ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 We are KinKi Kids Live Tour 2016〜TSUYOSHI&KOICHI〜 10月9日 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ その1(ほんの少し追記あり。) 

2度目だし、いい加減長いし、絶対にひとつの日記にまとめてやる!と意気込んでいたのに、やっぱりムリでした(笑)

どうしてわたしってば、簡潔に書くということができないのだろう・・・と、ちょっと自分にがっかりしてます(笑)

で、本当は大阪前にちゃんと書き上げて、これでわたしのアリーナツアーに関するエントリーは充実のうちに終了です!

とまとめるつもりが・・・

生徒三昧の木曜日の大波に飲み込まれて、夜、これをあげようと思ったら力尽きてしまいました。

案の定、わたし自身が大阪レポに夢中になっちゃったしね。えへへ。

お蔵入りか?と思いましたが、それもまた情けない!

ということで、やっぱり上げておきます。

今回は元々しっかり書くつもりじゃなかったので、とってもアバウトな感想だし、MCも自分が印象に残ったところだけです。

全体の流れを知りたい方、このエントリーでたまたま寄られた方は、初日の武道館の方の感想を先にご覧いただけたらと思います。

ちなみに過去の日記へは、サイドバーのタイトルのところから入れます。

そして諸事情ありまして、その2が最初ですので、最初のところにはリンクを貼っておきます。
こちらからです。

どうぞよろしくです。

今回の方が、ステージからだいぶ離れて、全体を見渡せる席だったので、武道館の時によくわからなかったところとかを一応自分用メモとして残しました。

あとは例によって、私的な感想文ですので、どうぞ信用しすぎないように、よろしくです。

仙台二日目の記憶を辿ろうとするとき、真っ先に思い出すのは、スタンド席の中腹から見た綺麗に半々の赤と青のペンライト。

もちろん場所によってどちらかが、たまたま塊ってたりはするものの、大きく見るとびっくりするほど半々で。

こんなにもドラマチックに半々なんだと思うとこのふたりの奇跡のバランスが証明されたかのような、とても素敵な気持ちになりました。

そもそもまだ開演まで5分以上もあって、そんなにすぐには始まらないだろうという頃からすでに「KinKi パンパン!」が始まっていて、思わず乗っかったものの、まだ早くない?バンドさんたちでさえ、全然出てくる気配ないし・・・なんて言ってたら・・・

そのまんまどんどんコールが広がって行き、始まったのは定刻を5分くらい過ぎてからだったので、ずいぶん長いこと、ひたすらにコールが続いていたことになります。
(あとからコウイチさんに聞いたところによれば、あまりにもトイレ待ちの列が長かったそうで開演が遅れたのだそう。)

それでもちっとも尻すぼみにならなくて、ずっと同じテンションで続いているのも凄いなぁと思ったし、やってるうちに楽しくなってきちゃって、これもまた、仙台のみなさま方と共有したとてもいい思い出になりました。

わたしたちの席はステージ向かって右のスタンド席の真ん中より少し後ろくらいだったので、今回は正面からの演出がとてもよくわかって、とても新鮮に感じました。

前の列におじいちゃんがいらしたり、ファミリーで来られている方もたくさんいて、MCではおじさんの笑い声が響き渡ったり、男性からの声も多かったり。

あちこちでこの日、いかにコウイチさんがゴキゲンだったかが語られていましたが、それはまったくその通りとして(笑)つよしさんもまた、かなり気持ちよくライブに臨んでいたんじゃないかと思ったのは・・・

いろいろな楽曲のそこここで音に合わせてフェイクを入れてみたり、ふわーっと声を重ねたり。

まるで楽器を鳴らすかのように、自然に声が出ていて、まるで「楽しい」という気持ちが自然にメロディーに乗って出てきたみたいなフェイクだなぁなんて思いながら見てました(笑)

一方のコウイチさんの発言で最も心に残ったのは、前日の乗り遅れやらなにやらのことだと思われますが、なんだかハプニングが多くて、地味にダメージを食らってて。

「今日はここ(コンサート)で、まずは自分が思いっきり楽しもうって思ってた!」みたいなことを言ってて。

これは宝物のようにわたしの心に残ったひとことでありました。

わたしたちが日常でダメージを食らって、よ〜しコンサートではっちゃけるぞーっ!とか、楽しむぞ〜っ!!というのはありがちなパターンだと思うのですが。

ステージの上の方がそんな風に思ってくれてるだなんて、本当にうれしいではないですか。
そもそもコウイチさんは、わたしが知る限りでは、そんなにストレートに気持ちを客席に伝えてくれるのも珍しい気がして。

しみじみとしあわせな気持ちに浸りつつ、ふと、つよしさんの方を見ると・・・

彼もまたそんなことを語っているコウイチさんに、とってもやさしいまなざしを向けていて。

ああ、ほんとしあわせ♡と、心から思えたのでした。

さて。

今回、始まる前からステージにかかっていた紗の幕がさまざまにおもしろい演出に使われていることがわかりました。
これ、武道館では席が前過ぎて、単に目隠し?くらいしか思ってなかったの。

