この日記は、ふたつ前の日記の時系列的、続きの日記です。
日曜日にテレビに張り付いていた話の後半です。
そして、表題。
あらためて紹介をしておくと、これです。
まだ買えるようなので、あえてドキュメントのついた初回盤をご紹介!
たまたま検索等で引っ掛かっって通りすがったみなさまにも、堂本剛さんの音楽の入り口を入るなら・・・という意味で、ぜひぜひオススメの一枚です。
今回のプロモーションでは、つよしさんの音楽が、元々FUNKというジャンルが好きなみなさまにも結構届いたんじゃないかという実感がありました。
そういうみなさまが入り口としてどこから?と思われた場合、やっぱり最新のブルーレイ&DVDのこれが一番いいんじゃないかな?と思います。
そしてここでその素敵さを実感していただいたみなさまには、さらに遡っていかれることをオススメいたします。
TSUYOSHI DOMOTO TU FUNK TUOR 2015(初回盤) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: SHAMANIPPON
- 発売日: 2016/06/08
- メディア: Blu-ray
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TSUYOSHI DOMOTO TU FUNK TUOR 2015(通常盤) [DVD]
- 出版社/メーカー: SHAMANIPPON
- 発売日: 2016/06/08
- メディア: DVD
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ずっと体調が悪かったので、なかなか趣味ごとにまで手が回らなかったのですが、初回盤のドキュメントだけでも見たくてたまらなかったのに、今回ちょっとした失敗をしていて・・・
どちらかは車でも再生できるようにDVDにしようと思って、単純に楽天ブックスさんの、売り切れてない方を選んだのですが、これが初回盤の方で・・・
ドキュメントだけでも見たい!見たい!見たい!見たい!という気持ちでありながら、ブルーレイもDVDもどちらも再生できるリビングのレコーダーは、さらにオタク度の高いオトートやオットに占領されていることが多く・・・
キッチンのわたし用?(笑)の小さなテレビにつないである方のレコーダーは、なぜかブルーレイはいくらでも見れるのに、このタイミングで、市販のDVDにだけ反応しなくなってしまい(涙)ずっとお預けを食らっていたのでした(笑)
いつもならば、ちょっとどいてくれない?と闘ってでも?(笑)もしくは、家族が寝静まるまで待ってでも見るところですが、今回は体調不良もあって、そこまでの根性もなく・・・
やっと治ったこのタイミングで、やっと「テレビ占領宣言!」をしたら、拍子抜けするくらいあっけなく、子ども達ふたりとも「ど〜ぞ!」「ごゆっくり!」と言ってくれたので、ほんとにほんとに午後中張り付いてました(笑)
途中まで見て、ブンブブーンを挟んでまた見て、刺繍をやりながら見たり、タモリ倶楽部をリピートして、もう一度スペシャルリールだけ見たり(この話は前の日記の話のおさらいになっちゃったけど、笑)
夜もご飯ごとを終えて、いちげんさんが始まるぎりぎりまで、まだリピート三昧してました。
やっと少し気が済んだかも?(笑)(笑)(笑)
そして、一応初見の感想を書いておきたいと思いますが、ゆっくりじっくり考えて書くほど余裕がないので、とても雑に思ったことをだらだらと書きます。
本編そのものは、大阪城ホールの時のもので、自分が入った回ではないというのが、そもそもとてもお得な感じだし。
人も楽器もずらっと居並ぶ、どこよりもステージが人口密度が高い感じが、とてもとてもおもしろかったですし、ものすごい音圧っていうのもテレビ越しにも伝わってきます。
こりゃほんとに楽しいぞ!!
