ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

毎日選べるしあわせと少年倶楽部・・・ほか。

なかなかじっくり日記を書く余裕がないので、ちょこちょこ書いては足してます。
読みづらかったらごめんなさい。

生徒たちが、夏休み仕様で、午前に来たり、いつもと違う日、違う時間にぽつぽつやってくるので、常に手帳とにらめっこ。
油断がなりません。

レッスン日でもないのに、どうしてもおみやげを渡したいから・・・と突然やってくる子もいて、これは本当にうれしいサプライズ。

わたしが肌で感じている限りでは、我が家も含め、巷で経済が回復した感はまったくなくて、むしろ、生活はどんどん質素に、そして無い袖は振れないという状況になってきているように思えてなりません。

姉妹の生徒なら、同じ本を買わずにお下がりの楽譜を使うというのはあたりまえのことになったし、必要最小限であっても、新しい楽譜を買ってもいいですか?とご父兄にお伺いを立てるようになったし、場合によっては「お借りできるのであれば、それでよろしくお願いします。」と言われることもあります。

ひと昔前ならお中元、お歳暮としてビールワンケースとか、かなり大きなお菓子の包みをいただくこともあったのが、だんだんにゼリーとか水羊羹のようなものになり、最近はそういうのもなくなって、どこかに出かけたときに、おみやげをいただくことが多いです。

わたしもかつては母に持たされてましたけど、自分が先生になってみると、そういうのはいらない派なので、全然もらわなくていいのですが、お歳暮がまず100%おうちの方のお心遣いなのに対して、おみやげは生徒が「自分で選んだのよ!」と得意げに語ってくれることが多いので、単純にうれしいです。

習い事の先生に過ぎないわたしのことを、旅先にまで行って思い出してもらえるなんて、本当にしあわせなことだなぁ。

で、ピンポーンと予期せぬチャイムが鳴って、レッスン日が待てなくて「今帰ってきたんだけどね、持ってきちゃった!」なんて顔が見れると、さらにとてもうれしくなっちゃって、やってきたちびっこのほっぺをわけもなく突っついたり(笑)ぎゅーぎゅーと握手して「うれしいよ!」と精一杯の喜びの表現を!(笑)

おかあさまから慌てて連絡があって「日持ちするんだからレッスン日にしなさいと言ったのに『どうしても今日渡したい!顔だけ見せてくる!』とぴゅーっ!!っと出かけちゃって・・・ごめんなさい、迷惑じゃなかったですか?失礼しました!」

な〜んて言われるともうメロメロ。

そんなこんなで、イギリスへ行った高校生からの修学旅行のおみやげやら、山口県の実家のそばでちびっこが選んで買ってくれたという外郎やら、軽井沢のクッキーやら、恒例の那須のチーズガーデンさんの「御用邸チーズケーキ」やら。

なにやらおいしいものにこと欠かない我が家です。
おかあさん、すご〜い!!と家族のわたし株も上がるってものです(笑)

ここのところ、お天気がとんでもなく荒れ模様で、まるでマレーシア在住の頃のような豪雨と雷になったりもするのですが・・・
先日の台風から、めだかが流れないかどうか心配していたのですが、どうやら大丈夫みたいです。

豪雨の時は、睡蓮鉢の下の方にいるのかも?

荒天の翌日にめだかの点呼をするというのが恒例になりました。

現在元々買ってきたおとなのめだかが6匹。

そのめだかが産んだ卵から孵ったちびっこめだかがだんだんに生まれて、育ってきています。
最初3匹だと思ってたのが、ちょっと遅れて4匹目が孵って、さらにあとから買ってきた水草についていたのか、もう1匹、とんでもなくちいさいのが今週生まれて、いっちょまえに泳ぎ回っています。

睡蓮鉢の中で続々と育っていく命。まるで小さな宇宙です。

生徒たちも喜んで眺めているようですが、ちびっこの生徒たちの、さらに妹の2歳児くらいの子たちに大好評で、おかあさんと一緒におねえちゃんを迎えに来た小さい子たちがいつまでも睡蓮鉢の前に張り付いているのがかわいいです。

なぜかここ数年でうちに来始めた生徒は全員妹がいて、あまりにみんなかわいいので、必ずレッスン帰りにしばししゃがみこんで、ちびちゃんたちと会話をするのがわたしにとってもすっごく楽しみな時間になっています。

