ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 TU FUNK TUOR 2015 8.10 渋谷公会堂 その6

今日はKinKiのライブブルーレイ&DVDのフラゲ日ですが、まだ来てません(涙)
わたしのブルーレイは、まだアマゾンちゃんがon the wayで、明日やってくるみたいです。

そもそもがこれが終わってからと思って、CSとかでやってたKinKiのライブDVDからのMVはほとんど見てません。

ひとつだけ誘惑にかられて見ちゃったのは「SPEAK LOW」で、見ないと決めてたのに、直前になって掟やぶり(笑)
オンタイムで見ちゃったので、録画もしませんでした(涙)
それですら息も絶え絶えになって、KinKi方面へ急速に引っ張られそうになったくらいなのだから、やめといたのは正解かも?むふふ。

「どの道やってくるものはやってくるのだろうし、あっちも同じくらい大事なのだから、きっと夢中になるだろう」
そう考えると「あちらがくるまえにこちらを仕上げてしまいなさい!」というアマゾンさんのお計らいかもしれないし(笑)単なるアマゾンさんの焦らしプレイかも?
いずれにせよ、せいぜいがんばって書こうと思います。
あとちょっと!!

そういえば、昨日某友人と飲みに行った先で・・・

「レインさん、日記ではかなり語っているのに、実際にみんなで会うと、あんまり自分からは語りませんよね〜」「わりとおとなしい。」
もしかして『むっつりスケベ』なんですか?」と言われました。

爆笑!!!

むふふ、意外と知られてないと思いますが、多分「むっつり」はいらない系です(知ってる人は知ってるけど、笑)
清純派みたいな顔して、詐欺だ!とは新婚当初のオットが言ったことですが、それはわたしのせいじゃないも〜ん!!
なぜか勝手に清純派タイプだと判断されることが多いですが、中身は昔からオッサン系脳みそです(笑)


とはいえ、わりとブログにいっぱい書くタイプの人は、みんなでしゃべっているときやツイッターではあんまり多弁にはならないかも?という話も。
わたしだけかもですが、いっぱいどこかで語っちゃうと気が済んじゃって、日記に書くのが面倒になっちゃうのです(笑)
それに人にあんまり自分の思っていることを外ではりきって言うのは、やっぱり恥ずかしいですしね〜
って、これだけ垂れ流しといてよく言うよ!って感じでもありますけど。

多分人はみんな、どこかに多弁になる場所っていうのを持っているのかもしれません。
だとすると、多分わたしが多弁になる場所はやはりここ、ふぇるまーたです。
というわけで「ウザくなったら、遠慮なくいつでも回線切って逃げてね〜♪」と一応付け加えておこうと思います。えへへ。


☆アンコール

出てきてすぐのMCでは、1回目のMCとはうってかわって、とても真面目な話をしてました。
あとでいろいろと考えたのですが、この日、「8月10日」はまだ直前の「いのちのうた」で広島から中継をしたときにいろいろと感じたことがかなり頭の中を占めていたのかもしれないと思います。
今思えば・・・ですけれども。

だから歌や音楽そのものの表現も、色っぽい要素は少なめで、凄みや切実さがかなり多く滲んでいた気がしますが、これから書くNCにも、そんな気持ちが見え隠れしているような。

とはいえ「そう思ってみれば」な感想なので、本気にしすぎないでくださいね。
中身はもちろん言葉のまんまではないです。
わたしが受け取ったニュアンスで書いてますので、もしかしたら客観性を欠く部分があるかも?です。
そうじゃないんじゃない?というところがありましたら、ご遠慮なくご指摘いただけたらと思います。
さらに、書き連ねてみたら、うまく段落分けができなくなっちゃったので、とってもだらだらしてます。
特に最初の半分くらいは、ちょっと独白的に語ってた部分もあって、うまくまとめられなくて、メモ書き、箇条書き的な書き方になってしまいました。
「ですます」さえつけてません。
すみません。

後半はややみんなを巻き込んで談笑風になってきたので、普通に戻してあります。
時系列もちょっと怪しいわりに・・・です。
とても読みづらくてすみません。



昨今いろんなことが起きすぎていて、これからもし、子どもができたり、結婚したりしたときに、これからの子ども達はどんな未来を生きていくんだろうと、見えない不安がある気がしてならない。

