ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

音楽の日

昨日はあいにく仕事がたくさんあった土曜日で。

午後からちょこちょこ、仕事の合間に音楽の日を追っていて。

本格的に見始めたのは、食事の支度もやっと終わった午後8時頃からでした。

9時過ぎになり、一応この時間帯で一番力が入っていそうな宣伝のされ方をしているMISIAさんは、多分この時間のラスト?

10時跨ぎあたりじゃない?なんて勝手に思っていたら・・・

早々に彼女の順番がやってきてびっくり。

思いがけず愛してやまない奈良の東大寺からの中継と聞いて二度びっくり!!

テレビに映し出される今の東大寺の景色にたまらない郷愁が…

さらに、あまりにも万人の心を掴む歌声やパフォーマンスに、魂ごと持っていかれてしまい(笑)

ここからややしばらく、KinKi までに時間が空くといいなぁと思っていたら。

なんとなんと「次はKinKi Kids!!」と非情な?アナウンス(笑)

ひゃーっ!大変!!!

さすがにこれを見せられた後で、気持ちが上手に切り替わりっこない。

しかも歌う曲は今日に限ってKANZAI BOYA!!!

ひゅるる~っ!!!

ということで。

いくらわたしがKinKi ファンと言えど、さすがにこのタイミングでこの曲というのは、かなりむずかしい状況なのでは?と思ってヘンな汗をかいてました。

いえいえ、曲がヘンだと思っているということでは全然なくて。

むしろ、曲のパワーもKinKi Kidsのパフォーマンスも、凄腕ミュージシャン、YOSHIEさんたち一流のダンサーさんたちの力も何の曇りもなく信じてますが。

それでも、世界遺産からのあの局をあげての熱のこもった中継でしょ?

映し出されるだけでパワーをもらえるような廬舎那仏バックでしょ?

あんなに美しい光景の中でですよ?

そして、何よりMISIAさんの渾身のパフォーマンス。

終わった後、すべてを出しきった感じでうつむいたまま言葉も出ないMISIAさんを、直前に目の当たりにしちゃたわけです。

そもそも誰よりもわたしがとんでもなく心を奪われてしまっていて(笑)

この後でKinKi Kidsなの?

それってあまりにも分が悪いってことない?

な~んて思ったわけです。最初はね、最初は!!です(笑)

さて。

衝撃の予告のあと、CMが流れ始めました。

いつもよりもかなり長めのCMタイム。

この時ほどCMが長いことが「ありがたい♡」と思ったことがかつてあるだろうか?

という感じ(笑)

少しでも気持ちを切り替える時間が欲しい…

ああ切実にそう思う!!

というわけで、ありがたや!ありがたや!と思いながらCMを堪能しました。

(嘘つけ、笑)

ところが…

ところがです。

KinKi Kidsの時間が始まるやいなや、変な心配はあっという間に霧散してゆき…

「分が悪い」なんてことは、その後微塵も思い出さなかったことを最初に報告しておきます。

「杞憂」というのはこういう時に使う言葉なんだなぁ(笑)

舐めてました!KinKi Kids

失礼しました、我らがKinKi Kids!!!

中居さんとの和みトークの後…

KinKi Kidsらしい温かい世界観に難なく引き込まれ、気づけば笑顔になっていて、当然のようにそこで行われた音楽に心を持っていかれてました。

ブラボ~っ!!

そもそも。

昨日はとんでもなく悲しいニュースが飛び込んできて。

いつもならいい曲だなぁと容易に心を寄せたり、感動したりするような曲たちも、何だか無性に悲しくなったり、さみしくなったり。

誰のせいでもないけれども、このタイミングでこの曲は…のオンパレード。

なんだかしんみりしがちで、哀しくてせつなくて。

気がつけば肩にぎゅっと力が入り、人の命の儚さ、無力さを思い知りながら。

全身ガチガチになって聴いていたような気がします。

そんな圧倒的にむずかしい空気の中。

居並んでいるだけで、えっ!?何事?と笑顔を誘う、超ど派手軍団。

この日安住さんと共に、むずかしい局面を何度も緊張感を持って乗り越えてきたであろう司会者中居先輩が、たちまち笑顔になっているではありませんか!!

きっとそれこそが昨日のKinKi Kidsにとっての本望だったことでありましょう!!

いつもながら二人とも「先輩大好き」が前面に出て。

ここ最近さらに「おっさんですよ~」と自分たちを語る機会がさらに増えた40代のKinKi Kidsが、揃いも揃ってまるで子犬のように全力で尻尾を振る。

ぶんぶん ぶんぶん…音が聞こえそうではありませんか!!!

