ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

西野くんのDVD

ここのところ、なぜか変な具合に木曜日と金曜日に仕事が集中してしまっていて、あとは土曜日の朝にことちゃんが来て、最後にずどーん!!という感じ。(表現がおかしいから、笑)

とっても偏っているうえに、怪我をしている人、急病人、それからちょっと事情があってしばらく来れてない人がいたりして。
気ぜわしくしている家族もいるけど、わたしが直接できることはなかったりして。

とはいえじっとしていられないので、一応先週のノルマはこなしてあったのに、無駄に筋トレに行ってみたり(笑)本屋詣でをしたりしたにも関わらず、さらに土曜の午後からぽっかりと時間が空いたので、着々と・・・

前から見ようと思っていたHDDに入りっ放しのものやお借りしたDVDを見たり、本を読んだり。
ドラマをいっぱい見たりして。

そして刺繍をしてました。

ちなみに・・・

久々に刺繍の画像。

だいぶ進みましたよん。

ちょっと撮り方が悪くて画像が曲がっちゃいましたけど(笑)図案は曲がってないはず(笑)

さすがに刺繍をしている時は動けないので、音楽を聴いているか、ドラマを見ているか。
あきこちゃんにもらっていて、時間があるときに見ようと思っていた女流作家の短編を3つ繋げた年始のドラマスペシャル「美しい嘘」もやっと見れましたよ。

なかなかに力作だったなぁ。

そして。

なぜか最近はまっているのが、酢の物やごまあえやおひたしやナムルで。
これは数年前にはなかったこと。

これってやっぱり年かしらん。

ほぼ毎日なんかしら作ってます。

きゅうりとわかめとタコの酢の物とか。
もやしとにんじんのナムルとか。
春菊や小松菜のおひたしとか。

先日、更新があると飛んでいってのぞかせていただいているRさんの日記に、切り干し大根の酢の物というのが載っていて、試してみたら激はまりして、もう4回も作ったという・・・Rさ〜ん!ご覧になってはいないかもですが、超おいしいものをご紹介くださってありがとうございます。
ごちそうさまです。またきっと作ります。

切り干し大根のほどほどの歯ごたえと、あんまり水っぽくならないところがとんでもなくお気に入りです。

さて。

しばらく前に仲良しのK嬢からお借りしてあったDVDを、週末にやっと見れたので、ちょっとだけ感想を書きます。

「Documentary of 西野亮廣独演会 in New York 2015 gift」です。

西野くんのニューヨークで行われた独演会のドキュメントです。

さわりだけ、ここで見れます。

とってもおもしろくて刺激的なDVDでした。

昨年末、西野くんの原画展を偶然見に行った話しはすでにこの日の日記に書きました。

クリスマスイルミネーションの頃です。
その時に一緒に遊んでいたのがK嬢で、彼女もわたしも西野くんの絵にとんでもなく惹きつけられたのは、まだ記憶に新しいところです。

このDVDの中でも言われていることですが、ニューヨークでも先行して絵本の原画展があって、その時に彼の絵に、そして彼自身に初めて出会った方々が、今回のボランティアとなって、ニューヨーク公演の運営をお手伝いしてくださり、ずいぶん助けられたのだそうです。

わたしたちもこのボランティアのみなさまと同じく、先に原画展に出会い、その後でお笑いライブのドキュメント、及び本編を見たわけですが、このボランティアをされた方々が、彼の魅力にはまり、この才能を埋もれさせてはならない、自分にできる応援をしたいと願い、ぜひとも彼の力になりたい!自分にできることがあれば!と名乗りを上げられた、その思いもまた、とてもよくわかりました。


