ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  小喜利 10月31日 浅草公会堂 その4 小芝居三昧! 追記あり

ひとつ前の「その3」を「その4」にしちゃってて、大混乱を招いてしまいました。

相変わらずおっちょこちょいでごめんなさい。

これまでも1がどこかへ行ってしまったり、真ん中が抜けたり。

さまざまおかしい事象を引き起こしているわたし。

恥ずかしいです(笑)

またか!!と思われた方、どうぞ笑ってやってくださいね(笑)


にもかかわらず、たくさんの方が、本当にたくさんの反響をくださいました。

心から感謝したい気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます。


前の日記に、追記でいただいた文章について。

わたしのいた3階はもちろん、2階にいた方々にもそのオチは数多くの方々に届いてなかったようで。

「参加していたのに、初めてそんなオチがあったことを知りました」という方々にたくさん出会いました。


その意味でも、ひとつ誤解が解けて、モヤモヤがすっきりした人が少なからずいたようなので

上手に書けなくて今もとても胃が痛いですけれども…

それでも整理してみてよかったのかも?と思っています。


乗りかかった船だし、がんばって最後まで書きたいです。


尚、通りすがりの方、この一連の日記ではじめてふぇるまーたをご覧になった方もいらっしゃることと思いますが…

うちのサイトはそもそもが日記なので。

完全なレポではなくて、自分ごと交じりの感想文であり、日記です。

なので、別にあなたの日常話はいらないから…という方にとっては、ムダが多くてじれったいかも。

そういう方はどうぞご遠慮なく、斜め読み、もしくは見たいところだけつまんでくださいね。


と、ここまで書いてきて、アップしたところで、またまた記憶違いを指摘していただきました。


いただいた経緯に直して、なんとか文章を直そうと試みたのですが・・・

わけがわからなくなっちゃってわたしの脳みそがパンク!!

とてもムリでした!!

(すみません、根性なしで!!)


というわけで、正しい事実関係は、わたしの文章の最後に引用文として載せさせていただいて、本文はそのまんまにします。


コントの順番とか、この感想は次のコントの時じゃない?とおぼしき部分がありますが・・・


わたしがこの日、抱いた感想には違いないし、この一連のコントの中で感じたことなのは確かです。


ということで、不完全で本当に申し訳ないですが(汗)


コントの順番については、ラストの引用文にて、どうぞご確認ください。


わたしの普段の仕事はピアノの先生ですが、今年の小喜利を見ていたら、ピアノのレッスンと小喜利はどこか共通点があって。

なんだかつよしさんにレッスンのヒントをもらったような気がして。

それ以来、仕事にまでなんだかやる気満々になってます。

不思議です(笑)


たとえばどんなところが共通点だと感じたかというと・・・

どちらもその日、相対する人(天の声さんであり、生徒であり)が、どう出てくるか、やってみないとわからない。

その日とか近々にあった出来事に影響を受けて不機嫌かもしれないし、体調やひらめきがイマイチの日があるかもしれない。

絶好調過ぎて暴走を止められないかもしれない(笑)


会話のキャッチボールがすいすいうまくいく日もあれば、どうにもうまくいかない日もあって。


でも、たとえどんな相手が来たとしても、その人をよく観察するところからスタートして。


その人のいいところを引き出そうと試みて。


その日相手に必要だと思うボールを投げてみる。


相手によりテンションにより、時に豪速球だったり、時に変化球だったり。


そうしながらも、自然にこちらのペースに引き込んで。

楽しいと思わせる。やる気にさせる。


気がつけば一人で芸術に対峙しようとする時よりも想像力も創造力も高まって。

相乗効果が生まれる。

加速度がつく。


想像していたよりも、ずっと遠くまで行けていることにびっくりする。

つよしさん流でやったら、こんな風に行けるのでは?…の理想のイメージはそんな感じです。


もちろんそんなに簡単じゃないし、レッスンの方は徒労に終わることだってあるけど。


イメージトレーニングは万全です(笑)


