ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 近況報告

珍しく週末、風邪ひいてました。
喉が痛くてどうにもならなくなって病院に行ったのが土曜日。
この日はどうしても休めないレッスンがふたつとガス警報器の取り替えがあったので、ガス器具のお掃除をしたり、買い出しに行ったり、やることも満載だったのですが、なんとかこなしていざ夕方を迎えたら、たまたま生徒が二人共都合が悪くなってちょっとほっとしました(笑)
翌日にはすっかり喉が楽になったものの、今度はもっと下に風邪の菌が下がったみたいで、咳になり痰になり・・・そのうちに大量の鼻水となってティッシュの山を築き・・・
お決まりの風邪コースを久しぶりに体感しました。
外に行くのもめんどくさかったので、ごはんはちゃんと作っていたのですが、夕食に作ったゴーヤチャンプルーの豆腐がなぜか離乳食みたいになっちゃったり、砂肝を味ポン生姜で蒸し焼きにするつもりが、なぜか鼻が効かず、焦げ焦げ、食べられるギリギリになったのに、かえってそれが家族に大好評だったり・・・
夕方からはツイッターに張り付いてたし、オリンピックは気になるしで、具合が悪いわりには何かとスリリングで楽しい週末でした。
一方で最近とっても楽しんでいるのは、読書。
週末原田マハさんの「楽園のカンヴァス」を一気読みしていたのですが、これは久しぶりに本当におもしろくて寝る間も惜しんで読みました。

楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス

アマゾンさんの内容(「BOOK」データベースより)には

ニューヨーク近代美術館学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。MoMAが所蔵する、素朴派の巨匠アンリ・ルソーの大作『夢』。その名作とほぼ同じ構図、同じタッチの作が目の前にある。持ち主の大富豪は、真贋を正しく判定した者に作品を譲ると宣言、ヒントとして謎の古書を手渡した。好敵手は日本人研究者の早川織絵。リミットは七日間―。ピカソとルソー。二人の天才画家が生涯抱えた秘密が、いま、明かされる。

と書いてあるのですが、物語全編を通して名画とじっくりと向き合った感じ。
美術館はどんな風に運営されていて、どうやって美術展とかが開催されるんだろう?とか、そんなことに思いを馳せるきっかけをもらったし、謎解きの部分はものすごく面白かったし、主人公ふたりの「気持ち」にじっくりと寄り添い、追い詰められたり一緒に苦悩したり、甘酸っぱい感情を抱いたり・・・
物語の中のもうひとつの物語。ピカソとルソーにどんどん深く心を寄せていく主人公たちの心の内も、まるでそこにいるかのように生々しく伝わってきて、ものすごく入り込んで読みました。
そんな遠い世界の非日常の感覚を家に居ながら、風邪をひきながら(笑)体感できたのも楽しかったです。
何よりわたしはあんまり美術は得意な方じゃなくて、絵の見方もよくわからず。苦手意識が強かったのですが、音楽がそうであるように、絵画の鑑賞ももっと見たまま感じたまま、入口をとにかく入ってみようとという気持ちにさせられる本でした。
さて。
次なる本をもう読み始めていて、今度は音楽です。大好きなヴィヴァルディが出てくる物語を読んでいます。
ピエタ」という本です。
暑い暑い日々が続いていますが、今年の夏はたくさんの本を読もう。
充実した夏になるといいなぁと思っています。
そして、もっともっと大事な・・・書くべきことを書いてない!?とお思いのアナタ。
もうちょっとお待ちくださいね。
こちらはただ今絶賛下書き中です。
きのうはヨガにも行ったし、帰りにはヨガのオフ会もあったし、普通にレッスンもしましたが、行きの電車に乗る間際にコンビニに飛び込んで、トーチューさんも買いましたよ。
ウワサの茶髪のプードルさん、無事ゲットいたしました。
ひゃ〜っ!ちょっと痩せてさらにいい感じになってる!!
とても穏やかでやさしい顔のうつむき加減のプロフィール。
今日は例によって仕事のない火曜日なので、楽譜を買いがてら、ちょっくらつよし友達とお出かけしてきます。思い出話に終始・・・はしないな、きっと。
彼はもう次へ次へと思いを馳せているのだし、これからの話をしよう。
とりあえず、東京へおかえりなさい。
奈良での日々は毎日そこにいる息遣いが感じられて、決して遠くに行っちゃった感じはなかったし、置いてきぼり感も不思議となかったですが、やっぱり帰ってきていると思うとそれはそれでうれしいな。
shipオーラス、この日だけ参加した友達がどんな風に感じるのかとっても楽しみにしていたのですが、伝え聞いた話によれば(笑)「最初は戸惑っていたけれども、でもすごく楽しかった」と何度も何度も言っていたそうで・・・ああ、彼女にラストのこの日のチケットが渡って本当によかったと思いましたのことよ。
旅のこと、ライブと「音」の話。書きたいことがいい加減たまってます。
さてどこから手をつけましょうか。週の後半は、わたしなりに、じっくりと旅と音の記憶のまとめをしたいと思います。