ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

新しい年の始まりに

新年あけましておめでとうございます。

こんなのんびりなブログではありますが、今年もどうぞよろしくお願いします。

今年のお正月は本当にあっという間に過ぎました。

KinKiファン的にはライブ配信があったり、さんまのまんまに久々にふたりで出演したり・・・楽しかったなぁ!しあわせだなぁ!と思うことがたくさんたくさん!

そして玉置浩二さんのファンとしても、ぎりぎりになって突然情報が舞い込んできた紅白とか、WOWOWの番組もあって、こちらもまたしあわせてんこ盛り!!

とても充実していました。

(その話はできれば別途!)

あとはプリンターの調子がとんでもなく悪くて、年末ぎりぎりまで年賀状でてんやわんやだったこと(笑)

なので今年の年賀状は多分、地元以外、元旦に到着しなかった分が多数出てしまったのではないかと思われます。ごめんなさい。失礼しました・・・

そんなこんなで、お正月中、興奮しているか、あるいは疲れ果てて何もせずぼんやりしているかの二択で、どっちにしても使えない人になってました(笑)

幸いにもおせちはたっぷり作ったので、おさんどんに煩わされることもなく。

例年になく、めんどくさいからという理由で!?お雑煮も何度も食べました(笑)

そうそう。年末に見慣れないメーカーの「お餅がくっつかないホイル」というのをホームセンターで買ってきたのですが、これがまったく使えないホイルで、トースターでお餅を焼く時に使ったら、くっつきまくりの大失敗だったのでありました(笑)

くっついたお餅はどうやってもホイルからはがせずに、食べられる部分が半分くらいになったんじゃないの?と家族から大ブーイング。

なので、次に雑煮の餅を焼く時は、いつもオーブンでお菓子を焼く時に使っているクッキングシートでいいや!とそれを使ったら・・・お餅はまったくくっつかず。

「お餅がくっつかないホイル」とはなんだったのだ?と思ったことをここに報告しておきます(笑)

そして。

年賀状と言えば・・・ひとつ前の日記で書いたSちゃんの後日談。

本当はお別れのお手紙を書きたかったけれど、お母さんを下手に刺激しない方がいいのでは?と出すことをあきらめたのですが…

年賀状ならまあいいだろう?どうせご家族に見られて困ることを書くわけじゃないし・・・と年賀状を出しました。

添え書きには
「お勉強、どうぞがんばってね!
先生(わたし)のところに来ていても、たとえやめちゃっても。
これからもずっと、いつだって先生はSちゃんの味方で町の応援団のひとりです!」

そんな風に書きました。

そうしたら・・・元旦の午後、すぐに我が家のポストにお返事が投函されてました。

ピアノのレッスンがなくなり、すごーく悲しい日々を送ってます。

 高校生になったらまた再開したいです。

  と書いてあり。さらに何よりもうれしい言葉

今もこれからもずっとピアノは大好きです。

息抜きとして弾いていきたいです。 

勉強もがんばります。

 とちゃんと書いてあったのです。

そしてていねいに「これまで本当にお世話になりました!」とも。

ああ、真意はちゃんと伝わったなぁとうれしくなりました。

そんなこんなでちゃんと報われたと思ったし、お互いに伝えたいことはちゃんと言い合ったので、たいそう満足しました。

この件に関しては、たくさんの方々に励ましのメールやら、拍手コメントやら、TwitterでのリプやらDMやらをいただき、本当にありがとうございました。

Sちゃん姉妹が意外とたくましいから安心したとおっしゃってくださった方。

お母さんももしかしたらコロナでストレスが極限なのかもしれませんね?とおかあさんの気持ちに心を寄せてくださった方。

もしかしていやがらせのようなことをされたのは、娘と先生があまりに意気投合しているので、ジェラシーもあったのでは?とおっしゃってくださった方々。

もうちょっと生徒とはちゃんと距離を置いてつきあった方があなたが楽だと思う!とわたしを思って言ってくださった方。

わたしはどうあれあなたの味方よ!!とひたすらに寄り添ってくださった友人たち。

様々に反響をいただき、本当にうれしかったです。

ありがとうございました。

さて。今年はどんな年になることでしょう。

コロナ禍で、緊急事態宣言間近?とも言われているし、もしかしたらまたレッスンを止めざるを得ないかも?とも思っていますが…

どうあれ健康第一ですから、今は流れに逆らわず、その時々、できることをしていこうと思っています。

今日の午前中、新年ひとつ目のレッスンは出張で、4年生と1年生の姉妹のお宅に伺いました。

 上のツイートをした、そのご家族のおうちです。

毎年一回目のレッスンでは、ほんのちょっとずつ、文具やその子に合わせて選んだ生徒たちが喜びそうな小さなものをお年賀として渡します。

ここ一年、ふとした会話などで得たプチ情報が試される時がやってきました(笑)

今日の生徒たちは鬼滅の刃に凝っているので、それぞれの推しキャラクターの小さなキーホルダー。

ミニオンが好きなお姉ちゃんには小さなミニオンのノート。

妹はピンクが好きなので、かわいいピンクのすみっこぐらしの自由帳や消しゴム。

おねえちゃんはスケッチが上手なので、スケッチブックや音符や楽譜を書きやすいやわらかい鉛筆などなど・・・

そんな小さなグッズと共に、自信作なプレゼントがこれ。

ピアノ・ソロ・ピース 炎(ほむら)

ピアノ・ソロ・ピース 炎(ほむら)

  • 発売日: 2020/11/07
  • メディア: 楽譜
 

 これ、何が優れモノって、初級用、中級用、そして超簡単、サビだけバージョンと3種類ものアレンジの楽譜が入っているのです。

サビだけバージョンはピアノを始めて半年の妹にぴったりだし。

しばらくすれば初級も弾けるようになると思われるし。

4年生でソナチネを弾いているおねえちゃんには中級バージョンがぴったり。

そして案の定、とてもとても喜ばれました。

いっぱい笑った楽しいレッスンの終わり、そろそろ帰りますと言ったら・・・

ここのお宅はいつもなのですが、ご在宅の時はおとうさんも含め、家族全員でわざわざ階段を降りて玄関までお見送りしてくださるのです。

ありがたいやら、申し訳ないやら・・・でもうれしいなと思いつつ。

来週レッスンができるかどうかはわからないけど、今年も一緒にたくさんピアノを弾こうね!といつも通り、エアハイタッチ(コロナ禍だからね!)して帰ってきました。

おっとラジオの時間を過ぎちゃった!

