ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 みちのくひとり旅〜♪の記録

日曜日の朝、お天気がとっても怪しげだったので、8時くらいにゆっくりと家の中に洗濯物を干していたら土砂降りになりました(笑)
うっわぁ前途多難!と思ったものの、これは出かけるまでの話。
オットが駅まで車で送ってくれたので、傘を開くこともなく無事出かけることができました。
そして今回の旅では珍しくこの後も傘を出すことはありませんでした。うれしい!

で、翌日。祝日だった月曜日の朝9時ごろには、やっぱりいつも通り洗濯物を干していて・・・
いつもと変わらない、果てしなく続く主婦の朝の日常。

きのうも今日も、そうやって普通に洗濯物ものを干す日常の隙間を縫って、まさかその間に仙台に行って帰ってきたとは、誰も思わないだろう!な〜んて。

ひとりニヤニヤ。

その気になればできるんだなぁという感慨(笑)

弾丸仙台旅、してきました。


はじめてのひとり遠征。

っていうか「はじめてのおつかい」のテーマソング「ド〜レミ〜ファソラシド ドシラソファミレ〜♪」がエンドレスで脳内を駆け巡ってて。

さながら気持ちは4歳児くらい。

いつも荷物が多くなっちゃうので、今度こそ身軽で行こうと思ったのに、やっぱり傘だ防寒着だペットボトルだと詰めこんだら、荷物が多くなっちゃって、結局いつもの水色のリュックを背負ったら、例によって家族に「出たーっ!ランドセル!」と笑われつつ(これで、リュックの端っこからリコーダーがにょきっと出ていたら完璧だそうですわん!笑)

「いいんだもんね〜!!」

ということで、行って参りましたよ(笑)

これね、ちょっとピンボケですけど、最後にバスに乗る直前に撮った画像です。

また来るよ!仙台!!な、ちょっとしんみりな、わたしの心を象徴しているような画像に思えたので、まんま貼りました。

一人打ち上げの後、千鳥足でふわっふわしながら、とっても気持ちよく帰途に就く途中。

つかの間の、とっても楽しい時間だったなぁ。

そもそも仙台は大宮からはやぶさで一時間とちょっと。とても近く感じます。

一応ひとり旅と銘打ってますが・・・

11時過ぎに到着して、まずは待ち合わせ場所になってるステンドグラスの場所ってここよね?帰りの夜行バスの発着場はここ!と、ひとつずつ場所を確認していた段階で、もう一緒にランチをする友人からメールが入って、3階の新幹線の改札口にいるよ〜とのこと。

尻尾を大きく振りつつ、かの場所へ行ってみると、新潟からいらしたお仲間さんとふたりでにこにこと待っていてくださいました。

「せっかくだし、ランチ一緒にどう?」と海外在住の友人に声を掛けていただいたとき、めったに会えないしで、どなたが来られるのかもほとんど知らずに行く!行く!と混ぜていただいたのですが、快く仲間に入れてくださって、ほんとうにありがたかったです。

しかも彼女のお仲間さんたちは、方々に散らばってて。

あっちからひとり、こっちからひとり。

日本全国、あちこちからおいおい集まってくる感じがとっても新鮮で。

普段は別々の場所で、まったく違う日常を過ごしている方々がこの「ひと時」を共有するために集まってきて。

KinKiファンという共通点があるから、話題に困ることもないし。

この後にもいろいろな方とお逢いしたけど、誰もがとっても自由でフットワークが軽くて。
みんなちゃ〜んと自分があって、ムリもせず。

集えば楽しく盛り上がり、ひとしきり楽しんだら「じゃっわたしはここで!」と自由に潔く別れて行ける感じ。

そういうのが終始、とっても気持ちよかったです。

レッドブルの「翼を授ける!」というキャッチコピーがなぜか飲んでもいないのにぐるぐる。

そっか、わたしにとってのレッドブルKinKi Kidsで、翼を授けられたので、その気になりさえすればどこへだって行けるんだな!

もちろんオトナなので、ちゃんとふところとも相談するし、節度をもって行動することが条件ではあるけれど。

もっと自由でもいいのかもしれない・・・というのが旅をしながらずっと考えていたことでした。

多分、そんなに急に生活が変わるわけではないと思うけど、少なくとも心はずっと軽くなったかも。

で、友人たちと行列に並んで食べたのが久々なこれ!