なんだかとてもいい光景で、違う意味でじーーんとしたのでありました。

ああ、よかったね~本当に。

あちこちで「あの局面で真面目にふざけるKinKi Kids」って言われていたし、ネットの評判でもそこが前面に出てましたけど。

音楽や歌そのもの、ダンスはまったくふざけてなくて。

本気のグルーヴ、練りに練られた歌詞、作り込まれたダンス。

超良質なのがちゃんとわかる人にはわかる感じで伝わったのもよかったです。

レコーディングの時の超豪華メンバーが勢ぞろいして並んでいて。

居並ぶ皆さまを見るだけで、なんだかジーン。

なんたっていてくださるだけですでに心強い銀マンこと堂島さん。

剛さんのソロチームのホーン隊のみなさまや渉さん、竹内さんやTIGERさん。

超カッコイイダンサー集団、YOSHIEさんチームのみなさん。

ドラムの岡本啓佑さん。

この時期、音楽エンタメ業界はどこもステージに立つところから、すでにハードルが高そうだから。

みなさまが変わらずお元気そうで、楽しく音楽されてる姿が見れるだけで感無量だったのでありました。

そして。そうそうたるメンバーの前にすまし顔でスタンバイするKinKi Kids

ああ、いつものKinKi Kidsだ!!しあわせだなぁ。

そんな気持ちでおりました。

実際夜中にさりげなくTwitterを眺めてたら、KANZAI BOYAを初めて聴いた方、

「え?KinKiの新曲FUNKじゃん?」とここで初めて気づかれた方も何人もいらして。

CD買っちゃおうかな?とかもう買っちゃったよ?な申告も聴こえてきて。

やっぱり!!と思いましたのことよ。

「百聞は一見に如かず」です。

剛さんがミュージックフェアの時よりもさらに自然に、いっぱい踊ってたし。

生放送だけど、いつにも増して自然体で、歌声やフェイクもするする~っと美声を響かせていて、やっぱりこの方、努力の人だなぁと思ったのと。

あんなに華麗に踊ったり歌ったりしつつ、途中でジャニさんになったりもしないとで。

ただでさえ段取りがとんでもなく多そうな光一さんなのに、先輩に伝えたいことは伝え損なわず、やりたいと思ったことはやり遂げるぞ!な我らが男前な「ぶっ込み隊長」の光一さん。

役割分担も、いつもながらとても自然にうまくはまって、とてもいいパフォーマンスだったんじゃないかと思いました。

KANZAI BOYAの良さは言わずもがな、今回目を見張ったのは、意外にも「レゲエ」が前面に出た音色のフラワーでした。

この曲ってそういえばとても良質なレゲエだったんだ!!というのが一番最初の感想でした。

そもそもレゲエって、燦燦と照りつける太陽に、抜けるような青い空が浮かぶ音楽で。

とても明るくて陽気なイメージなのですが、今までコンサートや歌番組で聴いてもそこまで明るいなぁと思ったことはあまりなかったのが。

きのうのフラワーにはそのレゲエらしい空気感が確かにあって。

バックに流れたひまわりの映像がなんとマッチしていたことか!!

今回、何が違うのかな?ってずっと考えていて。

リピートしながら気がついたのですが、要は岡本さんのドラムだった気がしました。

彼と渉さんが作る土台がしっかりとレゲエで。

すごく気持ちの良いグルーヴを作ってくださっているので。
その上を自由に泳ぎ回る、ルイスさんはじめホーン隊も、凄腕ミュージシャンの皆さまも「KinKiのフラワーらしく」という先入観に惑わされず。

純粋にこの誰もが知る名曲を、この歌が持つレゲエなノリを、感じるままに楽しんでいたように思ったのです。
そしてダンサーさんたちもまた、なんて気持ちよさそうにビートに身体を合わせ、踊ってらっしゃること!!

そんな超良質なこの日ならではの化学変化を、これまた存分に楽しんでいるようなKinKi Kidsの歌声。

初っ端のところの剛さんの身体の揺れ方から、すでにいつもよりも縦のノリ。

レゲエらしい感じで、気持ち「陽」(陽と陰の陽です)な歌い方。

実はフラワーはただただ楽しいだけの歌詞ではないけれど、年輪を刻んだからこその深みがその笑顔にも声の音色にも滲んでて。

とんでもなくエモいんだけど!?なにごと?と言い合うアネとわたし(笑)

フラワーの調べに乗せて、真面目にジャニーさんを演りきり(笑)

ジャニーさんになりきって先輩にエールを送り、歌まで歌わせちゃうお茶目で度胸一発!の光一さん。

にこにこと展開を楽しんで、ぺこぺこと時折お辞儀なんか挟みつつ「ジャニさん」(笑)とのデュエットを楽しんでるのに…

一方で「要」のKinKi ブランドとしての歌はしっかりと守り抜く剛さん。

いい曲だなぁ。KinKi Kids、上手いなぁ。

あちこちからそんな声が聞こえてきて、誇らしい長年のファン(笑)

この辺りの役割分担もKinKiらしくってとてもよかったです。
何より、確かな演奏技術やダンスパフォーマンス。

歌を壊さないうえで笑いを取り。

ブラウン管の向こう側もこっち側も、双方笑顔にしたのがとてもとてもよかったです。

KANZAI BOYAはジャニーさんへの鎮魂歌という側面もあると思っているし。

フラワーは昨日、ふたりにとっては誰よりまずは中居くんに笑顔になってもらいたい歌でもあったと思うのですが。

一人(中居くん)を笑顔にすることがひいてはみんなを笑顔にすることに通じていたり。

一人(ジャニーさん)をいつまでも大切に思い、話題に出し続け、大切なエピソードを紡いだ歌をリリースして。

あちこち笑いに変えつつも心をこめて歌う姿を見せることが、聴き手それぞれにとっての大切な人達へのお弔いにつながってゆく。

初めから大仰に全体を意識しなくてもいいのだ。

一人を励ましたり弔う姿をただただ真摯に見せることが、ひいてはみんなを元気にしたり、みんなをしあわせにする…そんな瞬間もあるのだなぁと。

なんだかじんわりと感動しつつ、不思議な気持ちで見てました。

いっぱい笑いも取りつつ、実は簡単そうにやってるけど音楽の中身はかなり高度。

そんな人達いたなぁ??と浮かんだのはかつてのドリフターズでした(笑)

おもしろいとカッコイイ。

音楽性と笑いは両立するのは、とうの昔に証明されてて(笑)