そっちは明日の朝タイムシフトで聴くことにして・・・そろそろ寝ます。

明日もどうぞ、穏やかな日でありますように。

ピアノのこと。配信見て良かった!なこと。「でもさ♪」(はるかちゃん風)の成仏。

今月の最初の日曜日。6日は、夕方6時から中2の生徒、Sちゃんの振替レッスンでした。

彼女はうちの教室で自他共に認める、最もピアノが好きな子です。

毎年当然のように合唱コンクールの伴奏者に選ばれてきたし、ベストピアニスト賞を取ったり、部活の吹奏楽部でもフルートの要でもあるのに、先生から他の子ではムリだからピアノパートを任されたりしてきました。

そんなSちゃんが、どうも様子がおかしくなって遅刻がちになったのは夏休み、8月頃からでした。

お母さんに、今の塾は頼りないから塾を替わるようにと言われたそうで

「8月は切り替わりの時期で、もったいないから二つの塾の両方に行かなくてはならないの」

とSちゃん。

それじゃなくても吹奏楽部は朝練もあるし、毎日遅くまで部活があります。

大変だろうけど、夏休みだけのことだろうし、大目に見るしかないかなぁと思い、見守ってきました。

それが2学期になってもちっとも彼女の忙しさは改善せず。

聞けば、ふたつの塾と、小学校以来の公文も結局全部やめることはできなかったそう。

部活の後、月曜日から土曜日の放課後は10時頃まで全部埋まってしまったというのです。

でも、どうしてもピアノはやめたくないということで。

これらを全部やれるならピアノも行っていいといわれたそうで。

ある週は週末の部活の前、早朝8時半や9時から。

ある時は、日曜日の午後6時とか7時から。

隙間が空いたと土曜日の午後8時に突然来たり。

それはそれはムリを重ねてやってきました。

それでもどうしても来たいということで、大変な思いをしながらピアノに通ってきてくれていました。

でも所詮ムリなものはムリなわけで、ほんの隙間に寝過ごしたり、うっかり忘れたりということも起こり始め。

すっぽかすことはないものの、遅刻が増えたのも事実。

お休みの日に時間が大幅にずれるので、うちの家族からもブーイングが聞こえたりして、困ったなぁと思っていました。

さらに困ったことに、2学期に入ってから、お母さんとなかなか連絡が取れなくなり、レッスン日の確認がとてもむずかしくなりました。

何度確認メールをしても半分くらいしか返信をもらえないのです。

早めに聞いてあげればお返事も早いかしら?と1週間前にメールしても返事は当日の朝突然だったり。

こちらからのお返事を催促するメールを無視されたり。

そもそも家の電話番号は学校にも教えない方針なのでということで、教えていただいておらず、メールだけが頼りで、こんなに時間がバラバラなのに、連絡が取れないというのは本当に困ったことだと思っていました。

お月謝はきちんといただくのですが、親御さんと連絡が取れないストレスと、あまりにもぐちゃぐちゃなタイミングで突然入るレッスン。

おかしいな、おかしいなと思っていたものの・・・生徒のピアノのモチベーションはまったく下がらないし、ピアノもがんばった甲斐あって、どんどん上手くなるので、大目に見ておりました。

さて。

最初に戻って・・・

12月6日、午後6時からと思っていたレッスンは、彼女がうっかり寝てしまい、かなり時間が経ってから本人が大慌てて電話してきて、午後8時からに変更になりました。

その間、わたしも黙ってただただ待っていたわけではなくて。

もしや寝ちゃった?と思い、10分過ぎ、20分過ぎ・・・と、何度もおかあさんに「来てませんがどうしましたか?」とメールをしました。

以前ならすぐに気がついて起こして連絡をくださったりしていたのに。

ここのところのパターン通り、今回もまったくなしのつぶて。返信なし。

せっかくの日曜日、食事を待たされているうちの家族も怒り出すし、それはそれは険悪ムードの中。

例によって彼女は平謝りしながら飛んできました。

そしてうっかり寝てしまったことが不本意だった証拠に、寒い中、部活のジャージだけ、上着も着ずに靴下も履かずに飛び出してきて、しかもショパンは完璧な出来栄えで、ピアノから少し気持ちが離れてるなあともちっとも思えずで。

忙しいのはわかるけど、今後はこれじゃ困るわよ?と少し厳しく言った後は、いつも通りとても楽しくレッスンをしました。

なぜお母さんがメールを返してくださらなかったのかは藪の中。

寝ていることに気づいたのに、なぜ見て見ぬふりだったのか?

さらに、あれだけメールをして、2時間も遅れたのだから、一言くらいおかあさんから何かあってもよくない?とも思ったのですが、何もなく・・・

不審に思ったものの、バタバタになってしまい、その後はすっかりそのことごと忘れてました。

そして、翌月曜日。

次のレッスン予定日の前日、突然連絡が途絶えがちだったおかあさんから、電話がかかってきました。

震えるような声で、かなり思いつめた風で。

「突然ですが、ピアノをやめさせてください。」というのです。

「生徒本人は納得しているのですか?」と聞くと「いいえしていません。わたしの一存で電話をしています。」とおっしゃるので二度びっくり。

そりゃそうでしょう。

「次はこの曲をやりたい!ちょっと見せて?」とうちの楽譜を持って行ったばかりだったし、火曜日ね!と言って、笑顔で手を振って、いつも通り別れたのですから。

お母さんがおっしゃるに、中2の彼女が勉強に身が入らないのはピアノのせいで、一度彼女からピアノを取り上げなければ取り返しのつかないことになると思い込んでいらっしゃるようでした。

「ピアノがSの隠れ蓑になっていて。現実逃避の道具になってるんです。」

とお母さん。

彼女は常に学年でトップグループに入っているそうだし(同級生から聞くところによれば)学力において、まったく心配するような状況とも思えないのですが、とにもかくにもお母さんはそう思い込んでしまっていて。

焦るあまり、塾も増やし公文も行かせ、追い込めばピアノをやめたくなると思ったのに、どんなに忙しくしてもやめたくないと言うんです。

それなら、先生の方からやめさせたいと思ってもらえればと思い、ずっとこちらからの連絡をあえて絶っていたのですよ?

先生が呆れて「もうこのコはダメ」って「先生から」言っていただきたかったのに・・・そんなサインはいっぱい出していたでしょう?とおっしゃるではありませんか。

ええええーーーっ!?そうだったの?

それならそうだと言ってくださればよかったのに(涙)

そんなまどろっこしいことしなくても「やめるようにもっていってください」って直球で言ってもらえれば、協力もした・・・かも??(いや、どうかなぁ、笑)

要はわたしもまた鈍感で、KYで・・・おかあさんの思惑通りにはならなかったというわけです。

そんなこんなで鈍感なわたしに耐えかねたお母さんは、わたしへと直訴してきたというわけでした。

なんでこんなことになっちゃったのだろう??

みんなが疲れだだけで、誰一人しあわせになれないよ。

動揺を隠しつつ・・・

「何のお別れもしてないし、彼女もやる気満々で別れたところだし、せめて明日のレッスンで終わりではダメなのですか?」

とお聞きしたところ。

「もう会わない方がいいと思うのです。先生と会うと、またピアノが弾きたくなっちゃうから・・・」

「実際レッスンから帰ると憑りつかれたように弾くんです!それが一番困るんです!!」

って。

いやいやいや。

ピアノの先生としては、それこそが理想形なわけで。

どんなに練習しない子も、うちでレッスンを受けて、やる気を出して帰ってもらうというのは、わたしがこれまで時間をかけて仕向け、辛抱強く育ててきたことで。

そこを全否定されてしまっては、どうにもこうにも今後の展望がありません(涙)

そして、彼女は決して練習好きではないから、きっとこれからも「練習しなさい。」と言わないわけにはいかないと思われるし。

これはダメだ。どうにもできない・・・

ということで、わたしも納得して・・・鈍感ですみませんでした・・・という感じになって、突然にレッスンは終わりとなりました。

「お借りしていた楽譜も、残っていたお月謝も(まだレッスンに来ている)妹に預けます。」

「受験が終わるまでピアノは弾かせるつもりはないし、本人にはももう、道で会っても声は掛けないでください」

とまで言われてしまいました。

がーーーん。

いろんな意味でショック過ぎて、立ち上がれず。

楽しいことがいっぱいあるというのに、イマイチ乗りきれず。

とはいうものの、日々、他の生徒たちは来ていて、そこそこ忙しいので。

だらだらと心に蓋をしたまま、気がつけば今月も25日!!

