まで連続で、8時半くらいまで振り替えを含むレッスンをしていて。
ほんとうに行けるのかな?と不安になるくらいです。
そもそも全く準備をしていないし、今日も山ほどレッスンを片付けなくてはならないので、まったくまだ旅気分にはなっていません(笑)
そしてそして・・・少し前に書いた、幼稚園の先生は、無事日曜日に久々にレッスンにやってきました。
やっと去年からの月謝袋を渡しました。
次回は来週の火曜日に設定しましたが、果たしてわたしは月謝を回収できるのか?
鼓笛隊の楽譜を見て、注意点とかおかしいところを直して欲しいと言っていたし、多分次回も来る・・・はず。
家族が、どうしてもおかあさんに見てもらいたいときだけ来ている気がするよ?利用されてるだけなんじゃないの?と言い・・・
去年も鼓笛の時に来て、その後は来なくなったじゃない・・・と不穏なことを言うので、実は心の隅っこにそんな不安もないではないので、ドキっとしたのですが、疑い始めたら絶対にそれは相手にも伝わるに違いないし、その考えは「天のゴミ箱」に捨てました(笑)
え?「天のゴミ箱」ってなに?
そう思われる方も多いと思いますが・・・
この「天のゴミ箱」という考え方は、どこかの本でずっと前に読んだ話です。
大きな悩み事じゃなくて、些細な不安とか、不意に言われたイヤなこととか・・・
澱のようにたまってしまいそうなことは、パソコンのゴミ箱をイメージして、天のゴミ箱に捨ててすっきりしましょう・・・という文章でした。
実際に頭の中で、ゴミ箱のアイコンをクリックして、モヤモヤをドラックして捨てることをイメージします。
で、ゴミ箱を空にする作業をやはりイメージの中でする。
その一連のイメージをし終わったら、きれいさっぱり忘れました!と自己暗示にかけるというもので・・・
わたしが単純なだけかもしれないけど、意外とこれ、効果があります。
はい忘れた!!
そう思うことが大事みたいです(笑)
ウソみたいだけど、オススメです。
というわけで、Kちゃんには、何度でも言っている「約束は守ってよ!」「来れなくなったら時間までに連絡してよ!」をまた言いました。
本当に根くらべ。
でもこれからだって何度でも言うつもりです。
一度、ここはひとつ大人になって我慢しよう・・・として失敗したので、この頃は言いたいことは本人を前にして、はっきり言うことにしました(笑)
多分こうやって文句は小出しにすることが、忍耐強いレッスンのコツのような気がしてきました。
幼稚園の先生をしていて、約束が守れないのは、致命的だと思うし、どこかで気がついてくれるといいなぁと思います。
さて。
昨日車の中で、オットが「これおもしろいよ!」と伊集院光氏のラジオを聴かせてくれました。
彼が今、関東甲信越地方のかなり広い範囲、自転車で観音巡りしている話です。
この日のラジオでは「雨引観音」という茨城県の観音さままで自転車で行き、会津若松まで行ったそうで・・・
2度も自転車がパンクしたり、なので10キロ以上徒歩で移動を余儀なくされたり、かと思うと、自転車や荷物を次の目的地付近に先に運びに行ったり、本当に難儀なことが多くて大変。
その一方で自分でルートを調べたり、旅の工夫したり、仲良しのみなさまのサポート隊と連絡を取り合ったり・・・
あんなに忙しそうなのに、充実したプライベートライフも送ってらっしゃるみたいで、素敵だなぁと思いました(笑)
「オレさ、いっぱい番組を持ってるし、そこそこ有名人じゃん?ラジオの聴取率だってダントツの一位だったし、カードだって何枚も持ってるわけ。でもさ、山の中の電波も拾えないような場所で自転車がパンクして本気で泣いてるわけ。
ああいうところにいるとさ、普段のオレなんて何の役にも立たないわけ。わかるこの感じ?泣けるぜ!」みたいな。
気の毒過ぎる話しではあるのですが、あまりに上手な語り口で、絵が見えるようで、思わずくすくす笑ってしまいました(笑)
もちろん無事生還できたからこその笑い話なわけですが。
語りに語れるエピソードをプライベートでも持っていらっしゃるって、やっぱり素敵だなぁと思ったのでありました。
同じラジオつながりで、やっぱりオットがよく聴いているラジオ「たまむすび」では、赤江珠緒嬢がテナーサックスにチャレンジして、コンサートまでやっちゃってたり。
大阪の甥っ子くんからもらっためだかの飼育をはじめていたり。
もちろんふたりともラジオでも報告し、これらの出来事が番組とも連動しているようなこともありつつも、決してそれだけでもなくて。
珠緒嬢はプライベートでもわざわざ迷惑がかからない山の中に楽器の練習に行ったり、他にも旦那さんと温泉めぐりをしたり、次々と自分だけの楽しいことを見つけては、飽きずに楽しんでいて、いいなぁと思います。
どんな風にでもひとり遊びができる人、ひとり遊びが上手な人って本当に魅力的だなぁと思います。
わたしもかくありたいと思います。
先日、埼玉県が発行している「ゆりかご」という小冊子で、筋ジス患者さんのJくんが文章が寄せていました。
Jくんはオトートの病気がわかった頃から、ジャイアンツのファンで、車椅子でも何度も観戦を重ね、ガンガンファン活動をしている人です。
そもそもは、多分筋ジス協会の冊子「輝いている人」というコーナーで紹介されていたのが彼を知ったきっかけかも?