一番最初の、暗転した直後の映像も、今回初めてちゃんとわかって、壮大でびっくりしました。

水が一滴、ぽとんと落ちて、そこから広がる波紋。

そして宇宙的な広がりをなしてからの「We are KinKi Kids」がドドーン!と出てからのロゴマーク

これらがその紗のかかったスクリーンに映し出されているところは、初日のわたしからは死角で見えなかったのでした。

赤と青のライトがものすご〜く存在感を発揮して。

ロゴの「K」の文字があっちからもこっちからも赤と青のレーザーで照射。

そして、あれ?なにかに似てる?と思っていたら、ツアーロゴになるのです。
このロゴマークの存在感が半端なくて、なんだか感動すら覚えました。

このロゴが生を受け、心臓がどくんどくん動き出す・・・みたいなイメージで見てました。
ここだけで1ページくらい語れるくらいなのですが、キリがないのでこの辺で(笑)


まずはセットリストに沿って、気がついたところ、前回よく見えていなかったところを中心に補足、追記します。
(全部に触れてるわけじゃなく、メモってあるところだけですので、抜けてるところもあります。)


Kissからはじまるミステリー
曲の途中で、キャーっ!!という声がして、よく見てなかったのですが、後で友人に聞いたら

つよしさんが、ここで「人差し指を唇に当てて投げkissをしてたんだよ〜!と教えてくれました。

そりゃそうなるわ(笑)と思ったとこ。



愛されるより愛したい
コウイチさんとつよしさんが超接近する曲はどれだっただろう?と思ってたのですが、これでした。
で、きのうTVガイドさんを買ったら、このショットがちゃんと捉えられてましたよ?
KinKiのライブレポの3ページ目の二段目の写真です。
コウイチさんの腕がつよしさんの肩にしっかりと乗っかってる写真。
そうそう、ここここ!さ〜すが、TVガイドさん!!



情熱
前曲からこの曲へのつなぎのところがものすご〜くカッコイイと思ったのですが、前回は横からであんまりよく見えなかったのです。
今回はよく見えました。
愛される〜の最後のところで、真ん中にががーっと集まってきたダンサーさんたちとKinKiさんが「情熱」で隊列のようになってかっこよく踊るのです。
ちょっと昨年末のコンサートのイメージとも近い、プチマスゲームな感じ。

炎がぼーっ!ぼーっ!とめらめらと燃える情熱を演出するのですが、ここはふたりの表情にも注目。
彼らとは一見無縁そうな!?(笑)とっても情熱的な、ちょっと冷たくさえ感じる強い瞳。
ここ、ふたりがふたりともすごくいい表情をしていて、思わず見惚れました。

「赤いマントをひるがえし!」とわたしメモ・・・でもそれがどうだったのかもう忘れてる・・・ダメダメだ(笑)
(求む!補足!)

☆追記です。
赤いマントをひるがえしていたのは、2人の後ろで一列に並んで踊っていたダンサーさんたちでした。
マントの片側だけをひるがえしていましたよね?と、ツイッターで仙台が地元の大好きなブロガーさん、Sさんが教えてくださって、そのヒントで記憶がダダーっ!っと蘇りました。

こんな風に記憶ってやつは、尻尾を掴むとするする〜っと芋づる式に出てくることがあっておもしろいなぁと思います(笑)
Sさん!助かりました。ありがとうございます。



モノクロドリーム
武道館の感想であいまいだったところです。
今回はちゃんと見てきました。

やっぱりここは、登場の場所が別々なのでした。
コウイチさんは下から舞台がせりあがってきて。
出てくるなりダンサーさんと絡みつつ踊り・・・

つよしさんはステージ上段から。

下に降りていく時に何故かどんちゃんの横で一回止まってて。どんちゃんが「どうぞ」ってやってて。
小さなやりとりだったけど、すっごくつよしさんがしあわせそうでした。

コウイチさんもつよしさんも、本当にどんちゃんが大好きなんだなぁ。

長兄に甘えるやんちゃな双子!って感じ。かわいいの。



愛のかたまり
武道館の感想を書くときに、星ってなんだ?と前に書いたメモを見て思ってたのですが、だ円のモニターの周りがキラキラとした緑の星で彩られているのでした。
星の王子様たち!って殴り書いてるわたしメモ。
むふふ。だって、そんな感じだったのです。

ここ、四方八方にレーザー光線が飛んで、とてもとても美しかったです。



naked mind
イントロでバンドさんたちが笑顔でクラップを始めて、こっちにも「一緒にしようよ〜っ!!」と求めてくださいます。

瞬時に乗っかって、ものすご〜くノリノリになれて、ここ、すっごく好き!
このFUNK TUNEはCDで聴いていただけの時よりも、生で聴くほどにどんどん好きになるなぁと心から実感した1曲でありました。
いつの間にはわたし、本気でFUNK好きになってて、時々びっくりします(笑)

つよしさんはこの日、歌い踊りながらも、フェイクを入れまくっていて、自由に声を出してました。
きっとこの曲、すっごく気持ちいいんだなという感じ。

この日は建さん、堂島くん、KinKiさんの4ショットに加えてトランペットも前に出てきて、ソロを吹いてました。
これが清々しくてとてもカッコイイ音でした。楽しい!!