そろそろ浮上せねばと思ったので、出てきました。

そもそもピアノがワルモノになってますが、彼女は決して練習が好きではなくて(笑)

一番練習しない方から数えた方が早いと思われ。

ピアノばっかり弾いていて、勉強に身が入らないは当たらないと思うわけですが、そんなことは今更言っても仕方ないので黙ってました(笑)

彼女は集中力がものすごいので、直前までぐうたらしていても、やるぞ!とねじを巻いてからの数十分はほかの子の2時間にも値するほどで。

なので、わたしも「もっと弾きなさい」とはあまり言わずに来ました。

自分もそういう子どもだったので、いたずらにたくさん弾かせることはあまり意味がないと思っていたし。

その一見「ぐうたら」な時間は彼女にとってはとても大切なリセットの時間のように見えていて。

多分勉強でもそうなんだろうと思うのです。

事実、成績だって同級生に羨まれるレベルだし・・・お母さん的には物足りなかったのかもしれないけど、本人はいたってhappyそうだったけどなぁ。

そこも含め、大事に育て、見守っていたつもりだったのですが、おかあさんには違う風に見えていたのだなあと思いました。

誰よりも練習する子は、多分どこの教室に行っても上手になると思うのですが、彼女のようなタイプは、わりとうちのようなのんびり教室が合っていると感じていて。

締め付けられれば締め付けられるほど窮屈になって、それこそ逃げ出したくなってしまうので、とても注意深く、短時間で簡潔に伝える方法で、育てて来たつもりでした。

そんな彼女とのレッスンは、テキストの順番、難易度に捉われず、彼女がどうしてもやりたい曲たちと、わたしがどうしてもやらせたい曲たちをお互いに提案しあって、一冊終わると次にやるもの、だいたいの方向性も話し合って決めるというスタイル。

どんなにやった方がいいと説得しても、いやだと思うと、てこでも動かない。

でも、頭のいいコなので、じっくり考えていて。

「これ、必要だと思うけどな。ちょっと弾いてみるから聴いて?」と言って弾いてあげるとまずは黙って聴いていて。

その時はまったく色よい返事はなかったのに、次の週に会うと「先生、考えたんだけどさ、あれ、やっぱりやりたい!やるわ!」と言って来たり。

だいぶ経ってから、あの時先生が聞かせてくれたあの曲、あれはどの本に載ってるんだっけ?あれ、嫌いだと思ったけど、やっぱり好きかも?と思えてきた・・・とか言ってきたりもして。

わたしも常に彼女にとって魅力的だろうな?という曲を見つけたり、新しく発掘したり。

彼女の心に響くようにお手本を弾くために練習したり。

それはそれでわたしが大変だったけれど(笑)一方でやりがいも感じていて。

多分、ほどなくテクニック的にはわたしを越えて行きそうだなと楽しみに思いつつ、大切に大切に育ててきました。

そんな子でもあるので、突然の「もう会わないでください」のショックたるや・・・

さらに、ピアノの先生として、わたしが心がけてきたこと。

たとえばやめていく子にも、最後までちゃんと伝えるべきことは伝えるとか。

納得がいくまで話をするとか。

今後もがんばれのエールとして、ラストは手紙を渡すとか・・・

(わたしがそういうタイプなので、生徒たちもよく手紙をくれます。すごくうれしいです。)

今までやっていたことすべて、全否定された気持ちになってしまいました。

そんなこんなで、もやもやしていたし。

限界を感じたし、わたしのやり方はもう流行遅れないのかもしれない・・・とか超弱気になっていたのが…

その気持ちが一気に晴れるきっかけは昨日、突然にやってきました。

KinKi Kidsの配信ライブ、ラストのフラワーです!!

KinKiさんが花咲徳栄高校の吹奏楽部の子たちにあんなに真摯に向き合っているのを見て、とてもとても勇気をもらった気がしたのです。

昨夜興奮冷めやらぬ心で、こんな風につぶやきました。

ブンブブーンの出演は、生徒さん達にしたら今年一番の思い出だったと思うけれど。

テレビの向こう側のアイドルという属性の大人たちが、画面の中から言った「いつか一緒にやりましょう」が口だけじゃなくて。

ほんとうにその言葉を実現させてくれる信頼できる大人だったこと。
夢も見せてくれるけど、夢を現実にしてくれる人達でもあったことが、彼女たちのこれからの人生の中でどれだけ支えになることか・・・

そして、彼女たちのあの幸せそうに楽器を持って弾いたり踊ったりしている姿に、明らかにパワーをもらい、本当に幸せそうなKinKi Kidsを見ていたら・・・

やっぱり「わかり合おうとすること」をあきらめちゃいけないなとつくづくしみじみと思ったのでありました。

それがアイドルと高校生であっても。

しがない町のピアノの先生とそこの生徒たちであっても。

お互いにパワーを送り合い、支え合うことができる道はきっとあるはず。

わたしにもまだ少しはやれることがあるかもだ。

さて。

Sちゃんの後日談は、やっぱりうちの生徒で彼女の親友でもあるTちゃんや、Sちゃんの妹のCちゃんからもたらされました。

「ピアノに行こうと準備してたら、おかあさんからあなたはもうやめたのよ」と言われ、大ショックだったらしいSちゃん。

「でも、うちのおかあさんはもう言い出したら、絶対にきいてくれないから仕方ない」と、がっかりしながらも、すでにあきらめムードだったそう。

妹によれば、それから数日さらにぐうたらに拍車がかかっていたそうですが(笑)

わたしも「こっそり弾いちゃえばいいじゃん!」って言っといたと妹(笑)

「お母さんの希望する高校に入れたら、またピアノに行かせてもらえるように頼んでみる」とも言っていたそうです。

「ラストのレッスン日、あんなことやったなぁ、こんなことやったなぁって何度も反芻してるの。先生とのレッスンはいつだって楽しかったなぁ♡とも言っていたそう。

わたしも彼女とのラストのレッスンのことは何度も反芻していて。

Tempo Rubatoの話をしました。

用語としてのTempo Rubatoは「自由な速度で」という意味ですが、語源は「盗まれた時間」という意味なのよ~という話。

「盗んだ時間は返さなくてはならない」ということを忘れてはダメ。

自由自在にテンポを揺らして全然いいけど、遅らせたらちゃんと取り戻す。

速めたら、どこかで緩める。

緩急ってそういうこと・・・という話で大いに盛り上がったのでした。

あなたはコアラ体質だから、わりとだ~らだ~らしていて。それが大事そうだから、ダメだとは思わないけど、緩めたらまた頃合いをみて集中する!