ちょっと前までは2語文くらいがやっとだったのが、ある日突然いっぱしのセンテンスをしゃべり出したり、おねえちゃんに「レッスンバックわすれてる!」とか「ごあいさつした?」とママそっくりの口調ででダメ出しをして生徒本人を怒らせてみたり(笑)・・・
女の子ってほんと、あっという間に小さなママになるなぁ〜たとえ2歳児でも(笑)
なのに「かわいくなってきたね」と妹をほめると、一緒になってとてもうれしそうな生徒の5歳児。さっきまでレッスンノートに落書きされたと怒っていても、そんなことは置いておいて、妹がほめられると心底うれしそうな顔になるなんて、心がきれいだなぁ、尊いなぁととてもうれしくなります。

そんな姉妹がどんどん育っていく姿を、週に一度、ご家族と一緒に見守れるしあわせ。
おかあさま方によれば、妹たちもみんな、いつかピアノに通うのをとても楽しみにしてくれているそうで、うれしいです。

我が家はオリンピックとプロ野球高校野球とにほぼテレビが占領されている毎日ですが、少年倶楽部プレミアムの時は誰も帰ってきていなかったので、ラッキーなことにオンタイムで。

先月も思ったけど、NEWSとKinKiのトークがもう貴重すぎて、なんやかんや、時間を見つけてはリピートしてしまいます。

KinKiさんたちが、こんな風に自分達のことを客観的に語るところが見るのは、考えてみれば長年の夢だったような気もしていて。

「薔薇と太陽」ではたくさん露出や歌の披露があって、どれもとても楽しかったけど、この番組でのトークは秀逸で、一番聞きたかったことがたくさん詰まってたように感じています。

NEWSの4人も、ふたりの歌や二人の仕事の仕方にとても興味を持って聞いてくれているし、KinKiさんたちも自然なテンションで、終始おだやかで。

「心に夢を〜」の加藤くんの話を受けて自分達の失敗談もおだやかに笑いに変えて披露しつつ、「それでいいんじゃない?」とやさしく背中を押したり。

(渋滞話がここでまた違うニュアンスで聞けたのも、めっちゃおもしろかったですよね〜)

相方への信頼とか、ふたりで長年やっているうちに、自然に存在している暗黙のルールみたいなものとか、「ライブ」というものに対する共通の考え方とか、お互いに対する信頼とか。

あえてふたりはことさらに語らないし、あまり表には見えて来ないけれど、ちゃんと長年時間をかけて自分達の手で培ってきたKinKiらしさ・・・みたいなものがあちこちで垣間見れて、なんだかとっても見ていてHAPPYでした。

萌えポイントはいくつもあれど。

あえて言うならどこかなぁ?

硝子の少年を歌うときは・・・のところで、コウイチさんがツッコミ待ちな感じで「まあ、それを歌っているときは少年かなぁ〜」・・・といったあとのつよしさんの真顔の「うそですね〜」とか。

(これ、先月からのつよしさんの「つよし、ここまでウソしか言ってへん。」と対になってる発言ですよね〜

さらに情熱のフリをほとんど覚えてないKinKiさんと、しっかりとご本人の前で踊って見せられる増田くんや小山くん。

つよしさんのカッコイイ最後の揺れる振り付け。

ああ!覚えてる!・・・と瞬時に思ったけど、本人はどうやら覚えてなかったなぁ(笑)

そして、証拠のVTRを見て、上半身を折りたたんで大ウケしているコウイチさんも好きだなぁ。

そういえば、恋散りのラストもそうですが、一見同じようなダンス、同じようなポーズだけど、ふたりがあえてちょっとずつ違うの、わたしとっても好きです。

ピッ!といつだって清々しく伸びたコウイチさんの長く見える腕や手足もカッコイイし、ソフトに崩す、ニュアンスが細やかなつよしさんも粋。

先輩の動きをよく見て、憧れの気持ちを抱いたりしているNEWSをはじめ、後輩くんたちもとてもほほえましいけど、それはきのうのKinKiさんでもあって。

歴史は繰り返す。

事務所がどうあれ・・・中の人たちはいつだってだれだって、とっても真摯で一生懸命だなぁ。

情熱のダンスは「ふざけているのを、あるいはちょっと恥ずかしい感じなのをマジメにやる」というコンセプトだったというくだりも好き。

歌番組とか雑誌とかのトークでは、そういう話こそ聞きたいのだ!!
という話が聞けて、ここもHAPPYだったなぁ。

さらに「ジャニーさんは間違える人を絶対に怒らない」という話。
「型にはまらないスター性が好き!!」のくだり。

あれっ!?わたしもそんな人を知ってますわよん!(笑)
コウイチさんも、そんな人のそんなところを絶対楽しんでるし、とっても大事にしてるでしょ?

