ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

ENDLICHERI☆ENDLICHERI始動から15年の時を経て。

今からさかのぼること15年。

2006年の2月1日はENDLICHERI☆ENDLICHERIの初シングル「ソメイヨシノ」の発売日でした。

「思えば遠くへ来たもんだ~♪」と海援隊さんの歌を口ずさみつつ(笑)

今年の2月1日のわたしは、過去の「ふぇるまーた」を紐解いておりました。

堂本剛さんのソロ活動の一番最初のスタートから、ここまでの流れを軽くおさらいすると…

剛さんのソロシングルとしては、2002年(剛さん23歳)の「街」が最初で、その活動の流れでソロアルバム「ROSSO E AZZURRO」がリリースされ。

さらに2004年(剛さん25歳)に「WAVER」が出てアルバム「si:」がリリースされ。

その翌年の終わりごろ。

ENDLICHERI☆ENDLICHERIとしてのスタートラインは2005年、12月3日(当時の剛さんは26歳)だと思われます。

このENDLICHERI☆ENDLICHERI名義のスタートと共に、剛さんの音楽活動はさらに即興的な要素が増し、FUNKへと大きく舵を切っていくきっかけになりました。

さて。

わたしは2005年12月3日の日記にこんなことを書いていました。

5時50分に起きて携帯をのぞいたら、すごいニュースが入っていました。

EDWINのHPを見ただけでは、具体的にどういうプロジェクトになるのか、まだ見当がつきませんが、なにやらすごそう(なことが始まるよう)です。

そして、自分の日記には触れていませんでしたが、仲良しさんのブログによれば、この日原宿で行われた「広告サミット」というイベントで。

プログラムの中に、ゲストは「TD」だけ書かれたプログラムがあって。
出演者について事前にいっさい告知もなく。

誰が出て来るのだろう?と思っていたら…
広告クリエイターの箭内道彦さんとEDWINの安藤氏。そして我らが堂本剛さんが3人で登壇。

ファンに向けてではなく、広告業界の方々の前で対談を行ったそうです。

その流れの中でEDWINとのコラボレーションや「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」始動の発表がなされ。
原宿のEDWINのビルのてっぺんに剛さんがギターを弾いている人形が「そっと」置かれて。

(最初「あれはなんだ?」という一般の反響から始まり、告知はひと騒ぎ起こったあと、少し時間を置いてからだった記憶!)

3日間、EDWINとの限定コラボTシャツが販売されたりもして…

原宿からは微妙な距離感があるわたしは、情報だけを追ってワクワクしていたわけですが、それでも十分にとても大切な歴史のひとこまに立ち会っているという実感がありました。

そして翌日の日記には…

昨朝見た「EDWIN」のページにほかならぬ「ジャニーズエンターテイメント」(レコード会社)がリンクされていたことにはすぐに気がついて、これはもしや??という期待があったのですが、その日のうちに歌声まで聴けるとは、想像の範疇をはるかに超えていました。
 「めちゃいけ」でCMを見て、その歌声に触れたときにテンションがマックス状態になりました。

もしや夢?というくらいはかない感じでしたが、どうやら夢ではなく、昨日今日と、30秒だけ流れた歌声を何度繰り返して聴いたことでしょう。

「めちゃいけ」の中で、噂のEDWINとENDLICHERI☆ENDLICHERIがコラボしたCMが流れたのです。

これが多分実質、わたしがENDLICHERI☆ENDLICHERIと、ソメイヨシノという楽曲に触れた初邂逅だった気がします。

さらに、その辺りを詳しく書いた日記が見つかりました。

これです。

fermata.hatenadiary.jp

その中で、この衝撃的だったCMについて、こんなことを書いていました。

静かな水槽に立ち昇る泡粒。

底のほうで、ただただそこにいるだけなのに妙に存在感のあるENDLICHERI?らしき魚。

ひたすら静かな画面を見るでもなく見ているわたし。

画面を凝視しているようで、実は耳はただただ彼の歌声だけを追いかけていることに気がつきます。ああ、しみじみ好きな声です。
30秒たつとプチッと唐突に終わってしまうので、何度でも聞いてしまいます。何度も聞けば、まるで続きが聞けるかのように。

この続きにどんな詩やどんなメロディーが隠れているのでしょう?!聞いてみたくてなりません。

「こういう歌詞」にぴったりと馴染むこの声を・・わたしはずっと待っていたんだなあとしみじみしてしまいます。

どんな曲を歌う彼も好きですが、やはり自分の作った詩を自分で歌う時の彼は特別です。

そして。

感想らしきものを書いているのがこんな感じ。

「そめいよしの」で始まる(多分CMで流れた部分がそうだったのかと!)この歌は、数ある「桜」をテーマにした曲のどれとも似ていない気がします。不思議な想いを抱かされる曲です。
 そういえば「桜」について、つよしさんはいろいろな場面で折に触れて話題にしています。お母様と車で桜を見に行った話。愛犬とのエピソード。「ぼくの靴音」でも桜をテーマに書いていましたっけ。それらを考えると、はじめて聞いたこの新しい曲のテーマが「桜」なのはとても自然なことのようにも思えます。「いつかは桜について書くと思っていたよ」な〜んて口からでまかせを言ってしまいそうになります。
 たった30秒、途中までなのに「はかなさ」とか「せつなさ」がそこはかとなく漂ってきて、なんともいえない気持ちになります。多くの人が見逃してしまいそうなほんのちょっとの心の動きをふくらまして言葉にするのが、この人はとってもうまい気がします。

30秒分の歌詞にも、金曜からの告知のそこここにも、彼らしさがちゃんとエッセンスとして入っていて、堂本剛の匂いがちゃんとするところが、すごいなあと思います。

どこにもない強烈な個性。

ENDLICHERIが誰なんだか何なんだか全く知らずに読んでも、もしかしたら「ドウモトツヨシ」を感じたんじゃないかと思うほどです。なんだかなつかしい友達に久しぶりに会ったような気持ちになります。
 KinKi Kidsのアルバムが出たばかりで、かのアルバムで、彼の歌声をこれでもかと聞いているのにこんな気持ちになるということは、きっときちんと彼個人の歌手活動とKinKi Kidsとしての色が区別(・・というより差別化かな?)されているということなのでしょうね。どちらかひとつを選ぶこともできないし、すでにわたしにとっては、どちらもなくてはならないものになっています。こんなにHアルバムを聞き倒しつつ、このCMを一度見ただけでこんなにこちらの世界にも焦がれている・・そんな自分の心の動きがまた面白いなあと思うのです。 

さて。

この一連の過去を振り返っていた流れの中で…

15年前のふぇるまーたのある日記に、なんと時を経て、最近時々コメントをいただくようになった「すずなさん」から、新しいコメントをいただきました。

なんてしあわせなことでしょう!!!