たとえば一日とかさ、一週間とかの中で、上手に帳尻合わせをすることがとても大事。

盗んだ時間は返さないとね!な~んて笑ったのでした。

痛いところを突かれたとげらげら笑いつつ、覚えとくよ!と言ってくれたSちゃん。

そんな風にいい思い出だけでお別れができたのは、よかったかも。

そしてまた、逆も然り。

いま、親御さんにより、とことん走らされている彼女だから、ちゃんと帳尻を合わせて、こっそり気を抜くんだよ?というエールにもなってたらいいなぁと思いつつ。

とはいえです。

以前にも姉妹がゲームばかりするというので、半年以上ゲーム機を隠されてしまったり、さまざまなことがありながらも。

隠し場所を早々に発見して、こっそりそこから出して姉妹でやっては、わからないように元の隠し場所しまっていたという話も聞いていたし(やるなぁ~笑)

ピアノの楽譜は全部隠されちゃったけど、友だちにボーカロイドの曲集を借りたからそれをこっそり弾いてるんだ~とも言っていたそうで(笑)

ちょっとお母さんはメンタルが弱っている風だったけど、ご本人はそこそこ適当にやってて(笑)まあ、大丈夫そうかなと思ったところです。

そしてそして。

今回の一連の大騒動を隣で見て来た妹のCちゃんや親友のSちゃんはまだうちの生徒なわけで。

彼女たちに「こういう場合、大人はどういう風に感じ、どんな風に行動するのか?」というのを、実は今回の件でこっそりみられている気がするのです。

まずは彼女たちに「先生、がっかりだよ!」と思われないようにしないとね。

KinKi Kidsがそうであるように、周りにいる大人として若い子たちに恥ずかしくない自分でいたいなぁとしみじみと。

それにしても、今までのやり方全否定!!!

「わたしの気持ちをちっとも先生はわかってくださらなかった!」とお母さんに訴えられたことは本当にショックでした。

わりと人の気持ちに寄り添える方だと思い込んでいたのですが、ぜ~んぜん違ったよ(笑)

この年になってもそういうことがあるんだなぁと、いろいろと勉強したのでありました。

精進します(笑)(笑)(笑)

出でよ!鋼(はがね)のメンタル!!!

どさくさに紛れて変な触れ方をしてしまったけれど、「シャキーン!」についても、「O Album」についても・・・ちゃんと触れたいです。

KinKi Kidsの「越えて行け そこを♪」

ここ数年、時々思い出す言葉があります。

その昔、月刊アサヒグラフ「PERSON」という雑誌があって。

確か2001年の11月号・・・かな?

(正直さだかではないので、間違っていたらご指摘ください!)

この号はKinKi Kidsが表紙で。

「僕らの距離感」というサブタイトルがついていて。

そこに吉田拓郎さんが寄せてくださった「彼らが教えてくれたこと」での一文です。

あまりに強烈だったので、当時もとても印象に残ったのですが、最近かなり頻繁に、拓郎さんは当時からふたりの本質をしっかりと見抜いてらしたのだなあと思い出していて。

あちこち探していたら誌面の切り抜きが出てきました。

引用すると・・・

光一と剛は、本質的には多分「合わない」二人なのだと思う。
しかし二人は「お互いがお互いのファン」である事

「自分が出しそびれている才能」を気づいている友人である事を良く理解している。だから頑張りがきく。
アーティストは何もかもを一緒に共有しなくともいい。
KinKi Kidsらしさは、そう云うところにもあるように感じるのだ。

こんな文章でした。

本質的にはふたりはよく似ていると思うので(個人的には)「合わないふたり」とはあまり思わないですが…

その先はとても納得できます。

そしてその話に関連した部分はブログ後半であらためて書くことにして、ここではさらっと触れておくに留めます。

ちなみにタイトルは吉田拓郎さんの歌からお借りしました。

言わずと知れた「人生を語らず」の一節です。

さて。

先週KinKi Kidsの最新の円盤「ThanKs 2 YOU」が発売になりました。

(たまたまご覧になる方もいらっしゃるかも?なので、とりあえず在庫がありそうなamazonさんを貼っておきます!)

 正直、仕事で新しい幼児の生徒を迎えたばかりで、すごく大切な時期だし、それどころではないはずなのですが…

わたしにしては珍しく、発売一週間の間に、ちょこちょこ隙間の時間を見つけては、初回も通常盤も、隅々まで全部見ました。

ファン歴20年以上にしてこの熱量!!

我ながらスゴくない?と半ばあきれ半ば感心しつつ、そう思いました(笑)(笑)