今まで「いのち」とか「愛」をテーマにダイレクトに歌おうと思ってきて、今日も作っているけれど、過去に、そういうものを作ってきたときより、今、この国は平和じゃなくなったように感じていて。



平和じゃなくなってきたときに、過去に作った歌は、わりと素直に歌えるけれど、今、新しく曲を作ろうとすると「争い」とか「平和」とかというキーワードが浮かびやすい気がして。


今起きているたくさんのできごとは、ピンポイントではなくて、奈良人として、意外と客観的に見ている。


痛み・傷と向き合っている人は、日本全国、世界にもたくさんいて。争いのただ中にいる人もたくさんいて。


そんな中で、生意気に平和だけを願う歌を、簡単には作れない気がしている。


本当はこういうときこそ作りたいと思うけれど、結局真逆のものを作ってしまったりする。

ブルースがそうであるように、人々が争っているのを見てあまりにも哀しすぎて「明るいコードで嘆きを歌う。」みたいなものを作ってしまったりする。


自分があまりにも哀しすぎるできごと出会うと、意外と涙も出ない。
自分の痛みや悲しみと本当に向き合ってしまったときは、ダイレクトに何かものを生み出すスイッチが入らない。

この何年間の中にも日本でもいろいろなできごとがあり、いろんな場所でいろんなことと闘っている方がたくさんいて。

本来は普段からそういうことを考えて生きてるほうだけど。

テレビとかエンターテイメントの世界では、人々を平和に、あんまり考えさせずに楽しませるというのが主流なので。

ボクのような立場で、あまり電波に乗せて言うことじゃないというような変な空気感もありますが・・・

でも奈良人として、できる発信をしていきたい。


これから自分という人がどんな歌を歌っていくのか、自分を客観的に見てとても楽しみ。

(これはほんとに楽しみです!!ほんとにほんとに楽しみ♡)


もしかしたら暗い曲を作るかもだけど、まったく真逆の、何も内容がない、意味がない、でもただただ楽しい曲を作るかもしれない。
今回、本当にたくさんのことを考えたからこそ…
たとえば冒頭(TU FUNKの)ように『わけのわからないもの』を作ってしまったりして(笑)
冒頭からTUしか言ってない・・・みたいな(笑)ちょっとした嫌がらせ(笑)


もしかしたらなにか「平和の共通言語」が必要なやな時代がやってきてしまうかもしれない。
これからは、僕達の知っている言葉だけでは平和はやってこないかもしれない。
そんなこともあってshamanipponを作った。


ご縁があって出会った仲間たちと、極論、音楽をやっていなくても、ただただ一緒にいられたらいいなぁと思う。同じ家に住めますからね。
掃除と料理はスティーヴがやってくれるだろうし・・・ににこにこしながらスティーヴさんのほうを振り返る。
ボクも料理と掃除はやりますから。
で、見回しながら十川さんを見つけて、「十川さん、何をするんですか?」と言いつつ、十川さんの衣装を見て「すいません、松田優作さんですか?」といきなり(笑)

「違います!」と表情ひとつ変えずな十川さん。(いえいえどうして、なりきってるな!!笑)

「そうだったらえらいことなんで」とつよしさん(笑)


実際十川さんが大写しになったら、言っている意味がわかりました。大きなサングラスに帽子がとっても松田優作っぽい!確かに(笑)
その十川さんのことは「人を和ませる人」と言ってました。
みんなキャラが際立ちすぎ。

彼らに限らず「よくぞこの人たちと、何時間でもいれるよね」・・・と思われるようなメンバーだそうです。
「これほめ言葉だけど、みんなほんと、いい意味であたまおかしいから」と(笑)

そしてDuttchさんを見て「まるで試合後のプロレスラーのようだ」って言ったのはKenKenだっけ?(笑)
この辺、みなさまを巻き込んで、超和やかな雑談モード。

名越さんを振り返って「起きてますか〜!?」と。
うっすらうなずく名越さん。
「漢字ドリルを徹夜でやり過ぎた?」「明日期末テストですか?」「必勝の鉢巻巻いて?」・・・妄想トークをするつよしさん(笑)