思い起こせば小学生だったわたしも実感的に知ってたなぁ(笑)

それにしても。

KinKi Kids不惑を越えて、素敵な域に達してきたなぁ~としみじみと。

アイドルのプロでもあり、音楽的にもとことんこだわったうえで。

関西人らしい笑いのエッセンスを振りかけることも忘れずで(笑)

やるなぁ~と思わせた後での…

曲終わり。二人のあの直角に近い、深々としたお辞儀に見る誠実さ。

「こんなにがんばってる君がいる」でナチュラルに光一さんを指さす剛さん。

「こんなにがんばってる僕もいる」では自分を指し。

たくさんの身体や心の危機をひとつひとつ乗り越えながら不屈の精神力で歩んできた経験を経て、笑顔で歌うフラワーの表現にさらに深みが増した気がします。

一方で、YOU…もKANZAI BOYAも。

全肯定でふたりの曲として推し、大切にしていることが伝わる光一さん。

ここのところ、ずっと思っていることですが。

コロナ禍にあって、ソーシャルディスタンスの考え方や、自粛中の過ごし方。

エンタメ再開に向けても、とても真摯に慎重に検証し積み重ねていくところなど。

ふたりはすご~く似ているところもいっぱいあって。

一見正反対の二人の個性は、矛盾することなく、違う部分も大切にされながら…

KinKi Kidsという場所も熟成されて、さらに素敵になってきた!と思う今日この頃。

昨年のライブの円盤のお知らせ、そろそろかな?と楽しみにしています。

PS:またまたいくつか、拍手コメントをいただいてます。

いつも構っていただけて、とてもとてもうれしいです。ありがとうございます。

お返事、もう少し待ってくださいね。別カテゴリーであらためて書きます!

アルバムLOVE FADERSについて その1…(1曲目の)「LOVE FADERS」

しばらくの間、他のテーマも挟みつつ、アルバムLOVE FADERSの話を少しずつ続けて書こうと思います。

あえて個人的に感じたことをだらだらと書いていて。

あまり普遍的な感想ではないです。

もしかしたら相当に頓珍漢かも?です。

剛さんっぽく言えば、鼻くそでもほじりながらふーん!?って読んでいただけたら(笑)(笑)(笑)

このエントリーでは主として、アルバムの1曲目の楽曲「LOVE FADERS」について書きたいと思います。

その後は順不同で、思いついたことから少しずつ書けたらと思います。

続きを読む

復活の狼煙シリーズ その3 堂本さんごと。プロローグ的に!

昨日書いた日記にたくさんの反響をいただき、ありがとうございました。

まだ堂本さんごとまで行っていない、単なる近況報告の日記だったのに、それでも読んでくださる方々がたくさんいて、うれしかったです。

そして、早速拍手コメントをくださったみなさま方、今回も早々に更新を見つけてくださり、日記へのエールまでいただいて、ありがとうございました!!

ここに集うみなさまもご覧になったら喜ぶだろうなぁ!という、ご新規さんの投稿もいただいたので、のちほどさらっとご紹介させていただきますね。

さて。

本当は…ここまでの1と2の狼煙シリーズは、前置きだったんです(小さな声で、笑)

前置きのはずの文章が超長くなってしまった…

ここのところ、本当に書きたかったのは、ここからです!

LOVE FADERSやKANZAI BOYAのこと。

そしてKinKi Kidsのこと。

書きたくて書きたくてうずうずしてました。

とはいえ、先に書いたように仕事を軌道に乗せることに全力投球だったものですから、なかなか時間を取れずにいました。

やっと出張して教えていた小さい子どもたちも、うちのレッスン室に戻ってきて。

通常営業に戻りつつあるので、意を決して「狼煙をあげよう!」と思いました。

何回狼煙を上げるんだ?って感じですけどね(笑)(笑)(笑)

この間、KANZAI BOYAとLOVE FADERS、都合6枚のCDが我が家にやってきました。

さらに…ジャニーズの配信ライブ「Johnny's World Happy LIVE With YOU」がありました。

これがまた、ライブ好きを徹底的に呼び起こされてしまう、極上の作りでしたね~

1週間とことん楽しめるのも本当によかったし。

無観客はさみしかったですが、アンプラグドだし、剛さんの耳にも優しそうで、とことん堪能し尽せてしあわせな時間でした。

この辺りは別途書きかけていて、下書きはすでに半分くらい終えているので、また後日。

(実は下書きがあと4つ。どれも中途半端でダメダメなのですが、今回こそ全部ちゃんと書き上げたいところです。)

一方で。
発売された「KinKi Kids」のシングル「KAINZAI BOYA」と「ENDRECHERI」のアルバム「LOVE FADERS」は、全部の音源をパソコンに落として特大のプレイリストにして日々、ぐるぐると聴いています。

ああ、どれもほんと大好き。

この、不安だらけのコロナ禍の日々の中で、これらが今家にある安心と幸せよ!!!

シングルもアルバムも、初回盤AとB、通常盤と、入っている曲は入っている回数だけ、ちゃんと順番通りに入れてあります。

ENDRECERIのアルバムは特に、バージョン違いで曲順も違っていて。

どの順番が自分的にしっくりくる!?なんて考えるのも楽しみだし。

KANZAI BOYAのリミックスバージョンは、どのバージョンも隅々まで楽しいし!!