本当はライブの円盤であればこそ、切れ目なく全部いっぺんに堪能したいタイプのわたしですが、細切れでも頓着せずに、とっとと見たことにまずはたいそう驚いてます。

ここのところ、Amazonプライムで細切れにライブを見ることに抵抗がなくなったせいもあると思うし。

単純に過去の素敵ライブを見れば見るほどに、最新のライブ円盤への期待が高まっていて。

その進化のほどを、今のこの目で確かめてみたかったというのもあります。

それくらい、昨年末に見たコンサートがよかった記憶しかない!!ということでもあるし。

本当に今回の円盤の発売をすでに年始から楽しみにしていました。

本編についてもたくさん触れたいところがありますが、まずはどうしても書きたいところから先に書こうと思い、このエントリーをします。

実は少し前から温めていて、こんなツイートをしました。

これをつぶやいた時はまだ発売日当日だったので、さすがに思いとどまりました。

週末を挟んだし、まっいっかということであらためて続きを書きます。

ドキュメントの中身について触れてますので、まだ見ていなくてネタバレを避けたい方は見終わってからどうぞ。

今は回れ右でよろしくです。

続きを読む

ラジオで感じた配信ライブの限りない可能性・・・の話。

先週の剛さんのソロラジオは、配信ライブの感想がたくさん読まれてとても充実した内容でした。

ブログでも久々に感じたことを書いてみたくなったので、今日のテーマはこれにします。

カナダや韓国在住のファンの方からの感想のメールが読まれていました。

わたしの友人たちやお知り合いのみなさまたちも、ヨーロッパから、あるいは台湾から、中国から・・・みんな楽しそうに一緒にライブを楽しんらっしゃいました。

韓国からメールを送ったお嬢さんがとても美しい日本語を操りつつ、日本人のわたしよりもずっと自分の気持ちを上手に伝えてらして、素敵でした。

以前浅草で小喜利に参加した時も思ったのですが。

普通に日本でファンをしているわたしたちが思っている以上に、海外のファンもたくさん現場にいらしてて。

特にあそこは「お笑い」だったわけで。

ライブよりもさらにハードルが高いはず。

それでも好きな人を深く知りたいという一心で、その国の言葉を勉強までして臨む方々もたくさんいるんだと思いました。

今回もきっと、そんなメールが読まれた以上にたくさん届いていたのだと思われます。

いつも剛さんが言っている「空と心は繋がっています」は、日本全国、津々浦々だけじゃなく。

お互いの気持ちさえ同じところにあれば、世界中のどこにでも繋がっているんだなぁ。

そんな風に感慨深く思いました。

ラジオの最初の方で「キツイ言葉、汚い言葉、やめませんか?」と剛さんが言ってましたけど、ほんと大賛成です。

最近SNSとか見ていると、苦しくなる場面が多いです。

傷つけあっても、誰もしあわせになれないのに。

そろそろこういうの、もう終わりにしようよ。

直後にかかった「Everybody say love」はまさにこういうのがテーマ。

この曲、ほんとに大好きです。

イントロのマサ小浜さんの、自然と明るく前を向かせてくれるギターソロから始まって、剛さんの歌声もメロディーも演奏も・・・隅々まで大好き過ぎて痺れます。

来年、普通にお客さんを入れたライブが復活しても「配信FUNK」をしたいと剛さん自身の口から聞けたのもとてもうれしかったです。

すでに会社にもお願いしているそうです。

どうぞ叶いますように。

 このあたりまでは、まだ寝落ち寸前だったオットも一緒に聴いていて。

ほんとそうだよ!いいこと言うね!と大賛同してました(笑)

その剛さん、ここのところ、体調のコントロールがとてもむずかしそうで。

不調について語る日も多く、胸が痛みますが。

一方でライブの時も包み隠さず、ちゃんと自分の体調についてファンに説明してくれていて。

わたしたちファンは、ちゃんと信頼されているなぁと安心します。

以前「不調な時は不調だとちゃんと言いますから」・・・と言っていたし、ファンもその言葉をとても真摯に好意的に受け止めていて。

先日の配信ライブの時も、もちろん誰もがとても心配はしていたけれど、とても落ち着いて見守っていたように思いました。

換気タイムにTwitterを開いたら

「ゆっくりいこう!?」

「十分に休んで」

「ムリしないで」

「たとえここで終わったとしても、もう十分満足だからね。」

「こちらのことは考えなくても全然大丈夫」

といった、やさしい言葉や、やさしい空気に満ちていたし。

だんだんにご本人の調子が落ち着いてきてるとわかるにつれて、ファンも自然に「心配」よりも「楽しい」が勝っていって。

最終的にみんながみんな、本気の本気で楽しめた・・・という。

その過程ごと、お互いの理解、経験値を時間をかけてひとつずつ重ねてきたが故の、宝物のような時間でした。

この混沌とした時代においては、誰もがいつ身体や心を病むかもしれない状況で。

お互いに対してあらを探したり、ちょっとの弱みや隙も見せられない社会はとても窮屈です。

穏やかにありのままに、お互いを認め合い、信じ合い、愛を投げ合うことの大切さ。

そんなことをいろいろと考えるきっかけをもらった気がしました。

こういうやりとりや、ファンの空気感も含め、同じようにパニック症で苦しんでいる後輩くんにも伝わるといいなぁと思います。

先輩の剛さんの時代は、なかなかカミングアウトすることすらできなくて。

本当に本当に茨の道だったのですけれど。

今ではステージで突然不調が襲っても、見せてはいけないというムードではなくなったし。

スタッフさんもファンも理解して落ち着いて見守ることができるようになったし。

ステージに立つ人と見守る人の、こういう関係性がちゃんと成立している姿を見ることができたら・・・

きっと治癒への道を歩んでいる最中の後輩くんたちもまた、励まされると思うのです。

まだ復帰できずにいる後輩くんも、きっと大丈夫と思えると思うのです。

今はまだその時ではなくても、いつかきっとステージに戻れる時が来ると、希望を持ってそう思えるのではないか・・・と。そんなことを思いました。

誰もが完璧だけをゴールにして、とことんストイックに周りも自分も巻き込んで、身体も心もどこまでも追い込んでいく世界はもう終わりにして。

いたわり合う世の中へ・・・

高齢化社会も目の前だし、誰もがもう少しおおらかになれたら。

きっとみんながもっと楽に生きられるんじゃないかなぁ。

さて。

今回のラジオで、もうひとつ特筆すべきは、剛さんが一緒に音楽をしているミュージシャンの方々のみならず、ジャニーズ内部のスタッフさんや職人さんたちへの熱い想いを語ったくだりだと思いました。

わたしはひとつ前のオンラインで行われた平安神宮の奉納ライブを見た時にもこのことを強く感じてました。

多分剛さんと同じように、技術スタッフさんたちも共に年月と経験を重ねて来たのだなあというのが伝わってきました。

照明の当て方だったり、水や火の演出、ステージング。

ジャニーズの中の技術担当スタッフさんたちと共に培ってきた経験が、結実したライブだったなぁと、本当にしみじみとそう思いました。

剛さんにとっては、彼らもまた、一緒に試行錯誤を重ねてきた戦友のような間柄なんだろうなぁと。

それが裏付けられたような今回のラジオでの発言でした。

とても素敵だなぁと思ったので、剛さんが語っていた部分を、わたしはまんま書くのが下手なので、できるだけニュアンスを忠実に再現できるべく、意訳で書いておきます。

ミュージシャンやスタッフさんたち、みんなで楽しみながらこのイベントをさせてもらった。

ENDRECHERIのいいところは(ジャニーズでライブを作るお仕事をしている)職人さんたちもまた、本来ジャニーズではやらないような挑戦ができること。

たとえば彼らがステージを見て「もっとこんなことをやってみたい」と、うずうずする職人魂を、他の現場ではNGでも、ENDLICHERIなら叶えてあげることができる。

ENDRECHERIは職人さんたちにそういうことを提供できる場所でもある。

この世界では、ミュージシャンだけでなく、裏で支えてくれているスタッフさん達、衣装さんやメイクの方々が、それぞれ自分を開放できる場所になっていて。

そういう世界観が作品に滲んではじめて、ENDLECHERIの世界はもっと伝わってゆくし、みんながENDLECHERIを好きになってくれると思っている。

ENDRECERIは剛さんだけが前に出る世界ではない。

剛さんが人生一度きりの中で出会った職人さんたち。

職人さんたちの職人魂が結実しているのがENDRECERIという場所。

もっと柔らかく言えば、スタッフさんたちすべてが家族みたいな関係性。

そういう関係性を鳴らしてこそのFUNKだし、ENDRECHERIだと思っている。

この部分、なんだかとても納得できて、とても素敵だと思いました。

どこかで「次にジャニーズを出て行くのは?」・・・みたいな記事が出ていて。

その一人として、堂本剛・・・なんて書いてありましたけど。

普段からそんな風に思っているファンはいないと思われますし。

このラジオを聴いた後では、笑ってしまうレベルです。

どこから出てきた??