中学の頃、吹奏楽をやっていたせいもあると思うけど、単純にたくさんの人が心を合わせて創り出す音楽、空間というのがとても好きなのですよね。
そして、一見まるで遊んでいるかのように楽しげに繰り広げられる音楽空間ですが、なによりそのクオリティーの高さに驚きます。
つよしさんはここのところ「みんなで遊んでいるうちにできた」とか「やっていることに特に意味はない」とか「脳みその外側で作る」とかってよく言いますが、こういうのこそ、各々が元々持っている技術が高くないとできないのだと思います。
意識しなくても出てくるくらい、身体に沁み付いているビートや感覚や音楽的直感とか瞬発力のようなもの・・・
それらが集まり、さまざまに化学反応を起こし、そして新しいすばらしいものを生んでいく。
そういうことなんだろうなぁと思います。
で、この大阪城ホールのライブは、まだまだツアースタートの1回目なのですよね。
実際にどんどんアイディアが出され、まだまだ進化してゆくライブツアー。
その後しか参加していない身としては「ここはこう変わるんだよね!」の種明かしを知っているので、この時はこうだったのか?というのを楽しむのもよし!
まだまだ化けるんだよ!この曲は!なんてところを見つけたり。
そんなところもドキュメントで惜しみなく見せてくれていて、それはそれで興味深いし、TUORの進化っぷりを楽しむという趣向で見ると、楽しみが倍増するという側面もあり。
でありながら、初日だけが、人数的にもハコの大きさもある意味特別で、グルーヴも多分独特で。
これはこれである意味独立した完成形という感じにもなっていて、この日ならではの勢いみたいなものも画面からものすご〜く伝わってきて・・・
そんなところにもびっくりしつつ、楽しいものだなぁと実感しました。
それにしてもそれにしても・・・ですよ。
あんな人数で「せーの!」で音楽をやる瞬間ってなかなかないから、ゴージャスでダイナミックな音の洪水をさんざん聴かせて魅せておいて、かなり後半になって、珠玉のバラードたちを持ってくるなんてずるいってば!!という瞬間もあって。
歌声の存在感も5割増で、まんまとしてやられるわたしなのでありました〜
あんなにあの音この音、音の重なり、リズムの海で散々楽しませておいて、すっと音の数が減ったところで、とっておきの楽器、ラスボス的な(笑)あの表現豊かな「声」でとことん魅了してくるあたり・・・凄すぎる。
特にバラードの印象がとても残ったのは、そのあとのツアーではなくなってしまった「赤い鼓動のHeart」の存在感もあると思うけど。
静まり返った会場に響き渡る歌声があまりに素敵なので、ぽっかーんと口をあけて、息をするのも忘れて見入ってしまいました(笑)
こんな風にたくさんで演っても、ピアノ一本で歌っても勝るとも劣らない出来栄えで迫ってくるから、本当に油断がなりません。
結局どうあれひれ伏してしまいます。
音楽に特化した学校に行っていたから、若い頃からわりと世界的な「いい音」「いい声」はたくさん触れてきたつもりだけど、オトナになっても、まだまだ新しい才能との出会いがあって。
その才能あふれる人の天井はまだまだまったく見えず、オンタイムで、刻々とその成長っぷりを見守れるなんてほんとしあわせなことだ!!・・・
なんてことを思うのは、普段触れているクラシック音楽の作曲家のほとんどが今は亡き方々で、その言葉にせよ音楽にせよ、当時、どういう思いでいたかは、後世のわたしたちには想像するしかないわけで。
そんな世界が普通の「クラシック愛好者」からしたら、今、同じ世界の中で生きている人が創り出す音楽を、オンタイムで味わえるということは奇跡のような出来事で!!
しあわせなことだなぁと、時々思いっきり噛み締めてしまいます。ほんとに。
そういえば、見るのを楽しみにしていた、玉置さんでお馴染みだった佐野さんが、思ったよりも全然このバンドに馴染んでて、そんなところもとてもおもしろかったです。
特にセッション部分では、かなり佐野さんが活躍されてて、この日ならではのムードを作り、引っ張ってましたね!
この辺、もうちょっとよく見てからまた語りたいなぁ。
(佐野さんと言えば、彼は今回のミニアルバムにもちょこちょこ参加されてますよね!そのことにはまた別途触れたいと思ってますが。いつかこの方がいらっしゃる「TU FUNK ALL STARS」も生で体感したいなぁと思いましたのことよ!できたら、ダブルトロンボーンでよろしくです!)