動じないつよしさんをおもしろがるコウイチさん。
「わかんね!」のコウイチさんや渋滞事件もすっごく楽しんでいるつよしさん。

そしてまたお互いにとなりの人を「この人」と呼ぶシンクロしてる!
わぁ、これ気がついているのかな?

キュン(笑)

「歌詞が覚えられない」なんていろいろネタで笑いを取りつつも、ふたりが「勢いとライブ感を大切にしている」という話あたりは、ちゃんと「これが正解!」という理想の形のイメージが一緒なのが伝わってほっこり。

手越くんのボニバタ好きは、ほんとホンモノだなぁ、心からの言葉だなぁと思ったし。

手越くんが、ふたりの声質について語るところ、歌い方の話など、わたしは失礼ながら、手越くんと言えばイッテQのイメージがあまりにも強かったのですが、彼の歌に対して本気なところとか、実はとっても熱心に歌に対して情熱を持っているのだなぁということが知れてよかったなぁ。

NEWSくんたちも、人数がどんどん減って大変な時期をたくさんくぐっていると思うけど、今はとっても落ち着いていて、いいチームワークで素敵な歌をいっぱい歌っていて、乗り越えてきてほんとよかったね〜と近所のおばちゃん気分でそんなことを思いました(笑)

つよしさんの「言ってみれば叶う」話から、本番でコラボの約束を取りつけようとするNEWSくんたちには、後ろから旗を振って応援したい気持ちになったし(えへへ)僕羽根を歌うテゴマスもとってもよかったので、今度はチャンカパーナを歌うKinKiさんも見たいなぁ。

HAPPYと言えば・・・

KinKi Kidsの20周年を祝う公式サイトで始まっている、毎日KinKiの曲の中から「好きな1曲を選ぶ」という遊びにすっかりとはまってます。

みなさん、すでにご存知かと思いますが、万が一知らない方もいらっしゃるかもなので、説明すると・・・

サイトの方に飛んで、下へ下へとスクロールしていき、音符のマークのところをクリックすると、今日の1曲が選べるようになっているのです。

「1日1曲、あなたのお気に入りKinKi Kidsソングを選んで投稿しよう!」という企画です。

なんて楽しいんだ!!

結構大真面目に、毎日「どれにしようかなぁ〜」と選ぶ時間もとても楽しいし、ツイッターなどで、誰が何を選んでいるのかを毎日チェックするのもとても楽しいです。

「アップ〜ミディアム」「ミディアム〜スロー」のふたつのコースがあって、それぞれ中に入るとずらっと曲が並んでます。
それぞれ1曲選べるから、計2曲選べるのですが、この選ぶという作業にものすご〜く熱心に取り組んでます(笑)

で、自分が選ぶだけじゃなく、ツイッターでだれかの発信を見て「ああ、この曲のことを忘れてた!」とか「わたしも大好き!」とか、いちいち反応してみたり、朝誰かの選んだ1曲に引っ張られて、その日のBGMが決まったりするのも楽しいな。

こういう遊びが、公式発信で始まったというのがなによりスゴイ気がするし、たくさんの方々があうんの呼吸で乗っかって、20周年の参加型イベントがすでに始まっている感じがとてもとてもうれしいです。

このみんなが毎日選んでいる曲たちは、どこかで集計されていたりするのでしょうか?
そしてたとえばコンサートのセットリストの参考にされたりするんでしょうかね?

