ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 見えないものを見ようとして〜♪ その6 

ここまででおしまいです。
お暇ならば…ですけど(笑)ずずず〜っと下から読んでいただけたらと思います。
時計はどんどん動いていて、いろいろな出来事が新しく起こってます。
ずっと半笑いでオットと一緒に見ていたブランチや、ぼちぼち流れて来る「やからね」関係についても触れたいところですが、とりあえずこっちが先。どんどんなけなしの記憶が忘却の彼方へと流れて行ってしまうから(笑)
他にも書きたいことが山盛りなのですが、どうも小骨が刺さっていて、自分の中でこれを終わらせにゃ何もはじまれない!という切実な思いに取りつかれて、ひたすら言葉と格闘する数日間でした(笑)
とはいえ、そんなことはわたしだけの問題なわけで…たまたま付き合わせてしまったみなさま方には申し訳ない気持ちもありますが…あとちょっとなのでおつきあいくださいね。
そしてそして…一番印象的だった曲のことを書かなくては!

わたしが今回のライブで最も感動した曲を一曲挙げるとしたら、間違いなく「空が泣くから」です。
この曲ももちろん発売当初からずっと大好きな曲のひとつですが、今回のライブで体感したこの曲は、忘れられない想い出の1曲になりました。

この曲では大極殿に大きな白い龍のシルエットが映し出され、平安神宮のお堂の間を縫って悠々と、とってもダイナミックに自在に飛び回っていました。
目の前の平安神宮の勇壮な景色とそれにも負けない存在感を放つ夜空を駆ける白い龍。

耳は、心の深いところをえぐるように揺さぶるつよしさんの歌声に捉われ呆然と聴いておりましたが、目は龍にずっと釘づけになっておりました。

この龍のダイナミックな動きと似た映像をどこかで見たことがある…と思っていたら思い出しました。
最初のtankの1曲目のENDLICHERI☆ENDLICHERIの曲の時に映し出されたエンドリケリーが泳ぐ姿に似ていたのでした。
大きく画面を横切っていくエンドリケリーにもかつて度肝を抜かれましたが、平安神宮に現れた龍もまたあまりにリアルで、ただただドキドキしながら見てました。

ステージの上では、もくもくとスモークが焚かれていて、こちらはまるで早いスピードで流れていく雲のよう。

その美しい映像をバックに、魂のこもった歌を歌うつよしさん。
発売当初よりもずっと好きだと感じたのが「忘れたい〜 忘れた正義を 見つめたい 大切なこの世界を〜♪」あたりの低音のところ。ゾクゾクするほど鬼気迫る歌声でした。高音に耳が行きがちだけど、つよしさんの低音の声もとても素敵に進化していることにあらためて気づかされました。
この曲が7年前にリリースされたのだということに思い至ってとても驚きました。
剛さんと言う人はとっても勘がいいんじゃないかと思います。今聞いてもしっくりくる…というか、今歌われるためにできた曲です…と言われても納得しちゃうかも。


そういえば、野外だから音は期待できない…なんて思っていたけど、全然そんなことはなかったです。
今までもこんなに音が良かったかしら?
歌声もバンドの音もとってもクリアで、夜空に吸い込まれていくようで、うっとりと聞き惚れました。
友人が話していたところによると、この曲ではつよしさんはひざまずいて切々と歌っていたそうです。
DVD−−−っ!!急いで!(笑)


もう1曲、なんと言っても歌声に魅せられたのが「Say Anything」で身もだえするほど色っぽくて、いい声でした。
ファルセットの美しいこと。「空が泣くから」と「Say Anything」の2曲だけでも、十分にその歌唱力は堪能できたかも?と思ったくらいなのですが、実際には今回はファンクナンバーでもたくさん歌うし、そのうえに「街」があって「赤い鼓動のハート」もあって、なんとも贅沢だったなぁと振り返っています。


ファンクナンバーたちについては、特筆することはあったかな?
「Ginger」や「Clap You Mind」で月を何度も指さしていたことと、神社でshamaサインがすっかり普通になっていたこと。
そしてこれらの曲が来たとあってはやっぱり身体を揺らさずにはいられなくて、狭いところでみんなが一斉に揺れてたなぁ…なんてことを思い出します。

中でもやっぱり懐かしくってうれしくってたまらなかったのが「FUNKAFULL FUNKAFULL」で…
この曲は最初の歌詞が「Everybody 手を繋ぎ踊って Go FUNKAFULL!! Go FUNKAFULL!!」だからかもしれませんが、わたしにとってはとってもピースフルな歌と認識されていて、これが聴けたことで、とっても心が躍りました。
そして、先に書いたように、リハーサルで聴いた時はカラオケでも十分に素敵と思っていたのですが、やっぱりつよしさんあってのこの曲だ!!と当然ながら切実に思いましたのことよ(笑)

すべてのナンバーが終了したあとは、ほんとにちょこっとだけMCがありました。


「今日は奉納LIVEということで、色々な可愛い僕はまたの機会に…」 とか言ってましたよ。
そして一人ずつ、バンドのみなさんを紹介したその後に「奈良県堂本剛でした!」で締められました(笑)

恒例の二礼二拍手一礼もつよしさんの先導でいつも通り行われたのですが、これもまた、ゆっくりゆっくりしっかりと腰まで折ってお辞儀していて、顔を上げたらまだつよしさんは深々と…あわててふたたび頭を下げる…な〜んてシーンもありました(笑)

最後はわりとあっさりと「おやすみなさい」と去って行きましたが、「ヒトツ」の最後のところ、楽屋になっているところに引き上げていくシーンが思い出されました。

ああ、今頃つよしさんは延々あの回廊みたいなところを歩いているのかしら?なんて想像するのもまた楽し。
その後、また開演前にお会いできなかった方々のうちの何人かとお会いして、京都や大阪の仲良しさんたちに素敵に仕切っていただいて、めくるめく打ち上げへ(笑)
金曜日の宴会の話になったり、土曜日に参加した友人の話になったり、彼を通じたご縁の広がりを確かに感じる夜になりました。

そして…

どういうことでしょう!?

見えてもないくせにやっぱり超長い文章になりました。
たいして中身もないのになんでこうなっちゃうかな!?(誰に聞いても答えは出ません。だってわたしにだってわからないんだから、笑)
最後までこの駄文を読んでくださったみなさま方には、心からの尊敬と(笑)感謝をこめて。