いつもたくさんの拍手コメントをありがとうございます!
先日のちょっとネガティヴな日記に関連していただいた拍手コメントについてのお返事やまとめはそろそろしたいと思いますのでもう少々お待ちください。
それ以外にも、近況を教えてくださった方々、文字が大きくなって読みやすいと言ってくださった方々、いつも署名入りで拍手コメントをくださる、y.s.さん、ゆきはなせんせ、みなさまには心からの感謝を!!
支えられているなぁとしみじみつくづく実感している今日この頃です。ありがとうございます。
いただきものの横浜や中目黒の桜の画像をひとつ前の日記に載せてあります。
夜中にアップしたので、気がついてない方もいらっしゃるかも?と思い、次の日記を書いてしまうので、一応記しておきます。
さて。
表題は、よく卒業式などで歌われる、合唱曲「旅立ちの日に」の歌詞の一節です。
先日、とうとううちのピアノ教室の名物生徒、通称「うぜーよちゃん」がピアノ教室を卒業しました。
(もちろん本当にそう呼んだりはしてません!日記だけの愛称です。念のため。)
うざい子だからうぜーよちゃんなのではなくて。
本人が保育園児だった頃、年の離れたおねえちゃんを真似て、『うぜーよ』を連発していたので、そういう愛称を付けました(笑)
彼女は、小さい頃からエピソードに事欠かない子で、ふぇるまーたにも本当に何度も登場したので、彼女の成長を一緒に楽しみにしてくださっていた、うぜーよちゃんファンの方が多数いらっしゃるくらいです。
どんなエピソードがあったかなぁ?と検索をかけてみたら。
最もふぇるまーた的におもしろいエピソードは間違いなくこれ。
(色を変えてあるところから飛べるので、よかったらお暇な方はご覧になってみて!)
「シレレレ シレレレ シレラレシソラ〜♪」の木彫りの兵隊さんという曲を、とんでもなく勘違いしたうぜーよちゃんエピソード。
勝手にプンスカして、わたしを当惑させ、後に爆笑させた、もはやうちのレッスン室の伝説のエピソードです。
これがいつかと遡ったら、なんと2005年です。12年前でした。
爆発的パワーに満ちあふれた、彼女の保育園児時代です(笑)
その後もエピソードには事欠きませんが、たとえば2009年の彼女と「月」のエピソード、こんなのとか。
同じ年、まだ小さくて超おしゃべりだった頃のかわいらしいこんなのとか。
ユニークさがよくわかる2014年のマスクエピソードこんなのとかね。
彼女が小3くらいの頃、おかあさんがおっしゃった一言が秀逸だったので、引用すると・・・
レッスンの後、久しぶりにうぜーよ姫のママがお迎えに来たので
「うぜーよちゃん(もちろんここは本名で呼びましたよ、笑)ずいぶん大きくなりましたよね〜」と言ったら
「ええ態度が…」
と顔色ひとつ変えずに挑発的におっしゃるおかあさん。
やめてください。
笑い死ぬかと思いました(笑)
っていうのがあったり(笑)
そうそう。
彼女のことを一番端的に書いている日記はこのあたりで。
この日記の後半部分を読んでいただくと、多分、彼女とわたしとの関係性がよくわかるかと!
この時が中3で、今年から高校3年生だから・・・ほんとにほんと、思えば遠くに来たもんだ!
いえいえ、こんなものじゃありません(笑)
ふぇるまーたに「うぜーよ」という言葉を入れて日記検索をすると、数限りなく出て来ます。
そんなとってもユニークな子だった彼女ですが、今はとても知的で明るくて、何事にも前向きな女の子に成長しました。
そんな彼女との最後のレッスンはしめっぽくなるのがイヤだったので、極力いつも通りにやりました。
ここのところ、受験モードで忙しかったので、曲目も極力減らしてあって、今回は3曲。
バッハのシンフォニアでしょ。
そして、手嶌葵 ちゃんの『明日への手紙』(月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の主題歌)をアレンジした楽譜でした。
この曲も最後にふさわしく、なんだか泣ける感じで。
感情過多に感傷的にしちゃうとお互い辛くなっちゃうから(笑)
あえてさらっと!ほんとにいつも通りにやりましたけど・・・
ソナタは相変わらず不満足で。時間さえあったら、もっとちゃんとやりたかった!こんなに転んだままじゃいやだった!とか言ってたし(笑)
シンフォニアは、のんびりとだけど確実に進んでて、もっとイタリアンコンチェルトとか、パルティータとか、いろいろ教えてあげたかったなぁなんて思ったり。
「最小限しか練習したくないなら、誰よりも譜読みが早い人になるといいわよ!」
「中途半端じゃダメ!初見でなんでも弾けるようになって、練習してないってことが先生にもバレずにいられるくらいじゃなきゃダメよ!」
「先生(わたし)は、それでぜ〜んぶくぐり抜けてきたんだからね!」(ダメダメ、笑)
な〜んて、とんでもない暴言を吐いたことを、いつまでも絶対に忘れてなくて(笑)