まだまだ謎に包まれていますが、それでも参加するだけで十分楽しい今日この頃です。

それにしても、今年はKinKiファンにとっては夢のような日々が続いているような気がします。

そして屈託なく、なんのむずかしい感情もなくKinKi Kidsの活動を楽しめていることがしあわせで・・・
今を存分に味わいたいと思います。


一方でKinKiがとても大切に思っている先輩たちのニュースが、日々駆け巡っていて・・・

友人たちの中にも彼らのことが大好きな人がたくさんいるので、彼女たちの気持ちを想像しただけで、とんでもなく苦しくなります。

ずっと大好きで、いるのがあたりまえで、何年も変わらず追いかけてきたグループが、ある日突然解散を発表したら・・・

どんなにか哀しいし、つらいだろうと思います。

わたしが会社員をしていた頃の大先輩は、デビューの頃からのSMAPファンで。
数年前に定年退職されたのですが、翌年にいただいた年賀状で、これまでずっと、ひたすらに働いてきたから、やっと定年になって、これからは大好きなSMAPの全国ツアーを、誰に遠慮することもなく、全ステするのが夢なの〜なんて語ってらしたのが印象的で。

彼女が今、どんな気持ちでいるかを考えると本当に哀しいです。
特にふたり暮らしだったおかあさまを亡くされたあとは、SMAPの5人が家族のようなもので、彼らがいてくれて本当によかったわ〜とおっしゃっていたのが記憶に新しいところで。

それは自分の好きな人たちのことを考えても・・・いえいえ、そこまで考えなくったって容易に理解できること。

少年倶楽部でNEWSがKinKiとコラボしたいという話から、増田くんが「僕が夢なのは、マイクを持たなくてもいいから。僕は踊るだけでいいんで!」と、かなり本気をこめて言ってました。

その話に即座に「その気持ちわかる」と強く言ったコウイチさん。

そして、さらに「僕もSMAP兄さんのバックやりたい!」「ただただバックで踊りたい」「あの時に得たものっていうは今、確実にある」「だから今、またバックをやらせてもらったりしたら、それを思い出したりとか、細胞レベルでわくわくする感じ。それはバックつかせてもらっていた先輩のバックじゃないと、生まれへん」と言ったつよしさん。

これはだいぶ前の収録だから、もちろん今こういうことが起きていることは、何も知らずに語っているくだりですが・・・こういうのを見ちゃうとせつないな。

とはいえ、今、駆け巡っている、巷に流れているメディア情報は、どこも信憑性がとてもあいまいで、素人が聞いても、ええ〜っ!?それ、ほんとにほんとのことなの?と思うことばかりだし。

結局のところ、事務所の発表じゃなくて、事務所の検閲を通った本人達の言葉じゃなくて・・・

ご本人達がほんとうにファンを前にして、自分の言葉で発信するのを待つしか手立てはないんじゃないかと思うのです。

「メディアじゃなくて、俺を信じろよ!」

と元旦につよしさんがKinKiのコンサートで言ったあのひと言。

あれは意図していたかどうかは別として、今となっては本当に大事な発言だったなぁとあらためて。
まさかこんな事態は想像していなかったけれども。

いずれにしても「時間」が必要なことがきっとたくさんあると思うし、今はあれこれ報道に踊らされず、必要以上に騒ぎすぎず、彼らがちゃんと発信できるようになるまで、待った方がいいってことだね?とある友人が言ってましたが、わたしでもそうすると思います。

友人とも同じ結論に達したのだけど、どうあれ、本当に信じられるのは本人達から誰の主観も通らずに直接に発せられた言葉だけ・・・と思っていた方がいいような気がします。

彼らに何が起きていて、彼らが本当は今後どうありたいのか・・・
ご本人たちのほんとうの気持ちが、どこかでちゃんと聞けるといいなぁと思います。
彼らの人生は、あたりまえだけど事務所のものでもファンのものでもなくて、彼ら自身のものだから。

今はひとりひとりがこれからを、しばし立ち止まって考えているところなのかもしれないと思ったり。
そういう時間もきっと人生の中で一度や二度は、誰だって通るんじゃないかなと思います。

この問題に限らず、ここのところ、わたしたちを取り巻く、何事に関してもそう思います。
SMAP問題は社会のひとつの縮図に過ぎない気がして。

ここ最近の世の中は、ほんとになんだか疑問に思うことばかりだし、意図してメディアに誘導されているように感じること、「そう思わせようとしているな」と違和感を感じることが多すぎます。

自分の見たこと、聞いたことだけを信じるようにしないと、いろんな意味で読み間違える気がします。