こんな風に自分の会社の技術担当のみなさんにまで、家族のような深い愛情を抱き、それをありのままに語っている人が、今すぐ会社を出たいと思うはずがないです。

少なくとも今の断面では、会社内のスタッフのみなさんさんともすごくいい関係なんだろうなぁと。

それが容易に想像でき、ライブの映像にも音にも、しっかりと現れていたなぁ・・・としみじみと思いました。

さらに。

海外の人にもたくさん見てもらえたことや、アーカイブがあるかどうかで、見る方々の色が変わるというようなことも語ってました。

わりとふわっと興味を持った人でも見やすいのはアーカイブがある方だとか。

この2回の配信できちんとデータを把握、分析しているようで。

行き当たりばったりではなく、マーケティングとか、需要と供給のバランスとか・・・

多方面に関わり、今後よりよいものを作っていくための参考にしようという気概が伝わりました。

後半でも、わざわざ「海外の人達がたくさん見てくれたことも深く理解できた。」

って、再度語っていたことは、海外在住の方々にとっての希望だなとも思いました。

友人たち、よかったね!!

これからも海外在住の友人たちとまた一緒に見れそうで、わたしもとてもうれしいです。

ラストの方で

「世の中が元に戻っていったとしても配信はぜひぜひ続けて欲しい!」

という気持ちを、みんなで実感し、共有できたことが大きい。

と言ってました。

そしてそれは、わたしたち一般の人達が、自分たちの仕事に関して「テレワークでもいけるやん」と気がついたのと一緒の感覚だと言ってました。

まさしくそれはそうなのでありましょう。

現場にいる重要性もあるけれど、一方で「そこ(現場)にはいなくても、ちゃんとそこにいる」という感覚が大切で。

「配信であっても、目の前にお客さんがいるのが、僕にはちゃんと見えている」

と剛さん。

それは双方向に言えることだとも言っていて。

こちらの感情もちゃんとわかってくれてて。

ライブが始まる前のドキドキはオンラインでも現場でも一緒。

四角い箱の中だけれど、ちゃんと剛さんでありバンドの皆さま方はそこにいることがわかっていて。

そういうレベルでも、お客さんと画面の向こう側の方々が想像力を働かせつつ繋がっていければ、ENDRECHERIや堂本剛はこれからも、どんなライブでもできる。

この言葉のなんと頼もしいことか!!!

そして。

「(配信の日は)僕たちの新しい形というものが始まった一日!!」

という喜ばしい日だった。

これはスゴイ宣言が出たぞ!と思いました。

ちなみに、今の自分はこういうことをやっているよ!というのを家族にも見せられてよかったとも言ってましたね~

いろんな意味で剛さんは、前向きでどんな世の中になっても対応できる、そんな一歩を踏み出したのだなぁと感慨深くそう思いました。 

 個人的には・・・

ブルーベリーのオリジナルバージョンを聴かせてもらえたことが、ヘッドフォンを外してライブができたのと同じくらいの感動でした。

横浜アリーナで、久しぶりにブルーベリーが復活した日の気持ちを思い出しました。

あの大きな箱で大きな音のライブすることは、まだまだ当時キツそうで。

突発性難聴の音響障害に、かなり苦しんでいるのが伺われました。

一方でブルーベリーという曲は、思いのほか音程があちらこちら飛んだり複雑だったりするので。

この曲をあえて歌わない、セトリに入れないという選択だってできたはずなのに。

覚悟を決めて、一部メロディーを変えてでもできる工夫を施して、なんとかして歌ってくれたのだなぁと容易に理解できました。

そのことは、一ファンにとっても、とても思い出深い、大切な瞬間でした。

オリジナルな形がたとえもう見れなくても、また歌ってくれただけで十分。

本当にありがとう!!と喜びと共に私達ファンもまた、一旦覚悟を決めていたけれど。

そのオリジナルの、むずかしいメロディーラインの方のバージョンが、時を経てまた見れたんだという感慨はちょっと筆舌に尽くしがたい感動でした。

以前のブルーベリーとまったく遜色がなかったので「元のバージョンに戻ったのだと気がついてなかったよ!!」と言っている友人たちもいました。

それって本当に凄いことだと思うのです。

どれだけの努力をして、ここまで歌えるまでに持って来たのだろうとも思ったし。

コロナ禍に置いて、こういう形のライブに踏み切ったことを逆手に取っている凄さ。

たとえば目の前にお客さんがいないことで、不必要に大きな音を出す必要がなくなったこと。

それが突発性難聴の後遺症に苦しむ剛さんにとって、できることの幅を広げたことを目の当たりにしました。

そういう、予測不可能な一見ネガティヴな現実から、新しいポジティヴな利点を見出し、すぐに反映させることができる行動力もあって・・・

それがこのブルーベリーにもなったのだろうし。

ヘッドフォンをしなくてもライブができる手法が見つかったということでもあるのだろうし。

結果、ヘッドフォンの拘束から解き放たれて、久々にリズムの権化のようなダンスも見せてもらえて、ファンも存分に剛さんの世界を楽しめたわけで。

ほんとにほんとにスゴイ人だなぁとあらためて思いました。

とはいえです。

その前向きな決断と時期を同じくして、今も予想外の不調との闘いは続いていることがjwebの更新やラジオからも伝わって来てもいて。

心を寄せるほどにキリキリと締めつけられて、苦痛のほんの一部の一部でも、ファンみんなで分け合って引き受けてあげられたらいいのに・・・なんて思ったりもするけれど。

そんな状況にも関わらず、こんな宣言が出せる強さ。

それこそが何より今の剛さんの凄いところ。

無敵なところ。

きっと今後何があったとしても、その中で剛さんは新しい視点で、新しいことをやっていくのだろうなあと思わされました。

ファンも負けてはいられない!!

いろんな意味で、ままならない現実の間(はざま)から、新しい未来への希望を見せてもらったと思ったので、そう書いておこうと思います。

「ムリ」とか「できない」とか簡単に言わず、いろんなことをもっともっと深く考えて、とりあえず試してみようと思わされました。

剛さん、行動で示してくれて本当にありがとう!!という気持ちです。

朝ならではの珍事・・・と新しい楽しみなこと。

「朝」と言えばさわやかで美しい「ペールギュント」の「朝」が浮かびますが、ちょっと系統が違う話です(笑)

今朝は、朝9時にWiFi強化のための工事の方が来ることになっていたので、日曜日だというのに、家中が朝早くからバタバタと動いてました。

各部屋に中継器を置くことになっていたので、どの部屋にも工事のお兄さんが入ってくる可能性があるし、おちおち寝てもいられないという感じだったわけです(笑)

で、まだ余裕があるかな?とオットはペットの?ヒキガエルの餌作り(笑)

わたしは洗濯物を干し終わってかごを持って降りてきたら・・・なんと8時40分には「ぴんぽーん!」とチャイムが鳴り!!

ええっ!?もうですか?と右往左往。

若干朝ごはん中の家族はいましたが、全員着替えていたし、昨日のうちに片付けもしてあったので、そこまで慌てずに済みました。

そしてわたしは先日の珍事、出張レッスンの振替の日のことを思い出していました。

あれは某土曜日のこと。

朝10時から小学生姉妹二人の振替レッスンということで、電車でふた駅先まで行って。いつも通り10時ぴったりに玄関チャイムを押したのですが…

変な間があって・・・

ガチャっとドアが開いて「どうぞ」と出て来たのは、そのおうちの末っ子ちゃん。

あれれ?どうみてもパジャマだぞ!?(笑)

そしてバタバタとあちこちで動き回る音!!!