そもそも西野くんが最初の日比谷公会堂でのお笑いライブを自分で企画して、チケットを手売りするという経緯はツイッターでずっと目撃してました。

いつだったか、たまたまショコラ嬢と渋谷を歩いていて、手売りをする西野くんに遭遇したこともありました。

毎日「今日はここにいます!」「ここで仕事をしています!」とつぶやいて、その場所で一般のお客さんと待ち合わせして、直接チケットを売っていく・・・

日比谷公会堂は意外と広いですし、その作業は途方もなくて骨の折れることだったに違いないです。

それでもそれを成し遂げて、ライブをして、またそのDVDも手売りした西野くんのパワーは本当にすごいです。

DVDを出すことも、最初事務所はOKしなかったのだそうです。
ダメです!無理です!と言われたことを、ひとつずつ地道にクリアして、成し遂げていく。

そして、その成功を糧に「次回公演」を勝ち取り、さらにはニューヨーク公演へと繋げていく。

ニューヨーク公演は、ニューヨーク在住の日本人にターゲットを絞って、無料で行われたのだそうです。
先に触れたように、原画展で西野くんの活動に賛同し、彼を応援するたくさんのボランティアさんが関わって、ひとつずつ作業が進んで行ったのだそうです。

DVDの売り上げがニューヨーク公演の資金となり、この無料ライブができたのだそうですが、このニューヨーク公演のDVDの売り上げが、また次の無料ライブの資金になる・・・という風にして、この活動を続けて行きたいのだそうです。

そうやって、この「GIFT」はどんどん連鎖してゆく・・・

というような話がドキュメントの中で言われてましたが、本当に素敵なことだなぁと思います。

何よりも、彼の作品や活動を熱烈に応援しているファンがたくさんいて、お手伝いすることが本当に楽しい!しあわせ!という顔をしているのも素敵でした。

「嫌われ芸人」という異名をとる彼ですが(半分以上はネタだと思うけど、笑)一方で熱烈に大好きな人たちも数多くいて。
しかもそこをぬるま湯にしないで、どんどんと新しい発想で次へ次へと広げていくし、その行動力もバイタリティーも本当に素敵です。

吉本興業も大きな会社だから、ジャニーズと同じように、自由がきかないこともたくさんあると思うのですが、なんでも自分で動いて、動かして前へ進んでいくそのやり方は、もちろん仲良しの誰かさんを思い出す場面もいっぱい。

彼もできることなら、きっとこういう風にご縁をつなぎながら、少しずつ活動の場を広げるようなやり方をしたいんだろうなぁと・・・
もちろん考えましたとも!!

2人が仲良しなのも、発想の仕方とか、誰にも真似のできないオリジナリティーとか・・・いろいろな共通点があるからなのだなぁと思います。
何よりもふたりともとっても志が高くて、そして高潔だなぁと思います。

きたないことは良しとはせず、まっすぐに夢に向かってゆく。

そして、周りに染まらず、強烈な自分の色を持っていて、そのお人柄や才能で、自然と周りを巻き込んでゆく。

DVDはニューヨークでのライブの模様もたっぷりと。
マネージャーや後輩芸人、オカンなどの身内ネタ、今までお笑いライブで行った思い出の地域ネタ、下ネタから、相方との出会いの話まで。

そしてDVDにも入っている、ニューヨーク珍道中も絡めつつ。

(そういや「キングコング」(映画の方の)絡みで、不意にニューヨークから早朝の相方に電話を掛けるなんて場面もありましたよ!
本編のキングコング結成秘話と共に、2人組マニア、そういう趣味の方(どういう趣味じゃ、笑)にもたまらないつくりになってるかも、むふふ)

いろんな意味でおもしろかったです。

ご本人はもちろんのこと、ライブに参加したお客さんたちも、ボランティアとしてこの独演会を支えた方々も、みんながみんなとてもしあわせそうに頬を紅潮させて、ああ、充実の時間をこの方々はみんなで共有したんだなぁと・・・ちょっとうらやましくなりました。

わたしもいつか手売りのチケットを買って、日比谷あたりの独演会にも行ってみたいなぁと思いました。

Kさん、素敵なDVDを貸してくださって、ありがとうございました。

次はわたしも自分で買います!

心からの感謝をこめて。