そして雑誌だったかラジオだったかで聞いたように、最初っからテンポが速い!速い!
それがほんとあまりに顕著でおもしろかったです。
みんながみんな、ほんとにほんとに楽しかったんだろうなぁ〜というのがとってもよく伝わってきました。
ライブってほんとに、どのライブも「その日ならでは」。まさしく生き物なんだなぁ!って、しみじみと(笑)
ほんとは1曲1曲、またあらたに感想を書きたいのですが、そんなことを始めたら、またいつになっても終わらなくなっちゃうので、今日のところはやめにして、大雑把に書きます。
そしてこのライブでは、つよしさんご本人と同じくらい、バンドのメンバーさんたちの表情をたくさん拾ってくださってるのもとってもいいなぁと思います。
つよしさんだけじゃなく、みなさまもほんとに楽しかったのね!というのがとてもとても伝わってきたし、つよしさんや、他のメンバーさんの音に目をキラキラさせて見入っている方々の表情もとても素敵です。
時折ライブ系のDVDを見て思うこと、切り替わりが多くてじっくり見ていられないような感覚もあんまりなかったですし、なによりスイッチするタイミングが絶妙で!
ドキュメントの方ではわたしが行った渋谷やフォーラムの回の映像もたくさん入っていたのですが、「ああ、ここ見たかった!」「この時のこの人の表情!」「この時のこの楽器のシーン!」ととても心に残ったところが、かなりの確率でちゃんと捉えられ、整理された映像となっておりました。
そして音の進化っぷり、ライブが生もので、どんどん洗練されていく様子がつぶさに映っていて、そんなところも楽しかったなぁ。
できることなら、最終日にもう一度アリーナクラスでビックバンドでのライブが見れたらどんなによかっただろうとは思うけど。
また彼が彼の音楽を続けていれば、いつかはそんな日に立ち会う経験もできるかもしれないと思ったり。
Funky Pantiesの最初のコーラスがメイキングから見れたのもとってもうれしかったし!
渉くんやKenKen、Duttchさんとはしゃぐつよしさん、十川さんの包容力に甘えるつよしさん、竹ちゃんの意外な天然っぷり、名越さんいじり、恵子ちゃんと楽しそうにふざけあうさま。
かわ島さんの物まねとホンモノルイスさんの超キュートな図。
大きな口を開けて楽しそうにゲラゲラ笑うSASUKEさん。ムードメーカーのDUTTCHさん。
達観しているような表情のスティーヴさん、しあわせそうなシミーさんを見て思い出されるライブ直後のツイートたち。
どのシーンでも本当にしあわせそうなつよしさんの表情たるや!!
ああ、本当によかったね。ほんと、よかったね〜
おばあちゃんみたいに、ひたすらにそう思ってしまうファン心(笑)
ああ、見所を挙げ始めたらキリがない!!
てなわけで、個人的なツボと照らし合わせてみよう!なんて気持ちになって、ブログの過去ログを漁って、やっぱりね〜なんてほくそ笑んだり(笑)そうそう、このシーン、泣きそうになりながら、見てたんだった!なんていう思い出が次々と蘇り、とてもとてもジーンとしました。
細かいツボを書きたくて仕方ないのですが、まだまだ見るでしょうし、上手に隙間を見つけて、また書けたらいいなぁと思います。
このバンドの方々はみなさんとてもやさしいから、つよしさんの迷惑にならないように「彼がそこにいる場面を想像できるような画像」をあげてくれたり、エピソードを語ってくださったりもするのだけれど、このドキュメントの中に、まさしくセンターの人がそこにいる写真を撮る場面が映し出されていて、そこが一番ぐっときたかも。
ずっと想像を駆使して、空目するだけだった光景が、そこに初めて公に広がっていたのです。
楽しそうでしあわせそうなみなさんの真ん中に、誰よりもうれしそうにちんまりと収まっているつよしさんの存在感たるや・・・
彼が一人でスタートした活動が、こんな風に広がりを見せて、ここにいるたくさんの人たちを、ここにはいない仲間たちをも、そして画面越しに熱い視線を送る無数のファンをもしあわせにしてるんだなぁとあらためて。
彼はよく仲間たちやファンの人にも感謝の気持ちを述べるけど、その言葉そっくりそのままお返しします・・・と思っている人たちが一体どれだけ内外にいることか!!
