ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

バッハのこと、日常のこと 復活の狼煙シリーズ その2

一つ前の日記からの続きです。

ここではここのところ、何度も思い出していたかつての恩師のこと。

年月を越えてまるで導いてもらったかも?と感じたことを書きます。

わたしの親は転勤族だったので、何度もピアノの先生が変わっていて。

受験期も入れると、ざっと10人くらいのピアノの先生に教えていただきながら先生になり。

先生になってからも折に触れてレッスンに通っていました。

(ちなみに今は、諸事情あって独学中ですが、これまた楽しいです!)

幼稚園の時は、YAMAHA音楽教室でオルガンだったし。

山間部に住んでいた時は、エレクトーンの先生がピアノの先生を兼ねていらしたし。

バイオリンがご専門の先生に習った時期もあったし。

ピアノだけが専門の先生になってからも、さまざまな音楽大学教ご出身の方や、様々な音大で教えてらっしゃる先生がいらして、その教え方も影響を受けたこともバラエティーに富んでいて。

そのことが時に強みでもあり、時に弱みでもあるように感じたりしてきました。

中でも一番の恩師だと思っている先生は、50代を待たずして早逝されたのですが。

先生とは最も年が近くて、おねえさんのようでもあり。

生涯独身でしたが、ピアノ弾きとしてとてもストイックで。

でもとても心が温かい、素敵な先生でした。

晩年、レッスンを受けるために先生のお宅に伺うたびに、いつもバッハを弾いてらして。

それが平均律でも、パルティータでもイタリアンコンチェルトでもなく。

バッハを習いたての子がまず通る、インベンションやシンフォニアだったのはなぜなんだろうな?とずっと思ってました。

これらの曲集を先生が繰り返し繰り返し弾いている姿を見るのが大好きで。

「今ね、何度目かの全曲制覇をしてるところなの!」と、その時の会話も覚えていて。

でもなぜ今この曲集?と、とても不思議にも思っていたのですが…

実はこの自粛期間中、わたしもまるであの時の先生のように、憑りつかれたように?!インベンションやシンフォニアばかり弾いていたのです。

歴史は繰り返す!!

もちろん先生の亡霊にそそのかされたわけではなくて(笑)

いつかはやらなくてはと思っていたことが、今ちょうど時間ができてやったに過ぎないわけですが…

バッハには同じ曲集でも、さまざまな「版」があります。

バッハが遺した楽譜は、古すぎてなんて書いてあるのか読めないところも多々あって、その解釈は幾通りもあるから、装飾音符の奏法や指使い、フレージングなども、みんな少しずつ違っているのです。

わたしが最初に習ったエディションは、春秋社版といい。

わたしが学生の頃はこの「版」の全盛期で、音大の入試でもこの版で普通に受けてました。

ただし書きがていねいで、奏法や強弱など、原典からかなり書き加えられた、かなり親切な校訂版という種類のものです。

しかし年月が過ぎ、気がつけばこの版はほとんど使われなくなっていて。

今では、バッハが書いたままの楽譜であるところの「原典版」というものが主流。

(それすら何種類かあるからややこしいです!)

実はわたしも15年くらい前から、春秋社版は時代に合わないとずっと感じていて。

半信半疑のまま、今、特に趣味のレッスンでは主流になっている版を使ってました。

バッハが生まれたのは1685年、日本で言えば徳川家の5代将軍綱吉の時代で、生類憐みの令が出るちょっと前なわけで。

現代に生まれたわたしが、300年以上も前に生まれた曲の、定着していた解釈を「時代遅れ」と思うとはこれいかに?という感じですが(笑)

その後、バッハが世に放った数々の音楽の記法や楽譜の解釈の研究が進み、正解とされるものがどんどん変わっていることは紛れもない事実なので。

趣味でやっている範疇なら、どんな版で学んでも究極自分が楽しめればいいのだと思ってますが、これからだって専門的にやる子も出て来るだろうし。

一旦違うやり方で勉強し、完全に暗譜して覚え込んでしまったものを、新しいやり方に切り替えることのむずかしさを、誰よりもわたしが痛感しているので(笑)