そして「みんなかわいらしい人ばっかりですよ」ととても愛情深い顔でにこにこと言ってました。


10代の頃には自分が曲を書くなんて思ってもいなかった。
YOUやっちゃいなよ!の人が言い出して、これ(シンガーソングライターというソロ活動)が始まってるわけです。
当時は、悪い意味じゃなくて、うち(事務所)の外の人と仲良くものづくりをすることは考えられなかったから。
14くらい、子どもだったから、バタバタといろんなことが始まっていったなかで。
今のこの状況、たくさんの外部の方々と仲良く物(音楽)作りをしているのが、ちょっと信じられない(夢のようだというようなニュアンス)そうです。


歌を作るときも、いつもいろんな人の顔を思い浮かべながら作っています。
これから歌う歌は、ダイレクトに何かに対して書いたというわけではないんですけど。
誰もが「孤独」と向き合っているのだろうということをテーマに考えながら書いたんだろうと思います。(ちょっと他人事みたいに言ってておもしろかった、笑)
なかなか素直になれない方も多いでしょうけれど・・・
大切な友人や家族などを思いながら聞いてもらえたら。
座ったままでもいいですよ。
ぼくも(ファンの)みんなのことを思い浮かべながら、この曲を歌います・・・となぜか「みんなのことを思い浮かべながら」の部分は3回も同じことを言いました。
ぜひぜひ伝えたかったのだと思われます。

では「いまあなたと生きている」を歌います。

いまあなたと生きてる

「トントントン タタタ タタタ タタタ」とわたしメモ!

これイントロなはずで、多分「トントントン」はカウントで「タタタ タタタ タタタ」はドラム。

そっか8分の6拍子!!とマヌケにも初めてちゃんと意識して聞きました。

そう思ってきくと左右に揺れるグルーヴがとっても気持ちいい。行きつ戻りつのリズムなの。

つよしさんの8分の6拍子の名曲といえば「埃」もあるけど、どちらも好きだなぁ本当に。
彼の穏やかで伸びやかな声にベストマッチではありませんか!!


そして「Heart Disc」の時にも思ったこと。
CDのまんま!もしくはそれを超えた、ピッチもジャストミートな、とても完成度の高い歌声でした。
ホーンと言えば、途中でしろくまさんのサックスがフィーチャーされてるところが、とってもハートフルで、胸に迫るものがあって、とってもとってもよかったです。

彼はわりとこのバンドの中では以前からいじられキャラな気がしますが、一方で個人的にはな感想ですけど、実はポーカーフェイス、心の中まで容易に踏み込ませないぞ!みたいなバリヤーを感じることがあって。
たとえばお洒落なジャズっぽいソロフレーズを吹いたりしているときは、その芯のところまで入れてもらってないような気持ちになることもあったのですが、今回は全然違いました。

このソロの一瞬はすっごく開放的で、大きく手を広げておいで!と言われているような感じ。
彼のとても心温かい一面がうかがわれるような、素敵な音を鳴らしてらっしゃいました。
(やっぱり彼もABだな!と思うAB型仲間レインでした、むふふ。)


そして、多分ミュージックフェアの時よりもホーン隊が全体として前に出ていたような。
バックの要としてのホーン隊、というイメージを持ったのですが、この曲では1曲ずっと竹内くんもトランペットを吹いていたからさらにそう思ったのかもしれません。


それと同時に、Duttchさんのドラムの重たい音が、この曲そのものとこの曲で歌われている世界観に、重み、現実味を持たせてくれていたような。

あと十川さんのピアノもすっごくよかったなぁ。
もちろんピアノだけが主の曲ではないから、どこでもピアノが優位に聴こえてきたわけじゃないのですが、キラっと光る品のいい珠玉のフレーズがあちこちに顔を出して、聴いていて楽しかったです。