(オットはことのほかKANZAI BOYAが気に入って。この間買い物に行く時、オット主導でカーステでずっと全バージョンを何周も聴きました。)

毎日毎日、ピアノを教えている間と、家族がキッチンに集まる時間帯以外はほぼ流しっぱなし。

あえてスタートでは、歌詞カードやライナーノーツはほとんど見ずに聴き始めました。

先入観なしに、生まれたての曲たちをまずは堪能し尽くしたかったのです。

後で読もうと思って、他の方々やプロのミュージシャンの方々、サブスクからたくさんいらした方々の、新鮮な感想を語ってらっしゃるツイートなど、たくさんRTしたものの、実のところ、最初は他の方々の感想もうっすら見ただけ。

自分がどう感じるかを最優先にしてみました。

英語教材のなんたらラーニングとか、昔懐かし睡眠学習?かのように、ひたすらにまっさらな気持ちで。

何をしている時も、何かを考えている時ですら、聴いて聴いて聴きまくるという毎日(笑)

そうすると次第に夢の中でも鳴り出して、目が覚めると日替わりで毎朝何か脳内で鳴っているという…ああ、しあわせ♡

聴けば聴くほど大好きになって。

もうこのプレイリストの再生回数は50回をゆうに超えていると思われます。

まだまだ聴くと思います。

やっと先週くらいからちゃんと歌詞カードを見始めて。

この曲には、誰が参加してるのか?とか、このプレイは誰に違いない…とかそういう聴き方も始めました!

やってみたいと思うことは山ほどあって、検証したいと思うこともまた山ほど。

興味は尽きず、味わい深くて、超楽しい毎日です。

おまけのDVDも、今回どれもとても良くて。

KANZAI BOYAのメイキングは家族も巻き込んでキャッキャしながら何度も見ました。

剛さんのソロ的世界観とソロでの仲間と、KinKiチームと。

光一さんとYOSHIEさんチームとの融合!!!

ああ、なんという平和な世界なんだ!!

そしてカメラリハだけジャニーさんになった剛さん。

光一さんに見せるだけ?というぜいたくさ。

それを見た時の光一さんの「素」が滲むリアクション。

ラストまで相方を見守る剛さんのやさしいまなざし。

剛さんモード全開のFUNKにのせて、一曲カッコよく踊りきる光一さん。

FUNKを踊ってます!という感じの中に、ちゃんと光一さんらしさも残していて。

その両方がうまくブレンドされていて、これはこれで唯一無二のカタチかも?と思いました。

このどちらもが自分の個性やスタイルを殺さずに生かしつつ、ちゃんとふたりの作品として冷静に歩み寄っている感じが好きです。

一方で、ENDRECERIの方のおまけDVDの突き抜け具合。楽しさったら!!

特にCREPEはたまたま通りすがった家族まで巻き込んで

「えっ!?今、オレ踊ってた?」「わたしまで乗せられてるじゃん!!」

と言わしめてます。

まるで魔法みたい!!剛さんのグルーヴスゴーイ!!と大喜びの母レイン(笑)

総じて、曲を作ってプロデュースする側にもなった剛さんが、KinKi KidsとENDRECERIの世界観の違いをどう料理するか?というところもとても興味深く楽しみだったのですが、想像を超えるおもしろさだったのでありました!!

その過程でいろいろと感じたこともあり。

全部が限りなく愛おしく。生活にも張りが出るってものです!!!

併せてサブスクのこと。家族で楽しみ尽くしているSpotifyさんのこと。

さあ、何から語ろう!!

(あえて、少しでも具体的に話し出したら、際限なく語っちゃいそうなので、具体的な内容には一切触れず、プロローグを書いてみました。意外とむずかしかったです、うふふ)

そうは言っても忙しくて、いっぺんに書くのはむずかしいので、無作為に思いついたところから多面的に小出しにしていこうと思います。

さて。

続きからは、いただいた拍手コメントの返信となってます。

ブログの最初の方で書いたとおり、多分ここに集うみなさまにとってもうれしい内容だと思われますので、お時間があればご一緒に読んでいただけたら。

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バッハのこと、日常のこと 復活の狼煙シリーズ その2

一つ前の日記からの続きです。

ここではここのところ、何度も思い出していたかつての恩師のこと。

年月を越えてまるで導いてもらったかも?と感じたことを書きます。

わたしの親は転勤族だったので、何度もピアノの先生が変わっていて。

受験期も入れると、ざっと10人くらいのピアノの先生に教えていただきながら先生になり。

先生になってからも折に触れてレッスンに通っていました。

(ちなみに今は、諸事情あって独学中ですが、これまた楽しいです!)

幼稚園の時は、YAMAHA音楽教室でオルガンだったし。

山間部に住んでいた時は、エレクトーンの先生がピアノの先生を兼ねていらしたし。

バイオリンがご専門の先生に習った時期もあったし。

ピアノだけが専門の先生になってからも、さまざまな音楽大学教ご出身の方や、様々な音大で教えてらっしゃる先生がいらして、その教え方も影響を受けたこともバラエティーに富んでいて。

そのことが時に強みでもあり、時に弱みでもあるように感じたりしてきました。

中でも一番の恩師だと思っている先生は、50代を待たずして早逝されたのですが。

先生とは最も年が近くて、おねえさんのようでもあり。

生涯独身でしたが、ピアノ弾きとしてとてもストイックで。

でもとても心が温かい、素敵な先生でした。

晩年、レッスンを受けるために先生のお宅に伺うたびに、いつもバッハを弾いてらして。

それが平均律でも、パルティータでもイタリアンコンチェルトでもなく。

バッハを習いたての子がまず通る、インベンションやシンフォニアだったのはなぜなんだろうな?とずっと思ってました。

これらの曲集を先生が繰り返し繰り返し弾いている姿を見るのが大好きで。

「今ね、何度目かの全曲制覇をしてるところなの!」と、その時の会話も覚えていて。

でもなぜ今この曲集?と、とても不思議にも思っていたのですが…

実はこの自粛期間中、わたしもまるであの時の先生のように、憑りつかれたように?!インベンションやシンフォニアばかり弾いていたのです。

歴史は繰り返す!!