利久さんの牛タン定食〜♪

牛タン通りは、この後も何度か前を通ったけど、何時ごろ通ってもめちゃくちゃにぎわってました。

お肉はやわらかくて分厚くておいしかったし、スープも薄味で牛のお出汁が効いてておいしかったなぁ。

その後、お泊りの方たちがホテルに荷物を置きに行かれるということで、ではっ!と別れ、さっき会ったばかりの方とふたりでふらふらしつつ、さっそく仲良くおみやげを買いました。

彼女はKinKiさんと出会った頃、まだ小学生だったっておっしゃってました。

ああ、わたしもそんな頃に彼らと出会いたかったよ!と一瞬思ったけど、きっとこの年で出会ってこその楽しみ方もしている気がするから・・・

やっぱりタイミングは人それぞれなんだなぁとも思ったり(笑)

ウワサのずんだ系のおみやげを2種類チョイス!


ずんだシェイクはアネが東京駅でも飲めるから、いつか一緒に行こうと言ってたし、その時はすでにおなかいっぱいだったし。
多分ライブ終わりに飲もうってなるかな?と考えると、多分ムリな気がしたので(アルコールの誘いに勝てない人、笑)せめてものお菓子を買いました。

甘党のアネ子は「ずんだミルクオレ」がことのほかお気に召して、もうずいぶん減ってます。
これ、つよしさんにもオススメかも(笑)

そして彼女とも途中でじゃ、また!と別れてひとりでしばらくふらふらして、チケットを譲ってくださった方々と合流して会場へ。

ウワサの宮城セキスイハイムスーパーアリーナへは、駅前の乗り場を出て50分弱くらいかな。

やっぱり遠かったですが、シャトルバスで向かうという経験も初めてだったし、その遠さも山へと向かって行く感じもとても新鮮で、わたし的には全然アリでした。




で、シャトルバスを降りて、まず真っ先に撮ったのがこの画像たちです。

ものすご〜く広々としたところにぽつんと2台のツアートラック。

空がとても広いし、遠景は山です。

こういう広い感じ・・・どこかにもあったなぁと考えるとすぐに奈良が浮かぶわたしたち脳(笑)
平城宮跡をちょっとだけ彷彿とさせるよね〜なんて話してみたり。

トラックの手前にススキの穂が風に揺れていて、ちょっと前に撮った武道館の時とぜ〜んぜん違うのもまた楽し!

あちらで会い、こちらで会ったトラックさんたち。
まだまだ先は長いんだなぁ。
このまんま大阪も行き、北海道も行き?広島や福岡にも行くのかしら・・・と思いを馳せるとなんだかとっても頼もしい。

前日がとっても込み合ったそうで、この日はちょっと早めに出たこともあって、意外と会場に着いた時刻が早めだったので、しばらく外のベンチでドラマトーク銀魂トークで盛り上がっていたのですが、とんでもなく風が強くて、どんどんどんどん冷え込んできて・・・

山用の防寒着を羽織ったにもかかわらず、途中で寒くなって、武道館ではやめにしたタオルを買いに走りました(笑)
これ、とっても買ってよかったです。

厚手で肩から掛けておくだけでとっても暖かいし、字体もお洒落!
帰り道では、チャックのないトートの上にかぶせて蓋にもできたし、夜行バスで寒くなってひざ掛けにもしました(笑)

KinKi youコンサートの時のタイルみたいに、洗っても色は出なかったですし(そこ重要!笑)

「買い!!」だと思いましたよん。

(とはいえ、わたしが買った直後に売り切れちゃいました。今回、グッズの全体量少なすぎ!Tシャツとかみんな全然買えてないし!もっと出して〜事務所さん!)

あまりの寒さに珍しく会場に早めに入ったのですが、会場でライブ前に1時間近くをゆっくりと過ごすというのも新鮮で・・・

だんだんに人が入ってきて、いっぱいになる様子も体感できたし、周りのわくわく感だったり、わたし自身の期待ではちきれそうなそわそわだったり。

いろいろ味わい深かったなぁと振り返ってます。

相当早めに始まった「KinKiコール」に乗っかるのも楽しくて・・・これがまた、大きくて元気!

