ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 お礼まで そして仏像本

 昨日の日記の個人的な部分にたくさん反応していただき、本当にありがとうございました。
 今日もまた、仕事にバタバタと追いかけ回されてろくにパソコンを開けなかったのですが、開いてみてもうびっくり。web拍手も拍手コメントも、びっくりするほどたくさんいただいてました。多分ふぇるまーた史上最高値かもしれません。自分のことのように喜んでくださったみなさんも、「感想を楽しみにしてるからね」と期待してくださったみなさんも、本当にありがとうございました。
 それから「わたしの分も剛紫さんにパワーやエールを送ってきてね!」とおっしゃってくださったみなさん、その気持ちごとちゃんと奈良に持って行かせていただきますね。
 朝からたくさん携帯やパソコンにメールをくださったみなさんも、本当にうれしかったです。ありがとうございました。
 さて、この雑誌は昨夜友達からメールで教えてもらいました。言わずと知れた「BRUTUS」です。

BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌]

表紙に阿修羅さまがいて、大きく仏像と書いてあります。しかももうちょっと小さく「阿修羅に会えた?」とか「知りたいよね、仏像のこと」とか書いてあって、どうやらど真ん中?と思って購入したのですが、中身はもっともっとど真ん中でした。この雑誌、文句なく面白くて笑っているうちに、結構大切な基本的なこと、たとえば仏像の歴史とか社会的背景とか、意味とか意義とかを知ることができる気がします。
 お堅い文章ではなくて、見出しだけでも「外タレ来日」とか「あの世、ラブ」とか「仏像バブル」とかおもしろおかしいのですが、実際に呼んでみると、それらのたとえが的を射ていて、シニカルな部分もありますが吹き出すようなシニカルさだし(笑)何より途方もなくわかりやすいです。
 真ん中辺には、ブロマイドみたいなトランプみたいな写真入りカードがついていて、これもとってもうれしいふろくです(笑)
 「ブツゾウQ&A」なんていうコーナーもあって、これがまた単刀直入すぎて目から鱗です。たとえば

Q なぜ(阿弥陀三尊像は)3体セットなの?
A お供が決まっているからです、水戸黄門のように

な〜んて書いてあったりするのです(笑)
更に、ところどころに格言みたいな?ことわざ?川柳?みたいなものが載っていて

ヅカの羽根飾りより小林幸子の電飾衣装より、仏の光背。

立てば観音、座れば如来、歩く姿は地蔵菩薩

みたいなことがさりげなく書いてあって、ゲラゲラ笑いながら納得してしまいました。
 というわけで、とってもおもしろいです。
 阿修羅展に行ってみようという方には巻頭に八部衆それぞれについて解説したものが載っていますし、来週あたり、または近々奈良や京都を訪ねてみたい、みようという方にも必見の1冊です。
 ついでにつよしさんにもオススメしたいなぁ…なんちゃって(実は彼もすでに買ってたりして! 笑)
 ちなみに現在発売中の雑誌ですので、普通の本屋さんで簡単に手に入りました。
 それにしても雑誌貧乏の見本のようなことになってます。毎日どうしてこう本屋さんに入り浸っているのでしょう(笑)明日も「音楽と人」と「GyaOマガジン」をチェックして来なきゃだし、そもそも本屋さんが大好きなので、行くと「お弁当のおかず」の本とかクレジットカードと電子マネーのノウハウ本とか、ファッション誌とかヨガの本とかいろいろ買ってしまいます。活字中毒にもほどがあるこの頃なのです。
 あ〜あ、キイナみたいに速読できたらいいのに…そしたら全部一瞬で立ち読み…ってこれも犯罪になるのでしょうかね(笑)