もちろん先生の亡霊にそそのかされたわけではなくて(笑)

いつかはやらなくてはと思っていたことが、今ちょうど時間ができてやったに過ぎないわけですが…

バッハには同じ曲集でも、さまざまな「版」があります。

バッハが遺した楽譜は、古すぎてなんて書いてあるのか読めないところも多々あって、その解釈は幾通りもあるから、装飾音符の奏法や指使い、フレージングなども、みんな少しずつ違っているのです。

わたしが最初に習ったエディションは、春秋社版といい。

わたしが学生の頃はこの「版」の全盛期で、音大の入試でもこの版で普通に受けてました。

ただし書きがていねいで、奏法や強弱など、原典からかなり書き加えられた、かなり親切な校訂版という種類のものです。

しかし年月が過ぎ、気がつけばこの版はほとんど使われなくなっていて。

今では、バッハが書いたままの楽譜であるところの「原典版」というものが主流。

(それすら何種類かあるからややこしいです!)

実はわたしも15年くらい前から、春秋社版は時代に合わないとずっと感じていて。

半信半疑のまま、今、特に趣味のレッスンでは主流になっている版を使ってました。

バッハが生まれたのは1685年、日本で言えば徳川家の5代将軍綱吉の時代で、生類憐みの令が出るちょっと前なわけで。

現代に生まれたわたしが、300年以上も前に生まれた曲の、定着していた解釈を「時代遅れ」と思うとはこれいかに?という感じですが(笑)

その後、バッハが世に放った数々の音楽の記法や楽譜の解釈の研究が進み、正解とされるものがどんどん変わっていることは紛れもない事実なので。

趣味でやっている範疇なら、どんな版で学んでも究極自分が楽しめればいいのだと思ってますが、これからだって専門的にやる子も出て来るだろうし。

一旦違うやり方で勉強し、完全に暗譜して覚え込んでしまったものを、新しいやり方に切り替えることのむずかしさを、誰よりもわたしが痛感しているので(笑)

これを機会に、使ったことがない版も徹底的に勉強し直してみました。

今一度、いろんな版を取り寄せて全部照らし合わせてみようと思ったのです。

結果、持っていたものと買い足したもの、併せて計6冊の楽譜が手に入り。

同じ曲を横に並べて比べたり調べたりしながら、鉛筆と消しゴムを持って書いたり消したり、書いたり消したり(笑)

あちこちの版で比べてみて、あらためてレッスン室で今、主として使うのは、ここのところ迷いながらも使っていた、全音市田版のインベンションとシンフォニアで間違ってはいなかった!!という結論に至りました。 

(そこに、他の版でベストだと思った指使いやフレージングがあれば、それらも書き加えて使ってます!)

えっ!?全音なんですか?と、ちょっとピアノを知っている人なら思うかもしれませんが、この市田版、とてもとても具合がいいのです。

市田先生の版は、原典+校訂版という感じで良いところを兼ね備えていて。

フレーズの切れ目や和声の進行などを細かく書いてあって信頼できるし、解説が細かくて趣味でバッハを弾く子にもわかりやすく興味が湧く作りになっています。

ただし、指の使い方が従来と全然違っていて。

4の指を3の指で乗り越えたり、下からくぐったり、ちょっとアクロバチックだったりもするので(笑)はじめはむずかしく感じるかもですが、慣れてくるとその良さがわかってきます。

この版の楽譜が生まれたのは、1987年で。

実はちょうどわたしの恩師の先生がいつ行ってもバッハを磨いてらした頃は翌年から少し後。

市田先生のバッハの研究は当時、とても脚光を浴びていて。

急速にバッハ解釈の幅が広がったのもこの頃で、ちょうど新版としてこの版が出た…

となると、もしかしたら生前の恩師も同じようにこの頃に市田先生の新しいバッハの版に出会い、勉強なさっていたのかも??

違うかもしれないけど、考えれば考えるほどに、そんな気がしてきました。

当時、先生がこれだけインベンションやシンフォニアを弾いているということは、弟子として、わたしもやってみた方がいいのかな?とも思ったものの(笑)

世の中のピアノ愛好者がみんなバッハばかりを弾くわけではないし。

まだまだピアノの先生駆け出しだったわたしは、版の研究までする余裕がなくて。

知ってはいるけど、自分が習ってきたやり方でも十分に教えられるし…なんて思いつつ怠け心もあって、20年以上の歳月があっという間に経ち。

その間もわたしの心の片隅に、先生が弾いていた背中の記憶がずっと残っていて。

今、自分で先生と同じ入り口に辿り着いたのだとしたら(笑)

これはもしかして時を越えたすごいシンクロなのでは?

と、喜んでしまいました。

いえいえ。妄想の範疇ですけどね(笑)(笑)

それにしても、同じ曲の楽譜をたくさん並べて、細かく検証し弾いてみる作業は、ものすごく楽しくて大変な作業だったのですが、なんだか目から鱗の発見がたくさんあって、まったく飽きることもなく。

気がつけば2時間くらい平気で経ってしまうこともざら。

ますますバッハが好きになりました。

ついでに言うと。

このバッハの勉強は、どこか近年すごく好きになりつつある音楽のジャンル「FUNK」に通じるところもありました。

あちこちにモチーフが隠れているところ。

どちらも横に複数のメロディーが進行しているところ。

同じモチーフが繰り返しいろいろな場所で出てきて、見つけ出す作業が楽しいこと。

etc.etc.