これを機会に、使ったことがない版も徹底的に勉強し直してみました。

今一度、いろんな版を取り寄せて全部照らし合わせてみようと思ったのです。

結果、持っていたものと買い足したもの、併せて計6冊の楽譜が手に入り。

同じ曲を横に並べて比べたり調べたりしながら、鉛筆と消しゴムを持って書いたり消したり、書いたり消したり(笑)

あちこちの版で比べてみて、あらためてレッスン室で今、主として使うのは、ここのところ迷いながらも使っていた、全音市田版のインベンションとシンフォニアで間違ってはいなかった!!という結論に至りました。 

(そこに、他の版でベストだと思った指使いやフレージングがあれば、それらも書き加えて使ってます!)

えっ!?全音なんですか?と、ちょっとピアノを知っている人なら思うかもしれませんが、この市田版、とてもとても具合がいいのです。

市田先生の版は、原典+校訂版という感じで良いところを兼ね備えていて。

フレーズの切れ目や和声の進行などを細かく書いてあって信頼できるし、解説が細かくて趣味でバッハを弾く子にもわかりやすく興味が湧く作りになっています。

ただし、指の使い方が従来と全然違っていて。

4の指を3の指で乗り越えたり、下からくぐったり、ちょっとアクロバチックだったりもするので(笑)はじめはむずかしく感じるかもですが、慣れてくるとその良さがわかってきます。

この版の楽譜が生まれたのは、1987年で。

実はちょうどわたしの恩師の先生がいつ行ってもバッハを磨いてらした頃は翌年から少し後。

市田先生のバッハの研究は当時、とても脚光を浴びていて。

急速にバッハ解釈の幅が広がったのもこの頃で、ちょうど新版としてこの版が出た…

となると、もしかしたら生前の恩師も同じようにこの頃に市田先生の新しいバッハの版に出会い、勉強なさっていたのかも??

違うかもしれないけど、考えれば考えるほどに、そんな気がしてきました。

当時、先生がこれだけインベンションやシンフォニアを弾いているということは、弟子として、わたしもやってみた方がいいのかな?とも思ったものの(笑)

世の中のピアノ愛好者がみんなバッハばかりを弾くわけではないし。

まだまだピアノの先生駆け出しだったわたしは、版の研究までする余裕がなくて。

知ってはいるけど、自分が習ってきたやり方でも十分に教えられるし…なんて思いつつ怠け心もあって、20年以上の歳月があっという間に経ち。

その間もわたしの心の片隅に、先生が弾いていた背中の記憶がずっと残っていて。

今、自分で先生と同じ入り口に辿り着いたのだとしたら(笑)

これはもしかして時を越えたすごいシンクロなのでは?

と、喜んでしまいました。

いえいえ。妄想の範疇ですけどね(笑)(笑)

それにしても、同じ曲の楽譜をたくさん並べて、細かく検証し弾いてみる作業は、ものすごく楽しくて大変な作業だったのですが、なんだか目から鱗の発見がたくさんあって、まったく飽きることもなく。

気がつけば2時間くらい平気で経ってしまうこともざら。

ますますバッハが好きになりました。

ついでに言うと。

このバッハの勉強は、どこか近年すごく好きになりつつある音楽のジャンル「FUNK」に通じるところもありました。

あちこちにモチーフが隠れているところ。

どちらも横に複数のメロディーが進行しているところ。

同じモチーフが繰り返しいろいろな場所で出てきて、見つけ出す作業が楽しいこと。

etc.etc.

昔馴染みの曲たちを再度勉強し直す旅は、新しい気付きもいっぱいくれて、わたし自身のピアノに対する熱量が上がったのもよかったのかも!?