この活動は、彼が一歩を踏み出さなければ始まらなかったことで。
すべての音楽は生まれなかったわけで。
つよしさんもバンドのみなさま方からたくさんのGift(音楽的にも人間的にも)をもらっていると思うけど、彼らもまた、つよしさんから、そして仲間たちから、たくさんのGiftを持ち帰っているんじゃないかな。
昨今、TU FUNK ALL STARSとしての活動以外にも、一旦外に出ても、いろんな組み合わせで、中の人たちが絡む素敵ライブが実現したり、さまざまな交流が図られたりしているのを見るにつけても・・・
そしてつよしさんをはじめ、全員が「ご自分の場所、ホーム的な場所」をちゃんと持ってらして、ライブツアーでガっと集まって、終わるや否や、余韻を味わう暇もなく、またそれぞれの場所へある意味経験という「おみやげ」を持って帰っていく・・・といういつもの光景もまた素敵。
ぱーっと集まってはまた散ってゆく。
潔くそれができるのは、いつだっていつものメンバーが集まりさえすれば、クオリティーの高いものができるという自信の表れでもあると思うし、単純に、ほんとの意味で仲良しで、いつだって会えるということでもあるのだとも思うのです。
すごいことだなぁ!!
それにしても、大阪城ホールのライブ映像の美しいこと。
今回、渋谷の時には「ペンライト、このライブにいる?」なんて思ったこともあったのですが(言ったわりに買いましたし、イワシも楽しんでやりましたけど、笑)このDVDを見て、「いるよ!いるよ!絶対いる!」と思ったのは、やっぱりアリーナでのライブが映像になった時の美しさが格別だったからです。
そして「ファンも参加してる感」「一体感」が映像を見ているだけでも存分に味わえます。
あんな大きなホールに、あんなたくさんのバンドごと乗り込んで、思いっきり鳴らしてきたTU FUNK ALL STARS、みんな楽しかっただろうなぁ。
居並ぶギターやベース陣、ホーン隊の豪華な面々ときたら!ダブルキーボード、ダブルドラム、そしてゴージャス過ぎるコーラス隊のパワフルな歌声。
そしてとっても小柄なのに(笑)誰よりもピカピカキラキラとその存在を輝かせて、時にものすご〜く冷静な表情で、あちこちに指示を出しつつ、堂々とその存在を誇示しつつ立っている真ん中の人!!
そんな人なのに、アンコールでトロッコに乗った瞬間、ほんとは毎年乗ってるくせに、とっても初々しく不慣れに見えたのはなぜなんだろう?(笑)
どうみても、KinKiの中のヒトがやってるとは思えないくらい、大きいところでやってもいい意味でまったくの別物なのもまた、両方好きとしては、おもしろくてなりませんでした。
こればっかり見ているさなかにブンブブーンがカットインしても、エンディングで流れた「薔薇と太陽」に「きゃーっ!!」となっても、またふっつーにDVD鑑賞に戻って行けるし、逆もまた然り。
今のわたしは、彼や彼らが関わるどの場所も、どこからでも出入りできるし、どの活動も屈託なくとても楽しめていて、おだやかにしあわせな時を過ごしているなぁと心から実感できてます。
いろいろと風通しもよくなってきて、これからのソロ活動もKinKiとしての20周年関連の活動も楽しみです。
まだまだDVD関連の感想も書き足らないですが、早速テレ東音楽祭も早々行われるし、まだまだ旅行記も続きだし。
なによりGrateful Rebirthについて触れたいと思っていて。
今週中になんとしても口火を切りたいと思います。
体調不良でいつもに増してタイミングが遅れちゃってますが(笑)ゆっくりついて行けたらと思っているので、たまたまめっちゃKYなタイミングになったらごめんなさい・・・と今から言っておこうと思います(笑)