翌朝はあいにくの本降りの雨模様。
昨日よりもしっかりと降っていて。
天河さんの朝拝と朝10時からのお参りを挟んで、また洞川に一旦戻ってきて、龍泉寺に行きました。
なぜか朝拝の時の方が暖かかったよね?と言い合いつつ。
ここの景色も本当に大好き。
桜の桃色と、たくさんの木立と、さまざまな濃さの緑、そしてお堂のコントラストも素敵です。
すっかり雨模様。霧がうんと近いところまで降りてきて、山深いところにいるんだなぁと実感します。
若葉もとても美しく。穏やかで静かな癒し空間を作っていました。
番人の鬼さんたちも濡れそぼる中・・・まずは本堂でお参り。
いつもながら、オットにまったく上手に御真言が唱えられないのを笑われるというベリースペシャルワンパターン(笑)
ここの大好きな仏さまたちは、このサイトで見ることができます。
お参りの後、神聖殿へと歩く道すがら、ふと見上げたら、水煙と桜がなんだか幻想的な景色で思わずぱちり。
美しいなぁ、本当に。
寺務所でこちらもまた、令和一日目のご朱印をお願いして。
母への病気平癒のお札は長谷寺でいただいたので、今度は父に金のお札をいただきました。
少し時期が違うお花がいっぺんに咲いていて、お庭がそれはそれは美しかったです。
ここの狛犬さんたちはとても年季が入っていて素敵です。
山好きの天皇陛下が皇太子さま時代、ここ天川村にいらして、ここで植樹され。
天河神社の奥宮にも登殿されたのだそうです。
前日の同じあたりからの画像と比べて、雨と霧でとても煙っているのがわかることと思います。
ある意味天川らしいお天気に恵まれたと言えるかも。
雨の中でしたが、空気がおいしくて、マイナスイオンが出てるよね?とか言い合いつつ、散策する時間は、とても気持ちがよかったです。
今日は野外ライブではないし、傘さしちゃいけないわけじゃないのでね(笑)
八大龍王堂では、何度も来ているのに、天井絵に初めて気がついて、しばらくじっくり眺めました。
この地にいると、龍の存在を当然のように信じたくなります。
その後、山上ヶ岳歴史博物館へ立ち寄ったら、今日は入場料だけで無料でお出ししますよ~と係りの方が、お抹茶とくずようかんを出してくださり。
温かいお茶とスイーツとはありがたい!!と、しみじみとした気分でいただきながら、厳しい修験者のビデオを見ました。
そうこうしているうちにあっという間に時間が経ち、午後1時半くらいには洞川温泉を出て、帰途に就いたのですが、とても充実の旅でした。
この旅の記録の最後は、この日の早朝の話で前後しますが…
ふたたびの天河弁財天話の後編で〆たいと思います。