そんなこんな、復習したり、新しく仕入れた情報を、再開したレッスンでふんだんに組み込んでみたら、想像以上にレッスンの方もうまくいって驚いています。

不思議~♪そして楽しい~♪

新しい道筋が見えてきたかも。

一方で。

筋トレも6月からお店が再スタートしていて。

わたしが行っているところは高齢者も多いので、その方々はまだまだ自粛されている方も多く。

今は40~60代くらいの常連さんが細々と通っている感じ。

よくも悪くもいつでも店がガラガラなうえに、今は筋トレのみ。

ストレッチは家ですることになっていて、お店にいる時間はたった25分くらいなので、とっとと行ってとっとと帰ってきます。

お店にいる間に手の消毒を2度。

頻繁に筋トレの機械の消毒にも回ってくださったり、換気にも感染予防にもとても気を遣ってくれているので、運動中もマスク着用のうえ、レッスンの合間に以前と同じ週3ペースで通い始めました。

このまま、あまり人が増えないままだったら店は?とか。

万が一全国どこかの店で感染者が出たら?という不安もありますが、最大限に気をつけながら、今は、今できることをしていくしかないのかなぁ?とも思っていて。

何より、体力が落ち、身体が重くなっていると感じているので、一日も早く元に戻せたらと思っています。

さて。

次がやっと趣味事のプロローグです。

KANZAI BOYAやLOVE FADERSについて徐々に書いていきたいと思います!

ふたたびの復活の狼煙!!…プロローグ的に(ピアノのこと。日常のこと。) その1

こんなに間を空けるつもりじゃなかったのに、気がついたら日にちが経ってました。
非常事態宣言が解除されてひと月とちょっと。

自粛前と同じ毎日が戻ってきただけのはずなのに、とんでもなく疲れてしまうのはなぜでしょう!?

身体が家にいることに慣れてしまい、退化してしまったのか(笑)

感染しないように、させないように気を遣いながらの日常生活が、思いのほかストレスなのか?

まあ日々眠いし、疲れが取れない感。

とはいえ。

ピアノの生徒も全員が戻ってきて、お互いにずっとマスクをしたままではありますが、ほぼ元通り。

せんせーい!!と走ってくるちびっこ。

はにかみながらこっそり練習してきた「アルプスの鐘」の楽譜を得意げに見せてくる小学生。

WESTの新番組見た?といきなりジャニーズの話をする中学生。

(家では誰も聞いてくれないのだそう。

ちなみに…内緒にしているつもりもないですが、わたしがジャニーズの人のファンでもあるということを彼女はまだ知りません!!笑)

日常的なレッスン室風景が戻ってきました。

毎週生徒たちに会えるってしあわせなことなんだなぁと実感しています。

練習した!今週はできなかった!と言いながら入ってくる子どもたち。

チャイコフスキーはどんなことを考えてこの曲を作ったんでしょうかね?なんておっしゃる大人の生徒さん。

せんせ、わたしもあいちゃんみたいに早く「お菓子の世界」が弾きたい!!と、別の生徒のオススメを聞きかじってきたちびっこ。

もちろん楽しいことばかりじゃないし、うまくいくこといかないこともあります。

急激な環境の変化にぐったりしているのは子どもたちも一緒で。

時間を過ぎても来ないなぁ?と思っていたら「眠っちゃってた!ごめん!これから行くから待ってて~!!」と顔にべったり跡をつけて訪れる中学生がいたり(笑)

吹奏楽部の部活が始まったものの、2mずつ離れてのパート練習しかできない!と嘆く子たち。

せっかく全国レベルの合唱団に入ったのに、再開の目途が立たないとがっかりしている2年生。

子どもがぐずってなかなか幼稚園に行かなくて翌日にレッスンを振替になった若いママの生徒さんがいらしたり。

学校に戻ることに戸惑いを感じていて、レッスンの合間に「ずっと休みがよかった…」と不安を口にする子がいたり。

情緒が不安定になっていて、ハイテンションになったり黙り込んだりする子がいたり。

かと思うと有頂天になっていて。

ただただ、友達に会えること、生活が元に戻ったのがうれしそうな子がいたり。

いろいろいろいろありますが。

どの子もピアノは楽しみにしてくれてて。

「なんだかすべてにおいてやる気が出ない風なんですが、不思議と先生のところへ行く日は言われなくても自分から準備して、さっさと出て行くんですよ。」

なんて言ってもらえたりすると、天にも昇る気持ちになってしまう単純無敵なわたしなのでした(笑)

どんな子もレッスン室に迎え入れさえすれば、ピアノを弾いたり、音楽談義をしたり、彼ら彼女らの日常に心を寄せて、一緒に笑ったりため息をついたりする時間を共有できるわけで。