昔馴染みの曲たちを再度勉強し直す旅は、新しい気付きもいっぱいくれて、わたし自身のピアノに対する熱量が上がったのもよかったのかも!?

そんなこんな、復習したり、新しく仕入れた情報を、再開したレッスンでふんだんに組み込んでみたら、想像以上にレッスンの方もうまくいって驚いています。

不思議~♪そして楽しい~♪

新しい道筋が見えてきたかも。

一方で。

筋トレも6月からお店が再スタートしていて。

わたしが行っているところは高齢者も多いので、その方々はまだまだ自粛されている方も多く。

今は40~60代くらいの常連さんが細々と通っている感じ。

よくも悪くもいつでも店がガラガラなうえに、今は筋トレのみ。

ストレッチは家ですることになっていて、お店にいる時間はたった25分くらいなので、とっとと行ってとっとと帰ってきます。

お店にいる間に手の消毒を2度。

頻繁に筋トレの機械の消毒にも回ってくださったり、換気にも感染予防にもとても気を遣ってくれているので、運動中もマスク着用のうえ、レッスンの合間に以前と同じ週3ペースで通い始めました。

このまま、あまり人が増えないままだったら店は?とか。

万が一全国どこかの店で感染者が出たら?という不安もありますが、最大限に気をつけながら、今は、今できることをしていくしかないのかなぁ?とも思っていて。

何より、体力が落ち、身体が重くなっていると感じているので、一日も早く元に戻せたらと思っています。

さて。

次がやっと趣味事のプロローグです。

KANZAI BOYAやLOVE FADERSについて徐々に書いていきたいと思います!

ふたたびの復活の狼煙!!…プロローグ的に(ピアノのこと。日常のこと。) その1

こんなに間を空けるつもりじゃなかったのに、気がついたら日にちが経ってました。
非常事態宣言が解除されてひと月とちょっと。

自粛前と同じ毎日が戻ってきただけのはずなのに、とんでもなく疲れてしまうのはなぜでしょう!?

身体が家にいることに慣れてしまい、退化してしまったのか(笑)

感染しないように、させないように気を遣いながらの日常生活が、思いのほかストレスなのか?

まあ日々眠いし、疲れが取れない感。

とはいえ。

ピアノの生徒も全員が戻ってきて、お互いにずっとマスクをしたままではありますが、ほぼ元通り。

せんせーい!!と走ってくるちびっこ。

はにかみながらこっそり練習してきた「アルプスの鐘」の楽譜を得意げに見せてくる小学生。

WESTの新番組見た?といきなりジャニーズの話をする中学生。

(家では誰も聞いてくれないのだそう。

ちなみに…内緒にしているつもりもないですが、わたしがジャニーズの人のファンでもあるということを彼女はまだ知りません!!笑)

日常的なレッスン室風景が戻ってきました。

毎週生徒たちに会えるってしあわせなことなんだなぁと実感しています。

練習した!今週はできなかった!と言いながら入ってくる子どもたち。

チャイコフスキーはどんなことを考えてこの曲を作ったんでしょうかね?なんておっしゃる大人の生徒さん。

せんせ、わたしもあいちゃんみたいに早く「お菓子の世界」が弾きたい!!と、別の生徒のオススメを聞きかじってきたちびっこ。

もちろん楽しいことばかりじゃないし、うまくいくこといかないこともあります。

急激な環境の変化にぐったりしているのは子どもたちも一緒で。

時間を過ぎても来ないなぁ?と思っていたら「眠っちゃってた!ごめん!これから行くから待ってて~!!」と顔にべったり跡をつけて訪れる中学生がいたり(笑)

吹奏楽部の部活が始まったものの、2mずつ離れてのパート練習しかできない!と嘆く子たち。

せっかく全国レベルの合唱団に入ったのに、再開の目途が立たないとがっかりしている2年生。

子どもがぐずってなかなか幼稚園に行かなくて翌日にレッスンを振替になった若いママの生徒さんがいらしたり。

学校に戻ることに戸惑いを感じていて、レッスンの合間に「ずっと休みがよかった…」と不安を口にする子がいたり。

情緒が不安定になっていて、ハイテンションになったり黙り込んだりする子がいたり。

かと思うと有頂天になっていて。

ただただ、友達に会えること、生活が元に戻ったのがうれしそうな子がいたり。

いろいろいろいろありますが。

どの子もピアノは楽しみにしてくれてて。

「なんだかすべてにおいてやる気が出ない風なんですが、不思議と先生のところへ行く日は言われなくても自分から準備して、さっさと出て行くんですよ。」

なんて言ってもらえたりすると、天にも昇る気持ちになってしまう単純無敵なわたしなのでした(笑)

どんな子もレッスン室に迎え入れさえすれば、ピアノを弾いたり、音楽談義をしたり、彼ら彼女らの日常に心を寄せて、一緒に笑ったりため息をついたりする時間を共有できるわけで。

この時間は、あってあたりまえでもないし、いつまたできなくなる日が来るかもわからないわけで。

ああ本当に貴重なんだな!宝物だな!今を大事に楽しまなくては!と気づきました。

そして彼女たちの日常の中で、本当に困ったりつまずいた、絶望したりしたときに、そうだ!わたしには先生がいた!と思ってもらえたらどんなにしあわせなことでしょう。

そんな先生になりたいな。なれたらいいな。

「会えない時間が愛育てるのさ~♪」は真理だったかもです。ヒロミ・ゴー!!(笑)

