ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 小泉今日子さん

 元気印の同世代として思い浮かぶ人のひとりに、小泉今日子さん、キョンキョンがいて、彼女は今あちこちのメディアで見かけます。大島弓子さんの漫画を原作とした映画「グーグーだって猫である」に主演されるそうですが、ぜひ見てみたいです。
 彼女が昨日のNHKの生活ホットモーニングのこの人にときめきのコーナーに出ていて、とっても興味深いことをいっぱい言っていて、おもしろかったです。
 たとえばアイドルとしての彼女と等身大の彼女の話。

言われるまま流されていた最初の一年から、周りの大人も巻き込んで自分のやりたいことを実現していけるようになるまでのプロセスをお聞きしました。

生活ほっとモーニングのホームページにも書いてありますが、アイドルになって1年過ぎた頃に、作り上げられたキョンキョンは輝いていますが「自分はどこ?」と見えなくなって、突然事務所に詳しい相談もなしに、ベリーショート(ほとんど刈り上げだったのを覚えてます、笑)に切ってしまった話が象徴的でした。
 そんな彼女に対して、「まわりのオトナがとってもいい人たちで、ベリーショートにした気持ちをちゃんと理解してくれて、今度はそのイメージでどんどんふくらませていって、新しいアイドル小泉今日子を作り上げてくれた」と誇らしげに言ってました。
 彼女といえば、奇抜!大胆!奇想天外!というイメージもありますが、アイドル時代の写真集の奇抜なアイディアの中身もとってもおもしろくて、裸になって「人間(魚)拓」を取ったり、レントゲン写真を載せたり。仕事となると突然大胆になれちゃう!という発言もすごく面白かったです。
 映画監督の相米慎二さんや演出家の久世光彦さんにかわいがられ、時にはやさしく時には厳しく指導されながら成長していった話はすごく興味深かったですし、会いたいと思う方には、コネクションを辿ってでも、自分からアプローチしていくという話も面白かったです。
 「前に出ているのは小泉今日子だけど、小泉今日子の後ろにはたくさんのスタッフがいて、スタッフみんなで作っている小泉今日子です。」と言っていたのがとっても心に残りました。
 このあたりのいろいろを聞いていて、244さんのことをすごく思い出したのですが、そういえば、スティーブさんとか最近では上ケンさんとか、ENDLICHERIのつながりをたどっていくと、キョンキョンがちらちら見え隠れすることを思い出して、ちょっとだけ納得。
アイドルの顔と素顔の両方が前に出ていて、どちらもちゃんとファンに受け入れられているところも似ているし、ユニークなご縁を次々と自分で引き寄せて、気がつけば新しい出会いが仕事に生かされていくところも似ています。
 彼女の日常は読書三昧で、お勧めの本にはどれもとっても興味がわきました。同居のネコちゃんと一緒に、穏やかでやさしい時間が流れているみたいです。
 録画していたわけではないので、言葉通りではありませんが「40代は働きざかり。40代ががんばらないと。後ろを歩いてくる人たちのためにも」と言っていたのがとても印象的でした。
 がんばれ!同世代!
 パワーをもらったので、わたしもがんばろっと!!