この時間は、あってあたりまえでもないし、いつまたできなくなる日が来るかもわからないわけで。

ああ本当に貴重なんだな!宝物だな!今を大事に楽しまなくては!と気づきました。

そして彼女たちの日常の中で、本当に困ったりつまずいた、絶望したりしたときに、そうだ!わたしには先生がいた!と思ってもらえたらどんなにしあわせなことでしょう。

そんな先生になりたいな。なれたらいいな。

「会えない時間が愛育てるのさ~♪」は真理だったかもです。ヒロミ・ゴー!!(笑)

自粛期間中、いつになく時間がたくさんできたので、毎日のようにレッスン室にこもっておべんきょしていたのですが、レッスンを再開してみたら、あら不思議。

自分のためにやっていたことが、レッスンの役にも立つことに気づきました。

今年に入ってからというもの、楽譜を買いに行くこともできないので。

我が家に山ほどある楽譜の中から、子どもの頃に取りこぼした曲たちや、やりかけで放り投げたものを片っ端からノート片手にメモしながら、しらみつぶしに練習していったのですが。

意外にも、これは本当に楽しい作業でした。

ピアノあるあるだと思いますが、大概昔使っていた楽譜には、たくさんの注意書きが書かれています。

あとから見返すと、ほぼ暗号?って感じで、なんだこりゃ?なことも多いわけですが。時を越えて今、あらためてこれらの走り書きに注目してみると…

当時わからなかったことが今になってはじめてわかる!ということが多々あって。

今は亡き恩師がタイムマシンに乗って、指導しに来てくださっているような錯覚に陥る瞬間が多々ありました。

まったく意味をなさないと思ってた「なみなみ線」とか、見て見ぬふりをして来た指番号(笑)

「スタッカート重すぎ!!」「叩かない!!」という大きな文字とか。

怒りに満ちた「指!!!」の文字や「和音をちゃんとまとめて!」「集中!!」なんていうメッセージ。

先生を長くやってきた今なら、当時の先生が何をおっしゃりたかったのか、容易にわかるではありませんか(笑)(笑)

「これらは実は大事なメッセージだった!!」

そう思い至ったので、今まで生徒の楽譜に消えないペンで書き込んでいた注意事項を、2Bの鉛筆で書くようになりました。

鉛筆なら書いたり消したりできるし。

今は届かなくても、この注意が数十年後にはじめて届くこともあるのだと思うと、ちゃんと伝わる言葉で最善を尽くして記入せねば!!という気持ちになりました(笑)
(もう少しピアノの話を続けたあと、だんだんに趣味話へとシフトしていきます!)

ぶれない想い!!その1 「命のことづけ」

この一連の日記は堂本剛さんについて、ここのところ温めていたことを書きます。

尚、この記事は「緊急事態宣言」が解けるか解けないか?くらいの時期から温めていたものなので、少し時間軸がずれていて。

もう世の中は少しずつ動き出しているし、若干タイムマシーンに乗ったかのようになっています。

そこのところ、ご了承いただけたらと思います。

続きを読む

6月になりました!(生活の記録的日記です。)

気がつけば6月です。

季節が進み、いつの間にか夏服になっている不思議。

そして。

まだまだ油断は全然できないと思いつつ、少しずつ生活が動き出しました。
緊急事態宣言以来、自宅待機をしていたオットが今日から通常業務となり、いつも通り6時前には出勤していきました。

オトートは週2から週3と少しずつ出勤日が増えていって、今週から週4業務。

アネの会社は、社員それぞれが会社のパソコンを持ち帰っていて。

家でも、日々仕事も会議も通常どおりにできているので、これまで通り、今しばらくは会社全体がテレワークの方向なよう。

わたしは、外出自粛の間、何度かご父兄にお手紙を書いたり、連絡を取り合いながらピアノ教室をお休みしていましたが、少し前から徐々にレッスンをスタートさせています。

長く家にいたことで、集団に戻るのがとても不安なタイプの子たちがいたりもして。

幸いにも地元には感染者はほぼ出ていないようだし、ピアノでのコミュニケーションが、社会との橋渡しの一助になれたらということで。

学校より一足先に、希望者から再開しました。

今週から全員が戻ってきます。

小さい子たちは基本出張レッスンにさせてもらったり。

学校が午前午後と二部制でスタートして、変則的な時間帯になるそうなので。

それに合わせてピアノのレッスンもフレキシブルに、気をつけながら行っていこうと思ってます。
先週やっと両親の住む高齢者マンションからも、面会ができるようになりましたというお手紙をもらいました。