ことの始まりは先日このツイートです。

(日記本編やすずなさんがふぇるまーたに下さったコメントへはツイートからのリンクで辿れます。)

2月1日の朝、15年も経って今と言ってることがほぼ一緒過ぎて進歩がないわたし!と笑ってしまったのですが。

一方で、新しいファンの方々の中には当時のファン界隈の雰囲気を知りたい方々もいらっしゃるかも?と思い、あえて記念日に懐古ツイートをしました。

貼り付けた日記は2006年、1月29日。ソメイヨシノが発売される直前のものでした。

一部抜き書きすると。

この曲の発売は2月の最初ですが、CD発売後、リピート三昧して一度この曲の魔法にかかっても、それはある意味かりそめのマイブームで、本当の意味ではこの曲はすぐには効いて来ない気がします。

カプセルがじわじわと胃に入って初めて浸透していく薬のように、あとから大きな波がやって来そうな気がします。

それはもちろん桜の季節になるのでしょう。染井吉野が街にあふれる頃、満開になった桜を見たら否応なしにこの曲を思い出して、胸がちくちく痛くなる気がします。
バロン(今は亡き我が家の愛犬です。)と二人で桜が舞い散る土手かなんかに座り込んで、あらためてじっくりこの曲を聞いたりする自分を想像すると、それだけで泣いてしまいそう。

世間的にも、パ〜ッと話題になっておしまいではなくて、息が長い曲になってくれるといいなあと思います。

季節の移り変わりの中で繰り返すたびに、違う味わいが出てくる曲になりそうな予感があります。 

こんなことを書いてました。

そして今回、コメントをくださったすずなさんの文章の中で、核心部分をあえてご本人の了承をいただき、引用させていただくと…

ソメイヨシノ発売から15年目の2021年2月1日にコメントしています。
今日はファンの方々が「#祝ケリー15周年」のタグでお祝いしてますね。

私がソメイヨシノを聴き始めたのは2020年の春です。

これまで当たり前だったことがどれだけ大切だったのかと思い知らされた年…
マスクしてソメイヨシノをみるのも多分人生初だった気が…

そんな年にこの曲に捕らえられ何度も聴いていました。発売からは14年もたってたのですねー。

私以外にも最近聴き始めてる人はきっと沢山いると思うので、レインさんが息の長い曲になったらいいなと記していた事は叶ってるのでは…⁉︎と思うとなんだか不思議な感覚で面白いです。

こうしてブログを通して当時の空気を感じさせていただけるのは嬉しいです(^^)

なんて素敵な15年ぶりのコメントでありましょう!!

しみじみとうれしく思いました。

15年の時を経て、15年前のわたしの気持ちに共感してくださる方がいてくださって。

その方は昨年のコロナ禍の中で、初めてソメイヨシノに触れ、心を強烈に捉われたとおっしゃるのです。

そんな方々が「今」新しくいらっしゃる心強さ。

ラジオでも10代の方や、新しくファンになられた方々が多いことに驚かされますが、それが肌で感じられて、同じアーチストが大好きでずっとその音楽を追いかけている身として、お仲間が格段に増えたことをとてもうれしく思いました。

そして15年前に日記に書いたこの部分。

世間的にも、パ〜ッと話題になっておしまいではなくて、息が長い曲になってくれるといいなあと思います。

この部分が「叶ったのではないですか?」とすずなさんがおっしゃってくださったのです。

15年ぶりに答え合わせができたこと、新旧ファンの皆さまとも分かち合いたいやりとりだと思ったので、今回ブログにさせてただきました。

最近懐古モードなの?と思われる方もいらっしゃるかもですが、そういうわけではなくて。

しばしば新しいファンの方々と出逢い、ご自分がファンになる前で、知らなかった間にどんなことがあったか知りたい。読ませてもらいたいという反響をいただくことが増えました。

わたし自身鳥頭(とりあたま)なので、すぐに忘れてしまうのですが(笑)

幸いにも備忘録としてのふぇるまーたで思い出すこと、そういえばそうだった!ということも多々あって。

小さくでもお役に立てるなら、それはそれで光栄なことだと思い始めました。

どちらにしても個人の記憶頼みなので、もしかしたら間違っている時もあるかも?ですが、多分大筋や、その時に抱いた思いは本当のことなので、これからも少しずつ折に触れて紹介できたらと思います。

すずなさんが「tankってよく15周年タグやみなさまのお話に出てきますが、いつ頃のどんな活動のことなんですか?」と聞いてくださって。

ケリーの活動が始まって15年。

新しいファンが増えたと実感している昨今だから、そういう方々がほかにもいらっしゃるはずと気づきました。

ENDLICHERI☆ENDLICHERIのプロジェクトが始まってややしばらく。

3月にアルバム「Coward」を引っ提げて、100公演にも渡るライブ活動がスタートします。

その時に、横浜のみなとみらいに建てられたENDLICHERI☆ENDLICHERI(剛さん)専用の箱が、お魚のエンドリケリーが自由に泳ぎ回る場所ということで、ウォータータンクと名付けられました。

その後お台場にもtankが組み立てられ、大量のライブが繰り広げられ。

その後、仙台では確かLAKEと称した倉庫を改造した箱でのライブもあったと思います。

折しも最新のENDRECHERIの円盤が出て、今は時間がある時にあっちからこっちから見ています。

今にして思えば、なんと魅惑的なツアーであったことか!!

そしてプログラムやそこで歌われ、演奏されている数々の曲たちの素敵さよ!!

15年の時を経て、今尚進化を続ける剛さんの活動の今後が、今も心底楽しみです。

最初に戻って…本当に「思えば遠くへ来たもんだ~♪」です。

そして剛さんの「Super miracle journey」はまだまだ続いて行くのでしょう。

15年前の日記にも書いてましたが、KinKi Kidsがあって堂本剛さん個人の活動があって。

薄々とは感じてましたけど、最近どんどん、わたしには推しが「別々に」二人(正確には3人、笑)いるような感覚になってきました(笑)

超美形で時として超愛らしい二人組アイドルで、ちゃんと音楽的ビジョンを持ち、ふたつの脳みそをフルに回転させ、融合させることができ。

時に境目がわからないほど溶け合う声を持つアーチストで。それぞれがちゃんと自分の場所も持っているKinKi Kidsと。

FUNK界隈でもその名が轟き始めた、妖艶でサイケデリックで、匂い立つような佇まいと魅惑的な歌声と。

この人、この仲間たちでしかありえない印のついた極上の曲や演奏と、生き物のようなグルーヴ。常に立ち止まることなく、進化を続けるENDRECHERIと。

どちらもわたしにとってはなくてはならない人(たち)で音楽なのだなぁと思います。

これからもきっと、こんなスタンスでいくのだと思われます。

「かたよらず こだわらず とらわれず」がモットーのふぇるまーたなので。

これからも、どうぞお好きなように出入りして、趣味趣向に合うものを選んで、てきとーに流し見していただけたら。

Special  Thanks すずなさん!!

