いつも読んでくださってありがとうございます。
読んでいただけるだけでもとてもうれしいことなのに、拍手や拍手コメント、スターをくださるみなさまには、本当に感謝しています。
気まぐれすぎる更新だし、客観性を欠いた文章がほとんどなのですが、そんな日記でも楽しみにしてるよ〜と言っていただけるなんて、本当にしあわせなこと。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
と、お礼を述べたところで・・・
やっと初回盤と通常盤が揃いました。
初回盤のジュエリーボックス?がとってもらしくって・・・むふふでした(笑)
となりと絡んでとても困ってた細いチェーンのネックレス類や、すぐに相方が迷子になるピアス類を仕切りに一つずつ入れて鏡台の脇の台の上へ(笑)
通常の方はフラゲの日にやってきたので、もうかなり聴きこんでます。
新しいCDがやってくるとにかくキッチンで流しっぱなしにするというのが常で。
洗い物をしていても、お料理をしていても、ず〜っと全曲リピートで流します。
で、一昨日、流しながら作ったのがこれ。
もうツイッターで報告しちゃったからご覧になった方もいらっしゃるかもだけど、黒豆のプリン。
まさしくこのアルバムを聴きながら作ったからか、お砂糖をまったく入れなかったのに、ほどよくスイートでぷるんぷるんな仕上がりになりました(笑)
クリスマスの時に使わずに終わった生クリームと牛乳を少しずつ混ぜたら、元が豆とは思えない!!
家族からも大好評で、鼻高々(笑)
トップに飾った黒豆が、今年とっても上手に煮えたのもうれしい出来事でした。
(同じように作っても、毎年ちょっとずつ違っちゃうのが常なのです!)
かつて義理の母が黒豆の煮物がとても上手で「コツはなんなんですか?」と聞いたら「丹波の黒豆を使うととってもおいしくできるんやで?」と教えてもらってから、ちょっと高くても丹波の黒豆を探して作ってます。
ついでにレシピも聞けばよかったのですが、そこまでは考えが及ばずで、とっても残念でもあるわけですが・・・
それでもわたし的には黒豆と言えば義母を思い出す味で、とても大事な一品です。
っていうか、もっと義母が生きているうちに、おせちをちゃんと習いたかったなぁという後悔の念と共に、毎年義母を思い出しながら作る味。
お義母さん、今年も作ったよ。
「プリンにしてみたの、お義母さんも食べてみて!」・・・とか、男子しか産まなかったことが残念と言っていた義母と女子トークしつつ、食べたかったなぁ〜
おっと。
話が盛大に逸れちゃった(笑)
Ballad Selection、Ballad Selection!!
(自分に言い聞かせるな!笑)
今回はほぼ知っている曲なので、そこまでは聴かないだろうと思っていたのですが、やっぱり流しっぱなしにして聴き込んでます。
家族も知っている曲が多いので、通りすがりに一緒に口ずさんでいたりもします。
アネがたまたま初っぱなで通りがかって「あっ!愛かた、心中バージョンだ!」などと言ったり。
オトートが「これ、アニバーサリーなんちゃらだよね?」とか言ってきて「なんちゃらは付かなくて、アニバーサリーだけだから!」と言い返したり(笑)
オットが通りすがりに熱唱して「うるさい!!やーめーて!!」ってなったり(笑)
平和な我が家なのでありました(笑)
さて。
話が逸れついでに、もうひとつ、まったく違うとっかかりから入りますけど。
わたしがKinKi Kidsのファンだと意識し始めたのは、遠くマレーシアの地に住んでいた頃・・・というのは、ここふぇるまーたでも何度も語っている話ですが・・・
日本に帰国して最初にオンタイムで買えたCDが「KinKi Single Selection」で、なんとなくタイトル的にも、集まっている曲の性質的にも、どうもかのアルバムのことを一緒に思い出してしまうせいか、ここ数日、ファンになりたてだった頃のことを頻繁に思い出して、なつかしんでおりました。