いろいろと得難い体験ができて、ほんとうにhappyでありました。

そして、開演前にいつも拍手コメントをくださる福島のy.sさんが、わざわざ会いに来てくださったのもとてもうれしい出来事でした。
おみやげをたくさんいただいちゃってすみません。ありがとうございました♡

もうずいぶん前から時々メールでやりとりをしたり、拍手コメントをいただいたりしているので、なんとなくふぇるまーたファミリーのおひとりのような感覚がいるのですが、お会いしたのははじめてで。

今後はたとえネットでのお付き合いでも、お互い顔を想像しつつやりとりができるのがうれしいなぁと思いました。

これは震災後の福島での小喜利のとき、つよしさんがご褒美でもらった「ゆべし」なんですって。
とてもとてもおいしくいただきました。
貴重なものを、ほんとにごちそうさまでした〜♪

ライブのなんやかんやについては、前みたいに細かくは書きませんが、ちらっとだけ感想を書こうと思います。
なのでここでは割愛!!

ひとつだけ言っておくなら・・・埼玉から行っているから、なんとなくよそ者感があるかな?と思いきや、全然そんな気持ちになることもなく。
不思議な一体感があって、「仙台、いいよ〜♡」と彼らが言うのがなんだかわたしもとってもうれしくて。
ほんとだよね!仙台最高!と一緒になって思えたし。

久々に仙台にKinKi Kidsが来た!というわくわく感とか。
心から楽しみたい、彼らにも楽しんでもらいたい!という仙台の方々の気持ち、心意気のようなものが、こっちにも伝わってきて、ほっこりしたりジーンとしたり。

忘れかけていた初心のようなものを思い出させてもらうライブにもなったような気がしました。

特に今年はいろいろと事情が変わって、東京の年末公演がかなり早まったり、元旦からは大阪だったりもするから、急激に変化した感じもするけれども。

とりあえず毎年東京ドームで見れてあたりまえという感覚は捨てなければ!
感謝の気持ちはちゃんと持っていたいし、態度でも示したいと心から思いました。

ライブはちょうど3時間くらい。

ライブ終わりはまたシャトルバスがとんでもなく混むそうなので、前日を知っている友人たちに「早めに出ましょ!」と誘っていただいて、急いで会場を後にしたのですが、考えてみたら、ものすご〜い人数がライブ終わりと共に仙台まで帰るんだなぁと。
そりゃ大変に違いないです。

あとで聞いたことろによれば、シャトルバスは75台も出動したのだそうで。
アリーナクラスの会場だから、それはそれは人の移動も大変だったことと思われますが、つつがなくみんながコンサートを楽しめたことをとても感謝したい気持ちになりました。

駅まで戻ったら、それぞれ違う夜行バスに乗るので、早々に駅で「では!」と三者三様に笑顔で別れたのですが、こういう感じもまたとても新鮮でとっても気楽で。

また機会があったら、ふらっと一人で気軽に行こうと思いました。

仙台駅に着いたのは9時前だったので、東京行きの新幹線最終には間に合おうと思えば、余裕で間に合う時間ではありましたが、でも、帰りを気にせずゆっくりと余韻まで楽しもうと思ったらまたバスかなぁ?という気もして。

ライブの最後の方で時計を見てそわそわしなくてはならないのもイヤだし。

実はわたしの乗った夜行バスは12時半出発だったので、意外と時間がある?と思ったのですが、ひとり呑みを始めたら、意外とあっという間でありました(笑)

「ひとり」とは言え、友人達が次々「どうしてる?」とか「どうだった?」とかメールをくれて返信したり、メモったノートを見てにやにやしたり。

以前来たときの仙台の旅の記憶を辿ったり。

当時仙台に住んでいた友人との会話を思い出したり。

途中ワインをおかわりしたりしながら、ツイッターを見て、そうだった!そうだった!とほろ酔いでメモに書き足す時間も楽しかったです。

で、お店の閉店時間が迫り、最初のところに貼った画像を撮って。

夜行バス乗り場へ行ったら、びっくりするほど人がごった返していて、意外なくらい小さい子供が混ざってて。

これは何事?と思ったら、直前に出るバスも、わたしたちが乗るバスも、最終目的地がディスニーランドだったのでした!!

なるほど〜!!