うれしいコメントに感謝させていただくと共に。

15年前の記録を整理するきっかけもいただきました。

心から、ありがとうございました。

自粛期間継続と生活の行方

緊急事態宣言がさらにひと月延びました。

前回と違い、学校やジムや塾などは普通に開いているので、ピアノ教室も今のところ継続してやっています。

うちの生徒さんの中に、中学の先生がいらっしゃるので、県の学校に対する対策の指針を伺ったり、生徒たちに聞くと他の習い事もほぼ継続しているようなので、一応足並みをそろえた形ですが、毎回ながら、常に迷いながら動いています。

我が家には65歳以上の家族がいるし、出張先の生徒たちのママはただいま妊娠9か月。

オトートのように身体にハンディがあってリスクもきっと高いであろう家族もいるしで、とても気をつけながら暮らしています。

というか、我が家は家族全員がわりと感染対策には神経質な方かもです。

手洗いうがいはもちろん。

買い物してきたものはすべて、かなり薄めた塩素希釈液で拭くのは昨年からずっとやっていて。

家族全員の日常的な習慣になっているし。

都内の会社へ行く人は、帰ってきたらお弁当箱から持ち物、上着、カバンまでスプレーしたり、アルコールで拭いたりして、一応消毒してから家に入ります。

幸いにも子どもたちの会社もオットの会社も会食や忘年会などは無し。

あんなにライブ好き、秋葉好きだったオトートも今はすべて封印して。

会社との往復以外は、ほぼ健康を保つための散歩のみ。

ライブや飲み会はすべて週末、オンラインという徹底ぶりです。

アネはもともとリモートでまったく問題ない職種だし、友人達とも週末ごとにオンラインでなんやかんややっていて。

オットは感染が増え始めた頃からマイカー通勤の許可をもらったので、安全に通勤できるようになって、本当にありがたいです。

そんな生活の中、唯一わたしが我が家のレッスン室に常に生徒たちを招き入れているので、万が一わたしが持ち込んだら?…と思うと、怖いなぁと思っています。

先日日記にも書いた1月いっぱいの生徒は、想像を絶するがんばりを見せてくれて、用意したメニューをすべてクリアして。

「どの曲もすごく上手くなったよ。ラストスパート素晴らしかったね。ひと足早いけど、立派に卒業!」

「うん、ほんと超楽しかった!先生ありがとね♡」

こんな会話をして、恒例のお手紙を渡して…お別れしました。

そうそう、こういうのがしたかったんだ!と思いました。おねえちゃんの時は突然に「明日から行かせません!!」と言われたので、それができなかったわたしが成仏し損なっていたのだなぁ(笑)

今回ばかりはお母さまに「ありがとう!」と思いましたのことよ。

そうはいってもコロナ禍で、事情が変わってやめることになった子がいたり、とうとうオケのオーディションにこぎつけたホルンの子がしばらくお休みになったり。

いよいよ受験体制になるので、レッスンが月2回ずつに変更される子もいて。

一方で、昨年来、元生徒たちからの紹介で、4人ほど問い合わせもあったのですが…

この日にお試しでも?なタイミングで緊急事態宣言が発令されたり、感染者が激増したりもして。

なかなかお試しレッスンすら形にならず。

そうは言っても、今は新しいご縁を結ぶのに適した時期ではない気もするし。

自然と人数が減って、今はこれくらいでちょうどいいかもなぁ?と思いながらレッスンを続けています。

以前は生徒に教える予習のためにピアノを弾く時間が圧倒的に長かったのですが、今は自分の練習のためにピアノを弾く時間が増えていて。

ほぼ休まずに細切れにでも一日2時間くらいは自分のためのピアノを弾いています。

いろんな実験をしたり、ただただ遊んだり、オンラインで講座を受けたりもしていて。

この、半分自分の娯楽の意味もあってやっていることが、またいつかの布石になって、新しい人達を迎えられるといいなぁと思います。

さて。

光一さんのSHOCKの舞台がいよいよスタートしました。

昨日は、朝からテレビで最新の動いてる光一さんの姿を見て、幾分ふっくらしている?と思ったら、衣装のパンツが避けてる映像があって、思わず爆笑してしまいました。

元気そうでよかったです。

これからまた痩せて行くのでしょうし、今くらい蓄えておかないとね。

妹とわたしは、昨年みたいなことがあって、チケットが取れたにも関わらず行くか行かないか?みたいな葛藤をすることになったらせつないから、今年はあきらめよう…と早々に決めました。

残念だけど、今県をまたいで都内へ行くのは憚られるし、行ったら行ったでやはり感染が心配だし、残念だけど仕方ないよね…ということになりました。

一方で、ずっと迷っているのは映画の方で。

実は昨年の緊急事態宣言以来、一度も映画を見に行っていないのです。

いくつも見たい映画はでてきて、オットとも「どうする?」という話にまではなるのですが、結局は「やめとこうか」とあきらめてきました。

映画どころか、外食も夕方以降は一度もどこへも行っておらず。

お昼も滅多に外で食べないし。

お出かけと言えば、お墓参りと。

車で半日くらい千葉の神社にお参りに行ったのが2回くらいあるだけで、あとはひたすらにイオンかドラックストアくらいしか行ってないかも(笑)

昨年から考えても…

地元の友人たちと、かなり悩みつつ、対策して昼間ちらっと会ったのが数回。

都内へ最後に出たのはいつだっけ?と考えたら昨年の3月でした!!

よもやこんな日が来ようとは?…です。

家にいることが苦でもないし、やることもわりといくらでもあるタイプなので、そこまで困ってはいないですが、情報を追い始めると暗澹たる気持ちになるし。

日々、ほぼ3度の食事の心配ばかりしているしで(笑)気分転換がむずかしい辛さはあります。

今年から玉置さんのシンフォニックのコンサートも始まっていますが、そちらもやはり申し込みの時点であきらめました。

この状況下、さらに出かけることが怖くなって「SHOCK」の映画は急行で一駅の映画館でもやっているのですが、今のところ迷いつつ、やはり行けないでいます。

ああ、この時期じゃなかったらなぁとか。

せめて緊急事態じゃなかったらなぁとか。

ひと月くらいやっててくれたらなぁとかいろいろ思うところはありますが…

万が一、あれ以来初めて出かけた映画で感染して…なんてことになった時に、想像する感情がむずかしすぎて。

光一さんや剛さん、KinKiさん絡みの感情は、自分的に、よもやこじらせたくない大切な場所だし。

そんな事態にはなりたくなくて、やっぱり今のところ行けないかなぁ…(悲しい、涙)

どうぞコロナが去った後に、再び映画が公開されますように!!