かの地には1995年から1999年までほぼ4年くらい住んでいて。
当時日本人会の中にあるレンタルビデオショップで、時々入ってくるラブラブや、ドラマ「未満都市」を見て、もっと彼らのことが知りたくてパソコンからファンサイトをのぞくようになったものの・・・
もちろん海外からではテレビ番組に出ると聞いても(遅れてでも)見ることができるものは限られていたし。
CD発売!とわかっていても、隣の国のシンガポールなら手に入るかしら?というくらいで、ほぼオンタイムで手に入れるのはムリ。
時々1.5倍くらいの値段でかの地の紀伊國屋で売られているMYOJOなんかがコンドミニアムで回覧されてくると、食い入るように見て、次の人に回すまでにまぶたに存分に焼き付ける・・・というのが最高の贅沢・・・というくらい(笑)
それでも恋の始まり・・・という感じのわたしにとっては、ネットで情報を見たり、ファンのみなさまが語り合っているのを遠くから眺めているだけで十分で。
それまでモノクロームだったわたしの世界に突然に色がついた!というくらいしあわせを感じていたことを思い出しました。
そしてそして。
帰国して始めて、普通のファンと同じタイミングで手に入った「Single Selection」がどれだけうれしくて、来る日も来る日も飽きることなく聴いていたかを思い出しました。
同じように「Selection」って入っているからかもしれないし、同じように好きな曲がいっぱい入っているアルバムだったからかもしれないですが、とにかくここ数日、強烈に思い出されて、今の環境がいかにしあわせか?ということを再確認しては、じーーーん!!としてました。
手に入れたいなぁと思うものが手に入る。
たとえ外れがあるにせよ、みんなと同じ土俵に乗って、ライブの申し込みもできるし、今回のドームみたいに、二日続けて参加・・・なんてこともできるようになったんだなぁ。
ほんと当時からしたら夢のようです。
こういう気持ち、忘れちゃいけないなぁ。
ライブはもちろんですが、CDだってブルーレイだって、大事にたくさん見聴きして、存分に楽しまなくっちゃバチがあたります!
先日、今年第一発目、玉置さんのコンサートに行ったのですが、中身については別途触れるとして・・・
安全地帯もまた今年が30周年の記念の年なのです。
で、コンサートで隣に座っていたファンの方々が、休憩時間の時に「玉置さんが大好きだから、玉置さんに会うことがなんてったって一番しあわせなんだけど。安全地帯にも情っていうのかな?そういうのが確実にあるのよね。初期の安全地帯の曲なんかを聴くと、今の曲が一番!って思ってるくせに、胸がいっぱいになっちゃうの!」
とおっしゃってました。
わたしは安全地帯からというよりは、がっつり玉置さんのソロからはまったクチなので、その時は、へえ、そんなもんかぁ〜くらいの気持ちだったのが・・・
KinKiさんのバラード集を聴いていくうちに、不意にこの方々の会話が思い出されて納得したのです。
「情」っていうのは言い得て妙。まさしく!!
と、とってもロングパスで共感しちゃいました(笑)
このアルバムもどの曲を聴いても、当時の思い出がよみがえってくるし、なんだか甘酸っぱい気持ちになって、心が震えます。
ひたひたと「好き」の水位が上がってきて、ちゃぷんちゃぷん言わせながらさらに聴いていると、胸がいっぱいになる感じ。
どの曲もなつかしく、どの曲も今聴いてもやっぱり素敵で・・・
ああ、今出会ってもきっと好きになったなぁという感じ。
それとは別に思い出の扉がぱっかーんと両開きに開いて、いろいろなエピソードが次々と出てくるのもおもしろいです。
たとえば「停電の夜には」は個人的ランキングとしては、この曲が相当上位に曲なのですが、なぜかこの曲を聴くたびに思い出すのが、いつだったかのライブで、ほんの1mの距離で立ち止まったつよしさんがまるで歌が上手い海賊のようだ!と思ったことで(笑)
良い曲だなぁと思うたびに、どうして海賊つよしが出てきちゃうのか謎過ぎる(笑)いい曲なのに!!