自粛期間中、いつになく時間がたくさんできたので、毎日のようにレッスン室にこもっておべんきょしていたのですが、レッスンを再開してみたら、あら不思議。

自分のためにやっていたことが、レッスンの役にも立つことに気づきました。

今年に入ってからというもの、楽譜を買いに行くこともできないので。

我が家に山ほどある楽譜の中から、子どもの頃に取りこぼした曲たちや、やりかけで放り投げたものを片っ端からノート片手にメモしながら、しらみつぶしに練習していったのですが。

意外にも、これは本当に楽しい作業でした。

ピアノあるあるだと思いますが、大概昔使っていた楽譜には、たくさんの注意書きが書かれています。

あとから見返すと、ほぼ暗号?って感じで、なんだこりゃ?なことも多いわけですが。時を越えて今、あらためてこれらの走り書きに注目してみると…

当時わからなかったことが今になってはじめてわかる!ということが多々あって。

今は亡き恩師がタイムマシンに乗って、指導しに来てくださっているような錯覚に陥る瞬間が多々ありました。

まったく意味をなさないと思ってた「なみなみ線」とか、見て見ぬふりをして来た指番号(笑)

「スタッカート重すぎ!!」「叩かない!!」という大きな文字とか。

怒りに満ちた「指!!!」の文字や「和音をちゃんとまとめて!」「集中!!」なんていうメッセージ。

先生を長くやってきた今なら、当時の先生が何をおっしゃりたかったのか、容易にわかるではありませんか(笑)(笑)

「これらは実は大事なメッセージだった!!」

そう思い至ったので、今まで生徒の楽譜に消えないペンで書き込んでいた注意事項を、2Bの鉛筆で書くようになりました。

鉛筆なら書いたり消したりできるし。

今は届かなくても、この注意が数十年後にはじめて届くこともあるのだと思うと、ちゃんと伝わる言葉で最善を尽くして記入せねば!!という気持ちになりました(笑)
(もう少しピアノの話を続けたあと、だんだんに趣味話へとシフトしていきます!)

ぶれない想い!!その1 「命のことづけ」

この一連の日記は堂本剛さんについて、ここのところ温めていたことを書きます。

尚、この記事は「緊急事態宣言」が解けるか解けないか?くらいの時期から温めていたものなので、少し時間軸がずれていて。

もう世の中は少しずつ動き出しているし、若干タイムマシーンに乗ったかのようになっています。

そこのところ、ご了承いただけたらと思います。

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6月になりました!(生活の記録的日記です。)

気がつけば6月です。

季節が進み、いつの間にか夏服になっている不思議。

そして。

まだまだ油断は全然できないと思いつつ、少しずつ生活が動き出しました。
緊急事態宣言以来、自宅待機をしていたオットが今日から通常業務となり、いつも通り6時前には出勤していきました。

オトートは週2から週3と少しずつ出勤日が増えていって、今週から週4業務。

アネの会社は、社員それぞれが会社のパソコンを持ち帰っていて。

家でも、日々仕事も会議も通常どおりにできているので、これまで通り、今しばらくは会社全体がテレワークの方向なよう。

わたしは、外出自粛の間、何度かご父兄にお手紙を書いたり、連絡を取り合いながらピアノ教室をお休みしていましたが、少し前から徐々にレッスンをスタートさせています。

長く家にいたことで、集団に戻るのがとても不安なタイプの子たちがいたりもして。

幸いにも地元には感染者はほぼ出ていないようだし、ピアノでのコミュニケーションが、社会との橋渡しの一助になれたらということで。

学校より一足先に、希望者から再開しました。

今週から全員が戻ってきます。

小さい子たちは基本出張レッスンにさせてもらったり。

学校が午前午後と二部制でスタートして、変則的な時間帯になるそうなので。

それに合わせてピアノのレッスンもフレキシブルに、気をつけながら行っていこうと思ってます。
先週やっと両親の住む高齢者マンションからも、面会ができるようになりましたというお手紙をもらいました。

まだ一回の訪問時間は30分程度、お部屋の中でしか会えませんが、近々おかずをもって訪ねられたらいいなぁと思ってます。

それにしても、家族がみんな大人になって以来、こんなに長時間全員が揃って家にいるという事態が起こるなんて夢にも思っておらず。

本当に貴重な時間となった気がしています。

その最中は、主婦はきっとみんなそうだと思うけれど、正直ほんとに家事がとんでもなく大変で。

大人4人がずっと家にいて、3食家でごはんを食べ、日々の暮らしを快適に心地よく過ごすためにやることの多さ、家の中を整えることのむずかしさを痛感しました。

単純にゴミがとんでもなく増えたり、タオルとか部屋着の洗濯に追われたり。

買い物を減らそうとしても、食べる量に追いつかなかったり(笑)

もっと卑近なことを言えば、ティッシュやトイレットペーパーがすぐに切れたり。

いつの間にか冷蔵庫がからっぽになったり、買っても作っても、お酒やつまみやお菓子やアイスクリームがあっという間になくなったり(笑)

一方で今後、わたしが倒れることもあるかも?ということで、後半はオットが家事の練習をスタート。

ここ2週間ほどは、オトートの弁当もオットが作ってくれて助かりました。

最初は手伝ってもらえてひたすらに楽ちんと思ってましたが「今日は何を作るの?」「これから何をすればいいの?」「まだ食事作らないの?」「風呂、そろそろ沸かした方がいいんじゃない?」「そんなにアバウトなの?」「ゴミは?」「買い物は?」などと、常にとなりにくっついて二人で動くのは助かるとしんどいが半々で(笑)