もしくは、円盤化もされますように…そう願ってます。

だからと言って、映画に行く方々に「なんで行くの?」とはちっとも思っておらず。

Twitterとかでファンや、ファン以外の方の感想を見かけるとうれしくなって追いかけたり。

対策をしつつ行ってくださった方々には「盛り上げてくださってありがとう!!」と心底思っているのですが…

かと言って「みなさんもっと行きましょうよ!!」とRTしたり宣伝するのも、この状況下やっぱり憚られて。

ほんとに複雑な感情を生むこのご時世にも、ひとつずつ立ち止まっては考え込んでしまう自分にも辟易しています。

演者さんたちはもちろん裏方さんたちも劇場の関係者も、そこに関わっているすべての方々が、少しも気を抜けない毎日だと思いますが。

まずは、どうぞみなさまご無事で!!とそれだけを祈ってます。

さて。

もうひとつ。緊急事態と共にやめていたことに、筋トレがあります。

お店自体は開いていたのですが、仕事以外は少しでもリスクを減らすべく、やっぱり自粛かな?と考えていて。

週3回コンスタントに行っていたものが、急に無くなってひと月。

どうも身体が重いし、ストレスなんだかなんなんだか、いつもよりも食べ過ぎてしまったりもして。

さらに不健康になった気がしていました。

そこで仕事まで減って急に時間が生まれたら、どうもメンタルがヤバイ気がしてきました。

実を言うと筋トレは好きでやっているというよりも、行かないとダメだから行ってるくらいの気持ちだったのですが、行って運動している間は少なくとも心がからっぽにできていたし、身体もほどよく疲れていい睡眠へと繋がっていたのかも?

困ったなぁと思っていたら、ちょうどそのタイミングでお店から「いらっしゃいませんか?」と連絡をもらい。

どうもピークタイムを避ければ、混雑もしていないらしいし…ということで。

今週から筋トレは再開しました。

そもそもお店で淡々と運動だけして帰ってくるタイプだし。

マスクしたまま運動できるし。

換気や消毒も頻繁にやっていることはわかっていました。

怖々行ってみたら、混雑もさほどでもなく、かなりストレスが解消されたので、時間帯を選びつつ、今しばらくは続けようと思い始めました。

本当はそろそろ10年だし、筋トレはおしまいにして、ホットヨガのお試しを考えていたのですが、今は大きく動く時でもないかもと思うしで。

慣れていて、コーチ陣ともコミュニケーションがちゃんと取れる今のジムに、ややしばらく通うことにしました。

それにしても早く感染者が減らないかなぁ。

医療従事者の方々や保健所の方々がさらに疲弊しきっていて、本当に気の毒だし。

医療の逼迫もまた心底恐ろしいです。

そして。

エンタメ関連もぎりぎり限界だと思われるしで、光一さんが一生懸命に守ろうと闘っている現在(いま)にも心からエールを送りたいです。

他にも数限りない業種の方々が、今本当に困っているのだと思うし。

町のおかあさんたちも本当にストレスばかりが増えて大変そうで。

先週から3人続けて、生徒のご家族からお子さんの普段の生活や、学校から受けた注意由来の「ピアノ教室ではうちの子、どんな風ですか?」と相談を受けたりもしました。

話を聞いているうちにおかあさまが思わず涙になったり、メールを返したら号泣しましたとかえってきたりして、本当に誰もが今はギリギリなんだなぁとせつなくなります。

子どもたちも大変だけど、親御さんも大変なのだと実感します。

我が家的にもできうることはほぼやっていると思っているし。

両親とももう昨年の春以来一度も逢えておらずなので、一日も早い収束を願ってます。

「にじ」&「にじいろカルテ」&はいだしょうこさん

 今日の日記はよかったらひとつひとつ、動画をご覧になりながら読んでいただけたら。

同じ歌でも歌い手さんによってこんなに違うんだ~というのが実感できることと思います。

さて。

先週の出張レッスンで、昨年買ったわたしの小学生用の歌本を繰っていた一年生のMちゃんが「にじ」という歌で手を止めて、これが歌いたいと言いました。

作詞新沢としひこさん。作曲中川ひろたかさんです。

このコンビと言えば「世界中の子どもたちが」も子どもたちとよく歌う楽曲です。

ちなみに「にじ」は、夏休み明けの9月ごろ、小学校の朝会で歌う「今月の歌」だったんですって。

うちの生徒たちは、なぜか頼めばわたしが知らない曲でもなんでも弾いてくれるものだと思っていて。

毎度毎度「わたしだってまったく知らない歌もあるのよ!?」と思うわけですが(笑)

そうも言っていられないし、今小学生が好ましいと思う新しい歌を知れるチャンスでもあるので、実際、まったく知らなくても断らないでやってみることが多いです(笑)

その歌本の楽譜にはコードネームがついているので、テンポこのくらい?早い?遅い?ちょっと最初のとこだけ歌ってみて?とか。

大雑把に確かめて、超テキトーに弾きます(笑)

この曲は弾いているうちにすでに「おや?」と思うほどいい曲で。

正直始めて触れた瞬間から「じーん!!!」としました。

で、生徒も大喜びで歌い終えて「来週もまた歌いたい!!」といい。大満足のうちにレッスンを終了しました。

こりゃ彼女のみならず、今後のレッスンでも使えるかも?と、家に帰って動画検索してみたら、すぐに作詞家さんご本人が弾き語りをしている動画を見つたのがこれです。


にじ【新沢としひこ 35th Anniversary Request Night】アンコール #1

この新沢としひこさんバージョンの、味わい深くてなんて素敵なこと!!

表現がさすが作詞家さん!!という感じ。

言葉を大切に歌ってらして、心がじんわり温まる歌声です。

そんなこんな、ますますこの歌に惹きつけられました。

その後、翌日来た別の小学校の2年生の生徒に「知ってる?」と聞いたら「知らな~い」と言うので。

一緒に歌ってみる?と誘ったら、彼女がまたこの歌をえらく気に入るという出来事がありました。

そんなこんなで、先週は来る生徒来る生徒、みんなに紹介して。

ほぼ全員の生徒とこの歌を歌いました。

幼稚園でも歌っているらしく、幼児の子たちはみんな知っていて。

高学年以上の生徒は「ちょっと幼くない?」とか言うかなぁ?とも思いましたが、誰もそんなことはまったく言わず。

しあわせそうに快く一緒に歌ってくれたのは、みんな多かれ少なかれ、自粛やら緊張感のある生活やらで、心が疲れていたのかも!?

というか、そんな風に思ったのはわたし自身もとても心が疲れていたからで。

「癒しって大事よね!!」

心から実感していたら…

 なんと、木曜日に始まった「にじいろカルテ」というドラマの中で、この歌が歌われたのです!!