ほろ酔いですでにほんのり眠くなっちゃってるわたしが心配だったのだと思うのですが、乗る間際までなんやかんや、メールをくれてた友人もいて。

ありがたいなぁと思いつつも、旅先で会話する、そんな時間も楽しくて。

そんなこんな、バタバタしているうちにわりとすぐにバスが来て。
実は出発の声を聞く前に寝てしまったという・・・(笑)

翌朝はあと10分で到着というアナウンスまでぐっすり(笑)

わたしはすっぴんでも全然平気で外に行っちゃう方ですが、となりの若いお嬢さんがいきなり大きな鏡を取り出してまっさきに眉毛をかいていたのにびっくり(笑)

彼女は何を置いても眉毛な方でありました!!(笑)(笑)(笑)

わたしは早くシャワーしたい!とは思いましたけど、とりあえず顔はまっいっかで(笑)
鏡も見ずに髪の毛だけしゃしゃーっとまとめてポニーテールに結って、それでおしまい。

ずーぼーらーっ!!

そして到着後、2時間後には、もう洗濯物を干していて、ゴミ出しなんかをしていたりもして。

牛乳買いに行かなきゃ!なんて思ってて。
そういや、Kちゃんどうしたかな?なんていつもの心配。

そんな自分がとってもおもしろいなぁと他人事のように思った朝なのでありました(笑)


ここからは蛇足です。

今回、「初のひとり遠征なんだよ!」と言ったら、みんなにとても驚かれたのですが・・・
そもそもコンサートのために遠征というのも、奈良の百年会館での伝説の初ライブがなければ、きっといまだに行ってなかったと思います。

とはいえ、あれがあって、平安神宮ライブが毎年行われるようになって、京都にも毎年訪れるようになって。

そのうち、ライブとは関係なく、まずはわたしが奈良にはまり、その後オットもまた奈良にはまったので、西方面への旅は今では恒例となっていて。

(京都も行きたいところがいっぱいあるのですが、こちらはもうちょっと年を取ってからでもいいかな?とあえて残してあります!)

今回、東へ行くのはとても久しぶりですが、仙台はとても思い出深い土地で、ふぇるまーたでも何度か取り上げてます。

ひとつ前の日記でもコメントしてくださった、当時20代だった、仲良しのさとこ嬢が住んでいた街で。

初仙台は、何をしに行ったのかというと、彼女を含む友人たちと、仙台サンプラザホールで行われた剛紫さんの美我空ライブに参戦したのでした。

わたしが今でも愛してやまない、もしかしたら本人よりも好きかもしれない「美我空アルバム」を引っさげてのツアーでした。

そんなこんなで、初めて仙台を旅したのが2009年。
もうそんなに経ったの?とびっくりです。

当時の旅日記を検索したら、ちゃ〜んとあったのでリンクしとこ。

この時です。

笑えるのが、この次、その2がぜ〜んぜん見当たらなくて、辿っても辿っても出て来ない。
もしや放棄した?と思ったら、見つけました。

その2を書いたのがなんと6月24日!!

一月以上も経って、よく放棄せずに次を書いたものだ!と過去の自分の行動に今さらながらに驚くわたし。
この日記です。

ここから次へ次へと辿っていくと、旅日記は6くらいまで?・・・と思っていたら、いやいや、そんなもんじゃなかった!
最後は9月まで引っ張って8まで書いているではありませんか。

ひゃーっ!しつこい(笑)

その次に行ったのは2010年で、この時はオットとふたり旅。

で、翌年のまさかの震災を挟んで・・・2011年、復旧し始めたところだった仙台に、もう一度行っています。
いろんなことを考えさせられたり、友人の消息をひたすらに心配したり。
ほんとにいろいろあった時期でした。

(全部貼るとキリがないので、途中でやめましたが、ふぇるまーたの検索で「仙台」と入れるといっぱい出てきます!)

そんな時も経て・・・

今回ふたたび訪れた仙台が美しく復興して、駅前とかも美しく生まれ変わっていて。
月日の流れを感じました。

どうもわたしは、一度「ここ」と気に入ると、何度でも同じところに行きたがる傾向にあるらしいことがわかります。

そんな大好きな地、仙台なので、KinKiのコンサートが全滅したとき、お友達のE嬢が誘ってくださった瞬間に「行く!!」とふたつ返事で参戦を決めました。

サンプラザは近いけど、セキスイスーパーアリーナは遠そうだしなぁと思ってましたけど。
今回でそうでもないことがもうわかってしまったので(笑)

次にまたなにかあれば、きっと行くと思います。

今、身ごもってらっしゃるさとこ嬢とも、以前一緒にかの地を旅したみなさまたちとも、また機会があったら仙台に行きたいなぁ。

またひとつ働く目標ができました。