つよしさんが「座ったままで」と言ってくれたので、リラックスしてシートに深く座って聴いていたのですが、心底心をもっていかれる歌声でした。

どうしてこう、彼が表現するとこんなにも心を持っていかれるんだろう。

目を閉じたらもったいないのに、心の奥の奥まで歌声を届かせたくて、ついいつい目をつぶりたくなってしまい、困りました(笑)
この曲も、ちょっと後ろ目にリズムをとって歌っていたつよしさんですが、さすが彼の歌い方を知り尽くしたメンバーさんたち。
とっても息が合ってるなぁという感じ。


つよしさんの歌を聴きすぎて遅れていくこともなく、かと言って置いてきぼりにするでもなく。お互いが全然ムリのない絶妙なタイミング。

この「息が合う」というのはあながち比喩じゃなくて、ピアノのレッスンの時にもよく話すのですが、たとえばピアノの連弾をしている息が合ってるふたりは、練習をしているうちに、息を吸ったりはいたりするタイミングが、だんだんにぴったりと合ってくるのです。

仲がいいから息が合いやすいというのもあるし、息が合ってくるとさらに相手のことがわかるようになって、自然に呼吸を合わせてしまうというのもあるかもですが、いずれにしても気心が知れた人と鳴らす音が、聴き手にとっても心地いいのは、当然と言えば当然・・・というわけです。
不意にレッスンでいつも言っているそれを思い出し、わかりきったことではありますが「この人たちほんとに気心が知れたいい関係なんだなぁ」というのが音にもよく現れている気がしました。

わたしメモにはなんだかわからないミミズがのたくっていて、夕べ飲み会帰りに定時退社したアネ(8時が定時です。)と待ち合わせして帰る電車の中でうんうん唸りながら解読していたら・・・
さすがにずいぶん長いこと(10日以上)格闘しているのを知ってて、哀れに思ったのか?(笑)「ちょっと貸してみなよ!!」とアネ。
「違う目で見たら意味が解読できるかもよ?」だって(笑)

で、見てもらったら「こーごうしー」じゃないの?とアネ。

!!!

「神々しい」だった!!

すっごーい!!

どうしても解読不能だった部分を読み解いてもらったよ!!

呆れるアネ。

「そもそもひらがなばっかりだし、いらん「ー」がいっぱい入ってて読みづらいんだよ!!」思いっきりいわれてしまいました。ごもっとも(笑)

でもすっきりしました!よかったです。


おっとまた横道。
元に戻します。


というわけで、この日のつよしさんの歌、Heart Discら辺から、この曲のあたりは、彼の声やその表現が、いつもに増してとても神々しくて清らかで・・・

正直、あまりに彼の歌声にロックオンされすぎて、他の音の記憶を辿るのがなかなかに骨でした。


今感想を書きながら、ふとよぎったのは、実はつよしさん。この曲を自分にも言い聞かせるように歌っていたのかな?ということ。


MCをおさらいして、2回目のライブまでにずいぶん時間が空いたこと、「いのちのうた」からの時系列を整理していろいろと想像してみると、いろんな気持ちが巡ったかもしれません。
そもそも歌詞を読み込んでみると「どうにもならないあの日も わけがあるはずさ 逃げずに」とか「あなたになら歌える すばらしい孤独を」とか。

なんとな〜くそんな気もしてきました。


だからこそあんなにあのメロディーに、あの魅惑の歌声に載った歌詞が胸を打ったのかもしれないし、どうしようもなく惹きつけられたのかも。

歌が終わってややしばらく鳴り止まない拍手。

ああ、同じことばっかり言っている気がしますが、この曲が最新のアルバムの曲であることが、なによりとてもうれしいと思いましたが、まだまだこの人は進化を続けているし、これからも本当に楽しみです。

スゴイ人のファンになったなぁと、しみじみと思いました。

と、ここまで書いたらあと2曲なのですけど。
さらに、実は今回、セッションのところはまったくメモを取っていなかったので、実質ちゃんと書ける(いやいや書けないけれども、笑)のは1曲と言ってもいいくらいなのですが・・・

このあとまたMCが挟まるし、ここで一旦切ります。


実はもう最後まで書き終わっているのですが、明日推敲作業をして、明日の朝のレッスン前にはアップできたらいいな。
今日は一日、振替レッスンと家事以外はしがみつくようにずっと思い出し作業に専念してました・・・ニンジン効果(もちろんKinKiさんです!)絶大!!