「ええーーっ!?」

知ったばかりの歌の不意打ちに、思わず声が出ました(笑)

ちなみに、このドラマは大好きな脚本家、岡田恵和さんの作品で。

キャストもあらすじもとてもよさげだったので、以前からきっと見ようと思ってました。

実際始まってみたら、ファンタジックだけれど薄っぺらな感じでもないし。

大好きな田舎の景色はどこかわたしの好きな奈良の山の中とも近い雰囲気だし。

出てきた路線バスは、まるで下市口駅から天川村へ行く奈良交通のバスのよう。

ジブリ実写版のような作りと、心温まるストーリーで、とてもとても癒し系。

すでに開始5分でわ~ん大好きかも~♡♡♡と思っていたら…

なんとストーリー半ばで、わたしが生徒と毎日歌っていた「にじ」が出てきたではありませんか!!

なんという偶然!!

さらに…

ブログに書こうとちょろっと検索していたら、こんなものも見つけてしまいました。


#にじうたってみた 【にじいろカルテ🌈】

にじいろキャストによる「にじうたってみた」動画です。

きゃーっ!!!

このドラマキャストのみなさまの歌声もまた、とてもとても癒し系でした。

高畑さんの透明感あふれる美しい歌声。

北村くんもDISHとして歌番組にご出演のところを何度か見たことがありますが、とてもいい声だなぁと思っている方のおひとりで。

2人の横で照れながらいらっしゃる井浦氏は、そもそも存在そのものが癒しだなぁ♡

この動画との邂逅にも驚いたわけですが、実を言うとわたし、日曜日の夜、まったく別の「にじ」の動画を見ていたのでした。

それははいだしょうこさんが歌う「にじ」です。


はいだしょうこ「にじ」- きっと明日はいい天気(フル)〈公式〉

はいだしょうこさんが歌っている動画は、元々大好きなものがたくさんあって、時々見ていました。

コロナ禍にあって、暗澹たるニュースなどを見て疲れてしまった時に、よく彼女が歌っているさまざまな動画に触れようと、動画サイトを訪れます。

この「にじ」はさすが元、歌のおねえさんだけあって、なんて表情たっぷりに心を掴む表情と歌声なのだろうと感動してしまいました。

しばらくリピートしていたら、どんどん他の動画も観たくなって、はいださんの作品めぐりの旅に出ました(笑)

オススメの作品は?と考えたら、たくさんたくさんあります。

ひこうき雲とか、秋桜とか、ハナミズキとか、LOVE LOVE LOVEやPRIDEもとても素敵です。

元々カヴァーは大好きなのですが、ジャンルを問わずどんな歌も自分のものにして歌ってらして、魅力的なんてもんじゃない!!

この方が歌のおねえさん時代に「おかあさんといっしょ」を見るお年頃で。

たくさんの曲に触れて大きくなった子どもたちは幸せだなあと思います。

そして子どもの歌のみならず、どんな歌を歌っても彼女の清らかなハートと、真摯に歌に向き合う心意気のようなものが伝わるなぁと思うのです。

きっと素直で清らかな歌声の歌手が大好きな父も好みだろうなぁと思うので、父にも教えてあげなくては!!

というわけで、時節柄、なるべくやさしくてポジティヴな気持ちを運んできてくれる曲を二つ貼っておきます。


はいだしょうこ「PRIDE(プライド)」- 今井美樹(フル)〈公式〉


はいだしょうこ「ハナミズキ」- 一青窈(フル)〈公式〉

それにしてもはいださん、なんて歌が上手なんだろうと思っていたら、歌のおねえさんになられる前は、宝塚の娘役でいらして。

そのもっと前はわたしの母校の音高で声楽を勉強されていたそうで。

お父さまはピアニスト。(動画でたくさん親子共演されてますよね!)

お母さまは声楽家なのですって。

(なんという、超サラブレット!!)

さらにさかのぼると、9歳からあの中田喜直先生の門下で、師の秘蔵っ子だったのだそうではありませんか!!

いろいろ納得!!と思いましたのことよ。

そして。1979年生まれ!!ややや、誰かさんたちと一緒!!

光一さんと剛さんの間の3月生まれ。

いつかどこかで共演とかしないかなぁ?

うちの画伯(言わずと知れた光一さん!笑)とお絵かき対決も楽しそう~♪

そんなこんな、いろいろと転がるままにごった煮の日記になってしまいました。

どれも癒し系の動画たちなので、よかったら飛んでご覧になってくださいませませ~

それにしてもです。

次から次へ、頻々といろんな方が歌う「にじ」が短期間に目の前に現れて、びっくりでした(笑)

そして「虹つながり」と言えば…「RAINBOW☆ ENDLI9」さん!!

(ちと強引、笑)

すでにして初回も通常も配達中のメールがやってきています。

手に入る前に、いろいろとやるべきことをやってしまわなければ!!

楽しみだ~♪♪

ラストまでのひとあがき。そしてかつてのNコン…からの今。

先日来、日記にいろいろと書いていた、Sちゃんの妹のTちゃんが今月いっぱいでピアノをやめることになりました。

6年生だし、この間おねえちゃんのSちゃんのことで、お母さまと散々丁々発止があったので(涙)小学校卒業と共にきっとおしまいかなぁ?と予測はしてましたが、少し早めにその時はやってきました。

とても哀しいことに、TちゃんもおねえちゃんのSちゃんとまったく同じパターン。
お母さまに相当強引に、前の塾から次の塾へとシフトさせられて。
一旦新しいところへ行く気にさせてから、前の塾をやめさせないで、一週間を新旧の塾で完全に埋めてしまうという技に出られてしまいました(涙)

もう昨年末の時点でお母さまの中では心は決まっていたようでしたが、幸いにもまだ年をまたいだ振替含め、5回分のレッスンが残っていて。

突然会うことも許さずで退会させたおねえちゃんの時と違い、今月分は取り上げられずに済みました。ありがたや~

火曜日の夜遅く塾の後と、あとは日曜日の夕方しか空いてないということで、これまたおねえちゃんの時と同じ日曜日も返上で最後のレッスンの日々を過ごしています。

せっかくいただいた残り1か月、精一杯彼女にできることをしてあげたいです。

わりと直感的に(というか勘だけ頼りにともいう、笑)テキストや曲順など選ぶタイプですが、今回はものすごく時間をかけて入念に作戦を練って、Tちゃんとのラストの1か月に挑んでいます。

幸いにもお母さまに言われてやめるのであって、Tちゃん本人のピアノへの熱は失われていないようなので。

彼女の今のレベルで、無理がない方法で。

たとえば塾が忙しくてあまり練習する時間が取れなくても、ちょっと弾きごたえがあって、思いきり魅力的な曲を数曲仕上げて、いい気持ちでレッスンを終われるよう、全力投球です。

ただ…1月最初のレッスンに来た時、元々はすごく明るくて楽天的な子なのに、ほとんど口をきかず、無表情だったし。

ニキビがたくさんできていて、いかにも疲れた風だったのがとても気になりました(涙)

大変なんだろうなぁ、余裕がないんだろうなぁと思ったわけです。

元々音楽は癒しだから、ちょっとでも気が晴れるといいのだけれど…

Tちゃんはピアノを習い始めたのがそもそも3年生の3学期だから、まだ習い始めて3年弱。

十分にピアノのレッスンを経験させてあげられたと自信をもって言えないのは少し残念ですが、それでもきっと得たものはたくさんあるはず。

ピアノを習っていたのよいたのよ~と自信をもって言わせてあげたいではありませんか!!