ああいうことを教えてくれるところが、先生の素敵なとこ!!とか、褒められたんだか、どうなんだかな感想を述べてました(笑)
最後にきて、彼女にとって、わたしとの出会いが果たしてよかったのかどうか?ちょっと考えされられたわけですが(笑)(笑)(笑)
ほんとにほんとにいつも通り別れた後で、わたしはお母さまからお心遣いをいただいたので、お礼のメールをしました。
今日は、うぜーよちゃんの最後のレッスンの折、ご丁寧にお心遣いをいただきまして、ありがとうございました。
思えば保育園児だったうぜーよちゃんを迎えて、10年以上。
月日が経つのがあまりに早くて驚いています。
ふたつに結ったおさげがかわいくて、誰よりもユニークだった女の子が、すっかり心優しい、とても気が利く賢いお嬢さんに成長されましたね。お勉強もとてもがんばっていて、学校生活も満喫している様子のうぜーよちゃん。
ピアノの合間に、そんな話を聞けるのもとても楽しみにしていました。
そろそろ受験も近いことですし、お別れが近いことは予感してましたが、毎週のように会っていたので、きっとしばらく、とても寂しいだろうと思います。
とはいえ、うれーよちゃんによく似た新しい小さい子たちが、次々とやってきて、ああ、うぜーよちゃんもこんなだった!そんな時があったっけと、これからも思い出すと思います。
うぜーよちゃんはこれからどんな大人になって行くことでしょう。
どの生徒が卒業する時にも思うことですが、とても大事な生徒たちの、これからの健康としあわせを祈らずにはいられません。
ご本人にも言いましたが、何か困ったことが起きたら、うぜーよちゃん周りの、応援している大人の1人として、及ばずながら、絶対に味方になるからね!いつでもおいで!と、どうぞお伝えいただけたらと思います。
この成長著しい大事な時期に、週に一度うぜーよちゃんと会って、音楽を通じていろいろな話ができたのがとても貴重で、とてもしあわせな時間となりました。
お母さまにもさまざまなご協力をいただき、大変お世話になりました。
おねえちゃんのNちゃんも、この教室を卒業してはや3年が経ちますが、お元気でしょうか?
お母さまも、実は習いたいと思ってらっしゃると伺いました。
時間に余裕ができたら、いつでもピアノにいらしてくださいね。
またいつか、うぜーよ家とのご縁がつながればうれしいです。
これからはご近所として、今後ともどうぞよろしくお願いします。
こんな風にメールをしました。
そしたら、ご丁寧にお手紙でお返事が来ました。
3分の1くらいに縮めて、かなり文章は変えてありますが、こんな感じの内容でした。
心のこもったメッセージ、とてもうれしく拝見しました。
うぜーよとNが、それぞれ、本当に本当にお世話になりました。
うぜーよは先生とお話するのが大好きで、もしかしたらピアノより好きだったかも知れません(笑)
たくさん影響を受けたようですし、人としても、とても信頼を寄せていました。
小さい時のこともよく覚えて下さっていて、うぜーよは、そのお話を聞くのがとても楽しいようで、よく家に帰ってからも話してくれていました。
親以外に娘のことを色々知っていて応援して下さる人がいることは、親としてもとても嬉しいし、ありがたいことだと思っています!一方のNの方は、まるで先生がお母さんであるかのように甘えていましたね。
実の母よりも、時々先生の方がおかあさんみたいだ!と言ったりもしてました。たくさんご迷惑をおかけしましたが、いつもあたたかく受け止めて下さって、本当に有り難かったです。
そして親でさえむずかしいのに、その時々、どちらの娘にも、ちゃんとその子の性格に合わせた対応をして頂き。
ふたりともとてもかわいがってくださって感謝しています。
Nは、今家を出て自立すべく頑張っています。元気です。
いまだに気にかけて頂いて、ありがとうございます。
私も好きな曲が弾けたらな〜と思ってますが、仕事が忙しくなかなか時間が取れません。
落ち着いたら、ぜひ教えて下さい。よろしくお願いします。
うぜーよもまたピアノ弾きたい!と言い出すと思います。
歌も大好きですし、音楽がこれほどまでに好きになったのはピアノを続けて来れたからです!
音楽の楽しさを教えてもらったからです!
本当にありがとうございました。
とてもとてもうれしかったし、宝物をいただいた気がしたので、エッセンスだけ日記に残しておこうと思いました。
またくじけそうになったら、この文章を思い出そう。
みなさまにもたくさん応援していただいたので、節目のお裾分けです。
うぜーよ姫とNちゃんに幸多かれと祈ります。
そして、次世代のうぜーよちゃんたちとも、いつかこうやってお別れの日が来ることを肝に銘じつつ。
今できる最大限のことを、ちゃんと「今」時期を外さずにしてあげられたらいいなぁ。
明日からもがんばろう!