最近、昔なじみの仲良しさんが出産、子育てまっさかりで、自分もそういう時期だった頃のことを頻々と思い出しています。
わたしだってその時々、ものすご〜く葛藤していた自覚があるのですが。
時にさめざめと泣いたり、なんで?なんで?と怒ったりしながら日々を過ごしていたし。
もうやだー!逃げたい!と思ったことも数知れず。
しかーし!!
厄介なことに?
ありがたいことに?
出産の大変さとか、子育ての大変さって、のど元を過ぎると簡単に忘れてしまうところがあるような気がします。
だからこそ、もう一人産んじゃおうかな?
もう一人くらい、大丈夫かも?
と思えるのだと思うし。
自然の摂理はうまくできているのだと思うのですが…
一方でこれが厄介で、訳知り顔の先輩方が周りにいっぱいアドバイスという名のストレスを掛けてくる場合もあって(笑)
たとえば両家のおかあさんとかね。ご近所のおばあちゃんとかおばさんとかね。
保健婦さんとか、小児科の先生とか。
「あらぁ、わたしはそんなに子育てなんて大変じゃなかったなぁ」とか。
「どうにでもなるよ!」とか。
「もっとほっとけ」とか「もっとかまってあげて」とか。
「ママが神経質になりすぎじゃないの?」とか。
どっちやね〜ん!!なアドバイスの多かったこと(笑)(笑)(笑)
今なら断言できます!!
都合の悪いことは忘れてる(笑)
そして、記憶はいつだってとても美しい部分がより鮮やか!!(笑)
これは子育て本や医学書の類もまた然りで。
そういう言葉たちに、いちいち心配したり、ぬか喜びしたり。
かと思うと相当にカチンときた記憶もあるので(笑)
わたしは、誰に対しても、うかつに口出しをしないように注意しています(笑)
実際赤ちゃんは刻々と状況は変化してゆくし。
寝すぎるとか寝ないとか。
泣きすぎるとか激しいとか。
早く歩けるようになるとか、おむつがなかなか取れないとか。
往々にして誰のせいでもなくて。
単に、本人の個性というパターンが多い気がします。
要はなるようになる!ってヤツです。
そして下の子が生まれたりすると、忙しくて忙しくて、そんなこと言っちゃいられない!!気にしちゃいられない!!という状況になって。
いわゆる「禁」も必要に迫られてどんどん破っていき(笑)
なんでもながらになっちゃうし、泣いてたってどうにもならない時もあるさ!って割り切るしかなくなったり。
とにかくおっぱいを飲ませて黙らせよう!もしくは寝かせちゃえ!なんて思ったこともあったり(笑)
いいからあなたは教育テレビを見てて!なんて、上にも下にもテレビで子守をさせる瞬間があったり(笑)
育児書のアドバイスなんてくそくらえ!!という気分になったことも思い出しました(笑)
上の子の面倒を見ながら、下の子のゆりかごを足で揺らして寝かすとか。
誰の本だったか、歩行器を足でできるだけ遠くまで蹴っとばして、下の子が足で漕いで戻ってくる間に上の子と食事をする…な〜んてネタもあったなぁ(笑)
「島流し食い」とか言ってたような(笑)
というわけで、ずぼらでいい加減な思い出ばかりがよみがえる今日この頃…
さて。
わたしが妊娠したころ、確か、バルーンという妊婦さん用の雑誌がありました。
で、生まれたら生まれたで、また雑誌が変わり、子育てグッズなどの通販広告が載っていたり、結構便利に読んでました。
今で言う、たまひよ的な雑誌だと思います。
その雑誌のどれかに、聖子ちゃんの沙也加ちゃん育児日記の連載がありました。
高校生くらいから聖子ちゃんが大ファンだったわたしは、自分もたまたま近い時期に妊娠、出産したこともあり、沙也加ちゃんにも、生まれたときからとてもとても親しみを感じていて。
少し先を行く先輩親子の存在に、ずいぶん励まされたり、あこがれたりしたながら、読んでました。
どうしてもメディアに追われるし、何かと注目される親子で気の毒だなぁと思うことも多かったけど、実際、励まされてた人も多いんじゃないかな。
(あれからウン10年。今や、つよしさんがひよこクラブで連載を持ってるなんて!!いろいろ歴史を感じるわぁ。
できたらわたしの頃にもつよしさんが連載してたら、さらに心強くしあわせだったと思うんだけど、残念ながらアリエナイ!!笑)
そういえば妊娠中に聖子ちゃんの武道館公演を、イモウトと一緒に見に行ったこともありました。
赤ちゃんを産んでも、やっぱり聖子ちゃんはいつまでもアイドルで。
きらっきらしてて。
こんな風なママになりたい!とおっきいおなかを抱えつつ、思ってました。
(おなかの中で聴いてたいたアネは、最近某映画で沙也加ちゃんの歌声ファンになって、同じ映画を彼女目当てに何度も見に行きました!