そんなこんなで、わたしがラストひと月のレッスンで選んだのは次の曲たちです。

バイエル 「105」「106」

平吉毅州 虹のリズムから      「踏まれた猫の逆襲」

橋本晃一 やっぱりピアノが好きから 「スクランブル交差点」

 〃       〃        「エンターティナー」

ブルグミュラー25の練習曲から   「アラベスク

全部やらなくても一部でもいいなぁと思ってましたが、最初の火曜日と日曜日、2回ですでにしてすごく楽しそうな顔になって、言われなくても練習してきてくれてるし、とてもいい状態になってきて、なんとなく明るい見通しも立ってきました。

最後のひと月ということで、お母さまが弾いていても叱らないで大目に見てくださっているそうで。

きっと練習することが楽しいのだろうなぁと思います。

バイエル105とスクランブル交差点はもう仕上がっていて。

踏まれた猫の逆襲は思いのほか楽しかった模様です。

実は彼女、3年生でピアノ教室にやってきた一番最初に「せめて猫ふんじゃった」くらい弾けるようになりたいと言っていたのを思い出しました。

その「猫ふんじゃった」が最初に教えてあげた曲で(笑)ラストに「踏まれた猫の逆襲」ってドラマチックじゃない?と言ったら、声をあげて笑ってて、とても喜んでくれました。

「踏まれた猫の逆襲」は、猫ふんじゃったのパロディーっぽい部分もたくさん入っていて、ニヤッとする箇所がたくさん。

さらに複雑なメロディーやリズムで翻弄してきて…その割にはわりと弾くことはやさしめなので、とても気に入ってくれました。

一方で、バイエルはピアノを習ったことがある人にとって「終わっている」と思えるのと、途中でやめちゃったというのではずいぶん印象が違うから。

どうしても「おしまいまで終わった」と自信を持たせてあげたくて「これだけは何がなんでも」と思ってました。

ちょうどあと2曲でおしまいというところまで来ていたし、ことのほか105番はすぐに仕上がって、今は普通に卒業試験としてちょっとむずかしめな106番に挑んでます。

スクランブル交差点は、クラクションっぽい重音で交差点でいらつく運転手っぽい音を鳴らしたり、すいーすいーと車が流れる描写があったりして、とても楽しい曲なので、あっという間にできちゃった!!

エンターティナーとブルグミュラーアラベスクは、これらが弾けたら絶対に楽しいはずだし、自信をもって勧められますが、あまり練習しないでやるには、少し難易度が高いかなぁ?と思ってたのですが…なかなかどうして。

今はとてもやる気満々で、心底楽しそうです。

月末にはお別れだと思うと少し…いやいやかなり、さみしい気持ちもありますが。

彼女とわたしの間で仲たがいをしたわけでも、彼女がつまらなくなってやめるわけでもないので。

結果的にはとてもいいお別れができそうだと思ってます。

あとはおねえちゃんと共に「がんばってね!!」と言うしかないのがちょっと悲しいですが、今、できることをやって悔いを残さないでお別れができたらいいなぁと思ってます。

さて。

月曜日の出張レッスンで、わたしが小学校の時にNコン(NHK主催の合唱コンクール)の県大会で歌った歌を生徒とハモりました。

気球に乗ってどこまでも」という曲です。

この曲は平吉毅州さんが作曲者として名前を連ねてらっしゃいます。

ピアノ曲もたくさん書いてらっしゃる方で、上にも書いた「踏まれた猫の逆襲」もこの方の作品の一つです。

わたしは当時まだ小5だったので、作曲家が誰とかまったく意識してませんでしたけれども、ピアノの先生になった今、伴奏を弾いてみると、ああなるほど平吉さんだ!!と思うところがたくさんあって楽しいです。

使う和音や和声進行がちょっと洒落てて。情景描写もとても上手なので、作品に触れるととても心に沁みる作家さんのひとりです。

ちなみに当時通っていたピアノ教室で「練習しない王」くらいの勢いで(笑)超劣等生だったわたしは、まったく伴奏者に選ばれることもなく(笑)

多分、立候補さえしなかったものと思われます(笑)

むしろ歌う方に選ばれたのさえ奇跡という感じ(笑)

そんな人が今、伴奏のオーディションを受ける子に必勝の技を教えたり、生徒と歌うために伴奏している不思議ったら(笑)

そして。

コンクールで大きなステージで歌うことの高揚感は、今でも忘れられません。

本当に楽しかったなぁ~

肝心なコンテストの成績は銀賞で、全然名演奏とかではなかったと思うけれど、練習した時間や学校の代表として遠征した思い出は何物にも代えがたい貴重な体験でした。

そして、時を経て。

わたしが小5の時に歌った合唱曲を、現在小4の子とハモれる幸せ。

彼女は昨年から小学校の合唱サークルに所属しているのですが、コロナ禍で昨年4月から止まったまま。学校の授業でも歌は歌えなくなったのだそうです。

うちの教室のレッスンは、集団ではなくて一対一なので、お互いにマスクをして、向かい合わず、ピアノの方を向いてちょこっとだけ歌を歌います。

「それがどれだけ楽しみなことか!」と生徒たちが言ってくれるので、わたしも気をつけつつも楽しもうと思っています。

そんなこんなで、昨日生徒と共に大好きな歌を歌える幸せを噛みしめたせいなのか???

昨夜スゴイ夢を見ました。

生徒が「今年のNコンの課題曲はね、これなの。先生、歌いたい!!」と楽譜を持ってきたら…

なんとその曲は「堂本剛作詞作曲だった」という夢。

これ、今後、めちゃくちゃありそうではないですか!!

夢から覚めた瞬間「うきゃーっ!!」と大喜び(笑)

剛さんって自分をさらけだす、ものすごく内省的な歌も作れる人ですが、一方でとても普遍的で誰の心も打つ曲が書ける人でもありますよね。

たとえばいきものがかりさんの「エール」とかアンジェラアキさんの「手紙~拝啓十五の君へ」とか…名曲もたくさん生まれているNコンです。

「いつか!!!」のまた新しい希望がひとつ生まれてしまった!!!

そうなるといいなぁと言霊を投げておこうと思います。

貼れる!そしてオススメできる音楽 その1 ENDRECHERIのエッセンス(円盤出るよ~♪)

昨夜は夢中で本を読んでいたら、そのまんま寝落ちてしまい…

今朝、朝一番でこのツイートを見つけて思わずテンションがあがりました。

動画を開いた瞬間に、動画で流れた部分だけでなく、あんな音、こんな音…

ものすごい勢いでFUNKな音の洪水が脳内にあふれてきて、あっという間に時が巻き戻って、めくるめく「NARALIEN」ライブの日々へ…

あんなライブ、こんな曲たち。

唸るような低音の上をさまざまに駆け巡る魅惑のアドリブの数々。

あっちからこっちから、みんなで集い、一緒に参加した友人たちとの魅惑のライブ語りの時間もなんと楽しかったことか!!

