ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 花のこと そして右脳と左脳の話…など。


これ、我が家のクリスマスローズです。

多分そろそろ画像が桜ばっかりになる予感がするので、今のうちに他の花のことにも触れておこう!

クリスマスローズは元々大好きな花で、父のところから一株もらってきました。
白いのも好きだけど、圧倒的に好きなのは、ベージュというか、薄い赤紫というか、こっちのくすんだ色の方の花です。
毎年これがいつの間にか咲いていると、春だなぁと思うのです。
そしてなぜか「ベージュさりげなく〜爪(ネイル)に這わせた君の指を指で包む〜♪」な歌が出てきます。
恋のカマイタチ
なぜかはわかりません(笑)
画像から見ても、今はわりと紫っぽい感じに見えると思いますが、もうちょっと時間が経つともうちょっと薄くなってきて、やっぱりベージュっぽくなるのですが、花なのにこの奥ゆかしいとも言える佇まい。
やっぱり好きだなぁと思います。

さらに、うちには今はありませんが、沈丁花
ずっと香りが大好きだと思っていたのですが、実は花の造作もすごく好きだということに最近気づきました。
赤系のもいいし、白いのもいいな。
いつかこの木を庭に植えたいです。

金木犀もそうですが、沈丁花もそう。まずは花ではなくて香りでその存在を報らされる、その感じも好きです。
ちなみに今年最初に強烈にこの香りを感じて存在を意識したのは、3月10日でした。
お友達の空さんとまた谷根千をお散歩したのですが、その日、至るところで香りを感じていて、同じ関東でも空さんちやうちのほうではまだだったので、やっぱり東京は暖かいのかしら?なんて思っていたのでした。

この日も盛りだくさんですご〜く有意義な日だったのですが、翌日が玉置さんで、その日記がなかなか上手に書けなくて、楽しさにおいては負けず劣らずの大事な一日だったのに、日記に書き損ねてしまっていたのでした。

ちなみにロングパス過ぎて恥ずかしいのですが、空さんが例によってとても丁寧に書いてくださっているので、どんなとこ行ったの?という方はこの日の日記にお邪魔してのぞいてきてくださいね。
空さん、いつもすみませぬ。

また、ここにも行きました。

「花歩」さんです。
最寄り駅は西日暮里かな?と思っていたのですが、谷中の商店街からも意外とすぐでした。
一人でも行きたいくらいなのですが、ここの喫茶店は月曜から水曜までしか開いていないので、今日みたいに木曜日に思い出してもダメなわけです(笑)

実は昨日、ある方に、とっても魅力的な文章を綴る、素敵なお手紙をいただきました。
花歩さんは一人でもとても入りやすい雰囲気のところなので、近々一人で便箋と封筒を持ってゆっくりお手紙でも書きに行こうかしら?と思い始めました。

さて。話を元に戻して…

わたし的この日最大の思い出は、空さんが言ってらした「右脳と左脳」の話でした。
人には入力と出力、それぞれ、どっちの脳を使うタイプか?っていうのがあるんですって。

ちなみに空さんもわたしも、どうも「入力は右脳で出力は左脳じゃないか」という結論でした。
あくまでも感覚的には…ですけれども。

取り込む方は、断然右脳型な気がするのですよね〜ものすご〜く直感的です。

そして、その直感的に捉えたものを、たとえば日記に書こうと整理する時は、論理脳でがちゃがちゃ組み立てようとするタイプ。
だからなのか、時としてとってもアンバランスで、右脳の方は「今よ!」と思っていても、左脳がうまく働いてくれなくて、日記を書き損なったりする…ような気がするだけかもだけど(笑)

普段の生活では、わりと左脳寄りに物事に取り組み、子どもたちや生徒たちにアドバイスするときもなるべく論理的裏づけを持って言おうとしますが、こと音楽に関してだけは完全右脳かも?

レッスンも左脳的に組み立てようとした時はあんまりうまくいかず、その場の勘所を頼りに動いた方が断然いいレッスンができる気がしています。

今、この機を逃しちゃダメ!この教材を使うなら今!なんてふと思うことがあって、まったく違うものをわざわざ買ってあったのに、土壇場で方向転換したりすることもよくあるのですが、こういう思いつきみたいなものが意外とドンピシャだったりする傾向にある気がします。

そういえば明日、久々におためしレッスンをすることになっていて、今ひととおり予習をして伝えることを決めておこうか、あえて大枠だけ決めて、その場のノリでいくか…なんてことをつれづれに考えてます。

本来はなんとかゲットしたい新規の生徒さんなので、絶対に予習したほうがいいに決まっているのですが、あんまりこと細かに決めると「その子」を掴もうとする観察眼がおろそかになったりもするから、やっぱりしすぎないほうがいいのかしら?なんて思ったり。


まったく別の次元の話ですが、たとえばメディアの情報を追いかけたり、テレビを漠然と見ているときも断然右脳が働いていて、時々わけもなく「なんだかヘンじゃない?」「ちょっと違う気がする」みたいなことを思うこともあって。
前につよしさんも言ってたけど、このメディアで言っていること、多数派の意見を鵜呑みにしないっていうのは、わたしにとっては最近とっても重要なキーワード。
誰かの意見じゃなくて、きちっと自分の感覚で捉えたいし、判断したいと思います。
だからと言ってそれを吹聴してまわるわけでもなく、あくまでも自分の感覚で…だけれども。

