ここのところ、ピアノが中級に上がって時間が長くなる生徒が増えたのと、中学高校生大人の生徒さんが増えたこともあって、どんどん仕事が夜に食い込んでしまってます。
しかも本気で音楽方面に行くつもりの子、春から音楽の授業もある大学に決まった子(保育関係の大学にAOで決まってしまったものの、両手で弾くこともままならないという子で、ふたりで大汗をかきながら週2回大奮闘中です!)も預かっていて、微妙にいつも胃が痛いです。
自分ががんばってダメでも責任をとれば済むこととは違い、「絶対に上手にしてあげなくてはならない責任」の重さがひしひしとのしかかってます。
週に2回は9時までピアノだし、ふたり分レッスンが増えて(ひとりの生徒ですが、週に2回通ってきます)月曜日から土曜日まで5時から7時半はフル稼働になってしまい、午前中や午後一の大人の生徒さんもいらっしゃるので、一日中ピアノのことを考えて暮らしているような錯覚にとらわれています@@
実際にはそこまでじゃないのですけれども(笑)
仕事の合間に晩御飯のしたくをして、仕事が終えて遅く帰ってくるアネのごはんを用意して、流しを片づけるともう10時過ぎ。お風呂から出てきてぼーっとしているとあっという間に日付変更線あたりになってしまいます。(あれっ!?なんだか日記を書かない言い訳ちっくになってる!? 笑)
なんとか上手に気分転換をしたいと思い、今期はドラマをよくオンタイムで見ています。
ちなみに、今見ているドラマはリアルクローズ、JIN、交渉人2、アンタッチャブル、マイガール、朝ドラのウエルかめ、終わっちゃいましたが「天地人」も飛びとびながら見てました。
すごいのは朝ドラで、開始からほぼ2か月ほったらかしておいたのをオットが発掘して見始めてから奇跡の猛ダッシュで、現在先週ら辺まで追いついたところです(笑)
日記を書きながら思ったのですが、これだけ見てりゃ日記も書けないだろうと思いました。反省(笑)
そのほかの時間、家事をする時は、CDをほぼかけっぱなしで聞いてます。
今はKinKiのアルバム待ちの時期なので、主にクラシックを聞いてます。(バロンの散歩のときのi-PodはなぜかKinKiやE☆Eばかり聴いているのですが、笑)
仕事関連もあってカバレフスキーの小曲集や平吉毅州さんの「虹のリズム」のCDを聞き始めたら、めっちゃはまってしまいエンドレスで流してます。
ピアノ教則シリーズ15 カバレフスキー こどものための小曲集
- アーティスト: 神野明
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
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- アーティスト: 教材用(ピアノ),高橋多佳子
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わたしは小さい頃かなりの練習嫌いだったので、音大に入るまで最小限のレパートリーしか持っておらず、こういう素敵な小品に触れる機会がほとんどありませんでした。
今思えば、なんてもったいないことをしたんだ!と思います。
今のわたしが過去のわたしのピアノの先生だったら、もっと上手におしりをたたいて、とにかくやさしくても美しい佳曲、楽しい曲にいっぱい曲に触れさせて、もっともっと感性豊かな子にしてあげたかったなぁ…なんて(笑)
まっそんなことを言ってもあとの祭りなので(笑)今、時間がある限りいろいろな新しい曲たちを片っ端から聴いたり弾いたりして、まずは自分が味わい経験しています。
ちなみにカバレフスキーは、有名な「ソナチネ」や「トッカーティナ」も好きですが、「しばふの上の踊り」とか「みじかいお話」とかみたいな静かでやさしい繊細な曲も大好き。ただ今わたしと同じような傾向の曲が大好きなFちゃんが、目をキラキラさせながら弾いてます。
平吉さんのは「踏まれた猫の逆襲」(猫ふんじゃったを彷彿とさせる楽しい曲です)とか「蛙の散歩」とか「ススキの葬列」とか「夕映の湖」とか「秋の光に落ち葉が舞って」とか大好きです。
わたしが弾いていいなあと思ったものは、こんな風にどんどん片っぱしから生徒にも弾いてもらって、将来の彼女たちの音楽を形づくる血となり肉となるといいなぁと思います。
PS:ラジオでちょっと前につよしさんのつくるピアノ曲はドビッシーと似ているというはがきが読まれましたが、カバレフスキーとも共通点があると思います。特にわたしが好きな曲たちは「RAIN」ともどこか共通点を感じるなぁなんて思ったり。