(オットが)ファンになって初めて、夫婦でCHERI-Tシャツを着て、やる気満々で参加したライブもこのツアーです。

本当に楽しかったなぁ。

そんな楽しかったツアーの円盤がいよいよ発売間近となったんだなぁと実感しました。

え?なんですか?それ…という方のために念のため(笑)

これです↓

 

(このジャケットがあまりに好みでカッコイイので貼りたかった!笑) 

そして。

直後につぶやいたのがこれ。

わたしは、このライブツアーの辺りから、さらにシンプルなワンコードの奥深さを知った気がしていて。

シンプルであればこそ、音楽が展開してゆく道筋は無限大だし。

歌い手や演奏者それぞれが、どう切り込んでいっても道は続き。

そこから先、どんなリレーが行われようとも、いかようにでも枝分かれして転がってゆくその日限りのグルーヴ、その日ならではの音楽表現の魅力にさらに夢中になっています。

その感覚は、最近若い頃よりもさらにはまっているバロックの奥深さとも似て。

おもしろいなぁ、楽しいなぁ、しあわせだなぁと思ってます。

さて。

ツイートして想いの丈を吐き出したらとりあえず満足したのですが…

ちょっと待てよ?と夕方になって気がつきました。

そっか!!はてなダイアリー時代にはできなかったけれど、はてなブログならできることがあるではないか?!

「ツイートが貼れる」!!

そして、いつの間にかジャニーズも公式さんがリンクを貼ってくださるようになっていて、いつでも飛べるではないですか!!

隔世の感!!!(笑)(笑)(笑)

というわけで、張り切って日記にしてみました。

フラゲ日まで、あと一週間と一日です。

サブスク解禁もあって、最近だいぶ元々FUNK好きさん方面の、届くべく方々にも届くようになった実感もありますが、この円盤もたくさんの方々に見てもらえたらいいなぁと願いを込めて、日記にしておこうと思います。

ちなみに、その2はもう決まっていて、次なるはKinKi Kidsです。

これは明日ブログにしようと思ってます。

いつも書くたびに反響をいただき、ありがとうございます。

最近仕事以外で家族以外の人と会うことがほとんどないので、ついついレッスン事を書いてしまうのですが、意外とたくさんの方々に喜んでいただいていて。

話しかけてくださったり、むしろ、楽しみにしてるのよ~とおっしゃっていただいた方もいて、うれしく思いました。

宇宙飛行士の山崎直子さんは、宇宙でも趣味のお琴を弾かれて、それがとてもいい気分転換になったそうです。

ピアノもいいですよ~集中して弾いている時間、夢中になっている時間は自分だけのもので、外の世界から隔絶された異世界に蓋を開ければあら不思議!!

瞬時にして旅立って行けるのです(笑)

自転車の乗り方と一緒で、一旦やめちゃってても、意外と身体が覚えているものですよん。

ピアノはもはやお子さんやお孫さんのためのものだと思ってらっしゃる方々も、埃をかぶったキーボードが眠っているお宅の方も…またピアノを弾いてみませんか?

もちろん大人になってからでも始められますよ~

うちの生徒のおじいちゃんは、60歳から始められて80歳の現在も発表会に出ていらっしゃるとか!!

・・・と、最後は教室の宣伝文句のようになってしまった(笑)(笑)

(なぜに!?…失礼しました、笑)

小さなしあわせ

水曜日に来ている1年生のすーちゃんが、レッスンの帰り際

「ピアノたのしい!!ほんとたのしい!!らいしゅうまたね!」

と興奮気味に言いながら、何度も振り返っては手を振りつつ、帰って行きました。

学童を終えて午後7時からのピアノのレッスンは1年生にとっては少し過酷かな?と思っているのですが、やっと軌道にのってきました。

すーちゃんは3人姉弟の3番目なので、一見世慣れていて、なんでもわかっているような顔をしているし、口もよく回るのですが、実はちょっと臆病で見かけよりもずっと不器用なところがあります。

なかなか両手で違う指を動かせなくて、違うリズムを弾けなくて、苦戦してました。

来る時は毎回とてもはりきって入ってくるわりに、夏頃は「なんだかおなかが痛い!」だの「喉がからからで水が飲みたい」だの「指を怪我したから左手は今日はやりたくない」だのと言ったかと思うと(笑)

いっぱいほめられるソルフェージュばかりやりたがって、時間引き延ばし作戦してるな?という日があったり(笑)

どうも家でもあんまり練習してない様子です。

そんな時におばあちゃんに「おねえちゃんの時と比べて進み具合が遅いね~」と言われたそうで(やめて!そういうの、涙)

さらにくじけてやる気をなくして、困ったなぁと思ってました。

最近の小さい子の傾向として、本当に拒否モードになると、石のようになっちゃって、何を言っても聞こえません!!状態になり、意識がいっぺんに遠いところへ行ってしまいます(笑)

マスクをしているからよけいになのか、割と簡単に自分の殻に閉じこもれてしまうようなところがあって。

そうなると目も合わず、なかなかに手がつけられません。

聞けば学校でもそうらしくて、フルタイムで働いているおかあさんは何度も学校から「早退したいそうです!」と連絡をもらっては、仕事を切り上げて帰らなくてはならなくて。

でも家に帰ってくるとけろっと元気になって。

「困ってるんですよ~」とおっしゃっていました。

それでも一度もお休みせずに来てくれていたのは、おねえちゃんの時からの長いお付き合いでお母さまも慣れていて、信頼関係ができていたのと。

すーちゃん本人が、練習はしなくても、決してピアノに行きたくないとは言わなかったからだそうで(笑)

それもまた、うちの教室にはありがちなパターン(笑)

でもイヤだと思うことは絶対にしないし、納得しなければてこでも動かない。

最初の1年、どうかすると2年くらい、心を完全に開いてくれてはいないと思われる子は結構いて、わたしもたいがい慣れてはいますが。

やっぱり苦戦している途中は苦しくて。

あの手この手で作戦を練って、なんとか彼女の信頼を得るべく、懐に入ろうとするのですが、仲良しにはなったのに、肝心なところでは拒否されて、意外と手厳しかったすーちゃん。

とはいえ、とうとう最後まで仲良くなれなかった、わかりあえなかった…という子は、数十年の歴史の中で、いまのところ一人もいません。

それを心の支えに(笑)きっとそのうちなんとかなるだろうと思っていたら…

その時は突然にやってきました。

11月くらいのある日、音楽の教科書で習ったという「はるなつあきふゆ」という歌に振り付けをしてみたんだけど…と言いました。

「見せて?見せて?」と言って伴奏してあげたら、ピアノの横でとても張り切って歌いながら振り付けをしてみせてくれました。

それがとても上手だったので、思ったままにほめたたえたら、翌週はさらにバージョンアップさせてきて。

リズムにばっちり振り付けが合っているだけでなく、なんだかその振り付けや、素直な歌声が人の心を捉えるのです。

ちょっとすごくない??と素直にそう言うと。

「大きくなったらNiziUみたいになろうかなぁ♡」とすーちゃん。

オーディションを受けるんだね。できるかもよ?なんて乗っかって話してたら。

次の週は彼女が大好きなピアノの本、ピアノランドの「つきよのうさぎ」という曲にも振り付けをしてきたと言い出して。

踊るピアノ教室と化した彼女とのレッスン(笑)

この曲はふたりで輪唱したり、リズムあそびをしたりも楽しい曲なのですが、この彼女考案のつきよのうさぎの振り付けがまた素晴らしいではないですか!!!