歴史は繰り返す…という感じでおもしろいです!)
そして。
聖子ちゃんの育児休暇明け、一番最初にテレビに出てきたのが、レコード大賞と紅白で。
そこで歌ったのが「瑠璃色の地球」だったことを、とてもよく覚えてます。
なんだかアイドル聖子ちゃんの中に、強烈な母性を感じた歌声。
とても印象的でした。
↓は多分レコード大賞かな?
今回、沙也加ちゃんの結婚の報道があって。
あの時の赤ちゃんがとうとう結婚!!と感慨深い気持ちもあるし。
いつの間にかもう30歳だというのにもびっくりだし。
沙也加ちゃんが聖子ちゃんの娘だということを知らない世代もいるということにもびっくりしました。
歴史を感じるなぁ。
沙也加ちゃんにとっては、それくらいでちょうどいい気もするけど。
やっぱりお母さんはお母さん。自分は自分でありたいでしょうし。
さらに、いろいろと懐かしい気持ちになって、検索していたら、何年か前の親子デュエットの「瑠璃色の地球」が出てきました。
元々の声質そのものはそっくりなような気もするけど、歌い方とか個性、表現は全然違っていて。
ああ、沙也加ちゃん、自分の足でちゃんと自分の道を見つけて、とっても素敵に育ったんだなぁと思ったのです。
SHOCKのリカちゃんがとても素敵だったことも記憶に新しいところですが…
舞台でもママの影はまったく感じなかったし。
見ていたわたしが、彼女のママ気分になることも、まったくなかったです。
完全にひとりの舞台人、神田沙也加としてそこに立っていて、客席を存分に魅了してました。
仕事だけじゃなく、女性としてのしあわせも掴んだ沙也加ちゃん。
どうぞ末永く、お幸せに!!
肝心なデュエット、二人の歌声の方は…
むしろこの断面の声ならば、お母さんのファンだったわたしも、娘の沙也加ちゃんの声の方が好みかも。
ありえないけど、同時に二人いっぺんに、同い年くらいで現れたいたら、どっちが好きになったかなぁ。
そうそう。
わたしが「KinKiの楽曲」に強烈に惹きつけられたルーツも、もしかしたらこの辺りの音楽体験から来てるかも。
さて。
こんな風に「瑠璃色の地球」推しな感じでこの日記を書いてきましたが…
実は最近、この曲の歌詞を、某ヨーロッパ在住の友人、S嬢を励ますためによく引用してました。
彼女はここ最近、とんでもなく忙しくて、いつもぎりぎりを闘っているように見えていて。
でも向かっている仕事はとてもとてもやりがいがありそうで。
きっと今、その苦労をしていることが大きな明日につながっているのだけれど。
一見出口が見えなくて、途方もなく先が長く見えることって確かにあるなぁと思ったの。
今はやっとひと息ついたみたいで、本当によかったですが…
お疲れさま!!負けないでね!!といつもいつも思ってました。
一方で、冒頭に書いた、赤ちゃんの子育て中の友人もまたそうで。
これは自分の経験からもその大変さも、先が見えない感も覚えてて。
毎日、心の中でがんばれ〜♪と旗を振るくらいしかできないのだけれど。
子育てって、24時間休みなしだし、年中無休だし。
ひと一人、20年もかけて大人にする、本当に大事な大事な、責任の伴うビックプロジェクトなわけで。
もっともっとおかあさんたちが大事にされてもいいし、たくさんたくさん感謝されてもいいと思うのですよん。
さらに。
病と闘ってらっしゃるみなさま方。
介護に携わっていらっしゃるみなさま方。
そしてそして。
ふぇるまーただから、くっつけちゃえ!!
情報をただいま待ち焦がれてる、つよしファン、KinKiファンにも捧げたいのがこの歌の冒頭です。
夜明けの来ない夜はないさ〜♪
どちらさまも『夜明けはそこまで!!』と信じつつ。
今日も今日とて、てくてく歩いていきましょ!!
たった一人の孤独な旅に思える時もあるけれど。
きっと暗がりで見えないだけで、みんな歩いているのですよね〜
そう思いたい。思いましょ!