さらに、2人が前に出てきた堂島さん、建さんの横で、それぞれが出す音に反応しながらふわっふわっとしあわせそうに踊るの。
ふぇるまーたでもお馴染み、ゆきはなさんから音楽用語満載のコメントをいただいたせいか、わたしの頭の中に、音楽用語「a piacere」が浮かんでました。

そもそもの意味は「自由に」なのですが「piacere」だけだと意志という意味もあって。
意志を持って自由に楽しんでいる感じ。今のKinKi Kidsを象徴しているようで、ものすご〜く思い出してもしあわせな景色です。



Summer〜僕らのシルエット〜
照明が清々しくスカイブルーになっていて、美しいなぁとため息。

ふたりとも左右に別れ、高いところに上がって歌うのですが、この時てっぺんからもフェイクを入れるつよしさんにびっくり。
「怖い」に気持ちいいが勝ってるんだろうな。そんなところからもゴキゲンっぷりが感じ取れましたよ。



雨音のボレロ
「君という名前の幸せを尊く思う♪」
このフレーズが好き過ぎて、ほんとふたりを見ていると・・・(あっ!あえて堂島くんっぽくというか、ファンしかわからない書き方をするならftr・・・ですかね、笑)「尊い」という言葉しか出て来ないよ!!と思いながら聴いてました。



陽炎

やっぱりこの曲がすでに好きで好きでたまらないわたしがいて。
ここだけでも脳内HDDに入れて持って帰ってリピートしたい!!と何度も何度も思いました。

E嬢とも言っていたのですが、USBを挿すところが頭にあって、お互いの脳内映像を見合えるとか、一緒に巻き戻したり早送りしたりしながら、なんべんも見たりできたらいいのに!!

な〜んてことを散々言い合った筆頭曲がこれでした(笑)


視覚的にも、照明が青と赤に染め分けられていて、それがステージの上できれいに半分ずつになっていて。

歌という武器とダンスという武器を持って、ふたりが手放したくないもの、失くしたくないもの・・・
たとえば愛とか記憶とかを・・・

実態はないけどとても怖いもの?事象?から守るために闘っているようなイメージ。

武道館で見た時は、とにかく何もかもに惹き付けられて、まだ歌詞をしみじみと追うところまでいかなかったのですが、2回目に仙台で見てからじっくりと歌詞カードを見てみると、つよしさんの作品らしく、とても繊細で儚いの。

このイメージは少し前ならつよしさん限定に感じるものだったのですが、なんとなく最近のコウイチさんを見ていると、彼もまたどこか儚げでとっても繊細な一面を持っているようにも感じて。

コウイチさん的でもあり、つよしさん的でもあるように感じ始めました。

要はやっぱりふたりでうたうのにぴったり!!と思ったということです。

この曲の時のわたしメモには、とってもおもしろいことが書いてあります。

「つよしの夏木マリにとことんやられる!!」

なんだ?って感じでしょ。

これは、ある年代以上の人じゃなきゃわからないたとえでなのですが・・・
夏木マリさんがフィンガーアクションがすご〜く印象的な歌を歌ってらして。
それを思い出したのでした(笑)

強烈に色っぽくて、身悶えしちゃうほどカッコイイの。

悩殺!!とも書いてある(笑)

「手のひらに流れた 熱の赤い脈の美を知ってるのに〜♪」辺りだったと思うのですが、親指から順番に、流れるように小指まで指を折ったかと思うと、今度は逆から、一本ずつ指を開いていくのです。

多分ですが、左手でこの一連の動きをしてて、一度じゃなくて、何度かやってた気がするのですが、見ちゃいけない感じ。
危ないぞ!やられるぞ!って警報が鳴ってるのに、手の指の間から見ずにはいられない・・・みたいな(笑)

それに対して、コウイチさんの動きはもっとしなやかで動きがのびのびとしていて、清らかなイメージだったかも・・・この曲では・・・ですけど。
天女みたい!とか書いてました(笑)

そのふたりの違いすらも武器!みたいな・・・

この歌では、ふたりの声の絡みがとんでもなく素敵で、この曲に関してはちゃんとふたつの声の魅力がそれぞれ生かされてて・・・
時として彼らの声は見分けがつかないときもありますが、ここではちゃんとそれぞれの声がそれぞれとして存在していて素敵。

仙台の日の翌日に、音楽の仕事をしている友人と、結構長い時間、いろいろと感想を言い合ったのですが、彼女もわたしも思ったことが、この曲はつよしさんの曲でもあるけど、堂島氏の曲でもあって。

この曲でずいぶんつよしさんは堂島氏に勉強させてもらったんだろうなぁということで。

多分堂島さんが入ってくださったことで、つよしさんの創作活動がまたひとつ深みを増したよね?なんて話に。
きっと、それがいかに大切なことかをつよしさんはわかってて、感謝してるんだろうね〜なんて。