踊りながらおもちをほおばる顔とか絶品!!だし。

「ここはもちつきなんだね!?」「ここでおもちを延ばしてるんだね!」

やってること、表現がリズムとぴったりですごく伝わるのです。

ひゃーっ!!才能開花!!!と先生バカを発動して(笑)

「すごいね~」「素敵だね~」と褒めちぎっていたら…

翌週はわたしにもその振り付けを覚えるようにと言い(笑)

振り付け付きで輪唱しよっ先生とか言い出して。

これが楽しくて、毎週何度もやりました。

思いのほか、心からワクワクする時間だったのでありました(笑)(笑)

そうやって自分がやりたいと思うこと、得意なことをきっかけに、急速に盛り上がるというのはピアノのレッスンでよくある話ですが…

なんとこの踊りながら歌うという繰り返しを毎週やっていたら、あれあれ?ピアノまで家でたくさん練習し始めたではありませんか。

すご~い!!

そして。

あっという間に苦戦していた両手で別のリズムを弾くというのができるようになっちゃった!!

身体全部で音楽にのることが、トレーニングになったのかもしれません。

ウソのようなお話ですが、ほんとのことで。

褒められるからまた練習する…といううまいサイクルになってきて。

気がつけば、レッスン中におなかが痛いとも、喉乾いたたとも言わなくなったなぁと思っていたら…

学校からも「迎えにきてください。」の連絡がなくなったそう。

ひと山越える時って、ほんのちょっとのきっかけなんだなぁというお手本のような展開になりました。

そしてついぞ冒頭の会話になったというわけです。

小さなしあわせを感じたひとこまでした。

今のところ、レッスンは感染対策をしながらゆるゆると続けていますが、せっかくうまくいきかけているこの好機をなるべく逃したくないなぁと思いつつ。

でも本当に危ない気がしてきたら、一旦閉める覚悟も決めてます。

いずれにしても、すーちゃんにしても、他の子たちも、大人の生徒さんたちも、まだまだいくつもいくつも山あり谷ありだと思いますが、長い目で見つつ、じっくりと見守れたらと思ってます。

焦がれる奈良。奈良の鹿のカレンダー&春鹿さんのアイスクリーム

昨年の12月に、Twitterでフォローさせていただいている、奈良にお住まいの写真家のはしもとゆうすけさんがこんなツイートをされていました。

はしもとさんのおだやかで温かい鹿の写真が大好きなわたしにとって、このカレンダーは好みのど真ん中な予感しかなくて。

早速注文させていただき、ただいま我が家のキッチンに鎮座しています。

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すご~く癒されます。

2月、3月とめくっていくと、小鹿の写真、親子の鹿の写真もあります。

このコたちがまた、とてもとてもかわいいのです。

そして、はしもとさんの思い入れや、鹿たちへの愛情が伝わります。

やわらかな下草、木漏れ日、桜、そして鹿の親子の情愛。

空気の匂いとか風の気配まで感じられるような素敵な写真の数々です。

きっとこの写真を撮るのに、何時間もかかったのだろうなぁというのが容易に想像できます。

かなり根気よく待っていないと撮れないだろうなあという写真ばかりです。

毎月一枚ずつ、存分に鹿さんを眺めながら生活ができるしあわせ。

我が家はみんな揃いも揃って奈良好きなので、よく通りすがりにこのカレンダーの写真を眺めてます。

そして、今は亡きミニチュアダックスのバロンは、どことなく鹿を思わせる風貌をしていたので、思わず「バロン♪」と呼びかけてしまいそう(笑)

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カレンダーには、ポストカードもついていて。

これがまた、かわいいのなんのって。

あまりにも気に入ったので、はしもとさんにお願いして、ブログに書かせていただきました。

ちなみに、はしもとさんは剛さんのファンでもあって「縁を結いて」が大好きとおっしゃっていて。

わたしもかの曲がとりわけ大好きなので、注文のやりとりをしつつ、剛さんトークもできてとてもhappyでした。

はしもとさんのやわらかい雰囲気の写真の数々は、剛さんの作品ともどこか共通点がある気がします。

自然や生き物に対する目線が優しくて、慈しみに満ちているような気がします。

今年のカレンダーは、まだ注文することもできるそうです。

興味を持たれた方は、貼り付けたツイートをご覧になってくださいね。

コロナ禍で昨年一度も奈良へは行けなかったので、最近さらに奈良に焦がれてます。

いつかまた行けるといいなぁ。

さて。
もう一つ、ふぇるまーたに立ち寄ってくださるお馴染みの・・・(笑)

奈良のお酒屋さんと言えば・・・な「春鹿」さん。

先日、遠方の友人から春鹿さんの大吟醸アイスクリームをいただきました。

これが絶品だったのでありました!!!

家族全員虜になりました(笑)

心の友よ、ありがとう♡♡♡

今年の元旦も、4つ揃った春鹿さんの(試飲でいただいた色違いの)杯でお屠蘇をいただいた我が家。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/rainfall/20100521/20100521154417.jpg

(画像、10年前の日記から発掘しました、笑)

いつかまた「ならまち」をそぞろ歩きしたいものだし、春鹿さんでお買い物もしたいです。

そして。

また奈良の山間部に行きたいね~と毎日オットと話してます。

吉野とか天川とか、山の懐に抱かれたいし、かの地の空気を思いっきり吸い込みながら、水音を楽しみ、植物や鳥、虫や鹿を愛でつつハイキングしたいです。
そんなことを思っていたら、奈良旅の記録を読み返したくなって、思わず過去ログを辿ってしまいました。

印象的な奈良旅はいくつもありますが、今回は来迎院の大銀杏について書いた日記を貼ってみます。

fermata.hatenadiary.jp

2013年の6月の旅のひとこまです。

心はいつも奈良とつながっていたいなぁとしみじみ思うこの頃です。 

☆Special Thanks : はしもとゆうすけさん&春鹿さん