まだ一回の訪問時間は30分程度、お部屋の中でしか会えませんが、近々おかずをもって訪ねられたらいいなぁと思ってます。

それにしても、家族がみんな大人になって以来、こんなに長時間全員が揃って家にいるという事態が起こるなんて夢にも思っておらず。

本当に貴重な時間となった気がしています。

その最中は、主婦はきっとみんなそうだと思うけれど、正直ほんとに家事がとんでもなく大変で。

大人4人がずっと家にいて、3食家でごはんを食べ、日々の暮らしを快適に心地よく過ごすためにやることの多さ、家の中を整えることのむずかしさを痛感しました。

単純にゴミがとんでもなく増えたり、タオルとか部屋着の洗濯に追われたり。

買い物を減らそうとしても、食べる量に追いつかなかったり(笑)

もっと卑近なことを言えば、ティッシュやトイレットペーパーがすぐに切れたり。

いつの間にか冷蔵庫がからっぽになったり、買っても作っても、お酒やつまみやお菓子やアイスクリームがあっという間になくなったり(笑)

一方で今後、わたしが倒れることもあるかも?ということで、後半はオットが家事の練習をスタート。

ここ2週間ほどは、オトートの弁当もオットが作ってくれて助かりました。

最初は手伝ってもらえてひたすらに楽ちんと思ってましたが「今日は何を作るの?」「これから何をすればいいの?」「まだ食事作らないの?」「風呂、そろそろ沸かした方がいいんじゃない?」「そんなにアバウトなの?」「ゴミは?」「買い物は?」などと、常にとなりにくっついて二人で動くのは助かるとしんどいが半々で(笑)

それぞれにやり方や段取りが違ったり、こだわりポイントが違ってお互いイラっとしたり。

わたしに手を貸されたくないオットと「ちょっと貸して~わたしがやった方が断然早い!!こんなことに時間かけたくない!!」と心の声のつもりがうっかり声に出して言っていて(笑)あとで失敗したなぁと思ったり…

買い物したものや、入れてきた袋もすべて薄めたハイターで丁寧に消毒しなくては家にいれたくないオットと。

とにかく早く片付けたいわたしが小さくせめぎあったり。

マスクや消毒液が少しずつ出回り始めてからは、今、ストックしておきたい、ストックしておくべき量で揉めてみたり。

(とにかく慎重に安心を重ねておきたいオットと、買い占めたりしたら、他の人も困るから、徐々に少しずつストックした方がいいんじゃない?なわたし。なかなかに平行線で、今のところまだ、完全にすり合わせられておらず!笑)

もっとくだらない小さなこと。

たとえばチャンネル権で誰かと誰かが揉めたり、テレビの音が大きくてうるさいだの。

会議中のアネの部屋に入って、何か言葉を発して怒られたりだの(笑)

誰が常識がないだの、いびきがうるさいだの。

超朝型の人と超夜型の人がひとつ屋根の下にいる大変さとか…etc.etc.

まあいろいろと課題も残りました(笑)

大きなことから小さなことまで、家族とはいえ考え方も4人が4人ともさまざまで。

大人が4人ひとつ屋根の下で暮らすってほんと大変!!