なんと家中で、何年かに一度の大寝坊をしていたそうで(笑)

チャイムが鳴った瞬間に「ピアノだった!!」と思い出して家族全員が飛び起きたのだそう(笑)(笑)(笑)

ちなみにいつもはきちんと片付いたお部屋です・・・少なくとも我が家よりはずっと!!

ところが、たまたまおかあさまは今、3人目の子を身ごもってらして。

つわりの真っ最中なので、いかにもお休みで気を抜いてました!という感じ。

どうしたもんか?一旦帰った方が親切かしら?と、忙しく頭を巡らせていたら・・・

おかあさまをはじめ、とてもサバサバとした明るい一家なので。

「超ちらかってますけど、見ないふりしてさーっとピアノのお部屋まで通っていってくださいね!」と笑顔でおっしゃってくださり(笑)

「はいはい!もちろんですとも」と、素知らぬ顔でいつものピアノがあるロフトへ。

(実はわたしもかなりドキドキしてました、笑)

まずはパジャマの妹とそのまんまレッスンへ。

この妹ちゃんがすごかったのです。

寝起きとは思えない集中力を発揮して・・・

わたしも引き込まれるようにレッスンモードへ。

彼女はこの日の救世主にしてMVB!!天使のようだったのでありました!!

ほんと何事もなかったかのように、あまりに普段通りに振舞ってくれたので、それはそれは助かりました。

その間、着替えやら朝ごはんやら、お片付けやら・・・と階下の大騒動がひそやかな物音とともに手に取るように伝わって、わたしまで冷たい汗をかきましたけど(笑)

4年生のおねえちゃんの番になった頃にはすっかりいつもの整然とした家に戻っていて、すご~い!!とこっそり感動したのでありました(笑)(笑)

今朝20分前に鳴ったチャイムで、あの時のあの「見てはいけないものを見てしまった!本当にごめんなさい!!」というバツの悪い感じが蘇りましたのことよ(笑)

とはいえ、作業はさくさく進み・・・

10時前には業者さんもお帰りになったので、早目にお昼にして・・・

昨夜深夜まで起きていた「寝不足チーム」は、ただいまぽかぽかな寝室でそれぞれお昼寝中です。

結果的には朝のうちに全部済んでよかったです。

おかげさまで、ここキッチンでもネットにサクサク繋がるようになりました。

次の配信ライブもAmazonプライムNetflixもどんとこい!!

折しもこんなニュースが・・・

そして、こんなつぶやきをしました。

最近ファン歴がまだ浅い方々、急にKinKi Kidsや剛さんや光一さんのソロが気になり始めたという方々と相次いでご縁が繋がっていて。

絶対にファンが増えているのでは?と思っているのですが…

KinKi Kids関連って本当に手厚いんですね~なんて言われて、びっくりしてます(笑)

長年ファンをやってきた身からすると、なぜか目の前の霧が晴れて、突然視界が開けたような、不思議な感覚でいます。

あっ!!!

だからこそ、ファンが増えつつあるのか?

だったらこの機会に宣伝しておこうかな?

そう思ったので、下記つぶやきもしてみました。

へたくそな文章ですけど、新しく入り口を入られた方々に、KinKi Kidsのコンサートってこういう感じと伝われば?と思い、貼っておきます。

KinKi Kidsのコンサートもたくさん見れますが、それぞれのソロもあります。

とても多彩な活動をしている方々なので、あちこちいろいろな扉を開けて、片っ端からのぞいてもらえたらいいなぁと思います。

もちろんわたしだって、あちこち見るつもりです。

とてもとても楽しみです。

さて。

今年もカトレアが蕾をつけました。

このカトレアは、オットが10年以上も前に、神奈川の会社に贈られて花が終わった鉢をもらい受けたもの。

株分けして実家にお裾分けしたりしつつも、ずっとずっと元気に毎年花をつけます。

今年も花に会えそうでうれしいです。

超楽しみ。

モチベーションを左右するもの。

昨日、友人たちが「テレビジョンのKinKiさんの記事がいいよ~」とつぶやいていたので、筋トレ帰りに、軽い気持ちで駅前の本屋さんに行ったら売り切れてました。

ガイドはあるのになぁ。テレビジョンはたまたま売り切れたのかしら?と思いつつ、周辺のコンビニ2店舗に寄ったけれどやっぱりありません。

ええっ!?発売日の翌日なのに??どゆこと?

そうなると意地になるのがわたし。

自転車で動ける範囲、二駅の間のコンビニやAEONや本屋さんを7軒も回ったけれど、ついぞテレビジョンさんにはお目にかかれず。

さすがにトレーニングウエアのまま、電車に乗ってまでテレビ誌一冊だけを探しに行くのもナンなので、あきらめました。

そんなに暑くも寒くもない曇り空だったので、マスクして1時間以上自転車で走り回っても苦ではなかったですが、筋トレに追加で、自転車漕ぎのトレーニングをしたかも(笑)

それにしてもテレビジョンさん、この近辺で売れすぎでは?問題。

筋トレを終えたのが12時半。

家に帰ったら14時を回っていたという…

そりゃおなかもすくはずだわと思いましたのことよ。

そして、もうひとつ。

読売新聞の10月21日の夕刊に剛さんの平安さんの記事が載っていたということで。

下記サイトでバックナンバーが手に入ると知り、早速電話して注文しました。

yomiuri-plus.com

テレビ誌の失敗を経て(笑)早め早めに手を打とうと決意しました。

(本当だな!?笑)

さて。

先週の配信以来、またずっと「LOVE FADERS」を聴いてます。

一時期、米津さんのアルバムや、Spotifyで見つけた聖子ちゃんとかオフコースとか、ユーミンなど…

懐古モードの曲たちを聴きまくっていましたが、一周回ってまた戻ってきました。

平安さんの配信や先週の配信で「AGE DRUNKER」がさらにとんでもなく好きになって、聴きまくってます。

剛さんの世界ではあたりまえに起こることですが、アルバムで散々聴き込んだ曲たちも、ライブで聴いたら別の曲のごとくアレンジが施されていたり。

何よりも圧倒的な生の迫力に心を持っていかれ。

さらにさらに魅せられて、もっともっと好きになるという現象が!!

今回もまたそうでした。

あらためて歌詞カードを確認してみると、言っていることがとんでもなく深くて、何度も詞を読んでみたけれど、まだおぼろげな輪郭を辿っているに過ぎない感じ。

これはきっとかなり深いに違いない!!

いつもの友人たちと『あーでもない、こーでもない』と、この歌詞を肴にお酒を飲みたいものなのだ♡

そろそろ地元友とならできるかなぁ?大丈夫だといいけどなぁ…

もうちょっと考えたら、ゆっくりこの曲については書きたいです。

ついでに「White DRAGON」も引っ張り出してきて、またリストに入れました。

あの2曲を合体させようと考えついた剛さんがそもそも凄すぎ!!

そして1+1が2でも10でもなく、100にだってなっちゃう不思議!!!