これからの世の中、こういう「(動物的?)勘」みたいなものがますます大事になるような気がしていて、磨いておきたい気もします。

それじゃなくとも「なんだか変じゃない?」ということが着々と増えている気がしているのですが、周りを見渡すとそんなことを言っている人はあまりいなくて…
いつもそういう話をし合う相手は決まっていて、ヘンなのはわたしの方かしら?なんて思ったり。

で、ふと思い出したのが、子どもの頃からのいろいろで、そういえばわたしは、5月病とかも人よりも一足先にやってくるタイプだったなぁと思い出しました。
で、みんながなんかおかしくない?なんて言い始めた頃は涼しい顔してもうすでに抜けてたりして(笑)
昔っからなんだかタイミングがおかしい子だったなぁとふと思い出したので、そう書いておこう(笑)


そしてこのコ。
覚えてらっしゃるでしょうか?
先日買ったミニ盆栽の梅です。今はすっかり葉っぱが茂ってこんな風です。

よくみるとひとつだけ実が実っていて、オットがこれを地面に植えてみたくてうずうずしています。

実はそんな風に考えて鉢に植えたりしているもは、すでに他にもたくさんあって。
その一部を紹介すると、こんな風になってます。

拡大したら多少オットが書いた字とかも読めるかな?
天川弁才天で拾ってきた銀杏の実とか、奈良の丹生川上神社で拾ってきた種とか、そういうのがいっぱい植わってます。

一昨年京都の友人に送っていただいた柿の種をまいたら芽が出て、まだ先は見えないにしろ、とりあえずとても目を楽しませてくれたので、味をしめたらしいです(笑)

奈良のコたちは、まだ芽は出てませんが、出てくるようなことがあったら楽しそうなんだけどなぁ〜という感じ。

そうそう、最近友人たちにお花や多肉の苗をいただくことも多くて、それらもいろいろ我が家の小さな庭ですくすくと育ってます。

花シリーズで、最後を飾るのは、これ。

オットが10年前くらいに、当時2時間通勤していた戸塚の事務所からもらってきた胡蝶蘭の中の一つです。
胡蝶蘭って新しい事務所の立ち上げやお祝いなどで贈られることが多いですが、花が終わったあとはどうなるんだろう?と常々思ってました。

この時は花好きなオットが「持って帰っていいの?」と聞いたら、これもこれも!といくつも渡されて、ただでもらえたというのもあって(笑)数日かけて2時間通勤にもめげず持って帰ってきたのです。

で、むずかしいのかなぁ?と思いきや、意外と毎年毎年咲いてくれていて…
そのうちのいくつかは、ふぇるまーたでも紹介したことがあると思うのですが、このたび、どうしてもダメだったひと鉢が、やっと花をつけたのです。

毎年茎がするすると伸び、花芽はいっぱいつくのに、なぜかそれが途中でぽとぽと落ちてしまうのです。
なぜこれだけダメなんだろう?とずっと思っていたのですが…

たまたま息子くんと共にうちに遊びに来たあきこちゃんが「ねえ、レイン家のキッチンさぁ、異様に乾燥してない?」と言い…

そんなことはまったく思いもよらなかったのですが、もしや?と思って、この鉢にビニールをかけて、湿気がこもるようにしたら、まんまと当たりで、今年は立派な花が咲きました。

というわけで、このコの恩人はあきこちゃん(笑)さんきゅーでした!!

そんなこんな、我が家の花事情でした。

最後に…あんまりいい話じゃないので、迷ったのですが、事実は事実として書いておくと…

以前にツイッターに書いたこともあって、ご存知の方もいると思うのですが、うちの玄関先のビオラの話です。

数年前から時々鉢を持っていかれたり、ひっくり返されたりする事件があったのですが、そう頻繁でもないので、元のように植え直して、何事もなかったかのように暮らしてました。

ところが、日曜日。

朝11時ごろにまたやられたのです。

5鉢くらいの中の、集中的にやられているひと鉢のビオラ3株が、また中身だけごていねいにひとつずつばらばらに道路に放り出されていました。

何度やられても気持ちのいいものじゃないですが、たとえば我が家にダメージを与えたいなら、車とか自転車とか、台車とかがまったく荒らされないのが不思議だし。

他の花々、たとえばミニシクラメンとか、月下美人とかはまったくいじらずに、しかも考えてみたら黄色いビオラだけが集中的にやられるので、何か法則性があるのかしらね?なんて話していたわけです。

で、植え直して10分と経たないうちに、バロンの散歩から帰ってきたオトートが「またやられてるよ〜」とひとこと。

さすがに10分の間にもう一回同じ鉢の中身を放り投げるなんて尋常じゃない…ということになり、とうとう警察を呼びました。
いつもならわたしだけがいる平日が多いのですが、この日はたまたま家族全員が家にいる日曜日。
しかも出入りも激しかったのに、なぜ、2度も続けてやられたのか…

わたしたちが植え直しているところを誰かがじっと見ていたとしたら、それはそれでとっても気持ちの悪い話です。

とはいえ、犯人探しをしたいわけでもないし、万が一、認知症の方や、精神を病んだ方がやっている可能性もなきにしもあらずな気がして…

なにより気味が悪いのが、これをやられるのが夜中ではなくて、必ず昼間。
しかも通りに面しているこの場所は、そこそこ人通りも車通りも多いところです。

なんだかせちがらい世の中だなぁと思いましたが、今のところ、どうすることもできず。

幸いにもこの犯人は、いつも一株ずつ根っこごと引き抜いて投げるので、今のところ、花が致命的にダメになったりはしていないし、植え直せば大丈夫なくらいの被害で、うちに通ってくる子どもたちに何かあったりしたわけではないのですが、いやな世の中だなぁと思う今日このごろです。