そしてレッスンは週に一度どんどん続くから、たとえば今日は失敗でも、翌週またリベンジができるけど。


小喜利はそうはいかなくて。


どんな日でもさまざまなアドリブを駆使しつつ、一定以上のレベルのエンタメを提供しなくてはならないし。


自分のステージで、芸人さんたちにケガを負わせたまま、帰ってもらうわけにはいかないし。


誰よりお客さんを満足させて帰さなくてはならなくて。


つよしさんってすごいなぁと。

あらためて尊敬です。


さて。

前置きが長すぎ。


二部の小芝居部分の話でした。


この日の二部は「〇〇ストーリーのラストを即興で演じてください」というお題が多くなって。

結果的に3つやりました。


最初にやったのが「七分袖ラブストーリー」で。

二つ目が「お坊さんラブストーリー」

そして三つ目が「わんこそばラブストーリー」

だったと思います。


確か途中で、ひとつ目のがイマイチぐだぐだだったので・・・と舞台袖の作家さんに「ちょっともうひとつお題考えて!」とお願い。

別のタイトルをその場で考えてもらってました。


ここが軍団も巻き込んで、大芝居合戦になったところで。


コントの中身もさることながら、何より何にでもなりきってしまう、ドウモトツヨシの演技力が堪能できる絶好のチャンスとなりました。

一つ目では、イケメン男子役。

二つ目では、深窓の令嬢風女子。

三つ目では、フィリピン人のうどん職人。


キャラクターが全部まったく違うし、性別も国籍も違うわけです。

なのに、瞬時にして役に憑依するみたいに誰にでもなれちゃうの。


しかも、そもそもこの日のいでたちが、左側に縦ロールの髪の毛を寄せていて、その上からベレー帽をかぶってて。

うっすらヒゲなのに、髪の毛がふわっふわで妙に可憐で。


2部からは法被も脱いで魅惑のノースリーブ。なぜか色香も過剰なほどに漂っているわけです。

彼だからなんとなくアリな気がしているけど、こんな38歳男子がいますか?という感じ。


なのにそのいでたちで「素」でそこにいるのを見ただけですでに客席をメロメロにさせてるのもスゴイし。

イケメンにも令嬢にも外国人にも違和感なく見せてしまう。

ほんとスゴイです。


七分袖ラブストーリーでは、右手にエアー煙草(もちろんほんとに持ってませんが、持ってるようにしか見えません!笑)。

時々口にくわえたり、吸ったりする仕草も板についていて。


なんとなく木村さんちの拓哉くんっぽいしゃべり方で、恰好をつけながらけだるくしゃべってて。

(つよしさんの中で、イケメンの代表って彼みたいな人なのかな?って時々思うことがあります!)


ものすご〜いイケメンにしか見えず、釘付け。


イケメンつよしさんは、いらいらとタバコを吸いながら、彼女(斎藤さん)を待っているというシチュエーション。


「来ねぇなぁ。」

な〜んて言われた日には…


「女なんだからその髪型(坊主)やめろよ」

な〜んて。標準語で言われた日には・・・


一同「きゃーっ!!」ってなってメロメロです。


斎藤さんも汗をかきつつ、上手に坊主女子を演じていて。

この辺から素人目にも、テレビでよく見る、斎藤さんらしさのようなものが、自然とどんどん出てきたような気もしてて。

見ていてとても楽しかったです。

で。

オチはどうなるのかと思いきや、「気がついてると思うけど、オレ、七分袖やめたんだ!!」ときて(笑)


おぉ!!ここで、偶然2部から法被を脱いだ、その魅惑のノースリーブ姿が生きたのか〜と。

感心しきりだったのでありました(笑)


セリフの応酬そのものは、即興だし、オチありきでぐだぐだしてたけど。

そもそも短時間に、あんなにばっちりオチを思いつくのがそもそもスゴイな。


で、そんな風にイケメンドウモトツヨシを前面に出した人が。


二つ目の小芝居では、いきなり一風変わった乗り物に乗った体で現れます。


すい〜っ!すい〜っ!と右に左に身体を傾けて。

優雅にやってきて、ついっ!と止める。


もしやセグウェイじゃない!?と思ったらやっぱりそうでした。


セグウェイの特徴を捉えてて。

まるでほんとにセグウェイがあるみたい。

もちろん見えないんですけどね。


パントマイムとして完璧じゃないの?と元高校の演劇部の末席にいた者としては思ったわけです(笑)


そういやだいぶ前にぶんぶぶーんだったかでセグウェイを体験したことがあったような気がするけど。

そう何度も乗ったことがあるとは思えず。

きっと、数少ない経験でも、特徴を捉えるのが上手いんだろうなぁ。


で、えらく上品だなぁと思ってたら、今度のコントでは、斎藤さんがその髪型を生かし、お坊さんに扮していて(笑)

つよしさんはなぜか斎藤さんの彼女役。カナダからやってきたご令嬢、チンネンコさんでありました(笑)


このふり幅。おもしろ〜い!!


斎藤さんも即座にセグウェイだと気がついて、芝居に乗っかっていったので

つよしさんに「よくわかったね〜!」と言われてました。


で、この辺りから、軍団もお芝居に加わります。


「いつもの(つよしさんの真似っぽいキャラを作った)しゃべり方はやめてみたら?」の提案がつよしさんからあって。


だんだんに軍団が芝居に巻き込まれてゆく。

体当たりでぶつかってゆく。

気がつけば本気になってる・・・


この辺の経緯は、とてもおもしろかったです。


つよしさんは・・・さながら萩本の欽ちゃんみたい!!

もしくは家族に乾杯の鶴瓶さんかな?


たとえ通りすがりの一般人であっても、相手の懐に入って警戒心を解き・・・

気がつけば巻き込んで、おもしろいところを引き出してしまう大先輩方のように。


つよしさんもまた、ちょっとしり込み加減の人たちを自然と巻き込んでいくのが上手な人で。


軍団はもちろん素人さんではありませんが…

経験豊富な芸人さんというには、まだまだ経験値が足りなそうで。


舞台でもぎこちなく右往左往。

どう動いていいのかわからないのがこちらにもミエミエで。

ついつい応援モードになっちゃうのは、つよしさんが彼らのいいところを出してあげようというのがひしひしと伝わったから…

というのもあるかもだけど。


軍団のある人はつよしさん扮する女子の元彼だったり。

ある人は斎藤さんの元カノだったり。


ヘンテコすぎる設定の中で、とっても一生懸命演じてたし、なんとか食らいついていこうと必死。

ああ、がんばってるんだな!!