そしてまったく色あせないずいぶん過去の歌。

(この辺はちゃんと書きたい!!)

何より「White DRAGON」が本気でわたしの心を鷲掴みしてきたのが「今かぁ!!」という感慨。

今までももちろん大好きな曲ではあったけれど、何度も何度もtankをはじめ、さまざまなライブで、あるいはDVDで聴いてきたこの曲が、やっと今になって、わたしの心にジャストミートしたかも!!

今の耳とFUNK経験値を持って、タイムマシンに乗ってあの頃のtankに行って。

まるごとかの曲、初演の頃のライブを再体感できたらどんなにいいか!!と思う今日この頃。

そういえば、剛さん、また一段とピアノが上手くなっていて。

配信ライブの「音楽を終わらせよう」の時に鳴らしていた鍵盤のフレーズにとんでもなく痺れたことを思い出しました。

もちろん鍵盤弾きのはしくれなので、人の演奏を見る時はいつだって鍵盤や手をガン見しちゃうわけですが。

腕や指の形、手首の位置…いつの間にか以前よりずっと自然で理にかなった弾き方になっていて驚きました。

そういうのを、指導者に叩き込まれるとかではなく、見よう見まねとか、自分で試行錯誤をしながら、いつの間にか習得しちゃうところが本当に凄いです。

そのメロディーはシンプルにしておだやか。

音数は決して多くないのに、美しい声に寄り添う、美しい角がない丸い音色。

こんな剛さんのピアノ、どこかで聴いたな?と思ったら「LOVE FADERS」(アルバム一曲目)の鍵盤の音色に近いのだと気づきました。

歌声に寄り添ったり、ふわっと包み込むように絡んだり。

弾き語りはかなり慣れていたって相当にむずかしいと思うのに、そのバランスが本当に素晴らしくて目を見張りました。

なぜか対抗してるわけでもないのに「負けちゃいられない!!」という気持ちになって。あの配信後、のだめのごとく!?猛烈にピアノに向かってます(笑)(笑)(笑)

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そして、少し前からやってみたかった、和声学とコードを、両面から勉強するというのを独学し始めました。

これがまたとてもとてもおもしろいです。

(別途書きたいです!)

本当は講座を受けようと思っていたのですが、ここ数年の自分自身の勉強の仕方の流れからして、独学の方が断然身につく気がして。

人に習って覚えたことは、わかった気になってもすぐに忘れてしまうけれど。

自分で苦労して習得したものってより身に着くような気がするのです。

それを教えてくれた師匠の中に、剛さんであり、光一さんもいる…かもなぁと思うこの頃。

さらにわたしの場合、お仕事がら、せっかく習得できたなら、それを今度は生徒に伝授できなければ意味がないわけで。

わかった気になっただけでは、人に説得力を持って教えることはできません。

実際、たとえばエチュード(練習曲)だって、ツェルニーにせよハノンだって、あたりまえのことだけど、技術を習得できるようにとの願いを込めて作られているわけで。

テキストに沿って真面目に練習していたら、気がつけば確実に力がつく。

そもそもが不真面目な生徒だったので(笑)先生に言われるままに、あまり考えなしに漠然とやっていて。

やっとここ十年、自分から練習に熱を入れるようになって(遅!笑)そんなあたりまえのことを、やっと実感的に理解したような気がしてます。

もちろん初心者からいきなり独学は、よほどの天才でもない限りムリがあるけれど。

ある程度まで基礎ができてれば、誰でもいつからでも、新しい技術ってやつは身に着くものな気がし始めましたよ。

幼い頃から刷り込まれた「教わらないとうまくなれない」という思い込みの呪縛から、この年になってやっと解き放たれて、今はとても自由です。

あとはがんばるだけ~←それが一番むずかしい~♪♪♪

まったく関係のない話ですが、Kindleで1巻が無料になっていて、これを読みました。

竹宮恵子先生の「地球へ」です。

超なつかしい!!

その昔読んだはずですが、すっかり忘れてました。

そして鳥肌が立つほど、今の世の中への示唆に富んでいる気がして。

 夢中になってあっという間に読み終えて、2巻と3巻を同時に今度は購入しました。

剛さんのソロの世界観、FUNKにもよく宇宙は出て来ます。

なんとなくすべてはつながっている気がする今日この頃です。

言うんじゃなかった(笑)

一昨日、コーヒーメーカーを買った話をしました。

しか~し!!

余計なことを得意げに書くんじゃなかった…と心の底から後悔しました(笑)(笑)

昨日の起き抜けに、苦虫を噛み潰したようなオットの渋い顔。

前日、日付が変わる寸前くらいに、コーヒーメーカーの蓋を開けて~

お水を入れて~

フィルターをセットして~

コーヒーの粉を入れて~

蓋をしたものの…

予約時間の設定を忘れて、朝起きたらコーヒーができていませんでした。

ちーーーーん!!!(沈むと書いて「ちん」と読む!笑)

あ~あ。

我が家のいつものタイムテーブルはこうです。

4時台にまず超早寝のオットが起きて。

5時ジャストにオトートの目覚ましが鳴り。

そしてわたしは5時20分に目覚ましをかけてます。

そもそもオットやオトートは平日はかなり早寝。

朝はかなり余裕をもって起きて、ゆっくり支度して出かけたいタイプです。

一方のわたしは、夜型のアネとも少しは話をする時間が欲しいしで、さすがにそこまで早くは寝れないから、朝はぎりぎりに起きることにしています。

5時20分に起きてもお弁当には間に合うし。

オットやオトートはわたしが先に起きていなくても、起きてすぐに熱々のコーヒーさえすぐ飲める状態になっていればOK。

朝食用にいつも食べているものを切らさず用意しておけば、あとは勝手に自分たちでやってくれるしノープロブレム。

唯一コーヒーだけは譲れない!!という人達なので。

目の前にコーヒーメーカーがあるというのに、作動していてないというのが、さらに「かちーん」ポイントだったのでありましょう(笑)

起き抜け、おおわらわでティファールで一杯分ずつお湯を沸かしたよ~と言われました。

それはそれは、大変失礼しました…

まっしゃーない!しゃーない!!

ということで、細心の注意を払ってコーヒーを予約しました。

(余裕をみて、ジャスト4時には沸くようにしてあった、笑)

今朝、ドキドキしながら階下のキッチンへ降りてきたら、いつも通りコーヒーの香りが漂っていて、ホッとしましたのことよ(笑)

さて。

いつもながら、日記を更新するたびに、たくさんの方々に反応していただけて、とてもうれしいです。

さっそく拍手をくださった方々。

スターやいいねをくださったみなさまへは心からの感謝を!!

Y.S.さま。

いつも反応をくださってありがとうございます。

剛さんの配信、電波がとんでもなく悪かったのですね(涙)

どうしちゃったんでしょう??

実はたまたまあちこちのサイトをザッピングして見ていたら、他にもそういう方々が何人かいらしたみたいでした。

天候とか曜日とか時間帯とか。

自分の家のWIFI事情とか、いろんなことに左右されそうですよね。

今後KinKiさんの配信とかもあるかもしれないし。

そんなことがないように、祈ってます!!