それぞれにやり方や段取りが違ったり、こだわりポイントが違ってお互いイラっとしたり。

わたしに手を貸されたくないオットと「ちょっと貸して~わたしがやった方が断然早い!!こんなことに時間かけたくない!!」と心の声のつもりがうっかり声に出して言っていて(笑)あとで失敗したなぁと思ったり…

買い物したものや、入れてきた袋もすべて薄めたハイターで丁寧に消毒しなくては家にいれたくないオットと。

とにかく早く片付けたいわたしが小さくせめぎあったり。

マスクや消毒液が少しずつ出回り始めてからは、今、ストックしておきたい、ストックしておくべき量で揉めてみたり。

(とにかく慎重に安心を重ねておきたいオットと、買い占めたりしたら、他の人も困るから、徐々に少しずつストックした方がいいんじゃない?なわたし。なかなかに平行線で、今のところまだ、完全にすり合わせられておらず!笑)

もっとくだらない小さなこと。

たとえばチャンネル権で誰かと誰かが揉めたり、テレビの音が大きくてうるさいだの。

会議中のアネの部屋に入って、何か言葉を発して怒られたりだの(笑)

誰が常識がないだの、いびきがうるさいだの。

超朝型の人と超夜型の人がひとつ屋根の下にいる大変さとか…etc.etc.

まあいろいろと課題も残りました(笑)

大きなことから小さなことまで、家族とはいえ考え方も4人が4人ともさまざまで。

大人が4人ひとつ屋根の下で暮らすってほんと大変!!

オットとは、少し早めに完全リタイヤのあとのシミュレーションにもなったかも。

一方で、アネとオトートは週末のたびに、着々とスカイプやズームを使いこなし、友人達とのライブ配信鑑賞会やら、飲み会やらという新しい遊びに深夜まで精出していて(笑)

この人達、新しい楽しみを見つけてしまったな!という感じ。

各部屋から、常に楽しそうな声が聞こえてました。

一方で、オットとわたしはひたすらに奈良京都の番組やら、ドラマなどを見つつ、週末は家飲みで。

家族全員酒飲みなので、空っぽの酒瓶の山を築き、ゴミの日にびっくり!!なんて事態にもなったし(笑)

特に父と母には、そろそろ本気でたるみきった身体のメンテに努めるべく…

節酒!そして定期的な運動をリスタート!という新たな目標が生まれました(笑)

一方でよかったことは、家族それぞれにオタクな趣味があって、煮詰まった時に、それぞれが自分の世界へ逃げ込むことができたこと。

何に置いても探求好きなオットは日に何時間も、時間割のようなものを作って集中して勉強していたり。

わたしも唯一、一人になれる場所としてのピアノ部屋があって。

一日2時間から3時間くらい、自分のためだけにピアノ部屋にいたのは本当に久々で。

自分と教本が先生という自分へのレッスンがことのほか楽しかったのと。

意外とイケル!という手ごたえと。

成果がちょっとずつ目に見えてきてうれしかったり。

大人が生涯楽しくピアノを弾くために必要なことが、あたまの中で少しずつまとまってきた気がして…これは今後の大人のレッスンに役立つかも!と思ったり。

レッスンのノウハウ、オンラインレッスンの勉強をスタートさせたりもできて、その点においてはとても充実してた気がしてます。

とはいえ。

人生の中で、こんなに家族だけで過ごす貴重な機会は二度とないかもしれない。

多少のもめごとや行き違いがあっても、全員がなんとか健康に過ごせていて。

同じ番組を見て笑い合ったり。しばし大人の会話をしたり。

ふと政治の話から、意外と深い会話が生まれたり。

(政治的な信条や常識は、家族みんなほぼ一緒。それがわかったのもよかったです!)

なにげないねぎらいの言葉を掛け合ったり…

そんな時間はかけがいのないものだったかも?と振り返っています。

そして。

こんな日はもう来ないで欲しいと思う一方で。

危険な状況はまだまだ続くという意識でいなければとも思っていて。

諸々解除されても、慎重過ぎるくらい慎重に動こうと思っていて。

急に元通りにしようとか、必要以上に出かけたりするつもりもないですが…

どうぞ徐々に本当の収束がみえてきますように。

心に強く願いながら、今できることをゆっくりとやっていきたいです。

さて。

最後に「生活」のカテゴリーに入りそうな他愛のないものを記録として残します。

そういえば、ほんとに他愛もないものですが…ずっと以前母にもらった数独の上級編の本一冊分が、5年越しくらいに全部解けたというのもあったし。

昨年後半から、全巻読み返していた「十二国記」のシリーズを、今年の最初に新シリーズまですべて読み終えたのですが、余韻が半端なくて、何度も何度も行ったり来たり、伏線に戻って読み返したりしていて。

 特に新シリーズの、このラストの4巻のクライマックスの辺りは、何度読み返しても、誰目線で心情や行動を追いかけても、おもしろかったです。

(まだまだ何度でも読むと思うけど。笑)

白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)

白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)

 

そして、写経をやったり。

小学校の生徒の心に少しでも近付きたくて、プライムで見始めた「鬼滅の刃」のアニメにはまったり(笑)

山本ゆりさんの料理本は、オットも気に入って夫婦で使い倒し、付箋だらけになってるし(笑)

まあ、いろいろやったなぁという感じ。

あとはツイートしたものを少々。