オットとは、少し早めに完全リタイヤのあとのシミュレーションにもなったかも。

一方で、アネとオトートは週末のたびに、着々とスカイプやズームを使いこなし、友人達とのライブ配信鑑賞会やら、飲み会やらという新しい遊びに深夜まで精出していて(笑)

この人達、新しい楽しみを見つけてしまったな!という感じ。

各部屋から、常に楽しそうな声が聞こえてました。

一方で、オットとわたしはひたすらに奈良京都の番組やら、ドラマなどを見つつ、週末は家飲みで。

家族全員酒飲みなので、空っぽの酒瓶の山を築き、ゴミの日にびっくり!!なんて事態にもなったし(笑)

特に父と母には、そろそろ本気でたるみきった身体のメンテに努めるべく…

節酒!そして定期的な運動をリスタート!という新たな目標が生まれました(笑)

一方でよかったことは、家族それぞれにオタクな趣味があって、煮詰まった時に、それぞれが自分の世界へ逃げ込むことができたこと。

何に置いても探求好きなオットは日に何時間も、時間割のようなものを作って集中して勉強していたり。

わたしも唯一、一人になれる場所としてのピアノ部屋があって。

一日2時間から3時間くらい、自分のためだけにピアノ部屋にいたのは本当に久々で。

自分と教本が先生という自分へのレッスンがことのほか楽しかったのと。

意外とイケル!という手ごたえと。

成果がちょっとずつ目に見えてきてうれしかったり。

大人が生涯楽しくピアノを弾くために必要なことが、あたまの中で少しずつまとまってきた気がして…これは今後の大人のレッスンに役立つかも!と思ったり。

レッスンのノウハウ、オンラインレッスンの勉強をスタートさせたりもできて、その点においてはとても充実してた気がしてます。

とはいえ。

人生の中で、こんなに家族だけで過ごす貴重な機会は二度とないかもしれない。

多少のもめごとや行き違いがあっても、全員がなんとか健康に過ごせていて。

同じ番組を見て笑い合ったり。しばし大人の会話をしたり。

ふと政治の話から、意外と深い会話が生まれたり。

(政治的な信条や常識は、家族みんなほぼ一緒。それがわかったのもよかったです!)

なにげないねぎらいの言葉を掛け合ったり…

そんな時間はかけがいのないものだったかも?と振り返っています。

そして。

こんな日はもう来ないで欲しいと思う一方で。

危険な状況はまだまだ続くという意識でいなければとも思っていて。

諸々解除されても、慎重過ぎるくらい慎重に動こうと思っていて。

急に元通りにしようとか、必要以上に出かけたりするつもりもないですが…

どうぞ徐々に本当の収束がみえてきますように。

心に強く願いながら、今できることをゆっくりとやっていきたいです。

さて。

最後に「生活」のカテゴリーに入りそうな他愛のないものを記録として残します。

そういえば、ほんとに他愛もないものですが…ずっと以前母にもらった数独の上級編の本一冊分が、5年越しくらいに全部解けたというのもあったし。

昨年後半から、全巻読み返していた「十二国記」のシリーズを、今年の最初に新シリーズまですべて読み終えたのですが、余韻が半端なくて、何度も何度も行ったり来たり、伏線に戻って読み返したりしていて。

 特に新シリーズの、このラストの4巻のクライマックスの辺りは、何度読み返しても、誰目線で心情や行動を追いかけても、おもしろかったです。

(まだまだ何度でも読むと思うけど。笑)

白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)

白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)

 

そして、写経をやったり。

小学校の生徒の心に少しでも近付きたくて、プライムで見始めた「鬼滅の刃」のアニメにはまったり(笑)

山本ゆりさんの料理本は、オットも気に入って夫婦で使い倒し、付箋だらけになってるし(笑)

まあ、いろいろやったなぁという感じ。

あとはツイートしたものを少々。

決戦は?!…6月17日♪♪ リリース決定!!

わ~い!!いっぺんにやってきました!!!

(なぜこのタイトルかは、のちほど!)

シングルKinKi Kidsの「KANZAI BOY」と。ENDRECERIの新譜アルバム「LOVE FADERS」が同日、6月17日にリリースされることになりました!!!

しかもどっちもジャンルはFUNK。

すご~く画期的ではないですか??

さらに、どっちも作詞作曲堂本剛!!!

(よけいなお世話ですが、小さな声で…印税すごそう!