オトートが小1の頃のお話です。
彼は、オトートにとってもわたしたち家族にとっても、そして同じ病気の患者さんたちにとっても希望の星と言ってもいい方なんじゃないかと思います。
そんな彼が久しぶりに紙面に登場して、現在、在宅になって23年、気管切開をして22年だそうですが、病気の進行と闘いつつ、まだまだ元気にジャイアンツを応援しつつ、ファンライフも存分に楽しんでらっしゃることを知りました。
たとえ進行する病気であっても、人工呼吸器をつけている生活であっても、気管切開をしていても・・・生きる喜びを見つけられるという彼の言葉は、誰にとっても励まされることだと思います。
その昔、筋ジスは、その病気の型によっては、大人になるまで生きられない病気と言われていました。
現在も治療法が確立したとは言えない状況ではありますが、確実に医学は進歩し、寿命も伸び、それに伴い、生活の質もずいぶん向上してきました。
オトートは同じ病気と言っても進行が遅いタイプの型なので、一概に比べることもできないし、比べる必要もないのですが、Jくんみたいに生き甲斐を持てるといいなあとずっと以前から思ってました。
そんなオトートも気がつけばどんどんオタク化してきて(笑)最近は楽しいことが多すぎて、ほんとうに休日前後は家に寄り付かなくなっていて(笑)
休みのたびに、どんどん自分の世界を広げ、ライブに行きまくり、友達を作りまくり、飲みまくり(呆)バイタリティーあふれる毎日を送っています。
三日連チャンでライブ後の飲み会とか、それってどうなのよ?少しは地に足がついた生活をすれば?と母として思うこともありますが、このJくんの日々の輝きを見ていると、とんでもなく好きなもの、応援するものがあって、ひとりで夢中で遊べることって、本人にとってはある意味生きる糧だし、本当に大事なことだなぁとあらためて思いました。
Jくんは好きが高じて、今ではジャイアンツの元監督の堀内氏がお祝いの会で講演してくださったり、彼が個人的に出していた巨人軍の応援新聞(現在はさらにたくさんの人に読んでもらえるようにHPに移行してがんばっているそうです!)を「巨人軍の機関紙と言っても過言ではないでしょう」と言ってもらえるまでになったのだそうです。
現在45歳のJくんは、とても前向きに今後の希望を述べていました。
好きのエネルギーって本当に凄いです。
こういうエネルギーを大事にしていきたいと思います。
一方で障がいと「感動ポルノ」ということについても、このところずっと考えています。
頷けるところもあるし、なんだか違う、それだけじゃないでしょ?と思うところと、両面あって、まだまだ考えがまとまりません。
とはいえ、ひとつ思い出したことがあって、ふぇるまーたの過去ログから発掘しました。
BELIEVEという日記です。
この日記の主役は障がいのある子ども達ですが、この時なぜ不意にこんなに感動したかを考えてみるに、決して彼らが障がい者だからでもないし、上から目線という気持ちがあったわけでもないと断言できます。
そのくらい不意打ちに、思いがけず心が動いた出来事で・・・
少なくとも作られた感動でもなければ、押し付けられた感動でもなく、あたりまえですが上から目線で感動したわけでもなかった・・・と今さらながらに思ったので、そう書いておこうと思いました。
今年の夏はオリンピックも楽しかったですが、パラリンピックもとても楽しんでいて、それを見ながら思ったことも絡めて何か書きたいと思いながら、まだ書けないでいます。
これも先への宿題として、メモっておきたいと思います。