ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 奈良に思いを馳せつつ

 買ってみたのがこれです。

 これは奈良旅手帖です。
以前奈良のあることを調べたくてネットサーフィンをしていたら、偶然このサイトを見つけました。奈良旅手帖2010というサイトです。
サイト内に通販の案内もあったので早速取り寄せたのですが、郵便振り替えが使えるので手数料もかからず、とっても良心的でしたよ。
奈良に旅行に行った時に本屋さんでも見つけたので、奈良近郊なら本屋さんにおいてあるところもあるのかもです。
手帖の中身はというと、奈良満載なのはもちろん、どの時期にどんな行事があるのかとか、どんな秘仏が公開されているのかとか、拝観料とかバスや電車の案内など、ほしい情報が満載です。
もちろん手帖なのでいっぱい書きこめるし、今のところは居ながらにして奈良気分を味わってます。
(リンクフリーなので、後ほどサイドバーにバナーを貼ってリンクさせていただこうと思ってます。)
これをいっぱい活用できたらいいなぁ…と願望だけは述べておこう(笑)
 ついでにもうひとつ、お役立ち情報です。
これは昨日会った友達が持っていた奈良の旅雑誌です。

驚くことに、ほんのちょっと(半ページくらい!? 笑)ですがつよしさんが載ってたのです!確か石舞台のイベント情報だったと思います。
買って自分で確かめてからこの情報を載せようかとも思ったのですが、そろそろ奈良本を買いたいなあという人がいるかもと思ったので、わたしはまだちゃんと見たわけではなくてちらっと確認しただけですが、載せておきます。
ちなみに、そこを除いても地図が大きな文字で、とても読みやすいガイド本でしたよ。
 奈良と言えば、先週の土曜日にNHKのドラマ「大仏開眼」を見ました。
吉備真備という人の「わたしが唐で学んだのは、闘わないことです。人が穏やかに生きることです。」という言葉がとても心に残りました。今の世の中も唐から学ぶことがたくさんあるのかもしれません。
藤原仲麻呂が深いつながりがある光明皇后を後ろ盾に兵を挙げようとするのを、たったひとりで乗り込んでいって「今はその時ではない。」ということを理路整然と説得して、納得させる場面は見応えがありました。
石原さとみちゃんの阿倍内親王がとてもかわいらしいのに一本芯が通って凛として見えてとっても素敵でした。
 ストーリーだけでなく、天平時代の奈良の色彩豊かな宮中の様子とか、都の大路の大きさとか、朱雀門を行き交う人々とか、今まで想像でしかなかったシーンを動いている映像で見れたのがとてもうれしかったです。
最近買った雑誌のひとつに「一個人」があります。
一個人 (いっこじん) 2010年 05月号 [雑誌]

一個人 (いっこじん) 2010年 05月号 [雑誌]

この雑誌の最初の方に奈良の国立博物館の学芸部長さんの西山厚氏が「祈りの回廊」秘仏開帳に託された新たな伝統文化の始まり」という文章を寄せられてらっしゃいました。その中にこんな文章がありました。

たとえば、大仏が「すべての動物・すべての植物の幸せ」を祈って造られたことを知る人は少ない。大きな力や富で大仏を造ってはいけないと聖武天皇が言ったことを知る人は少ない。

このドラマを見ながら、この文章を思い出しました。後編も楽しみです。