「いのちの最後のひとしずく」は、このアルバムの中ではわりとスパイスな気がします。
ほかの曲はわりと等身大、もしくは少し若いイメージのKinKiさんですが、ここだけちょっとオトナな感じ。
硝子もそうだけど、これからもっともっと年を重ねていくと、もっともっと表現もイメージも変わっていきそうな気がして、楽しみだなぁと思える曲の筆頭です。
「to-Heart」の時は、いつだったかのコンサートで、どんどん上がっていくタワーの先にいるちっちゃいKinKiさんの美しい記憶がよみがえるのですが・・・
「ときえだゆーじ!!」という声が深きょんボイスでいまだに脳内再生されたりもして、いまだに胸キュンな1曲で。
合作はどれも好きだけど、Familyってこんなにいい曲だったんだなぁという感慨も今更ながらに感じたし。
愛かたはもちろんのこと、銀色暗号もまた美しくて儚くて、ほんとにKinKiさんにぴったりで。
さすが自分たちのこと、どういうテイストを歌えば良さが出るのかを、実はよ〜くわかってらっしゃる!と感心してしまいます。
玉置さんにもらった「むくのはね」では、出だしのところ、多分仮歌の玉置さんの声に、無意識に憑依しちゃってるようなつよしさんの貴重な渋い歌声がな〜んてわたし得!!・・・と何度も味わってみたり。
好きな人たちが別ジャンルの好きな人の曲を歌うしあわせ。
玉置さんが的確にKinKiさんを掴んでて、ちゃんと彼らにぴったりな曲を用意してくださったのも感激だし。
期待に応えて、玉置さんテイストをちゃんとKinKiらしく歌いこなしてるふたりにも乾杯!という感じだし。
ああ「むくのはね」はこんなにもいい曲なのに、タイミング的にシングルにならず、あまり表に出ていかなかったことが、本当に残念でなりません(涙)
あの曲をもらったのが今だったら、確実にもっと大々的なプロモーションと共に、素敵に世に出た気がするのになぁ。
「むくのはね」もまた、ふたりにぴったりで、でもちゃんと昔の彼らからの延長線上の、オトナなふたりがそこにいて、大好きな曲です。
「雪白の月」は松本良喜さんのメロディーやコードがとにかく好きで、ピアノ譜も持ってます。
完全に暗譜してるくらい弾き込んでいて、時々発作的に弾きたくなるので、ショパンやベートーベン、バッハが並ぶピアノサイドの一軍楽譜たちの中に紛れ込ませてあって(笑)
メロディーだけでも十分に好きだと思ってましたが、やっぱり彼らの歌声が乗ると格別でした(あたりまえ、笑)
ライブの感想のところで書こうと思って、今まで触れてなかったのですが、ドーム初日「バラード集から1曲やります。でも、ちょっと最初の方のキーが低くて歌いずらいんだけど」みたいに彼らが言った時に、わたし「雪白じゃない?」と口走って、一緒に見ていたあきこちゃんをびっくりさせた記憶がよみがえります(自慢!笑)。
そしてライブから帰宅後、ほろ酔いで何を置いても・・・とピアノ部屋に駆け込んで、コートも脱がずにこの曲を弾いたのもいい思い出の一ページ。
だって好きなんだもん!!
Anniversaryは、初聴きの時よりも、だんだんにライブでみんなで合唱したり、彼らが歌うのを聴いて育って行った曲という気がしていて、今ではイントロを聴いただけで心震える1曲となっていて。
近年、まったく歌詞が覚えられない病(笑)のわたしが、唯一フルコーラス覚えてる曲かもしれない1曲で(何度も歌わされてるからね!笑)
「もう君以外愛せない」は当時大好きだったコウイチさんのドラマ「天使が消えた街」を思い出してキュンとします。このドラマに出会った時期的なものもあるかもだけど、わたしの中ではコウイチさんのドラマの中では、これがダントツ大好きで。殴られ屋のたっちゃんとお兄ちゃんのフミヤさん扮する輝ちゃんが大好きだったなぁ。
この曲と言えば、KinKi youだったかな?歌に入るタイミングが迷子になったコウイチさん!・・・という伝説のエピソードもありましたよね〜むふふ。
さらにもうひとつ、コウイチさんがものすご〜く歌に気持ちが入ると「い」が「ひ」になる・・・なんてつよしさんに指摘されてたのもこの曲でしたよね?