必死なんだな!

がんばれ!!


気がつけば、にこにこと応援してました。


この一見ぐだぐだな寸劇にムリなく巻き込んで。

さっきまでの微妙な空気を払拭して。

みんなを笑顔にしちゃうあたり・・・

つよしさん、やっぱりただ者じゃないなぁと惚れ惚れ。


そしてこんな時もつよしさんはひとり勝ちを好まず。

その場でコントに参加している全員とのアンサンブルを常に考えていて。

みんなが引き立つように持っていく。

そして、誰よりつよしさん自身がもう、芝居の中の役柄、カナダからきた令嬢にしか見えなくてびっくりです。


斎藤さんもお坊さんを熱演してるし、軍団の体当たり演技も相まって、この辺、ずっとくすくす笑いながら見てました。

楽しかったなぁ。



さらに、三つ目のコントになると、今度はフィリピン人役ということで、突然に片言になるつよしさん(笑)

へんてこな英語交じりの日本語を操り。

どこ語だかさっぱりわからないタガログ語もどきを繰り出し(笑)


時にわかったような、時にさっぱりわからないような、とんちんかんな会話を繰り広げ。


アジアの国に住んだことがあるbonyarihitsuji嬢もわたしも・・・


こんな人いるよ!!なイメージが簡単に湧くのでさらにおもしろいわけです(笑)


「わんこそば」一辺倒な方々に、うどんを商売にすれば?という強引な提案をするうどん職人。

そんな人いるかい!!なんですけど、いそうな気がするからおもしろい。


この辺、アドリブだから時々ぐだぐだで、ストーリー展開も支離滅裂なのですが…

ほんとすごいの、飽きないの。

そして小ネタもひとつずつていねいに重ねていくと、だんだんにものすご〜くおもしろいような気がしてくるから不思議。


あっ!ここでも小喜利の醍醐味が!!


ふと周りを見回したら、みんな椅子に深く沈み、リラックスしたとってもいい顔で。


時に吹き出したりしつつ、誰もがわくわくとステージを見守ってました。


軍団のみなさんもだんだんにほぐれてきて。

最初小さめの声で自信がなさそうだった方々が

腹から声を出して突進してきたりして。

それがまたおもしろさを醸してました。


しかもしかも。

何度も言いますが、この間ずっと、つよしさんはヒゲにロン毛で、きらきらとした瞳なわけです。


そのビジュアルにもずっとメロメロしつつ。

すごいなぁとひたすら見惚れてました(笑)


おやおや?なにげに芝居モード???

彼は言わないけど、わりとそういう仕事が控えていると、そういうモードが濃く出る時があるから…

という印象も持ったのですが、どうかしら・・・


こっそり期待しとこ!!とも思いましたのことよ。

というわけで、誰にでもなれちゃうつよしさんについて熱く語ったところで…


いよいよ次がラストです。

もう書いてあるので、推敲したらアップします。


そして。

ここからがいただいた記憶違いに関する指摘です。


主に、コントの順番が違ってました。

2つめのネタと3つめのネタの順番が逆です。

2つめがフィリピン人のネタで、オチが決まらずにぐだぐだになってしまい、3本目のお坊さんのネタは急遽、裏にいる作家の方にお願いして出してもらったのです(もう用意したお題がなかったので、これは昨日のお題でした)。


で、もう声真似はいらないから、ということで一人ひとり素の芸人としての寸劇でした。


最後の寸劇の所、3つめのお題をお願いする剛さんの姿がすごく印象に残っているんです。

「もうないの?」「なんでもいいよ」「なんか出して」「昨日のでもいいよ」と。すごく粘り強かったので。

とのことでした。


さらに、追加でいただいたレポがあるので、そちらも載せさせていただくと…

斎藤さんがジャニーズに入りたかったといったところです。

剛さんが「きっとジャニさんは毛根を見抜いてたんだと思う」と言い

斎藤さんが「それならなんでこういちさんが」と返しました。


剛さん「こういちははげてない!」

斎藤さん「でもちょっときてるかも」



剛さん「はげない。ぼくらのやってたシャンプー(カロヤン)もある」


それなのに斎藤さんもくいさがって「はげるかもしれない」といったら

「そしたら僕が黒く塗る」とつよしさん。

「絶対、はげないし、はげさせない」と言い張っていたつよしさんでした。

KinKi Kidsは、自分は相方をネタにしても、他の人に相方をネタにされるのはイヤなんですよね〜(笑)

そういえばそんな会話があったなぁと聞いてから思い出しました。

間違いを指摘してくださり、さらにレポをくださった方、

本当にありがとうございました♡

心からの感謝の気持ちをお伝えさせていただきつつ・・・

あらためて追記させていただきました。