これらの作品群が世の中に出て花開く日は間近…

ということで、咲いたばかりの我が家の小さな薔薇の画像を!

f:id:rainfall:20200520144651j:plain

さて。

土曜日の剛さんのソロラジオあたりから。

諸々リリース情報を経て…

ジェットコースターのように感情の大波が次々と押し寄せてます。

思わず心がぎゅっとして…

お気に入りのクッションを腕にぎゅーーっと抱え込んで。

ミルクティー片手に乙女モードになってみたり。

ペシミスティックに、この世の矛盾について儚んでみたり。

急に感情を思いきり表出すべく、ピアノ部屋にこもり。

ショパンだのリストだの、ロマン派の曲たちを弾いて甘いため息をついてみたり(笑)

なぜだか触発されて、ストイックにバッハを弾き散らしてみたり(笑)

唐突に猛スピードで急上昇、大興奮して、思わずステップ踏んじゃうよ?モードになってみたり。

コアで熱烈なファンが世界中に散っている、このFUNKというジャンルで。

ダウンロードとかストリーミングとかのサービスがワールドワイドに始まることの素晴らしさ、いかに効果的だと思うかを、まるでどこぞの評論家ですか?なテンションで語り出したり(笑)

光一さん、剛さんの筋トレ動画やTU FUNKで、日々、朝に夕べに鍛錬したり。

(合戦のスクワットで足の筋肉。「Kun Kun Yeah!」で上半身や体幹

どちらも腹圧を高めてやれば腹筋にもとても効くし、バランスがいいです、笑)

ここのところ仕事で継続的に取り組んでるバッハも何かとちょうどよくて。

ひたすらに無心に弾いてるつもりが、気がつけば何時間もうわの空で弾きながら哲学してたり(笑)

聞いて!聞いて!と各方面に呼びかけたり。

呼びかけられたり。

本当に忙しいです(笑)

とてもとても忙しい!!(笑)(笑)(笑)
その時々、感情のままにあちこち書き散らかしたり、友人たちとぱーっと話してなんとなく気が済んじゃってる部分も含め、ちゃんとここいらでまとめておきたいところです。どこから手をつけたらいいものやら(笑)うれしい悲鳴です。
とりあえず、土曜日のラジオで感じたことは別途少していねいに書きたいのでおいておいて。

リリース情報が出たときにツイートしたものだけ、先に貼っておこうと思います。

その後、今後の参考資料用にも、この先の思い出の整理のためにも。

一つずつ、じっくりと書きたいです。

そして、剛さんのアルバムの方はまだ、予約はできないし「KANZAI BOYA」の方はほぼみなさん、すでに予約は終わっていそうなので、情報だけ。

そしてCDジャーナルさんのニュース情報を貼っておきます。

www.cdjournal.com

www.cdjournal.com

 

続きを読む

「ENDRECHERI NEW ALBUM COMING SOON」

いつもふぇるまーた2に立ち寄ってくださり、ありがとうございます。

予告通り、このブログでは「ENDRECHERI NEW ALBUM COMING SOON」のことについて書きます。

記憶の整理と、あとで考え事をしたい時のための備忘録的な感じですが、同じようなことを考えてらっしゃる方々もいるかも?と思い、整理してみます。

続きを読む

遠くにあるのは…きっとキレイな月

毎日、訪れてくださってありがとうございます。

そして日記をアップするたびに、反響をくださるみなさま方に感謝を込めて♡

書くことで整理できる気持ちもあるので、今年はなるべく書いていきたいです。

y.s.さま。拍手コメントありがとうごさいます。

二人の誕生日の差が100日というのは聞いていましたが、365日から5月1日(コーイチ)を引くと残りが244日(ツヨシ)っていうのは知りませんでした。

わたしも知りませんでした!!

気がついた方、すご~い!!そんな偶然が!!!これは興奮しますね。むふふ。

そして。

昨日と言えば…

「ENDRECHERI NEW ALBUM COMING SOON」

昨日この報が流れ、一気に色めき立つ我が家♪

わ~い!!

とりあえず万感の想いを込めて(笑)一言だけつぶやいておきました。

この件については次の日記であらためて書きます。

まだ発売日は決まらないけれど、出るとわかっただけでモチベーションが違うってものです!

楽しみに待ちたいです。

というわけで、続きを読むの後からは、ごった煮の普通の日記です。

続きを読む