ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

新年からぞっとした出来事。

 あけましておめでとうございます。
 今頃は元旦ライブの感想を書き終わっている予定だったのですが、昨夜ちょっと怖いことが起こりまして、やっと落ち着いたのでこれを書く気持ちになったところです。
 きのうは朝早くから一日実家へ行っていたのですが、帰ってきたらなんだかミントが変でした。座り方がなんだかおかしいっていうか、水を飲んですぐにどこかへ行ってしまったのですが、気がつけばゲロゲロしてて、床を拭いて片づけをして…なんてことをやっていて、でも、他にも片付けなくてはならない場所がいっぱいあったので、すっかりそのことは頭の片隅から消えてしまっていました。このことは後で死ぬほど後悔することになります。あの時おかしいと気がついていれば、こんなに重症化せずに済んだかもしれないのに…と。
 ところが…次に「ややっ!これは絶対におかしいぞーっ!!」となったのが午後11時45分過ぎぐらい。
 2階の猫トイレの前が水浸しで、吐いたものやら多分おしっこ?とおぼしきものやらが一面に散らばっているではありませんか。そもそもミントは絶対にトイレ以外で用を足さないし、粗相することなんてありえない猫なのに…
 いやな予感の中で寝室に入ったら、ミントがベットの上に変な格好で横座りしているではありませんか。しかもベットの布団カバーまでもが汚れちゃってて、しかも汚れたまま座っているのです。あんなに綺麗好きなのに、ありえません。
 明らかに目が変にランランとしていて、ちゃんと座ることも寝ることもできず、ありえないような声で鳴いてます。悲鳴に近いような鳴き声。背中に触るとゴロゴロ言うものの、毛並みが変で身体もふにゃふにゃ、顔つきがいつになくとても険しいのです。
「あ〜っ!!もしかしたら低血糖!!」
 以前に一度、彼女は低血糖で死にかけたことがあります。その時はオトートとふたりきりで、車の車検中だったので、自転車の前かごに入れて時間外の獣医さんへと走っておおごとになったのでした。
 そう気がついてからは一目散にキッチンに走り、とりあえず砂糖を手でつまんで、無理やり彼女の口をこじ開けて嘗めさせました。そうだとすれば、確か糖分の補給が最も効果的なはず。
 その後、ほっておくと死ぬかも!?と思ったので、「病院!病院!」とタウンページを繰りましたが、近くの犬猫病院はもちろん、かなり遠くまで行ったって正月の2日の夜中に獣医さんがつかまるわけもなく…もう大騒ぎです。
 お医者さんはあきらめて、パソコンを開いて必死になってあちこち猫の糖尿病の低血糖の応急処置のページを探しました。
 さいわいにもすぐに猫の糖尿のページは見つかって、症状を確認したら、多分まごうことなき「低血糖」であると思われました。血糖値が下がり過ぎると神経中枢にも影響が出て、まっすぐ歩けなくなったりトイレにすら行けなくなったり、食べ物の場所すらわからなくなったりもするんですって。
 多分想像するに、朝ごはんをたっぷり食べたので、血糖値を下げる注射をしたのに、彼女が調子がイマイチで全部吐いてしまったので、血糖値が極端に下がり過ぎてしまったのだと思われました。
 そこで、オットが虫の世話用に持っているスポイド代わりの醤油さし状の水入れに濃い砂糖水を作って口をこじ開けて、ドキドキしながらできるだけたくさん飲ませました。
 そのあとはすることがありません。固唾を飲んで見守るオットとわたし。2時間は気をつけて入れ替わり立ち替わり見守っていたと思います。
 しばらくして症状は治まったのか、まずは座り方が普通になり規則正しい寝息をたてはじめたので、多分ビンゴだったのでしょう。
 途中で「ちょっとは顔色がよくなってきたような?!」となにげなく言ったら、関西人のオットは非常時でも突っ込まずにはいられなかったらしく「猫は毛むくじゃらなんだから、そもそも顔色なんかわかるかい!」と言われたような(笑)そりゃそうだ!…後で思い出すと自分の言動も相当おかしいのですが、その時は笑う余裕すらありませんでした(笑)
 前回は病院の点滴でなんとか息を吹き返しましたが、今回はそこまでは重症ではないといっても(少なくとも意識はあるみたいだったし)砂糖水だけで本当に効果があるのか心配でたまりませんでした。
 夜中には自分で歩いてわたしのベットに上がってきて枕元で寝ていたから、きっと大丈夫だったのだと思いますが。
 糖尿病になってからずいぶん経って、最近はちょっと慣れてきちゃって、観察を怠っていました。
 朝晩の注射もなんとなく無造作になっちゃって、食べた量の管理や観察も怠ってました。
 こんな事じゃダメ〜な警告だったのかも!?と思いますが、今後はちゃんと彼女の様子をもっと気にかけておかなきゃダメだと思いました。
 子どもたちも大きくなったし、昼間はわたしひとりのことが多いので、なおのことしっかりしなくては〜
 そんなこんな、なんとか事なきを得ましたが、ちょっと恐ろしいことが起こったので、今日になってもイマイチぼんやりしていて、しかも洗濯が山ほど出ちゃって(猫関連で)一日追われていたらこんな時間になってしまいました。
 明日からは仕事が始まり、なんだか今年は正月ボケという感じにもなっていませんが(笑)いろいろと気を引き締めたいと思います。
 もちろん元旦のこと、ライブの流れに沿った3日間の感想などを書きたいと思っていますので、ついでに読んでやってもいいよ!という方は、気長にお待ちいただけるとありがたいです。
 というわけで、しょっぱなから変な日記を揚げてしまいました。
 こんなふぇるまーたおよびレインではありますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。