「青の時代」もピアノでイントロをどれだけ弾いたかわからない・・・というくらい弾いた曲ですが、この曲と出会ったとき、デュオのふたりが最初から最後までユニゾンで歌うというのが、あまりに新鮮で。
違和感がないどころか、なんだかさらにその少年性?青さ?一瞬の青春の儚さ?みたいなものを強調して、素敵な効果を上げていることにびっくりしたことを今更ながらに思い出しました。
彼らがもしも、当時じゃなくて今この曲と出会っていたら、ハモりとかつけていたかもしれないけど、この曲はユニゾンでこそという気がするし、やっぱりあの頃出会ってよかったんだろうなぁとも思います。
薄荷キャンディーは「北極星の横に三日月?」とネットで騒がれていたのが思い出されつつ(笑)やっぱりいい曲だなぁとしみじみと。
ドラマの過去映像の海辺のラブシーンをアンビリーバブルなくらいリピートしたのもいい思い出(笑)広末さんとまたドラマ、やらないかなぁ。
とかね。
全然関係ないけど、昔ファミリークラブにお正月に電話を掛けて挨拶を聴く・・・みたいなシステムがあって、あれを張り切って聴いたら、「薄荷キャンディー」を「うすにキャンディー」と堂々とアナウンスしていて、はぁ?となりつつ爆笑したのもいい思い出の一コマ。
(今でもあれがなぜあのまんま、誰からもおかしいと思われずにずっと流されたのか謎だけど!笑)
Love is・・・は39コンサートの時の円形ステージで、アンプラグドで歌った時のことが思い出されます。
この曲も好き過ぎて、KinKiでプレイリストを作る時、絶対に入れちゃう1曲です。
この歌の時もすでにだいぶ熟成していたKinKi Kidsなのに、この曲のふたりはどこか何色にも染まらず「純」で「まっすぐ」なイメージを保っていて。
当時、KinKiを見ると若山牧水の「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」が思い出される・・・と思っていたこともセットで思い出すのですが、これはこの曲とは直接関係ないものの・・・音楽って不思議で、不意に曲を聴くと当時思っていたことが思い出されるから不思議です。
曲そのものは、とてもやさしくて包容力がある温かいイメージなのに、一見すると真逆なイメージが思い出されるのが不思議ですがおもしろいです。
新曲「White Avenue」は、歌割りが真っ二つじゃないところがおもしろいです。
ハモりもまた不規則で。
1番のコウイチさんがソロを取るところにはハモパートはは入っていないですが、2番のつよしさんパートにだけ、コウイチさんが声を重ねていて、ここもハっとしてとても好き。
そして、サビからユニゾンが現れる・・・これがまたとても素敵なのです。
そんなさまざまなアンバランスさが絶妙のいいバランスで(表現がヘンですが、伝わるかしら?笑)、まさに今のKinKiらしさ、素敵なところを表現しているような気がします。
最初にする〜っと聴いてしまうと、ちょっと気がつかないところかもしれないですが、何度も聴いていて、聴けば聴くほど味のある曲だと思いました。
「どんなに遠く長くても 一歩ずつでいい 足跡残していこう」という歌詞がとってもKinKi Kidsらしいなぁとも思いました。
近道で要領よく行ってしまわず、どちらかが強引に進むでもなく・・・双方が納得がいくまで、辛抱強く言葉少なく待っていて、決して先を急がない感じ・・・でもいざ一歩を踏み出す時には決然と同じ方向を向いて凜としている・・・イメージが沸きました。
ユニゾン部分「どんなに遠く長くても」のところがふたり揃ってファルセットになるところがたまらなく好きです。
とても繊細なふたつの声が絡むところ、大好きです。
そしてそして。
ラストに入っている「道は手ずから夢の花」はシングルカットされた曲とは味付けが違っていて、こちらはよく見たらアレンジが、わたしの大好きな武部聡志さんでした。
シングルの凜としたたたずまいも好きですが、こちらのアレンジでは、もうちょっとカラフルでやさしい花々がイメージできて、素敵です。
季節が少し進んで春遠からじな感じ、同じ曲なのにより包み込むようなやさしさが感じられていいなぁと思います。
だからと言って、どっちが好き?と問われるとちょっと困ってしまうのですが、TPOによるかも?と微妙な答え方をしておこう(笑)
曲については、駆け足で一言ずつ感想を書いてきましたが、このアルバムにも堂島孝平氏が参加してくださっているのがとても大きい気がします。
昨年のアリーナツアーからこっち、ライブにも参加してくださった堂島氏が入ってくださったことにより、KinKiの世界に客観性がとても増した気がして。
ふたりのどちらとも相性がよくて、ふたりにとても慕われ、尊敬されている堂島氏だからこそ言えたことがたくさんあると思うし。
ファンも大好きな堂島氏なので、KinKi界隈全方向からこんなに切望される方はほかにはいらっしゃらないと思うし。
堂島氏が、ほんとうは凄い方なのに、しばしばファン目線にまで、とっても気さくに降りてきてくださるから・・・
結果としてアルバムが、至る所でファンにもやさしい仕様になっている気もして。
堂島氏には感謝しかない!と思わされました。
今年の目標のひとつに堂島氏のライブに参戦!というのがあって。
いつか叶いますように!・・・と言霊を飛ばしておこうと思います!!
それにしても主観的に勝手に語りすぎ!
最後まで読ませちゃったみなさま、ごめんなさい(笑)
参考にもなんにもならない、ただの感想でありました!