ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ザ・マジックアワー(ネタバレなしです!)

 日曜日は家族でザ・マジックアワーを見てきました。
 数日前に子どもたちを誘った時には、それぞれが友達と約束しているからダメと断られたのに、なぜかふたりとも土壇場になって予定がキャンセルになったそうで、これは運命的!とばかり一家4人揃って出かけてきました(笑)
 そもそも日曜日は堂本兄弟で締めくくる日なわけで、我が家的に昨日は「スーパー三谷幸喜デー」になったというわけです(笑)
 更に先週の後半は、毎朝めざましTVに三谷氏が出ていたので、友達と彼の言動をいちいちネタにして、朝からメール交換にいそしんでおりました(笑)それにしてもネタの宝庫という感じの三谷さん。つっこみどころ満載。携帯のメールフォルダを開かれたら、三谷ファンだと思われるかも・・・というくらいの勢いでした(笑)
 ちなみに「ダブルこーちゃんズ」だったらわたしは断然佐藤浩市氏が好みですが、友達は断然三谷派だそう(笑)もっと言えば「トリプルこーちゃんズ」になればもちろん友達もわたしも「光る一つ星の誰かさん」がもちろん一番!!そりゃそうだ!なんて言いあって笑ってました(笑)
 それにしても堂本兄弟での「ロマンスの神様」!!!あそこまで破壊的だといっそあっぱれです。「思いませ〜んか〜♪」のフレーズが耳にこびりついて離れません(笑)うちの生徒がアレだったら「ちょっとそこに正座しなさい!」という勢いでお説教ものですが(笑)「三谷さんならまあいっか!」と思わされる不思議(笑)
 三谷さんのバックでギターを弾くKinKiさんたちが、ふたりともすごくさわやかでカッコよくて涼しい顔で演奏していて(笑)音を消して聞いていたら、まさかあんな声が響き渡っているとは夢にも思わないかも(笑)オープニングのサングラスにヒゲのつよしさんはそれにしてもど真ん中でした(笑)
 映画「ザ・マジックアワー」本編についてはしゃべりたくてうずうずしていますが、まだ公開されたばかりなのでネタバレは避けて書きます。
 それはそれは面白くて、何度も涙が出るほど笑いました。登場人物がみんな魅力的だし、三谷氏のコメディー映画に対する並々ならぬ愛情やこだわり、思い入れがすごく伝わってきました。
 家族全員「すごく面白かった」と一致した感想でしたので、多分どんな年齢層の人が見ても面白いのではないかと思います。前回の「有頂天ホテル」も家族で見たのですが、どちらがおもしろかったと聞かれたら困るくらいどっちもおもしろかったです。
 そういえば、堂本兄弟の中でもしKinKi Kidsを映画に使うとしたら・・・という話をしていましたが、いつか本当に三谷氏の映画の中で彼らが見てみたいなあと思います。
 中原中也をやるならつよしさんに・・・というのはファンなら間違いなく「なるほど〜!」と思うところだと思いますが、三谷氏よく見ていらっしゃいます。
 コウイチさんをバカボンのパパに!っていうのは半分冗談にしても、2枚目の人に3枚目の役を当てはめて意外な魅力を引き出すっていう意図はすごくわかる気がするので、ちょっと見たいかも。
 たまたまですが、映画を見に行く途中に車の中で聞いていたラジオで、「バカボンのパパは41歳」というのをやっていて、知ってる!知ってる!と大喜び。「41歳の春だから〜♪元祖天才バカボンのパパだから〜♪冷たい目で見ないで〜♪」というフレーズを子どもたちに熱唱して聞かせたのはわたしです(笑)完璧に覚えてました。そんなに熱心なバカボンファンというわけではなかったはずなのだけれど・・・不思議です。
 この配役を逆にして中原中也をコウイチさんに、バカボンパパをつよしさんでもおもしろそうな気もします。繊細で硝子のハートのコウイチさんや、とことんはっちゃけてバカボンパパになりきったつよしさんも見たいかも・・・要はなんでも見たいと思うファン心なのかもしれませんが(笑)
 もちろんそこはとっかかりで(笑)独特の三谷ワールドの中でKinKiがどんな風に存在するのか見てみたいなあなんて思いました。